サクっと、ひと泳ぎの沖縄～①本島北部（クロワッサン・アイランド水納島と瀬底島）

2012/05/18 - 2012/07/08

連休以外は忙しくて３日以上の旅行には行けないけど，少しでもいいから沖縄の海で泳ぎたい！って思っていたら，土日だけでも十分泳いで帰れることに気が付きました。
金曜日の夜（又は土曜の朝）に那覇に入り，日曜日の夜に帰るという，平日の仕事を休まずに行ける弾丸プランです。

「サクっと、ひと泳ぎの沖縄」は，①本島北部（水納島・瀬底島）②本島南部（名城・コマカ島・新原の各ビーチ）③慶良間諸島Ⅰ（座間味島・阿嘉島）④慶良間諸島Ⅱ（渡嘉敷島）の４部構成です。

今回の旅行記は，本島北部の本部（もとぶ）半島の西にある小さな離島の水納島（５月中旬）と瀬底島（７月上旬）で泳いだものです。

エリア 美ら海・本部・今帰仁(沖縄)

• 同行者: 一人旅
• 交通手段: 高速・路線バス ANAグループ 徒歩
• 旅行の手配内容: 個別手配
• 利用旅行会社: ANAセールス

那覇から羽田へ向かう飛行機から見た風景です。

伊江島（一番奥）・水納島（左奥）・瀬底島（真ん中の本部半島の左），手前は名護湾と名護市街です。

【水納（みんな）島】
今回は，金曜日の夜に那覇に入り（羽田20時発，那覇22時35分着），翌朝6時過ぎに，旭橋の那覇バスターミナルから高速バス（111番）で名護に向かいました（90分で2,040円）。
名護バスターミナルで，65番（美ら海水族館方面行き）のバスに乗り換えて，谷茶（たんちゃ）のバス停で下車します（45分で750円）。

写真は，谷茶のバス停から港まで歩く途中の風景で，旅に来た感じがしました。

【水納島】
9時には渡久地（とぐち）港に着いて，高速船の往復チケット（1,680円）を買いました。
10時の出航まで，港周辺をブラブラしてみましたが，特別なものには出会いませんでした。
唯一，感心したのは，港の待合所のトイレの設備が充実していました。男性用の個室にベビー用のイスがあったり，ロールペーパーが色・柄付きだったり，ジェットタオルがあったり…どれだけ補助金が出ているのかな？とか考えてしまいました。

