2012/10/17 - 2012/10/19
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桃色うずまきさん
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前の旅行記の続きで、ここからは帰省という部分から離れて本格的旅行の始まり。
桂林へ飛行機で移動するのに、広州へでないといけないかったので、どうせならここで2泊してしまいましょう。という計画。開平(カイピン)へDay Trip。ここ、広州にも義理両親がお世話になった親戚がいるということなので、合間にディナーをするだけの予定が、ひょんなことからSpaが好きならば、广州水善坊酒店へ行くべき!と諭され、一緒に广州水善坊酒店という健康ランドとホテルが一緒になったような場所へいくことに。(广州水善坊酒店の写真はありません。なんせ、裸になって服を着替えて、荷物はロッカーへという状況なので写真をとることができませんでした。)
- 旅行の満足度
- 4.0
- 観光
- 4.0
- ホテル
- 2.0
- グルメ
- 5.0
- 交通
- 5.0
- 同行者
- 家族旅行
- 一人あたり費用
- 1万円 - 3万円
- 交通手段
- 鉄道 高速・路線バス タクシー 徒歩
- 旅行の手配内容
- 個別手配
PR
-
「広州バスターミナル」(写真)と「トイレ」の話。
恵州市を離れて、長距離バス(恵州のバスターミナルから約2時間)で広州へ移動。
長距離バスターミナルは市内になり、ここまでは親戚に車で送ってもらうことに…。
ターミナルは古びた感じだけども、中国のバスターミナルは新しくない限り、どれもこんなものなのかも。広州までのチケットは親戚の人が勝手に買ってくれたのでいくらだったのかは不明…。
ターミナルに入るには、またカバンをXrayに通さないといけない。
が、形ばっかりで、検査しているとは思えないほどのお粗末さ。
チケットに「ゲート」と「座席番号」が記載されていて、これは日本人の私のも明確にわかった。
時間になると「ゲート」で呼ばれるので、ゲートの前に座っている限り、バスに乗れないとかはなさそう。すぐに出発になって、荷物を下のトランクに預けて、車内にはいると、満員。
座性番号が載っているのにもかかわらず、車内で「これは僕の席だ!」みたいな喧嘩が起こっていたらしい。(あとから、義理両親に聞いた)結局、違うバスと間違えて乗り込んでいた人がいたらしい。(っていうか、違うバスでも乗れちゃうんだ)
ということで、乗り込むときに運転手さんに「これ、合っている?」的にちょっと確認するのは良いかもしれない。
前回と同じく、お水のボトルを手渡されて、出発。
快適とはいいずらいけども、不快ではないレベル。
NYのチャイナタウンから出発している長距離バスよりは全然、まし。
っていうか、チャイナタウンのモラルのほうが本土のモラルよりも低いんだなぁ、という印象をだんだんともちはじめるほど。
車内も静か。最初に喧嘩していた以外はみんな、静かにしている。
広州のバスターミナルは非常に大きくて、人がたくさん。
恵州も人が多いな、っておもったけれどもそれ以上に人、人、人。
タイムズスクエアなんて目じゃないほどに、人ごみがうわぁぁってなっている。
大事な話、「トイレ」
で、トイレが汚くなっている。あぁ…。
今までは、ホテルを利用したりで、公共のトイレを使う必要がなかったから気づかなかったのかもしれないけど、初の公共のトイレで広州のバスターミナルっていうのはハードルが高かった。
「中国のトイレは紙がない」
