2012/10/21 - 2012/10/24
31位(同エリア108件中)
桃色うずまきさん
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桂林がこの旅のメイン!
が、桂林で検索したり下調べをすると桂林はすでにCityになってしまい、山をみるにも入場料をとられるが、陽朔だと無料でいろんな山山を堪能できるし、もっとリーズナブルで山水画の世界が堪能できる、ということで桂林を飛ばして陽朔を拠点に3泊4日を過ごすことにしました。
結果、大満足でした。
ただ、ホテル選びは自分にあったものを一番重視するといいとおもいます。
私はファミリー経営の静かなところにあるのが好きなので、後悔するってことはなかったですが、本音としてはもうちょっと「ホテルっぽい」ところでもよかったかなぁ。と…。
詳細は旅行記をどうぞ。
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 5.0
- ホテル
- 4.5
- グルメ
- 4.5
- 交通
- 3.0
- 同行者
- 家族旅行
- 一人あたり費用
- 1万円 - 3万円
- 交通手段
- 高速・路線バス 自転車 タクシー 徒歩 バイク
- 旅行の手配内容
- 個別手配
PR
-
龍勝棚田の平安村から陽朔までは車で3時間。
私たちの場合、途中で桂林駅によってお昼ご飯を食べたため、4時間ちょっとかかった。
桂林駅の近くの食堂でたべた鍋。
桂林では鍋が有名らしい。
牛肉だか、チキンだかの鍋だけど、まずかった。
お店もめちゃくちゃ油っぽくハエも多くて、一同「がっかり」。
運転手さんに「ぜひ、一緒にランチを食べましょう」といって、こんな食事になるなんて。
場所によっては、本当に食のレベルのアップダウンが激しい中国。この食事は、今回の旅でワースト3位の2位にランクイン。 -
陽朔のホテルに着いたのが午後3時ごろだったので、
この日は特に観光することなく、「印象刘三姐」を観にいく。
ホテルのカウンターでカーサービスとチケット代の手配を頼む。
C席という末端の席で、一人198元。
事前リサーチと同じ金額だったので、このままホテルに手配をお願いする。
ちなみにカーサービス代は片道30元。
距離でホテルから約15分。
高いか安いか、判断できなかったけど、まだなれない場所だし、夜はこの辺真っ暗になるしってことで、Agreeして手配してもらう。
9時からのスタートってことで、8時に車を手配。
到着して、変なバイクにまたがった男の人についていくように言われる。「なんか不安」と思うが、チケットは買ってしまったのでしょうがない。
ポストイットみたいのに「4C」ってかかれた紙を渡されて、時間になったら付いて来てといわれるのでトイレにいったりして時間をつぶす。 -
こちらがゲート。
すごい人ゴミができている。(写真は一部)
常に「スリに気をつけて」と神経をとがらしていたので、疲れた。 -
ゲートをはいると、また建物があって「この辺でくつろいでいて」といわれる。
くつろげっていわれても…。
みんな何をしろというの?というかんじで、あまり動かない。
「チケットを交換してくるから」といって、おっちゃんが消えて一気に不安になるが、おっちゃんは約束どおりチケットをもって10分くらいで帰ってきた。 -
こんな感じで開場されるのをいろんな人が待っている。
いつ何を言われるのかいまいちよくわからないので動けない。
大衆の中、次何が起こるのかあいまいって、非常に疲れる。 -
「会場」
9時過ぎにゲートが開いて、人が流れこむ。
もうガイドさんっぽいひとは現れてもどこにいるかわからないので、勝手に行くことにする。チケットに座席番号が書いてあるし。
300mくらい歩くと、会場があらわれる。
C席は末端の席ということで、後ろの方かと思いきや、なんと最前列から2列目。この最前列もC席。が、両端。
真ん中の席、Broadwayだったらメザニンって呼ばれるようなところが一番良いスポットみたいで高いらしい。
たしかに、前の端っこだと全体を見渡すのは難しかったが、それはそれで楽しめた。 -
「Show その1」
この画像をよく見たので、コレコレ!と思う。
浅い湖畔(人工ステージ)で、何百人という出演者が色と音とライトを使って演出。
USドルでいうと30ドルくらいでコレを見られるのはお得だとおもうけど、地元民にしたら高すぎだとおもうレベル。
