2012/10/13 - 2012/10/17
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桃色うずまきさん
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今回、10月13にちから10月27日まで中国に滞在しました。
この旅行記(#1)は最初の4日間、13日から17日までの記録です。
主人(アメリカンチャイニーズ)の帰省もかねています。
主人にとっては始めての帰省(27年ぶり!)で、一時期はアメリカで過ごしていた祖父母との再会がメインで、一緒には義理両親も同行、家族4人での旅行です。
*中国入りは日本からではなく、アメリカからです。
*家族4人で移動したので、移動手段は可能な限りはバス、無理そうだったらTaxiを使いました。
*私は英語と日本語しか理解しないので、旅行先で必要だった言語力(中国語(マンダリン)と広東語は主人の両親が主に担ってくれました。)
- 旅行の満足度
- 3.0
- 観光
- 2.0
- ホテル
- 3.5
- グルメ
- 3.0
- ショッピング
- 2.0
- 同行者
- カップル・夫婦
- 一人あたり費用
- 1万円 - 3万円
- 交通手段
- 鉄道 高速・路線バス タクシー 徒歩
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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-
初めての中国系航空会社を使っての長旅。
旅行会社はCX、Cathey Pacific。
予想に反して、というか期待以上のサービスで大満足。
機内のエンターテイメントもタッチパネルの個人用ディスプレイだし、映画、TVシリーズ等々と16時間のフライトにも耐え切れるほどの品揃え。
USB&ラップトップの充電用アウトプットも画面についている。私のもっているSamsongのギャラクシーはこのタイプでは充電ができなかったけど、iphoneなんかを充電している人は見かけた。
備えつけのトレイも全面OPEN、半分OPEN、さらにはコップホルダーがあって非常に便利。シートピッチも広い(と思う)し、なにより機内食が普通だった。(まずくないレベルで食べられる)カップ麺も日本のブランドではないけれど、普通にたべられる味で、これはおなかがすいたらFAさんに頼むと運んでくれる。
びっくりしたのは、アイスクリーム。
ご飯と一緒に渡される。「溶けたら大変!」とかじりついたら(バータイプだった)めちゃくちゃ硬かった。食べごろなのは、食後になるように解凍時間も計算されて配給していたようだ。 -
「香港空港」
早朝5時過ぎに到着のため、人がいませんが…。
綺麗〜!
屋根が波でそれに惹かれて、無駄に写真をとりまくったほど。(デジカメだから、無駄っていう概念はおかしいけど…(笑))
表示も中国語、英語とあって非常にわかりやすい。
ここから中国本土(広州、恵州市)へバス移動なので、表示の矢印に従って、スーツケースをコロコロ転がして移動。
エスカレーター、エレベーターを駆使し20分程度でバスターミナル(と思しき思えるところ)へ到着。
が、早朝のためなのか、元々サービスが少ないのかバスは5時間待ち!事前のリサーチでは1時間に1本くらいはあるだろう、的なことだったので驚く&ショック。
5時間もバスを待つなら、広州への乗り継ぎフライトで航空券を用意したのにぃと家族一同で後悔をするも、5時間とりあえず空港で時間をつぶす。
ちなみに香港ドルは、本土の元よりもValueが低い。
アメリカ1ドルが香港ドルは7香港ドルになるが、本土の元はアメリカ1ドルは6.5元。
香港の空港で売られているものはすべて、香港ドルの表示。
元も使えるけれども、そうすると損をする。ので、香港ドルを持っている場合は、香港ドルから使用したほうがBetter。 -
「長距離バスの『運賃』とカウンター」
恵州市まで、バスの運賃は一人200元。
チケットカウンターで、ボトルのお水とチケットの代わりのシールを渡される。このシールを胸に貼ることによって、スタッフの人が「この人はもう、チケットを購入した。」と認識するようだ。
なので、「シールなんて服にはりつけるのごめん」とおもっていると、やたらとスタッフが話しかけてくる。ここは、「たかがシール」と割り切って、胸なり、腕なりに貼ったほうがよい。静かなときを過ごせる。
さらに、バスの搭乗時間になると、スタッフから見つけてくれて、声をかけてくれる。「ココに並ぶべし、ココで待つべし」等々お知らせしてくれる。
(*私は中国語(広東語も、マンダリンも)理解しないので、上記の言葉はすべて主人(アメリカンチャイニーズ)の両親の翻訳です。)
で、バスですが…
ご存知のとおり、香港と本土の間には「国境」があり、香港をでるときに出国、入国手続きがあります。
これを、私は事前に知っていたのに、舐めていた…。
簡単に一言で言うと、飛行機のパスポートコントロールみたいなもん、ておもっていると痛い目に合います。特に、荷物が多かったり、中国語を理解しないと、「はぁ?」っていう目にあうとおもうので、香港から本土へ長距離バスを利用される方、マンダリンの言語能力はMustです。(ちなみに私は英語を理解するので、香港って英語もOKでしょ?私もどうにかなるだろう、っておもっていましたが、私は使い物になりませんでした…) -
「長距離バスでの国境ごえ」
3枚目の写真と微妙に異なるのがわかりますか?
