2012/11/17 - 2012/11/18
366位(同エリア1100件中)
AKさん
台北発着で、ウーライ旅行に行って来ました。
烏來は台北からすぐの場所ながら、19年振り(今回台北で生活し始めてからは初めて)の訪問です。
旅行期間中は、ずーっと生憎の雨模様。(冬の台湾北部は、本当に雨が多いです。)
なので、滝等の観光地は残念ながらパスして、宿泊宿(その名も「温泉山荘」)の温泉と、烏來老街の散策しか出来ませんでしたが、温泉が予想以上に素晴らしく、充実した2日間になりました。
行きは、大雨の中の幼児連れだったことも有り、台北市内からタクシー利用。 ホテル経由(荷物を降ろし)老街まで、600元(=1,700円くらい)でした。 帰りは、バス利用。 ウーライ老街から台北駅まで1人80元くらいだったと思います。
タクシー2千円以内でこのレベルの温泉に行けるとは、ほんと、台北は温泉好きにはたまらない場所です。(今回行った烏来の他にも、陽明山や北投の温泉も同じかそれ以下で行けます。)
- 旅行の満足度
- 5.0
- 同行者
- 乳幼児連れ家族旅行
- 一人あたり費用
- 1万円未満
- 交通手段
- 高速・路線バス タクシー
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土曜日の午前、台北市の自宅前でタクシーを拾い、烏來のホテル(烏來温泉山莊/Wulai Spring Spa)経由、烏来老街まで行ってもらいました。
台北市内で走っているタクシーの全てが烏來の道をよく分かっている訳では無く(&カーナビ付きだったのに、何故か烏來区の地図はうまく検索出来ず)、危なっかしげでしたが、道は単純なようで、無事到着。 約1時間程度で、金額は日本円で1,700円程度。
大雨の中、さーっと老街を抜け、烏來の中心に位置する川(南勢溪)を渡る橋のところまで来ました。 -
橋からは、有名な公共露天風呂が見えます。
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公共露天風呂は、無料で、受付らしきものも有りませんが、「露天風呂 Wulai Spring」との札がひっそりとありました。
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入浴客は地元のひとが中心。 水着&Tシャツを着て、お湯に浸かっている人が沢山いました。 昼時だったことも有り、お風呂の横でカップラーメンをつつく人たちも。
入りたい気分満々でしたが、今回は2歳の子連れだったことも有り、諦めました。
尚、橋の反対側にも別の野天風呂が見えました。 そちらは、利用者が自分たちで川の石を積み、作ったもののようで、更に野性味溢れていました。 夏に遊びに来ると楽しそうです。 -
烏來に来たのは19年振りなのですが、以前来た際に一番印象に残っていたのはトロッコでした。
2歳の息子も、いろんな乗り物に興味旺盛な年頃ですので、トロッコには是非乗りたいと思い、「烏來台車」の駅に向かいました。 -
駅へは、階段を少し上って行かなければなりません。
人が殆どいませんが、「雨の所為かな??」など思いながら、どんどん上って行きました。 -
駅到着。 ですが、人っ子一人見当たりません。
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「!?」と思って、ホームを見渡すと、張り紙発見。
6月から運休中だそうです。 もう11月なのに、長過ぎませんか??