Showは、お遊戯に毛が生えた程度のレベルの演技力しか、ひとりひとりは持っていない。が、たくさん集まって、演出するので、一人ひとりの演技力なんて、必要されていないんだとおもう。
一人として「点」として注目されるよりも、人がつらなって「線」になってそれを眺めるという感じのShow。 -
「Show その2」
こうやって、途中途中、水の中ではなくて目の前にやってくる役者さんたち。基本、子どもが多い。
マンダリン特有のハイピッチで、「キイィィィ」ってかんじで声を出して歌うので、耳が痛い。
が、義母は喜んでみていた。
このShowは有名みたい。陽朔でしかない、というわけではなくていろんなところで上演されていて、この印象なんたらは、陽朔で水を使って、地元密着ってことで評価されているらしい。(義両親談)
このShowのおかげで、ここの地元の人たちはさぞかし、潤ったんではないかともいっていた。こうやって、観光を財源にしているんだなぁ、と考えさせられるものがある。 -
「Show その3」
劇は中国語(マンダリン)で行われるので、私も主人もまったくストーリが分からないけど、見ていて分かる分で言うと村の中の女の子が嫁いでいく話、っぽい。
この月の上に立って踊っている子が嫁いでいく女の子っぽい。
(解釈間違っていたらごめんなさい) -
「show その4」
付け毛をして長髪にした女の子たちが、全身肌色のタイツ1枚の姿になって、服を着替えるような演出がある。
微妙なかんじなんだけど、これを中国人の観客は「うぉぉ〜!」っ拍手して喜んでいた。
さすが。
龍勝棚田でも、開平でも、中国人団体は「中年の男の人の集団」が非常に多い。私たちのように「家族旅行」できてます風のひとはほとんどいなくて、この中年の男の人の団体ばっかり。
男ばっかり一緒になって何が楽しいのだろうか?とおもうのだけども、これが中国人の旅行のスタイルっぽい。
だから、ホテルは1ベッドよりも「ツイン」のほうが多いのねぇ、と妙に納得する。
男の集団で旅行をする(もしくはツアーに参加する人たちがそういう人たちばっかりなのか、どちらかはわからないけど)人たちが多いので、1ベッドのルームなんかで、ベッドを男同士でShareするなんて気持ち悪い。ってことでツインが主流なんだなぁ、と。
で、この部分もそういった「男の人」をターゲットにShowの演出をしたのねぇ、と。ちょっと感心もする。
中国人の商売上手さというか、マーケットリサーチ的なものって、本当に「的が絞られている」感じがした。 -
「2日目」
8時にホテルを出発する予定が、義母が「洗濯をしないといけない」とぐずり始めたので、9時に予定を変更して9時ごろにホテルを出発する。
今日のメインは「Yulong River」の上のほう、「Dragon Bridge」から、竹竿でできたイカダにのって、川下りをすること。
Li Riverのほうが、メインっぽい(桂林からクルーズもあるし)のだけど、このクルーズは4時間もかかってしまうのと高額ってこともあって、イカダでの川下りをすることに私が勝手に決めた。(が、広州に住む親戚に桂林へ来て、クルーズで璃江をくだらないなんて、絶対にダメだ、アレはすべきだ!と携帯電話に電話をしてきたほど、中国人にとって桂林にきたら「しなくちゃならないもの」に璃江のクルーズは含まれているらしい。)
ちなみにLiRiverのほうは、竹ではなくてPVCパイプ(プラスチックでできた水道管)にモーターをつけているいかだで風情が損なわれるらしいので、Yuong Riverにした。
ホテルはMoon Hillの近くにあるため、ここからYulong Riverまでは遠い。が、TukTukを捕まえて交渉して、50元で送ってもらうことにする。
ちなみにTukTukの運転手、いままでDoragon Bridgeにいったことがないらしく、しきりに道順を気にしていた。
陽朔はいろんな地元の人が出稼ぎにきているみたいでTaxi運転手やTukTuk運転手さんが、なんでも知っているとおもったら、結構みんなどこなのか知らない。西路(West Street)とか、バスターミナルは知っているんだけど…。
陽朔のMAPはホテルでも購入可能なので(1枚6元)、自分のためだけではなく、TaxiやTukTuk捕まえて「ココにいきたい」というときに説明するときに役立つので買うべきだと思います。 -
「Diragon Bridge到着」
中国名は「遇龍橋」
ここからバンブークラフトに乗る。 -
「たくさんのイカダ」