本土に入ってから、バスが変わっています。
香港から国境越えまでのバスはエアコン完備で、綺麗なかんじ。
が、しかし、本土に入ってから乗り換えしたバスは中国独特の雰囲気をもろに発して、臭いもなんとなくする。汗臭い?埃臭い?
国境につくと…
1、バスを降りる。このときに、荷物はもたなくていいから、パスポートと出国カード(チケット購入時にもらう。で、事前に記入していた。この内容は飛行機でパスポートコントロールを通過するときに書く内容とほぼ一緒)だけを持って、でていけ!と運転手さんに言われる。
手荷物だけもって、「そうなの?いいの?荷物?」とおもいつつも、言われるがままにバスをおり、建物にはいる。簡単にパスポートとカードをチェックされて、おしまい。
2、バスを待つ
「なんだぁ、こんなに簡単なのか。アメリカとカナダの国境よりも簡単じゃん」なんて勘違いをしつつ、バスを待つ。
5分ほどで、先ほど乗っていたバスがやってくる。で、乗り込む。
3、またバスを降りろと乗って2分で運転手さんにいわれる。
「え?また?」と思っている余裕なんてない、「はやく。荷物もってでろ」といわれるので、いわれるがままに外にでて、荷物置き場から自分でスーツケースを出す。(香港ではスタッフが手伝ってくれたのに、ここでは手伝ってくれる人がいない。)カートもないので、スーツケースが大量にあった(全部、義理の両親の荷物。親族に配るお土産)私たち4人は、本当に苦労した。
なんせ、指示された場所が、階段の下。この階段、エスカレーターがあるわけでも、エレベーターがあるわけでもない。荷物が少なかったら簡単に降りれる階段だけども、スーツケースを1度に運べないほど持っていた私たちは何度も往復をしないといけない。しかも、中国。荷物を置き引きされるかもしれない、という不安で、非常に能率悪く荷物を手分けして運ぶことに。
4、パスポートコントロール。
しっかりとパスポートをチェックされて、荷物もXRayのレントゲンに通す。これも、自分で入れて、自分で出す。
が、しかし、これがいいかげん。おっさんが、適当にしているとしかおもえない。
(こんな検査のために、こんなに苦労したの?!もっと調べてよ!と思えるほどにいい加減)
指摘されたのは「トランシーバー」のみ。(爆笑)
携帯が使えないときのために、一応もっていったトランシーバー。
全く使わず、搭乗したのはここのレントゲン検査のときだけ。「この使用目的はなんだ?」って聞かれたらしい。
使用目的って、「迷子になったときに、家族と連絡とれるようにです」って答えて、それで満足なのかな??
5、外にでて違うバスにのる…が、ここで「荷物代を請求される」
そんなの聞いていないよ~?と義理父が広東語でまくしたてるが、ダメ。ひとり50元の荷物代を払えと請求され、払わないというとバスに乗せてくれないという。
チケットカウンターに電話をして(電話をかりたらしい)義理父が抗議したけど、ダメだった。
なので、バス代は結果的に「一人250元」になりました!