のが常識で、自分でティッシュを持っていないといけない。これは、事前のリサーチで知っていたし、義母に教えられていたから、知っていた。(*手短なミニティッシュがその辺の売店で5元で12個入りくらいで売っている。これが小さいし、厚さも使いやすいのでぜひ、購入して使うことをお勧めする。)
そしてなにより、このティッシュはトイレに流せないので要注意です。備え付けのゴミ箱にぽい!と捨てるシステム。なれないと「汚い」っておもうけれど、慣れると「まぁ、こんなもんか」とおもえる。たぶん下水が弱いのと、水の圧力が弱いのと、ティッシュの質が水に溶かせるような高級なものではない(し、そんなティッシュを備え付けることが不可能=盗まれるから)という事情で、ティシュが捨てられないのが常識になっているとおもう。(私の勝手な観察)
「ドアに向かってスクワットする」形になる。
日本のトイレみたいに、壁に向かって座るとおもって、そうしてみたら、壁との距離が以上に近い。
変なのっておもっていたら、いくつか目の公共トイレでドアを閉めずに用を足している叔母さんがいて、ドアのほうをみていたので、「あぁ、そっち向き?!」と気づいたんだけど…。
日本とは逆なので、その点も要注意です。
「サニタイザーをもっておこう」
携帯型消毒液とでもいおうか、これをもって入っていて正解だった。ともかくトイレが清潔ではないので、水道水(石鹸なし)で洗ってもどこか汚い気がする。
消毒液のおかげで、どれだけ助かったか。
ティッシュは中国の売店で帰るけど、この携帯型サニタイザーは中国の売店では売っていないので、ぜひ、もっていってください。 -
「地下鉄」
天門駅(? *すみません、うる覚えです)から、Subwayにのってホテルを目指す。ホテルは空港近くにしたので(桂林発が早朝のため、さらにマーケットが開催中で、広州のホテルが軒並み高額だったのでなるべく低予算を選んだため)地下鉄で移動。
地下鉄は新しいこともあって、綺麗。
NYCのMTAよりも数倍綺麗。日本とはどうだろう?同じといってもいいのでは?というほどに綺麗で、よく設計されている印象。
天門駅と広州汽車駅が違うということに気づかなくって、軽く混乱しましたが、とても簡単。とくに下調べをしてホテルのある駅を確認していたので、その駅にいけさえすれば良いやと、最終的には駅や車内にある地下鉄MAPに頼って、乗り換えをしたのだけども、とても簡単で、日本やNYCでもどの都市でもいいけど、地下鉄に乗ったことがある、MAPをみたことがある、って言う人だったら余裕で乗れるとおもいます。 -
「トークン」
切符の変わりに、コインを手に入れて地下鉄に乗る。
NYCも昔はTokenシステムだったらしい(私が住みだしたころにMTAカードに変わったから、私は知らないが、主人が説明していた)
このTokenを自動販売機で購入するのだけど(目的地ごとに値段が違う。私たちは一人6元だった)、自動販売機で微妙にてこづった。
というのも、「新しいお札」しか受け入れない。
しかも100元はだめ。5元、10元、20元とコインのみみたいで、私たちは古いお札と新しいお札も100元しかもっていなく、なぜ機械がお札を受け入れないのかわからず、近くを通りかかった警官風の人に尋ねるまで、四苦八苦をした。
地元の人にしたら、当たり前のことなのかもしれないけど…。
自販機を使う前に、インフォメーションをGetするために、義父と主人にカウンターへ言って、どうやってチケットを買うか聞いてきて!って派遣したのに、肝心のことはおしえてくれなかったらしい。(ちなみに彼らがGetしてきた情報は、チケットは自販機でTokenを買う、Day Passはないということだけ。おい!…この旅大丈夫か?とちょっと不安になる) -
「白雲山」
ホテルが空港近くで、空港が「白雲空港」だから近いんだろう、と勝手に勘違いして、1日目の夕方は白雲山(バイウンってみんな呼ぶ)へ行くことにする。