交渉して、ホテルだともっと短い距離で一人125元x2名(=イカダは二人のりだから)といわれたのだけど、ここでは約2時間ちょっとのライドで、一人50元、1イカダ100元でのせてもらえることに。
何事も、交渉だ。 -
「村」
ここも村になっている。
こういう村の風景に慣れてしまったので感銘をうけたりはしないけど、初めてだったら「これが中国の村なんだな」と思うはず。
みかん(小さい奴)を1キロ3元なんかで売ってもらう。
これも交渉…。最初は500g2元だったんだけど、2つ買うから2つで3元にして、と義父が交渉していた。
中国の露天での交渉の仕方は、「2つ、3つ買うから安くしろ」っていうのがコツらしい。
1個でディスカウントは難しいらしい。
へぇぇ、とおもうが、私は中国語がわからないし、おもいっきり外国人なので、この辺の交渉はすべて義父に任した。 -
「イカダからの風景」
非常にのどか。
ほとんど、観光客もいない。
団体旅行客は上流までこないみたいで、途中までは誰もいなかったんだけど、30分くらいしたら、たくさんイカダが下からやってきた。 -
「山水画」
こういうのが、山水画だ〜、と張り切って何十枚も同じような写真を取りまくった私。
途中疲れて、眠りに落ちるほどにのどか。
私たちほど長くイカダに乗っている人は少ないみたいで、団体の一行さんと出会ったら、しばらくしたら、誰もいなくなったりを繰り返す。あと2時間と長い距離なので船頭さんもゆっくり。
2台のイカダなので、話し相手がいるということで、2台を寄り添わせて、義両親と二人の船頭さんはおしゃべりに夢中だった。 -
「熱いよ」
川の反射と、日差しと時間帯が正午近くということで
とても熱い。
傘をもっていたので、それを日傘代わりにし、
ユニクロの日光を反射するというスカーフで露出している部分を隠し、帽子をふかぶかかぶって、なんとか耐える。
(といいつつ、昼寝をするほどの余裕が私にはあったけど)
イカダにもパラソルがついているけど、あまり役に立っていないので、日よけ対策は万全にしたほうがいいです。
日差しが強すぎて、ジーンズを履いている部分でも直射日光があったていると「ひりひり」感がしてきたりします。 -
「ランチをする場所へ連れて行かれる」
イカダを降りると、TukTukが待っていて「料金に含まれている、無料だからTaxiを拾えるところまで連れて行ってあげる」といわれる。
怪しい、怪しすぎる。
「いや、こっちの方向にいかないといけないから、間違っている」と声をあげて否定をするも「料金に含まれている」というのに弱い義両親。
どこに連れているのかもわからないのに、ほいほいTukTukに乗ってしまう。数人の乗客を乗せて、小さい道をいくTukTuk。
15分くらいで着いたよ!といわれたのは古びた食堂。
「ここで、ランチをするといいよ」という運転手。「ランチも料金に含まれているの?」と聞くと否。
え〜、だったらこんなところで食事しないよ、「さっさとTaxiを拾えるところへ連れて行って」というと困り顔。
「ここでランチをすれば良いだろう」といわれるが、断固拒否。いくらになるかわからないし、たとえ格安だとしても無理やりつれていかれたことにいらだって、義父に「Taxiを拾えるところまで連れて行ってくれる約束だ」と交渉してもらう。
結局10分後、食堂からでてきた数名をのせて、TukTuk、元のいかだを降りた場所に戻る。ここで、Vanに乗れ、という。
やっぱり〜、わかっていたんだよ!!と思いつつも、西路(West Street)までいくら?ときくと、50元という。
高い気もするけど、一刻も早くこの場を立ち去りたかったので、了承して、西路へいく。 -
「西路」
うーん、聞いてはいたけど、観光客用のStreetでしかなく情緒も何にもない。
清潔そうなレストランを見つけて、中にはいるも、高いだけでまずい。サービスも最悪みたいで、高い料理を注文しろと押し付けられて、断ったらウェイトレスが何もしなくなったと義父がいう。
陽朔、観光客トラップが多いと聞いていたけど、こういうことなのねぇ、と納得。
レストランをでて、1時間ほどうろうろして、洞窟へいくことにする。ホテル(月亮山)近くの、鍾乳洞へ。 -
中国名がうる覚えだけど英語名は
Assemble Dragon Cave。
*しかし、ドラゴンという名が多い…
どの鍾乳洞も、過剰にライトアップされているのが中国の鍾乳洞でいく価値がない、というレビューもあったけど興味があるのと、ホテルの近くなので失うものはないのでいってみる。
