2012/10/22 - 2012/10/22
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キヌちちさん
ウオーターフロントから船でロベン島に渡りました。アパルトヘイトに抵抗した黒人政治犯を収容した監獄島で、ネルソン・マンデラ前大統領も18年間この島で獄中生活を送りました。
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ロベン島行き船乗り場です。
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世界各地から大勢の人が来ていました。
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中央に政治犯と抑留者の文字が。
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乗船者の長い列が続いています。
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ロベン島まで乗ったSIKHULULEKILE号です。
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デッキは満杯でここしか入れませんでした。
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テーブルマウンテンの上の雲が立ち込めております。
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右側にライオンヘッドが見えます。
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ケープタウン・ウォーターフロントから約14kmの沖合にあるロベン島まで船で約30分です。
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ロベン島が見えてきました。
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ロベン(ロビン)島 はアパルトヘイト時代、主に政治犯が収容されていた黒人専用の刑務所島で、釈放後に第8代南アフリカ共和国大統領となったネルソン・マンデラも1964年に国家反逆罪で終身刑となり収監された。1982年にケープタウン郊外のポルスモア刑務所に移監されるまで18年間、この島の監獄生活を強いられた。1959年の開所から1991年に最後の政治犯が釈放されるまで、32年間に延べ3000人の政治犯が収容された。刑務所は1996年に閉鎖され、現在は島自体が博物館になっている。1999年12月に南アフリカ第1号としてユネスコの世界文化遺産に登録された。
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岸壁の左側に監視塔が見えます。
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ロベン島
歴史的遺産のロベン島ロベン島の建物の用途はハンセン病患者の隔離施設や精神病院、国防訓練基地などとして時代と共に変わりましたが、この世界遺産が最も有名なのは、反アパルトヘイト運動の活動家たちが政治犯として収容された刑務所としてです。「苦闘の大学」とも呼ばれ、ここを出た者たちは南アフリカを民主主義へと導いていきました。
ケープタウン旅行の中で恐らく最も心打たれる体験となるのが、このロベン島の元刑務所に向かう船旅でしょう。この地は、南アフリカの民主主義への道のりにおける重要な時代を象徴する世界遺産です。
ここに何年も投獄されていた人種的抑圧反対運動の指導者たちは、アパルトヘイト後の南アフリカに向けた構想を練っていました。家族や友人と引き離され投獄されたネルソン・マンデラやウォルター・シスル、ターボ・ムベキ、アーメド・カスラダ、ロバート・ソブクウェといった人々は、鋼のように強い意志を持った英雄でした。彼らの新たな時代への希望は決して揺らぐことはありませんでした。ユネスコ世界遺産委員会は、この地を、その「人間精神の勝利」の地として世界遺産に登録しました。
ロベン島刑務所の建物は現在、ロベン島博物館となっています。ロベン島への標準的ツアーは、ケープタウンのV&Aウォーターフロントのネルソン・マンデラ・ゲートウェイからスタートします。フェリーで片道30分、観光客はロベン島で心打たれる2時間半を過ごします。かつて重警備の監房だった場所へは大抵の場合、元政治犯が案内してくれ、当時の監禁生活を鮮明に描写してくれます。ロベン島の歴史を45分間のバスツアーで見て回ることもできます。この島には面白い鳥や海洋生物も暮らしています。
世界有数の文化的世界遺産である南アフリカのロベン島は、その悲劇や歓喜の歴史と、最も屈辱的な状況での信念と精神の強さを証明する地として、忘れられない行き先となります。魂を揺さぶる小旅行となるでしょう(南アフリカ観光局HPより)。 -
高い塀が刑務所であったことを認識させてくれました。
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接岸しました。後ろは乗ってきた船です。
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上陸してすぐ、高い塀の壁に貼られた写真が目に飛び込んできました。最初の囚人が到着した際のものだそうです。
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最初の囚人が到着した際の写真。
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船着場前の塀の壁に貼られた写真。
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刑務所のゲートです。「WELCOME ROBBENEILAND WE SERVE WITH PRIDE」と書かれています。島内での単独行動はできず、元収容者が刑務所内を案内する仕組みでした。
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このバスに乗って元収容者の案内で島内を回りました。英語による説明でしたが、各所での話が長過ぎてよくわかりませんでした。
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ロベン島内
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地名表示板
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ロベン島内
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刑務所全景
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監視塔が不気味です。
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ハンセン病囚人の墓だそうです。
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両端の棟は囚人用、中央棟は犬用だそう。ガイドは犬用の方がきれいだったと言っていました。
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犬用の棟
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右端は水をためたタンクだそうです。
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清掃風景の写真でしょうか?
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ロベン島内
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採石場です。
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石灰石の洞窟です。マンデラと他の反政府闘士が会っていた場所です。
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マンデラはこの洞窟を教室として利用し、多くの囚人らに文字を教えたそうです。
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ロベン島内
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ハンセン病囚人の教会(と記憶しています、やや曖昧)。
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1841年に建てられた看守ら用の教会、GARRISON CHURCHです。
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GARRISON CHURCH
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ロベン島内
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ロベン島内
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ロベン島内
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赤い建物はゲストハウスだそうです。
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ケープタウン方向に大砲が据えられていました。
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写真タイムを取ってくれました。
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ここから撮るテーブルマウンテンが有名だそうです。
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対岸のケープタウンまでわずかな距離ですが、波が荒くて水温が低いため、脱獄は困難だったという。
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灯台が見えます。
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海岸は昆布であふれていました。こちらでは食べる習慣はなく、化粧品などに使うそうです。
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