最初から計画していたけど、ぎりぎりまで市内を観光するか、白雲山へ行くか悩んでいた。が、恵州で親戚たちに「広州もたんなるCityに過ぎない。行って楽しいのは白雲山と動物園くらい」と口々にいわれたので、市内観光は諦めて、白雲山に行くことを決定。
ホテルで「どうやっていくの?」と聞くと、「わからない」との回答。(ちなみに泊まったホテルは、天天酒店(空港近くのホテルで、空港送迎があるのが売り。1日1ルーム400元で、通常の2,3倍らしい。今、マーケットが開催されているからね…。ホテルの受付は、適当。英語もしゃべらないし、中国語がないと意思の疎通は無理です。しかも、駅から微妙に遠く、部屋も「広い」だけで、なんか変なかんじ。誰にもお勧めしないし、日本人向けではないホテル。この旅で、一番最悪なホテルだった。)
とりあえず、Taxiでいくことにする。手元の「地球の歩き方」には白雲山のケーブルが夕方には閉まると書いてあったし。
Taxiは乗る前は50元といわれたけど、結局高速乗ったり(10元)渋滞に巻き込まれたりで約40分の道のりだったので、降りるときには80元を請求された。
割高なのか、どうなのか、判断はできないけど、まぁ、地下鉄乗って、バスに乗ってというのはありえなかったので私は満足。義理両親は最後まで50元っていわれたのに!とご立腹だったけど…。 -
「ケーブル」
のぼり25元、くだり20元。
片道切符も往復切符も同じ値段。
往復買っても良いんじゃ?とおもったけど、義理両親が「どうなるかわからないから」と主張するので片道切符で上ることにする。
ちなみに、Taxiの運転手さんはケーブルカーは24時間動いている、心配ない、なんていっていたけど、嘘だった。
ガイドブックどおり、夕方(たしか7時だったとおもうけど、うる覚え…)にはCloseされる。園内のアナウンスでもマンダリンとカントニーズで「ケーブルはもうすぐ閉まりますよ」といっているらしい。もちろん、徒歩で下山なり登山なりは可能だけども、真っ暗になるので、観光客ならケーブル運行中に下山するほうが良いと思う。
ケーブルはとってもスムーズ。
エアコン完備ではないようなので、真夏のお昼にのったら灼熱地獄だとおもうけど、夕方は窓からの風がちょうどよく、眺めもよかった。乗っている時間は10分くらい。
広州の町並みが見渡せて、とても良い眺め。 -
「頂上へ」
ケーブルは頂上に連れて行ってくれるわけではなくて、そこから頂上を目指して1kmくらいからな?(片道)、歩くことになる。
とりあえず、上を目指して歩くことをお勧めします。
頂上までいかなくても、御茶屋さんまででもいいかもです。
頂上までは、3分の2は坂道で、3分の1は斜面を階段であがる感じ。所要時間片道40分くらい(写真を撮ったり、とまったりしていたので。普通に歩いたら30分もかからないかも)
頂上手前の眺めの良いスポットには、お茶屋さんが建っている。
休憩したいけど、お茶を買いたくないのになぁ、という複雑な気持ちに駆られる。
「山頂はこちら」という→にしたがって、とりあえず先へ先へ。
結果的に、お茶屋さんから眺める景色が一番で、それ以上に行く必要はなかったのではないか?と私は思うが、義理両親は「道がある限りはいく」という精神の持ち主なので、ぐんぐん上へ上へとあがっていっていた。
ここでも、すれ違う女の子たちはハイヒールを履いている!
それで山登りかい!と同じ女子として、尊敬するほどだ。 -
「ディナー」
白雲山の下にある横のレストランで、親戚と待ち合わせをしているということで、いく。遊園地のお隣っぽいところで、1階は麺のお店になっている。
ラーメン屋でご飯?とおもっていると、外階段をあがっていき、そこには立派な構えのレストランが!