チケットはカウンターで買うと120元。
だけど、TukTukを運転していたおじさんに頼むと地元価格で80元になるという。
TukTukに乗っている間は「あやしい」とおもって聞かなかったけど、本当に洞窟のカウンターだと120元といわれ、運転手さんに頼むと、その横の張りぼてのチケットオフィスで80元でチケットを買ってきた。
なんだ、このシステム?とおもいつつ、80元x4名で洞窟観光開始。 -
「ボートでめぐる鍾乳洞」
洞窟の入り口は小さな湖畔があって、この先からボートに乗る。
よって、いきなり「団体旅行」みたいな趣になる。
写真と撮ったりゆっくりしながら歩いているとおいていかれる、が次の団体がまたくるので、舟に乗れなくて困るということはない。
舟を降りたり乗ったりを3回かな?繰り返した後は、ずっと歩きです。
舟にちょっと乗れて、水の中から鍾乳洞がみれるのは楽しかったけど、団体客と一緒で、舟にぎゅうぎゅうずめにされるので、情緒はなかった。 -
「写真は綺麗だけど」
写真でみると「なんだか素敵」とおもえるから不思議。
全然不思議でもなんでもなくて、
この照明が普通の色だったら、もっといいのにとおもうのだけど。
義両親にいたっては、この洞窟は人工的だという始末。
どうなんだろう、すでにライトが人工的すぎて、どっちでもいいという気分になる。 -
「最後はお土産屋さん」
やっぱり、というか、当たり前のように全過程の3分の1はお土産さんになっている。
この数珠っぽいジェイドを安さのあまり義母が5個も買う。ここでも義父は「5個も買うんだから、安くしろ」と1個10元なのに、6個目をタダでゲットしたらしい。
大量買いをして得をするシステム、ここでも有効のようだ。 -
「月亮山荘」
英語名は、Mauntain Veiw Retreat
実は、このホテル私の「泊まりたいホテルのリスト5番目」の結構下のほうホテルだった。
本命は、Mauntain Retreatだったんだけど、目当ての「Family Villaタイプ(お部屋が2つあって、リビングがあるルーム)が売り切れで、結局この5番目になった。
どれも同じような値段で、1泊200元(一部屋)というかんじ。
だから、本当は第一希望がよかったんだけどなぁ…。
本命のMauntain Retreat(ちなみにこのホテルと私がとまったホテルは同じ系列でもなんでもない。中国では英語名が多少かぶってもいいらしい。中国名がちがったら、それでいいんだって。明らかに、Mauntain Retreatの名前にあやかって、Mauntain View Retreatってつけたファミリー運営のホテルです。私は事前調査で知っていてここをBookしたけど、知らなかったらびっくりするかも。)
ホテルは本当に、Mauntainの中にあって、写真どおり。
ただ、部屋からの眺めはなし。
Mauntain Retereatだったり、River Reteratだったら、部屋からも良い眺めだったのにぃ。
龍勝棚田で良い眺めを満喫した義母は「眺めが部屋からみえない」ということで、リビングがあることなんかよりもなによりも、がっかりしていた。
眺めは大事なんだなぁ、と。
ちなみに私は、義父の要望で旅の間、1箇所は同じ部屋ですごしたいということで、このVillaだったら、リビングルームあるし、ベッドルームはお互いに孤立しているし、プライバシー確保の点でパーフェクトだったので喜んでいたけど。
(でも、バスルームはシェアだったので、義母はこれが嫌だったみたい。洗濯物命で、バスルームに時間をかける義母は自分のバスルームが欲しかったよう。が、私たち約2年間、一緒に同居をした関係なのだ。いまさら、バスルームシェアが嫌って、それは矛盾のようにも思うけど、そういうのが義母なのだ) -
「どの部屋も基本はVilla」
言ってしまえば、Motelのようにも思えるんだけど…。
が、建物は趣があるし、私たちがとまったファミリーvillaもそれなりに家具は装飾してあった。
が、しかし、ファミリー運営なので、隅々まで行き届いていない感じはする。が、とってもフレンドリーな若いカップルが2組で運営している(かんじ)で、私と主人的には文句はなかった。 -
「ホテルのレストラン」
ここでは朝ごはんはルーム料金に含まれていなかったので、夜ご飯しか食べなかったけど、とてもおいしかった。
義父は「高い」っていってたけど、でも、西路なんかに比べたら安いし、なによりも「おいしい」