で、このバスが中国らしいバス。臭い、熱い、エアコンなし、のバス。散々荷物にてこずった後、お金を請求され、無駄に体力を消耗して安堵感にひたりたいのに、このバスの車内じゃ、無理…。という感じの車内。
「絶対この経路は使わない」と夫も宣言。
義理両親も「前も大変だったんだよ」といまさら言う。
もうぅぅ、もっと早くに言ってよ!というかんじだけど、いまさらしょうがない。
日本人スタンダードからしてありえない、というか、無理な経験でした。 -
「恵州市」
市内中心部(と思われる場所)でバスを下ろしてもらう。
途中、いろんな場所(ホテルが多い)で、乗客を降ろしていく運転手さん。
察するに、『行き先はここです。ここで降りたい』と意思表示をすると、可能な限り(極端に離れているとか、時間がないとか)長距離バスの停車場所は融通が聞くのが中国の長距離バスのシステムっぽい。
交差点のど真ん中でおろしてもらったのに、荷物が多いので運転手さんも「はやくして」ってかんじでせかされて、あたふたしながら路上に避難。
初めての本土の中国。
予想以上に、恵州市は都会のようだ。が、埃っぽい。
ついた瞬間に気づいたこと、「空気が悪い〜」非常に汚れてる。
いままで、空気が汚いということをあまり意識したことがなかったのに、人生で初めてだとおもうほどに「空気が汚い。めっちゃ汚染されているじゃん」って肌で感じた。ここで長期間暮らしたら、喘息なんかになりそう。
次に思ったのは、信号が少ない。
この交差点と、その横の交差点くらいしか、信号がない。
そして、たくさんのバイカーたち。原チャリというやつで、ヘルメットなし。二人乗りは余裕、子どもを前後に挟んで家族4人で1台の原チャリ(withoutヘルメット)の一家も目の前を通過していったりもする。
都会なのに、薄汚いかんじ。
田舎の都会というかんじ。いきなり第一印象が悪すぎて、申し訳ない。(主人の祖父母が住む土地なのに)そして10月の中旬だっていうのに、蒸し熱い。厚い雲(私の勝手な予想では汚染されているから、青空がみえない、常に曇り…。3泊4日滞在したけど、太陽の光はあるのに、青空が一度も見えなかったし)に覆われているから、灼熱というかんじはしないけども、熱い。
熱気がむんむん、で、空気がわるく、バイクが多い。
いつ道路を横断して良いのか、いまいちわからない。
そんな場所で、迎えに来てくれるという祖父母の親戚(および知り合い)の迎えを明らかにココの人たちからしたら「よそ者」といういでたち4人が、とりあえず荷物たくさんで、街路樹の下で待ちぼうけ。
地元の人にしたら、かなり異様な光景だったに違いない。
(*この近くのCity Innというホテルで2泊しました。最初の1泊は郊外のインターコンチネンタルへ。ちなみにCity Innは200元で角部屋の明るい部屋で、悪くはなかったです。が、交差点の真横なので車のクラクションが24時間鳴りっぱなし。熟睡したい人は耳栓が必要です) -
「中国のノラ犬1号」
プードル?かな?
とりあえず、初めてのノラ犬in中国本土。
中国の犬はやせこけている、という事前情報があったのだけど、やせているようには見えない。というか、プードルでノラ?!