そして、この広州のレストランの食事がこのたび一番!ってほどにおいしかった。鶏も、魚もどれもフレッシュでとってもおいしい。
日ごろ蒸し鶏は食べないのだけど、ここで食べてみたら、本当においしくて感激。
「広州は食がおいしい」って本当だ〜、と感心しながら、おなかいっぱい、といいつつ、とりあえずたくさん平らげた。 -
「開平へ」
広州から開平まではまたまた、長距離バスで。
昨日、使ったターミナルとは別のターミナル、「広州汽車駅」へ地下鉄で向かう。
30分くらいで到着。
駅の構内のカウンターで「開平行き」のチケットを購入。
基本的にバスのチケットの買い方は、香港から恵州も、恵州から広州も、広州から開平も同じのよう。
ゲートで10分ほど待つと、またすぐに搭乗開始。
今回は乗客もバスの中3分の1くらい。これだけ空席があるんだから、律儀にチケットに書かれた座席番号に座らなくても良いのでは?とおもったけど、みんな律儀に座っているのでそれに従う。
が、私のシートはフットレストも壊れているし、シートベルトも汚い、リクライニングのスイッチも汚くて触りたくないという状態だったので、隙をみて移動。
誰にとがめられることもなく…運転手さんの真後ろに座る。
広州からは2時間ちょっとで到着。
昨日も移動で、今日も移動…。義母はちょっとお疲れ気味。
開平駅のインフォメーションカウンターで、市内バスの情報を教えてもらったけれども、ガイドブックには30分に1本と書いてあるし、村から村への移動に時間がかかりそうなので、Taxiを選ぶことにする。 -
「開平のTaxi」
駅構内を出るとバイクタクシーから、TukTuk(荷台が座れるように改良してあるバイクタクシー)、普通のTaxiの3種が乗客を待ち構えている。
普通のTaxiのたまり場に近寄ろうとすると、TukTukタクシーの運転手の一人がMAPを持ちながら近寄ってくる。こういう人には注意!と書いてあったので、「注意だよ、注意だよ」と家族に警告を出して無視する。
最初のTaxiの運転手さんに「自力村、錦江村、赤坎古鎮」の3つを回って、駅に3時過ぎまでに戻って来たいと伝える。
(到着が10時半だった)
当初は、立園や、馬降龍も訪れる予定だったんだけど…前日に「Spaに行こう」と親戚のGirlsに言われたので、それにどうしてもいきたくなったため、やむなく立園と馬降龍は周らないことにする。
同行した家族に「この3つしか行かないよ」と宣言するが、誰もよくわかっていないので、異論もなし。
最初のTaxiの運ちゃん、「400元」とふっかけられる。
手元のガイドブックにも、オンラインの事前リサーチでも250元くらいが基本、ってかいてあったので「なにを〜!」と思い、通訳している義父に「次!次!」といって次のTaxiの運ちゃんに話しかける。
今度は300元。
うーん、250元がいいんだけど、と悩んでいると、話しかけてき続けていたTukTukの運転手が「俺の車だったら200元だ!」と近寄ってきて、彼から逃げたい気持ちもあって「300元でもいいよ」ということにして、すぐに車に乗り込む。
今まで乗ったどのTaxiよりも小さく、「こんなに小さいTaxiにわざわざ乗らなくても良いかも」というと、夫が「古くて小さいから300元になったらしいよ」というので、文句を言うのは辞める。
基本、「村」についたら下ろしてもらって、私たちの観光が終わったら「携帯に連絡をする」ということにする。
*携帯は最初の日に、祖父母の家の近くの携帯屋さんでSIMカードを購入済み。70元で、2週間携帯を使ってまだいくらか残っている状態。携帯自体は、アメリカからUnlockedの古い携帯を持参。Lockされている携帯だとSIMカードを購入しても使えないので要注意です。 -
「自力村」
村というから、もっと「村」をイメージしていたのだけど、立派な観光地化されている村で、村全体がきちんと整備されている。
