2012/09/27 - 2012/10/11
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fujikoさん
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だんだんタイトルとは関係なくなってますが。
前回来たときは、ダリ美術館のあるフィゲラスまで
電車で往復し、楽しかったので、
今回も郊外に1回行ければと思い、選んだのが
奇岩が立ち並ぶモンセラット。
絶景だし、とても静かな空気の流れる
興味深い場所でした。
- 旅行の満足度
- 4.0
- 同行者
- カップル・夫婦
- 交通手段
- 鉄道 タクシー 徒歩
- 旅行の手配内容
- 個別手配
PR
-
モンセラットまでは、
まず地下鉄L3でエスパーニャ駅まで行き、
そこからカタルーニャ鉄道に乗り換え。
後で乗り換える登山鉄道、
Cremalleraを含めた往復券がセットになってるもの、を
買おうと思って行きましたが、
(窓口で買うことも想定し、スペイン語で書いた紙を持参)
エスパーニャ駅の切符売り場はごく近代的な
タッチパネル式で、何種類もの選択肢が
画面に出たため、
一瞬固まってアワアワっとなっていたところ、
駅員のお姉さんが「お困りですか?」
的な感じで現れ、メモの紙を見せたら
タッチパネルをパパパッと操作してくれました。親切。
写真がそのセットの切符。 -
無事切符を購入し、
カタルーニャ鉄道に乗り込み、出発。
モンセラットに行くのは、5番線のManresa行きです。
これを間違えると違う街へ行ってしまうので注意。
カタルーニャ鉄道は、
行ってみれば私鉄のような雰囲気なのか、
かなり地元の人が日々利用している、という感じでした。
ただ、乗って5個駅目くらいまではずっと地下で、
地上に出てからも、
全体にずっと工場地帯のような感じで、
閑散とした風景も多く、風景的には
フィゲラスに行った時の方がきれいで楽しめました。 -
モンセラットまでは、大体1時間。
明らかに異質な山が見え始めると… -
だだっ広い土地のかなたに、
だんだん山の塊が見え、近づいてきます。 -
モンセラットにたどり着く方法は
2パターンあり、
ひとつはこのMonistrol de Montserrat駅で降りて、
登山鉄道に乗り換え。
もうひとつは、これよりひとつ手前の
Montserrat Aeri駅で降りて
ロープウエーに乗って行く方法です。 -
私たちは、この登山電車で。
まさに箱根登山鉄道と同じようなイメージで… -
結構な急こう配を上がっていきます。
この電車には、もう観光客しか乗ってません。 -
そしてやっと到着!
-
奇っ怪な岩山が立ち並んでいるモンセラット。
ちなみに名前は「のこぎり山」の意味。
石灰岩のようですが、 -
なぜこんな形に!?
というような不思議な岩山。 -
どこから見てもこんな感じの
岩に囲まれて、 -
修道院と、観光用の見晴らし台や
レストランなどの入った施設、
ほんの小規模の宿泊施設、などなどがあります。
見晴らし台のあるところのレストランで
軽くランチを食べました。
しっかり食べる本格的なレストランもありますが、
色々な料理やパンなどが並んでいるところを、
トレーを持って進みながら
好きな料理を選んで頼んでいく、
ビュッフェ的なカジュアルレストランもあり、
私たちはそっちで昼食。味は…ごくごく普通です(笑) -
見晴らし台のところにある、
モンセラットの施設や、
岩山の各名前が書いてあるもの。
やっぱり特徴的な山や岩に
名前をつけるのは、どこでも共通なんですね。 -
拡大すると、写真の山の左端のところに、
十字架が立っているのが見えると思いますが、
そこまでも行けるそうです。
この山には、修道院のある場所より
もっと山の奥に、祈祷庵が点在しているらしく、
ハイキングがてら行ける箇所が数か所あります。
それぞれ時間は小一時間前後かかるような?
が、今回は、そこまで長時間いるつもりでは
なかったので、こちら側から見るのみで。 -
手前に見えてる線路が
乗ってきた登山鉄道の線路。 -
見晴らし台の方から、
修道院方面を見たところ。 -
ホントに変な山です。
-
さて、その修道院を見学。
この修道院は、こんなに行きづらい山の上の場所なのに
フランコ独裁時代の間も
禁止されてたカタルーニャ語で
ミサを行ってきたりと、
カタルーニャ人の心のよりどころ、のような
役割を果たしてきたところのようで、
今も、毎年聖週間にはここを訪れる、
というような地元の人もいるんだとか。
由緒ある修道院なんですね。
中のステンドグラスが、やっぱりきれい。 -
ステンドグラスその2.
もっとたくさんあります。
どれも、外側からは想像もつかないような
緻密さと美しさ。 -
そして、観光客はこれを見に、
地元の人はこれを拝みに来る、
黒い顔のマリア様。
膝に座っているのがイエスだそうです。
③の、バルサのカンプ・ノウスタジアム内に、
選手が試合前に寄れる礼拝堂にも
黒い顔のマリアがいたように、
これはカタルーニャの象徴と言えるマリアのようです。 -
また、この修道院は、
少年聖歌隊の合唱が有名だそうなのですが、
今回はその時間をめがけて、のようには
行きませんでした。が、
最後に礼拝堂を見学していた際に、
地元の有志による(?)聖歌隊グループ、
のような人たちが現れて、
数曲讃美歌を披露。
小規模な礼拝堂に響き渡ってきれいでした。
ここで歌えるグループは、
ある程度のレベルが要求されるようで、
ちゃんと認められたグループしかできないとか。 -
修道院見学を終えて、
お土産ショップで少し買い物をし、
夕方5時過ぎの登山電車で帰路につきました。 -
今度は下る登山電車から、
遠ざかるモンセラット。 -
天気がよかったので、眺めがきれいな一日。
山が基本的に好きな人、奇岩に興味がある人や、
黒い顔のマリアを見てみたい人にはオススメです。
ちなみに、朝早い集合が苦手なので、
私たちは自分で電車で向かってますが、
バルセロナの街からの観光ツアーも
もちろんあります。
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