スープもおいしいし、鶏も、豚も、あと野菜も。
ここの味付けはちょっとピリ辛でそれがちょうどよくて、偏食気味の義母も、ここではモリモリ食べていた。
結局3日の夜ご飯は全部、ホテルで取るほどになるほど。
屋外のレストランで、気持ちがよい。
この奥は大きな屋根付のバンガローっぽい場所の区分になるんだけど、屋根がない場所のこの4人席の場所が風通しも一番よくて、夜は涼しいくらいの風が吹くので、この4人がけが一番気に入った。
旅での食事は大事。
おいしいとわかっている場所で、だいたいの値段がわかって、しかも交通を気にしなくて良い同じホテル内っていうのはとっても、私にとっては評価が高かったんだけど、義母は、やっぱり部屋からViewが見えないのを最後の最後まで悔やんでいた。部屋からでて、そのベンチに腰掛ければいいのに、それは嫌らしい。なぜなら、蚊がいるから…。 -
「月亮山」Moon Hillへ。
泊まったホテルから、自転車で5分以下という距離にある、陽朔郊外の観光地の月亮山へ翌朝の朝、主人と二人で朝7時にホテルを出発して向かう。
ぽっかり空いた穴が月のようということで、月亮山という名前らしい。
入場料は15元x2名と、とても安い。
ホテルで二人のり自転車をレンタル。これは1台40元。
一人乗りの自転車は1台20元なので、どっちにしても同じ値段。
ちなみにファミリー経営なので、このホテルも朝7時は英語を理解するスタッフはいない。「明日の朝、自転車レンタルしたい」と夕食時にいうと、夜の時点で鍵を渡してくれて、自転車置き場に案内してくれる。
こんな感じで、「早朝と深夜は対応してくれる人がいない」と思って行動するのが「ファミリー経営タイプのホテル」では大事みたい。
なので、二人乗り自転車に初挑戦。
主人はあんまり自転車が得意ではないのだけど、これだったら余裕。わたしが前にのって、ブレーキとバランスを確保すれば、乗ってられたようで、この朝の自転車ライドはとっても楽しかった。
たった5分で到着してしまったので、「もっと自転車に乗りたかったのに」と二人とも不満。
が、とりあえず月亮山に上る。
ガイドブックによると往復1時間らしい。
「Dazhai村よりも楽勝だ」ということで、余裕で上れるだろうと張り切る。が、結構キツカッタ。 -
「月亮山の山頂」
登頂に上ると、肝心の「山の穴」はこんな感じになって、
単なる穴になっている。
当たり前だけど…。
なんとなくがっかり感が漂う。これだけ?という感じ。
眺めも普通。 -
「朝日とともに」
人はだーれもいなくて、朝日も見れて綺麗といえば綺麗なんだけど、もっと期待した感があった。 -
「ズームにすれば、山水画」
Zoomにすれば、見事に山水画。
この1枚を取れたので、それだけでよしとしよう、とカメラのView画面を見ておもうことにする。 -
「月亮山の山頂 その2」
もうちょっと先まで進むと(10mくらい)、ぽっかり空いた穴を遠目に見える距離にくる。
ここも、眺めは悪くないけど、まぁ、普通。
おぉ!という感はないけど、入場料が安いのと、ホテルからたった5分で朝日を見るには苦もなく、いい「朝のマイナスイオンの空気を吸っての良い散歩」だったことは確かだけど、真昼間にたくさんの観光客と混じってやってくる場所になったら、最悪な場所でもあるかも。(熱いし、Viewもそんなに驚嘆するほど素敵でもない)
朝、7時過ぎに登山可能な環境に旅行プランを組めるなら、お勧め。そうでなければ、わざわざ登らなくてもいいかも。という山でした。 -
「第一希望のホテルはこのYulong Riverに沿っている」
(*Yulong Riverも璃江に負けず、長い川で、昨日イカダに乗ったのは上流、ここは、下流という感じ。)
サイクリングロードと証されるこのYulong Riverから月亮山までの道路。(ガイドブックに乗っている)
朝で涼しいし、車も人もそんなにいないので、いってみることにする。たったの15分くらいで到着。
あぁ、綺麗。
(橋からの眺め)
このあたりの眺めの良いホテルに泊まれて、部屋からいいViewがみえたら、義母はもっと満足だったろうに。とおもわれるが、こうしてサイクリングを楽しめることにもなったし、私たち的にはOK。
が、朝が弱く(洗濯があるから)、自転車にものれない義両親は同行できなくって、まぁ、残念が…義母にとってはなにより洗濯が大事のようだし。