田んぼに綺麗にコメがふさふさとしている時期だったので、とても綺麗な景色。
それにしても…たくさんの観光客がいる。
みんな中国人の団体さんで、同じ帽子をかぶっていたりする。
1個目のツアー客が通り過ぎるのを見送って、「そろそろいくか」と先へ進もうとすると後ろから次の団体様ご一行が来ている…。
とりあえず、団体客を避けるようにして村の中に入って、家の中を見物したりする。すると、田植え作業用のツールを義両親が雄弁に説明してくれる。「これで、米を精米する」とか。
「知っている〜」というも、「いやいや、お前さんは知らないだろう」というかんじで、いろいろ説明してくれる。黙って説明を聞くが、とても生き生きしている義母。 -
ユネスコに登録されている碉楼を眺めることができる建物。
-
ユネスコ登録の碉楼には人、人、人、人。とても狭い階段(一人が通れるくらい)をあがるのに、上から来る人に道を譲っていたらいつまで立っても上れない。
あまりの人の多さに、義母はギブアップ。
とりあえず、屋上まで上がるが、眺め的には、前に上った碉楼のほうが上。ただ、この碉楼は、とても豪華。
1900年の初めに、シカゴに渡って成功した華僑?の家というだけあって、調度品もめちゃくちゃ豪華。今はかすんで埃っぽくなっているけど、これが新品でカラフルな色を維持しているときはさぞかし豪華だっただろう、という家具で各フロア飾られている。
写真は撮ってはダメ、といわれたが、皆撮っているし、ということで撮る。 -
「錦江村」
自力村の次は錦江村へ。
途中で「立園」があって、Taxiの運転手さんは「ここに行くべき!」と教えてくれたんだけど、「時間がないのでパスです。人工的なところはパス。(自力村も十分人工的なんだけど…)」と主張して、まっすぐ錦江村へ向かってもらう。
自力村から30分くらい。Taxiの運ちゃんは「錦江村には碉楼は2個しかない。錦江村にいくなら、立園に行ったほうが良いよ」と村周遊チケットを買った私たちに薦めてくれる。
(チケットは一人180元。3つしかイカナイ(立園を行かない)となると、周遊を買わなくてもほぼ、金額は同じだけど、「万が一」いきたいかも」っていう村がでるかもしれない、ということで周遊を購入。結果、3つ周った時点で2時過ぎだったので、他の村に行くことはなかったのだけど)
錦江村の碉楼が、あの「ハルク」の動く城みたいなかんじ、という事前情報をGetしていたので、「絶対」に観たかった。義理両親たちも「Taxiの運ちゃんは立園を薦めているのに、なぜ、そっちにしない」という雰囲気なんだけど、この旅を計画したのは私なので、反論はしなく、錦江村に直行することを承諾してくれる。 -
碉楼以外は、「村」って感じで小さな村。
自力村よりも「より自然」な感じで、良い雰囲気。
察するに団体客はここには来ないみたい。
「質より量」という感じなのだろうか、パッケージツアーは…。
開平の本当の姿をみずして、立園や自力村だけみてまわってもつまんないだろうなぁ、と勝手に憶測する。(そんな私は立園にいっていないのに)
お昼時だったので、村人らしき人たちに「ご飯を食べていかない?」と誘われるが、義両親が「この人たちが作るものを信用できない」というので、村でのご飯は食べられない。
「そりゃないよ、自分たちの村で作ってもらったご飯とあまり差はないだろうに」と心の中でおもったけど、たぶん料金も高額設定だろうし、カバンの中にはホテルの駅近くで購入したおいしいパンがまだたくさんあったので、従う。
この「村」にも、鶏がうようよいる。
鶏には慣れてきたところだけど、ここは道が狭い上に、新鮮なウンチがいっぱいなので、碉楼を観ながら上向いてあるくとフンを踏む確立が高くなるので要注意。
写真ばっかりとっている私に夫が「下みて、下みて」と何度も警告してくれる、が心の中では「もうどうせ、乾いたウンチ踏んでるんだからどうでもいいじゃん」と思ってきたりする。
慣れとは恐ろしい。 -