【水納島】
出航後，左手に瀬底島が見えました。

【水納島】
15分で水納島に到着です。
関東の海とは色が違います！

【水納島】
水納海運の高速船「ニューウィングみんな」

港の近くには「水納ビーチ」があって，更衣室やマリン・ショップがあります。

【水納島】
島の学校の掲示板です。水納島は周囲4.5Km，人口40人ほどの小さな島で，空から見ると，クロワッサンの形をしています。

【水納島】
放し飼い？のヤギ
到着後，人が多い水納ビーチへは行かず，島の中心部を通り過ぎて，港の反対側の海に行きました。

【水納島】
民家のたたずまいも，のどかです。

民宿も何軒かあるので，時間があれば，この島に泊まってみたいものです。

【水納島】
港の反対側（クロワッサンの窪んだ方）の海
干潮で，岩だらけでしたので，泳げそうな場所を探して島を時計回りに歩きました。

【水納島】
潮だまりに，ナマコ？がいっぱい！で気持ち悪いけど，生態観察しました。

【水納島】
触手のようなものを出して，動いていました。

【水納島】
11時前に，キレイな場所を発見したので，泳ぐことに。
誰も居なかったので，その辺で着替えました。

【水納島】
水納島のビーチ周辺のサンゴは，全体的に，それほど元気ではなさそうですが，ダイビングをすればもっとキレイなポイントがあるそうです。

【水納島】
ウニのような“ガンガゼ”
針が刺さったら大変なことに…

【水納島】
居た！居た！ニモじゃないけど，クマノミ！
彼らに会えただけで満足！

【水納島】
この岩にサカナが集まっていたので，岩の上をグルグル泳いで，サカナたちを見ていました。

【水納島】
伊江島のとんがり帽子が見えました。

【水納島】
泳ぎ疲れたら，静かでのんびりする場所もいっぱいあります。

【水納島】
野宿できそうな穴です。失業したら，ここに住もうか？などと考えてしまいました。

一カ所でひと泳ぎでしては，別のポイントへ移動ということを繰り返して，最後は，港がある水納ビーチに着きました。

【水納島】
サカナの種類は，それほど多くない感じがしました。

【水納島】
チョウチョウウオ

【水納島】
アパートの前に“立って”いたシーサー

【水納島】
集落の方から港を臨む

５月で，曇っていたので，午後３時前には寒くなってきました。
午後４時の船で帰りました。

【水納島】
谷茶のバス停近くの床屋さん

この日は，名護にホテルをとったので，帰りは来た道と逆のバスに乗って名護バスターミナルへ向かいました。

翌日は，雨だったので海へは行かず，今帰仁（なきじん）城跡を見学に行って，帰京しました。琉球のグスク（城）への旅行記は別にあります。

【水納島】
空から見ると，本島にクロワッサン！
手前の雲に隠れているのは瀬底島

ここからは，【瀬底（せそこ）島】

水納島の時と同じく，那覇から高速バス（111番）で名護に向かい，名護バスターミナルで，65番（美ら海水族館方面行き）のバスに乗り換えて，瀬底大橋のたもとの第二浜崎のバス停で下車します（40分で750円）。
前日は，本島南部の新原ビーチに行ったので，那覇に泊まっていました。新原ビーチへの旅行記は，「サクっと、ひと泳ぎの沖縄」②本島南部（名城・コマカ島・新原の各ビーチ）にあります。
→http://4travel.jp/traveler/adsbd94/album/10724728/

下車したバス停から，歩いて瀬底大橋を渡り（瀬底島は橋で本島とつながっているので，車で行けます），ビーチへ向かいました。７月なので，歩き始めて10分で汗だくになり，歩き始めたことを後悔しました（タクシー呼べばよかったのに…）。
写真のような集落を抜けて（セミが賑やかでした），暑さにフラフラしながら，40分かかって10時半にビーチに到着しました。

【瀬底島】
瀬底ビーチは，駐車場が整備されているほか，コインロッカー（200円）・温水シャワー（500円）・レンタルショップがあって便利なので，にぎわっていました。と言っても，関東の海に比べれば，ずいぶん静かですが…。

【瀬底島】
この日は，曇っていて波が高かったので，泳ぐにはベストとは言えませんでしたが，サカナがけっこういました。

【瀬底島】
私はライフジャケットとシュノーケルセットを借りました（1500円）。

【瀬底島】
波が高いので，ライフジャケットを着けて水面に浮かんでいると，身体がゆらゆらして，船酔いみたく気分が悪くなってしまい陸に上がろうかと思いましたが…

【瀬底島】
水面に顔を出さずに，キレイなサンゴやサカナたちを見ているうちに，“船酔い”のことも忘れて泳いでいました。

【瀬底（せそこ）島】
小さいサカナの群れも，あっちこっちに居ました。

【瀬底島】
この日は，那覇を夜7時発の飛行機で帰るので，逆算して2時には海から上がらなければいけないので，1時間泳いでは15分休憩というペースで3時間半ビーチに居ました。

【瀬底島】
カラフルなサカナたちを見ていると，時間が経つのを忘れてしまいます。

【瀬底島】
このビーチには，クラゲ除けのネットが張ってありました。

【瀬底島】
大好きなハコフグに遭遇！
ハコフグにもいろんな色のものがいるのですが，こういうのは初めてだったので感激！
でも，ハコフグは，ちょっと臆病なので，すぐ逃げてしまいます。
体の大きさは，ウズラの卵かそれよりも小さいです。

【瀬底島】
てんとう虫みたいな模様でちょこちょこしていて，ほんと可愛いです！

【瀬底島】
瀬底ビーチから，以前泳いだ水納島が見えます。

【瀬底島】
帰り道で，集落の墓地の前を通りました。お墓の形が，いかにも沖縄風で，自分が知らない文化の土地にいるんだなあと感じました。

【瀬底島】
もう，笑ってしまいます！

【瀬底島】
この島には，時代を感じさせる建物が，けっこうあります。

【瀬底島】
歩くと，色々なものに出会います。
海だけじゃなくて，沖縄の歴史や文化も知りたくなります。

【瀬底島】
島のバス停。誰も居ません。

【瀬底島】
数少ないバスの１本に乗りました！14時47分発の名護行きです。
時刻表をよく見たら，この日に名護へ向かうバスは，私が乗った１本だけでした。