2012夏旅行第3弾・ヨルダン&トルコ -死海リゾートまったり編-

2012/09/10 - 2012/09/19

2012年の夏旅をしめくくるのはヨルダン。
これまで色んな国に旅行してきたけど、完全に一人旅なのは初めてだ。
さてどこへ行くか…色々吟味しているうち、どどんと飛び込んできたペトラ遺跡のシーク。かの有名な「インディ・ジョーンズ最後の聖戦」で使われた、あの心躍る遺跡の写真だった。
他にも砂漠や死海、大好きなモザイクもある。

初めての中東、初めての一人旅、日本からの直行はないし、ついでだからイスタンブールにも寄っちゃおう！ってことで、行ってきました、女一人旅。
色々あった…本当に色々あった…良いことも、楽しいことも、悪いことも、困ったことも。

さて日程はこんな感じ。
９月10日　成田→イスタンブール→アンマン→マダバ
９月11日　マダバ→ワディ・ラム
９月12日　ワディ・ラム→ペトラ
９月13日　ペトラ
９月14日　ペトラ→死海
９月15日　死海→マダバ
９月16日　マダバ→イスタンブール
９月17日　イスタンブール
９月18日　イスタンブール→
９月19日　→成田

ワディ・ラムとペトラを経て、砂漠でくたびれた体を、死海リゾートで癒してきた。

エリア その他の都市(ヨルダン)

• 旅行の満足度: 4.5
• 観光: 4.5
• ホテル: 4.0
• グルメ: 4.0
• ショッピング: 4.0
• 交通: 3.5

• 同行者: 一人旅
• 一人あたり費用: 25万円 - 30万円
• 交通手段: 観光バス タクシー
• 航空会社: ターキッシュ エアラインズ
• 旅行の手配内容: 個別手配

ペトラを出て、まず向かったのはショーバック。
ご覧の通り、人っ子一人いない廃墟。

見晴らしはいい。
アーチなど、きれいに残っている部分もある。

もっともきれいに残っているのは、このカリグラフィ。
きっとアラーを称える何かなんだろうけど、ここだけ、これだけきれいに残っているのもすごい。

ショーバックの城跡を下ったあたりで、ドライバー氏が「ちょっと待ってて」と。

イチジクの若い実をもいでくれた！

道端で山積みに売ってたのは、これだったんだと発覚。

それにしてもこのイチジク、柔らかくて皮ごと食べられるのだけれど、相当甘くておいしい。
「美味しいだろ〜」って自慢げに言うのもわかる。

一休みしたらキングスハイウェイを北上する。
行きに通ったデザートハイウェイとは違う光景。

突然ドライバー氏が「この景色はどう？」と車を止めた。
空の下の方に、白い線が長く見える。思ったより早く死海に着いたと思ったら、なんとこれ、上の青も、下の青も、空なのですよ。
たぶん蜃気楼なんだと思うけど、「こんなに真っすぐ続いてるのは初めて見た」とのこと。

右を見ても、左を見ても、どこまでも続く。
これはかなり感動したなあ。

ちょっとわかりづらいかもなので、トリミング。
白い筋が伝わるかな。

さらに北上すると、やっと死海の姿が！

ドライバー氏おススメの、死海ビュースポット。
白い部分は全部塩の塊。

波打って出来る塩の結晶と、深さで変わる水の色が美しい。

振り返るとまた、不思議な形の岩が。

右を向いて立つ女性のように見える。

ワディ・ムジブの入り口。
ここからは沢登りが出来るみたい。観光客がいっぱいいたな。

そうこうするうちに、この日のホテルへ到着。
ホリデイイン・リゾート・デッドシー

1人で宿泊するには、とても贅沢な空間だった。
が、残念なことに、プライベートビーチは閉鎖中…
30分に１本出るバンで、近くのホテルのプライベートビーチまで送ってもらわなければいけなかった。
ううーん…面倒…

ドリンクバー、タダ！うっひゃーい♪

このあとイブニングサービスで、さらに追加。
もういらないよ…って言ったら「タダなんだからもらっておけ！！」と、強引に追加。

ビューが選べるので、せっかくだから死海ビューを選択した。

気のせいなんだけど、なんだかコッテリして見えるな〜。

死海に向かうバン。
1人…

10分弱で、姉妹ホテルへ到着。
プライベート感満載！なにせ人がいない。

気温のせいか、水は温かい。
足をつけただけで、あれ、もう気持ちいい。

そういや日本のナトリウム泉も、肌がつるつるになるけど、それと同じことなのかな。
濃度が半端なく上廻るけど。

ジッパー付きビニールにケータイ入れて写真とってたら、ビーチの係員が「写真撮ってあげるよー」と声をかけてきた。

めっちゃ浮く！めっちゃくちゃ浮く！

けど、意外と波があって、油断してるとあおられる。
バランスをとりながらぷーかぷか。
ためしにちょっと舐めてみたら、これがもう。本当に苦い。

ビーチで500mlの水をもらったけど飲みつくし、自分で持って行ったペットボトルも飲みほした。

泥も塗ったくってきた。
泥を塗ってから海に入ると、しっとりスベスベに！

浅瀬には、こんな塩の塊がごっそり付いてる。

しばらくしてから他のお客がやってきた。
1人が足に傷があったようで、「ぎゃー！！」ってなってた。
そりゃ痛かろうよ…

ビーチには1時間もいなかったな。

死海は夕陽が素晴らしいと聞いていたので、ルームサービスをとって、ホテルでまったり過ごすことに。
ペトラで大量に仕入れたペトラビールをお供に♪

テラスから眺める夕陽。
死海がピンクに染まっていく。

卵黄みたいな太陽が、こってりした死海に落ちていく様子は、本当に美しかった。

ため息が出る。

完全に太陽が沈んだ後も、ほの明るい。
死海のビューは、感動しまくりだった。

すっかり日の落ちたホテルを散策。
なかなか充実したお土産屋さんがあるので、死海グッズはここでまとめて購入した。

外では、こじんまりしたシンプルなプールが、なかなかいい雰囲気。
そして欧米の人は、夜でも普通にプール入ってるよね。

ふかふかの広いベッドでよく寝た！

朝に見る死海もステキ。
死海に行く前は、「正直見るだけでいいかな」と、あんまり興味もなかったけど、のんびりできたし、良い滞在だった。

次はマダバでモザイク三昧。