この碉楼を見に来たのです!と、中に入ろうとすると「ここは別料金だよ」といわれる。
そんな〜…。
すでに、碉楼の中は自力村でたくさんみてきたのでおなかいっぱい感がある。ので、お金を別途払ってまでこの碉楼に入る意義みたいのを他の同行者が許してくれない雰囲気なので諦める。
隣の碉楼か、その横は無料。
高いほうが眺めがよさそう、ということで、隣の隣の碉楼に上ることにする。 -
うーん、隣の建物が邪魔している。
屋根の上にある「倉庫」みたいな建物が明らかに邪魔。
「あっちに入ればよかった」とちょっと後悔。
元気があれば、「あっちに行こう」と夫を誘っていったかもしれないけど、なにぶん熱いし、すでにたくさんの階段を上って自力村ではしゃいだせいもあって、力がない。
「まぁ、いっか」ということで、このViewで満足する。
この場所に一番に来たら、もっと感動したかも。
確かに良い感じの雰囲気ではあるんだけど、自力村のあとだと「もうみたし」という感じがどうしても付きまとう。
一番にココにくればよかった。(が、そうするとルート的に遠回りなんだよね…) -
この村にも半ノラ犬がいる。
この犬の横に子犬がいたんだけど、子犬はよく動くし、座って写真を撮ろうとすると「触って!」って感じで近寄ってくるので写真が上手く取れなかった。
義両親いわく、犬は基本洗わない。(家畜だからか?)
なので、汚い。
ノミがついているだろうから、絶対に触るな!と言われていたので、諦めた。
今の時期は子犬がどこにでもいるみたいで、本当に癒される。
が、将来この子たちも食べられてしまうのか、とおもうと複雑だ。
たぶん、食べられているんだろうね…じゃないと、もっと村全体に犬がいるべきだと思う。良い感じでどこにも5匹くらいまでしかいないんだよね…。 -
「赤坎鎮」
錦江村からまた30分くらいの距離にある町。
ここは、映画村みたいなのもあって、映画好き義理母も楽しんでくれるだろう&川に反射する建物が「写真的に美しい」ということで張り切っていってみる。 -
写真移りはパーフェクトなんだけど、町自体は超こじんまりで、観るところはほぼ、ない。ここは入場料なし。
たった1個のストリートがあるだけ。
橋を行って、かえってくるともうみるものがない。
ストリートに氾濫したお土産屋さんに「これ、買わない」と物を売りつけられるくらいしかやることがない。 -
「地元名産」
ということで、いろいろあるけど、どうも値段が高いらしい。
義両親も飛びつかない。
あえて買ったのは「グァバ」らしき果物。
NYじゃ、食べられないということで、一見なしの大きいバージョンかとおもったけど、ともかくこれだけは「何十年も食べていない」と義両親が興奮したので、購入。(ビデオには撮ったのに写真はなかったので、魚の写真で代用を…(笑)) -
「影视城」
映画村みたいなところらしい。
ココ!ココ!と義母に思いっきり「撮影所だよ」と教えてあげて、主人にも「中国版ユニバーサルスタジオだよ」なんて吹き込み、みんなの期待度を一気に上げ、いざ!チケットを買いに行くと…。 -
「現在、撮影中でCloseです〜。ごめん〜」みたいな紙が貼ってある。
がーん。
「ごめん、知らなかった。ずっとOPENじゃないんだ。」
一同に流れる「えー、あんたがあれだけ期待させたから、思いっきり期待しちゃったじゃん」みたいな空気。
一同、暗くなる。
が、嫁なので、しかも中国語理解しないのにがんばって一人で企画したということを夫に説明してもらって、なんとかどよ〜んとした空気を晴らしてもらう。
がっかりすると、おなかもすくらしい。
座って、みんなで広州で購入していたパンをほおばる。
これにて開平おしまい。
名残惜しい感じがしない。十分観たという感じがする。
3時で切り上げられてHappyだ!という感じの主人と義両親。
開平、興味ないひとには「ただの建物」としか目に移らないようだ。
さっさとバスターミナルへ帰り、広州を目指す。 -
「广州水善坊酒店」