来る前、ガイドブック等の写真を見ながら、子供に「これ乗るよ〜」と話し、子供はかなり興奮していただけに、「トロッコ乗りたかったぁ〜」とかなりショックを受けている様子。 可哀想なことしてしまいました。 事前調査無しに、子供にいい加減な約束をしてはいけないですね。。。。 -
ホームの先を見ると、すぐそこの線路が塞がれた状態。
一応ショベルカーは出動していますが、本当に復旧作業が進んでいるのか、甚だ疑問です。 -
作業現場近景。
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気を取り直して、橋の近くのセブンイレブンへ。
観光地にある台湾のセブンイレブンは、店の装飾にその地の特色をうまく織り込んでいるところが多いように思います。
ここ烏來のセブンイレブンにも、店の中に少数民族の絵があしらわれた、温泉が出る蛇口がありました。(しばらく出しても、暖かいお湯はでてきませんでしたが。。。。)
尚、過去、台南や墾丁のセブンイレブンでも、郷土色溢れる内装をみました。 一方、ライバルのファミリーマート等、他コンビニでは、あまりそういった趣向は見かけません。 -
店の前にベンチが有り、その前にも少数民族をあしらった看板が。 また、温泉のお湯がちょろちょろ出る噴水のようなもの(こちらは、ちゃんとお湯が出ていました)もありました。
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その後、老街へ。
老街は商店街っぽい雰囲気ですが、アーケードではなく、雨はざざ降り。 少々辛いものは有りましたが、行列ができている屋台が有ったので、豚肉の固まり&ソーセージを購入しました。
行列している人の目当ては、どうやらソーセージのようでしたが、我が家ではもも肉の方が人気でした。 -
上記や台の近景。
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その他、あまり行列は出来ていないものの、派手な焼き方のパフォーマンスで観客を集めている屋台もありました。
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ランチは、この老街の中で代表的なスタイルだった店の一つに入りました。
傍らに小さな八百屋かと思うような感じで野菜が並べてあり、別の傍らに小魚と蝦を揚げたおつまみのようなものが並べてあります。
台北でこういう店を見たことは無いですので、おそらく烏來スタイルなのでしょう。 -
お店の前の野菜。
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揚げた小魚、蝦、そして竹筒ご飯(中には炊き込みご飯)そして右奥にはビーフンが見えます。
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ランチを食べた店の中からの風景です。 なかなか良い雰囲気。
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店の人に、烏來特産品を聞きながら調子に乗って注文し過ぎたら、案の定食べきれませんでした。 味は普通に美味でした。
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その他、老街で気になったお店。
その1。 小米酒 というのが沢山売られていました。
今回は試していませんが。。 -
その2。
温泉地だからなのでしょう、温泉卵(日本の温泉卵とは別物?)があちこちで売られていました。
興味が有った紹興酒卵を1つ購入。 冷たい(おそらく)紹興酒漬けの卵で、微妙な味でした。 -
その3。
温泉トウモロコシ。
こちらは、普通のゆでトウモロコシです。
アツアツをふぅふぅしながら、美味しく頂きました。 半分以上は、子供に食べられてしまいましたが。 -
雨の中、老街を歩き続けるのも辛いものが有るので、室内で子供が楽しめる場所は無いかと食堂の主人に聞き、教えてもらった老街内にある博物館(烏來泰雅民族博物館)へ。
無料だけ有り、こじんまりとした博物館でしたが、2歳の息子はかなり気に入っているようでした。
このあたりの、タイヤル族(泰雅族)に関する展示がいろいろありました。 -
台湾全土の少数民族についても、概要もありました。
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博物館の中には、お土産屋も。
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お土産屋の中です。
ローカル感溢れるTシャツに目がない私としては、店に入る際はかなり盛り上がったのですが、残念ながら気に入ったTシャツは有りませんでした。 -
博物館の中の展示。
昔の生活等の様子を示す動画や模型がいろいろあり、おとなも十分楽しめる内容でした。 -
一番衝撃的だった展示。
所謂「首狩り」の儀式についての説明です。