(ちなみに私と主人の洗濯物はホテルに頼んだ。結構な量があったけど、75元でたたんでくれるサービス込みで悪くはなかった。「洗濯サービス使えば?」とも助言したけど、自分で洗いたいらしいので…まぁ、こういう人たちということで…。洗濯をしないといけない旅行というのは、大変だ…) -
「興平(シンピン)」
陽朔からバスで1時間の距離の興平へ、行く。
サイクリングから帰ってくると、義両親は出発準備満タンで待ってた。「12時前には戻ってくるから」と伝えておいたけど、結局「9時ごろ」にもどってきて、その後昼寝をし、興平に出発をしたのはお昼ご飯のカップラーメンを食べた後の午後1時過ぎ。
「興平」では、足元がちょっと危うい山に登って、夕日をみたいから、遅くに行くよ、朝はクルーズから降りてきた観光客があふれているとう事前情報もあったので、昼過ぎに到着して観光客が去ったあとに行くのだよ、といっておいたのだけど…。
「早く行こう」とせかされて、陽朔のバスターミナルへ。
ちなみに、陽朔のバスターミナルまでは、ホテルからカーサビスをお願いすると一台30元。
が、メインロードを歩いていると「陽朔(ヤンシャオ)」といって青い色のバスが声をかけてくれる。これにのると、一人3元。
地元民の足になっているようで、「降りたい場所」をつげると陽朔のどこかでおろしてくれて、終点がバスターミナルになっているみたい。
これにのって、バスターミナルへ行き、バスターミナルで興平までの長距離バスにのる。
バス代は一人7元。(忘れてしまったけど、これくらい…)
本当は、メインストリートでTukTukに乗ろうとしたんだけど、興平までは60元と言われて、「Yulong Riverまでが50元だったのに、なぜだ」と義父が交渉にことごとく敗れたので…。
結果、TukTukで来れる距離ではなかった。地図では近そうなのに。
距離よりも、道路状態が非常に悪くて、土埃まみれ、たくさんのBumpがあるなか、TukTukを使っていたら大変なことになっていたねぇ、と一同納得。
長距離バスを興平までは使うことをお勧めします。
ちなみに、チケットはバスの中で買います。
これは、陽朔へのブルーのバスも同じシステム。
興平バスターミナルを下りると、いきなり叔母ちゃんが「イカダ乗りのチケット」を売ろうとしてくる。イカダは乗らないというと、「レストランを紹介してあげる」と。
無視して、歩いていると、微妙な距離を保ってついてくる。
「ゲストハウスを運営している、紹介してあげる」等々いうのだけど、必要がない、といっても、諦めない。2時間くらいひっついてた。(最後は、20元の撮影後に、TukTukへ乗って、彼女を振り切った) -
「やっぱり犬はいる」
景色にぴったり。
逃げもしないし。
興平のバスターミナルから、観光スポット(璃江までの道のり)までの100mくらいはこういうOld Townっぽさがのこっている。
が、その先は、陽朔の「西路」みたいな雰囲気に様変わり。
ちなみに、このあたりで食べた食堂は、この旅でワースト1位に輝くほどのものだった。
麺を頼んだら、インスタントヌードルをさらに移したもので、
それに野菜と小さな細切れの肉がまぜてあるだけで、フライドライスも劇マズ。
それほど高額ではなかったので、義両親は怒っていなかったけど…。でも、フライドライスのチキンバージョンのチキンはおいしかった。
鶏はどんなレストランでもおいしいみたい。
わたしもチキンを頼めばよかった、とおもいつつも、このレストランは本当に、まずかった。Old Townの中にある食堂は避けるべきだとおもいます。 -
「20元のお札の絵」
ここの景色が今流通している中国本土のお金の20元の絵になっている!ということで、行ってみる。
が、私が紹介するまで義両親は知らず。
「20元持っている人!比べてみよう」と現地で声をあげるが、だれも、20元を持ち合わせていなかった。あらら…。 -
「こちらがその20元のお札」
ホテルに帰ってから、20元のお札を見比べる。
もうちょっと右よりだったら…完璧だったのにぃと悔しがる義父。
確かに、そうなんだけど、でも、手元にだれももっていなかったし、あの場で現物ないのによく撮ったってわたしはおもうけども。 -
「老塞山(*塞の漢字が違います。英語名はLao zhai Maountain)」
本日2度目の登山。
この山は日本人の人が、個人的に山道を整えたとのことで、この山のふもとにはこの日本人の方が奥さんと経営するゲストハウスもある。