200元で温泉にも入れて、Spaがあって、食べ物も食べ放題!という天国のようなところがあると、親戚が言うので開平の周るべき村を2つほど削ってやってきた。
義理両親はパス。
こういうところは若い人しか好きじゃないらしい。
「どんなところだろう」と期待満々。
結果、健康ランド的なところだった。
が、サービスはもっと立派。私が知っている健康ランドのイメージが古すぎるせいだとおもうけど。
ホテルのロビーで受付。
ピンク色のブレスレットをつけられて、うえの階にあがる。
男女にわかれて、ロッカーで全裸になり、シャワーをあびると服を貸してもらってそれに着替える。というプロセス。
が、夫と別れたので、みんなが何を言っているかわかんない。
15歳の女の子(親戚が連れてきた)が英語がわかるから安心して、ってことだけど、全然英語わかってくれない。超Slowでしゃべっても、無理。
彼女が何を言っているかもわからない。
唯一分かったのは、「Come on…」だけ。
たぶん、親戚は「中国人義理両親をもっているから、ちょっとくらい広東語でもしゃべるだろう」って思ったんだと思う。ごめん、「おなかいっぱい、ご飯食べた、ありがとう」くらいしか、マジ、広東語わかんないのだよ。
「じゃ、どうやって義母とコミュニケーションしているの?」と驚かれる。
通訳なしではコミュニケーションできないんだよ、と答えるが、主人がこれを訳したのかは微妙。
コレを機にマンダリン(標準語のほう)だけど、学ぼうと思う。
ロッカーで服を脱げ!といわれて、裸になるも、「ブラはつけるべし」といわれるし、服を脱ぐあいだ、スタッフ2,3人に囲まれてめっちゃ凝視されている。
「こんな中で服を脱ぎたくない。更衣室ないの?」と聞こうとするんだけど、意思の疎通ができない。タオルをくれてこれをつけて、服を脱げ、というので数人が見ている中、服を脱ぐ。
すごい体験だった。
で、タオルをまいたままシャワールームに行って、ここでシャワーを浴びて、紙でできたパンツをもらってそれをつけて借りた服に着替える。
この時点で、「嫌な気分」になっていたので、Spaがどうこうじゃなくて「あんな形で裸にならなくちゃいけないなら、水着をもってきたのに」という後悔の念でたくさんだった。
水着をもってきていたのに、主人の手荷物の中だったのだ。しかも、主人に「水着はいらないのか?」と聞いたのに、「貸してもらえるから心配ない」と連発。
貸してもらえたのは紙でできたパンツとブラだけど?水につかったらスケスケだけど?
水着着ても良いらしいし、もってたのに!ってことで主人の携帯に電話するも、ロッカーの中に閉まったらしく連絡がつかない。
ともかくいろいろ恥ずかしい目に合って、フードコートで主人と合流。「もう、ちゃんと説明してよね、水着があったら嫌な気分にならなかったのに」と怒ると「いや、僕もとっても恥ずかしい目にあったからおあいこだ。ココの人たち広東語わからないし」といって、主人も恥ずかしい目にあったらしいので許してあげる。
フードコートのご飯は、恵州のインターコンチネンタルのバッフェよりも格段においしく、小さな蟹のフライがとてもおいしく、一人で20蟹くらい食べた。
その後、シアターがあったり、Spaがあったりだよ、ということで建物をぐるぐる回る。Spaとマッサージは別料金ということだけど、フートマッサージを60元でしてもらう。30分。
とっても気持ちが良い!!
温泉は、最初のシャワーをでたところにある、小さな温水プールだけみたいだけど、これはジムのプールっていうかんじ。だが、水着ではなくて、スケスケ紙パンツで入らないといけないので、なんとも言えない気分で満喫はできなかった。
この時点でAM2時。
明日、桂林にいかなくちゃいけないから、といって主人と私だけ立ち去る。でていくときに、フロントで精算するシステム。
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