「首狩り」の英訳が「Head Hunting」であること、初めて知りました。 「職業はヘッドハンターです」と言われる人もいますが、昔の人が聞くと、逃げ出すでしょうね。 -
博物館は1F〜3Fまであり、3Fでは織物の実演もしていました。 3Fまで上がってくる人は少ないのか、あまり見物客はいませんでしたが。
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博物館観光を終えた後、タクシーで温泉山荘まで戻りました。 料金は100元とられました。(非常に近いので、メーターを倒した金額では有りません。 ホテルの人にも確認しましたが、どうやら相場価格のようです。 あまり近過ぎて、タクシーに乗るのも恐縮していたのですが、相場価格が有るのを知り、その翌日も安心してタクシーを利用しました。)
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宿泊棟のロビー。
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宿泊した棟の廊下。 少数民族の雰囲気あふれる装飾があちらこちらに飾られていました。
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ホテルの部屋には2つの浴槽が有ります。 1つは温泉、1つは水風呂専用でした。
台湾に来てから、温泉→水風呂→温泉 の交互入浴にハマっており、部屋風呂でそうした入浴が出来るのはホント有り難いです。
また、お風呂の窓は川辺に面しており、新緑が奇麗。心身ともにリフレッシュします。
湯質は多少あっさりし過ぎている感は有りますが、子供と一緒に入る上では安心して入れます。 -
奥が温泉、手前が水風呂です。
15時前にチェックインした直後、息子と入浴した後、息子は昼寝。 その後、2時間以上お風呂を独り占め。
温泉のお湯の温度は、ぬるくも無く、また冷ます必要が有るような熱過ぎる温度でも無く、丁度良い湯加減(深夜は少し熱くなっていましたが)で、ちょろちょろお湯を出しながら、温泉→冷泉→休憩 を繰り返しのんびり過ごしました。 -
夕飯は、宿の食堂にて。
宿泊料金(1部屋4,500元=12,000円/大人二人分)には朝食しかついていない為、夜ご飯はメニューから注文します。
私は、酸菜白肉鍋(300元=800円)を注文。 この手のホテルで味を期待してはいけません。 特に不満は有りませんでした。 -
夕食後も、部屋のお風呂を十分堪能し、ゆっくりと睡眠をとった後、再度朝風呂。
その後、朝食に出かけました。
バイキングでした。 品数はあまり無かったですが、小籠包など、普通に美味しい料理も有りました。 -
レストランの外はテラスになっています。
生憎の天候で、少々肌寒かったので、私たちは室内で朝食を食べましたが、大勢の人が外で朝食を食べていました。 -
テラスからの風景。
すぐ横には川が広がり、ダムも見えます。
宿泊初日には知らなかったのですが、このレストラン&テラスの下に大浴場(ただし12歳以下は入浴不可)がある、とのことでしたので、1人行ってみました。) お風呂は男女別で水着不要。 露天風呂は無いようでしたが、広くキレイで、日曜日の午前中ながら、沢山の日帰りらしきお客さんで賑わっていました。 烏來には他にも良い日帰り温泉が沢山有るのかも知れませんが、ここもかなりレベル高い気がします。 -
宿のチェックアウトは12時だったので、それまでゆっくりしました。 12時チェックアウトだと、朝の時間もゆっくりホテルで過ごすことが出来、良いですね。
その後再度老街に向かいました。日曜日の為でしょうか、相変わらずの悪天候にも関わらず、土曜日よりも多くの観光客が見られました。 -
ランチは、前日と同じタイプのお店で、今度は一番混んでいる店をチョイス。 前日の店と味がどう違うのかはよくわかりませんが、この店はTV番組で中継されたことが有る店だそう。そういうのが重要なんですね。
ちなみに、台湾の情報番組は、広告料金を支払った店を紹介するものも多いらしく、TVに良く出る店が美味しい店とは限らないそうです。(日本も同じかも知れませんが。。。) -
帰り道、老街を抜けた橋から見える風景。 沢山の温泉宿が建ち並びます。 次回は、こうした宿も、風情が有って良いのかなぁ、、と思いながらプラプラ歩いていました。
帰りは、近所のバス停から、台北駅行きのバスに乗り、帰りました。 バス停はすごい行列でしたが、バスは15分に1本来ますので、1本見過ごせば、座ることができました。 殆どの人は途中の新店(最寄りのMRT駅が有るところ)で降りるのですが、我々は台北駅まで向かいました。 -
(おまけ)
バスは、台北駅からすこし離れた場所に止まります。 そこから台北駅までは歩いて5−10分程度。
この時期、台北駅ではクリスマスイルミネーションが始まっており、キレイでした。
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