旅行のプラン中に、ここに泊まる旅程をどうにか組もうとしたけれども、陽朔にとまりつつ、興平にも泊まるとなると、荷物の移動がとても大変で、結局泊まるのは諦めた。
荷物も少なめで、桂林から直接興平にクルーズなんかで降りてくる場合は、一泊してもいいとおもう。ここの山からの夕日はとても美しいし。(が、私は途中までしか夕日をみていません。日没を体験する場合、本格的な懐中電灯と、暗くても山道へっちゃら。という度胸がいります)
義母は途中でギブアップしたので、義父と主人の3人で山登り開始。 -
最初は緩やかな石畳の階段で「これなら余裕」とおもったんだけど、それは3分の1だけで、途中からはとことん急斜面になって、この旅で一番危険で大変な山登りになった。
山頂までは、1時間ちょっとしかかからない山登りだけれども、危険度と恐怖度がいままでの山登りとは違って、私は楽しんだんだけど、主人は「ありえない〜」と言っていた。 -
「90度のはしご」
山頂まであと10分!ってところで現れる、90度のはしご。このはしごはしっかりと固定さえているので、びくともしないし、安定感はあるんだけど、主人はこの部分が一番びびったよう。 -
「鉄塔」
ここが山頂。
鉄塔があるところの下は、「崖」というかんじの岩肌。
主人はここまで来るのを拒否。
しょうがないので、私一人で向かう。
この先の眺めが最高なのにぃ。と。
私が向かう姿をみて、義父も着いてくる。
「嫁、勇敢だな」と義父がこの山登りで何度もつぶやいていたらしい。いやいや、主人が臆病者すぎなんだけども…。 -
「山頂からの眺め」
おぉ!という眺め。
綺麗、夕日というにはちょっと早い時間帯だけども(5時だった。日没は6時半)それでも、太陽が傾いてきていて空が若干ピンク色で、夕日が川に反射していて、美しい。 -
「山頂からの眺め」
この景色をみないなんて、山登りした意味がないよ〜、と主人に叫ぶが「そこに行く勇気がない」というので、しょうがないなぁ、と嘆く。
そんな私と義父を、夕日を捕らえようとトライポットを構えて、本格的な写真撮影をしようとしているカメラマンが写真を撮ってくれる。
どうも、ありがとう〜!と喜び、調子に乗って何枚もとってもらう。が、たぶん、私たちが邪魔だったんだとおもう。早く写真を撮って、満足してもらって、ここから去ってくれっていうかんじだったのかも。
強風で、立っているのも密かに怖いので、あまり長居はしたくないかんじのところなので、「去ってくれ」といわれなくても、自主的に去る。 -
「岩肌を撮るのを忘れた」
恐怖感と、達成感で、岩肌を撮るのを忘れる。
景色も、もっと撮ればよかった〜、と今ならおもうけど、あの岩肌に立っていたときは「早くこの場を去らなければ、命が危ない」という危機感で、「勇敢だ」といわれつつも、結構実は私もびびっていたみたい。(笑)
夕日を見るのが希望だったけど、「日没になったら懐中電灯があっても、下山は無理だろう」と私も、主人も、義父も納得して、サンセットを眺めるのは諦める。
6時半になる前に下山しよう!といって、さっさと下山する。
下山は30分くらいでできたので、そんなに焦らなくてもよかったんだけど…。
ともかく、日没後にあの斜面を降りるのは相当キツイとおもう。慣れていないと大変だとおもうけど、それでも下山途中に数名のハイキングしている観光客とすれ違った。
みんな、懐中電灯もってなかったけど、大丈夫?とちょっと心配にもなる。 -
「老塞山」の全貌。
これが、登った山。
案外小さい。
が、かなり急なので、みかけ以上に大変。
あのてっぺんにいたのか〜、とおもうと感銘を受けるが、義母が「暗くなる前に帰ろう」とうるさいので、帰宅を急ぐ。 -
「景色」
帰り途中でみつけた橋。
なんか村があるっぽい。
が、しかし、義母にせかされて先への探索は諦める。 -
「道しるべ」
こんな感じで港の近くにはちゃんと、しるべがあるけど、
バスターミナルからはなかった。 -
「璃江の噂のPVCパイプのモーター付のイカダ」
たしかに、風情がない。漁船のようにもみえる。
夕暮れ時に、乗りたい!と主張するも、暗いのが嫌いな義母が一緒なので却下される。
なぜ?義母は、村出身で、当時灯りなんてなかったでしょう?と問うも、基本中国人は暗いのが嫌いらしい。本当か嘘か、中国人がいうのだから(といっても、義両親ともアメリカ人に帰化しちゃっているけど)信じるしかない。 -
「犬」
またまた犬を発見。
かわいい〜。
キツネみたい。
犬だらけの写真が取りたい。
こんなコンパクトカメラじゃなくて、やっぱりデジ一眼をもってくればよかった、と軽く後悔もするも、主人に「あのデカイカメラは持っていかないように。もっていっても、僕は絶対に持たないから」と言われていたので諦めたのだけど…。確かに、レンズ交換はこんなに埃っぽい中国じゃ無理だろうし、あの大きさのカメラを持ち歩いての登山にハイキングはきついものがあるけども、一眼レフがあったらなぁ、と何度も思った。 -
「興平のバスターミナル」
日没前にバスに乗り込むことができて義母もやっと安心。
10分後に出発ということで、トイレをすまし、ジュースを購入して乗り込む。
ちなみにバスターミナルの端のほうに公共トイレがあるけども、ここは初の「ドアなし」トイレ。とても汚いし。
できることならば、使いたくないけども…。1時間の旅路だし息をころして使った。 -
「西路の夜」
繁華街みたいになっている。
バスターミナルは西路の隣にある。
ここから、TukTukを拾ってホテルまで帰る。
が、屋根付のTukTukは見当たらない。
もう営業していないのかも。ということで、
明らかに「これって、単なるトラックの荷台だよね?」的なTukTukの運転手さんをみつけて、20元で月亮山近くのホテルまでいけるように義父が交渉。
このTukTukの運転手さんは月亮山がどこにあるか、わからない。
地図を見せて、OKというが、心配そう。
真っ暗の中、自転車と同じようなスピードでバスターミナルから月亮山荘へ向かう。もう肌寒いが、眺めは最高。日没後のうっすらした灯りしかない中で、陽朔の街中を抜けて郊外にいくと、山々が恐竜の背中みたいに連なっていて、それがかっこいい。
が、義母は景色を楽しむことなく寒さに耐えていた。
たしかに寒かった。
普通の車だったら15分の距離を30分くらいかけて、ホテルに到着。
到着後、TukTukの運転手が「思ったよりも遠かったから30元」といってきたところ、それまで仲良く話をしていたのに義父「無理、20元って言う約束だ」といいきり、それでも食いついてくるので、24元で手をうつも、1元が3枚しかない。
コインと小さなビルをかき集めて、なんとか23.9元。
「これでいいでしょ」と義父無理やりお金を渡して、ホテルへ消える。納得しなく、しばらくホテルの前に立っていたTukTukの運転手さん。
だよねぇ、この距離は遠いよねぇ、とかわいそうにもなるが、最初に地図を見せて、20元で了承したのはそっちなのでしょうがないよぉ。と。
ちなみに、陽朔のターミナルからこのホテルがいる方面のバスは一人10元で、合計40元といわれたので諦めた。
陽朔へのバスは3元だったのに、逆は10元とは…。
ちなみに、ホテルからのカーサービスでターミナルへ30元は良心的なプライスだね!とこのとき気づく。
よって、明日、資源に向けて一度桂林へ向かうのだけど、荷物があるので陽朔ターミナルへはホテルのカーサビスをお願いすることにする。 -
「チャウチャウの子犬 正面」
ホテルで飼われている2ヶ月になる子犬。
めちゃくちゃかわいい。おもちゃの犬みたい。電源いれたら、わんわんわんって吠えてよちよち歩くやつ。
他にも犬はいるんだけど、この子犬はみんなのスターになっていた。
このワンコは常にホテルにいるわけではなくて、オーナーが家にかえると一緒に連れて帰ってしまうらしい。
2日目、この犬の写真を撮ろうとはりきっているとホテル内を探しても姿が見えないので「子犬は?」と聞くと「明日まで帰ってこないよ!」という声が。
初めて、中国で「飼われている感」があふれる犬にであった。
まぁ、これだけかわいいしね。 -
「チャウチャウの子犬 後ろ姿」
よちよち歩きの後ろ姿がたまらない。
10秒で10歩くらいしか歩けない速度。
それが、おもちゃっぽい。 -
「チャウチャウの子犬 ついに触る」
誘惑に負けて、「触っちゃダメ」といっていた張本人の義父がなでるので、私も参加。(後ほど、手洗いはしっかり、サニタイザーで消毒もしたけど) -
「チャウチャウの子犬 ベロ」
人になついている〜!
が、やっぱり吠えない。
2ヶ月の赤ちゃんなのに。 -
「チャウチャウの子犬 触られる」
とても小さい。
これも大きくなると、大きな犬になっちゃうんだよねぇ、とおもうと2ヶ月という小さい時期に出会えてとても光栄だよ。
ちゃうちゃう、子犬のままなら、飼いたい!という衝動にかられるほどに愛らしい存在のワンコでした!
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