祖父母の家の近くの商店街らしき場所で一匹でいた。
車やバイクに轢かれないで、賢く道路を横断していた。わたしたちよりも、うーんと上手に道路を渡れるであろうノラ犬。
とりあえず祖父母の元へ挨拶に向かう。
わたしたちは祖父母宅には泊まらず、ホテルへいくので、挨拶のみ。 -
「温泉リゾート(インターコンチネンタル)
恵州市の北、市内から40キロくらい(だけども、車では道路が悪かったり、工事中だったりで約1時間片道かかります)で温泉のリゾートへつく。(帰りはフロントでカーサービスを用意してもらった。片道200元)
アメリカや、日本でも、「この値段では泊まれない」んだから!といって、2000元で1泊のSpaルームというのを予約。
地元の人だと割引があるあらしい。
運転してくれていった親戚の人によると、「泊まるなら言ってくれたら予約してあげたのに」ということで。
で、フロントでSpaルームを予約したというと、「同じ値段でプレジデントVillaにアップグレードしてあげます」といわれて、4000元ださないと泊まれないVillaなのに…(最初はこれを予約しようとしてたのに、主人に「そんなの無駄だ」といわれてSpaルームにした経緯がある)喜んでアップグレードを受け入れる。
Villaまでは、ゴルフカートっぽいのにのせられて移動することに。
ここで、運転してくれてきた親戚の人とお別れ。
うまくいけば、一緒に温泉(実際は温水プールだけど)に入れたりするかも?っておもったけど、そうはいかなかった。
「予約していないなら、これから先は入れません」ってことで、お別れすることに…。「あぁ、1時間も運転してくれて、これからまた1時間の距離を運転しないといけないのに、ごめんなさい」と申し訳ない気持ちが…。
格安でお部屋を予約しますか?とフロントの人に言われて(これが地元レートというやつか?!)「お礼に、泊まらなくてもお部屋を取って、ホテルでちょっと休まない?」と申し出たけど、「いやいいよ」といって笑顔で帰っていってしまった。
中国人の家族の絆って強すぎる。
「無料」で「家族だから尽くす」みたいのが地についている。
ちなみにこの親戚の叔父さん、日本人的感覚だともはや「親戚」にもカテゴライズされないほどに遠い。
主人の祖父の弟の娘の旦那さん。
そう、義理でつながっている上に、「祖父の弟の娘の」旦那さん。
それなのに車での送迎を快くしてくれて…(帰りも迎えに来るから!というのを、必死で断った)良い人だった。 -
「プレジデントVilla」
部屋数あるのに、ベッドは1個だけ、という非効率なVilla(笑)
寝室がスイートになっていて、小さなリビングとベッドと、広いバスルーム(及び屋外お風呂)がついている。
それとは別に、リビング、ダイニングルーム、キッチン、Villa専用屋外プールがVillaには完備されている。が、アップグレードなので、Villa専用の屋外プールには水が張ってなく「これは使わないでね」といわれる。
ちょっと残念ながらも、徒歩10歩のところに大きなプールがあったので、それを目にしたら文句もなくなった。(笑) -
「寝室」
このお姫様カーテンっぽいベッドが、ロマンチック度を上げるが…。飛行機でつかれて、ロマンチックの「ロ」の字も満喫せずに寝るだけになったベッド。中国のベッドは硬いみたい。ここのベッドも硬めだった。が、硬すぎではなかった。
照明がベッドの下につけられていて、これもロマンチック度をあげるんだけど、消し方がわからなくって、寝る前にフロントに電話して、「電気の消し方がわからない」と英語で、10回くらいスローに話してやっと伝わった。(広東語が話せる主人はすでに眠りに落ちていたため)
ベッドの後ろ側の壁に、スイッチが隠れていた。
これは、教えてくれないとわからないよ〜、と部屋を案内してくれた係りの男の子、これは教えてよ〜、と思ったりもした。 -
「バスルーム」
丸いバスタブ。独立している。
シャワーもついているけど…。
「バスタブにつかる」という目的だけに使うのが正しい。
写真では可愛らしいんだけど、○ってことで使い勝手は悪い。
□のほうが、お風呂の機能は便利なことがたくさんある。
シャワールームも広々としていたんだけど、シャワーヘッドが3つもあって、ボタンをおすと上、真ん中、脇からシャワーがでてくるシステムだけど、いまいちボタンの使い方がわからなくって、使い方が悪いのか?水圧が弱くていまいち。
このバスタブは翌日の朝使ったけど、うーん、もうちょっと暖かいお湯がでないとなぁ…っていうかんじ。
この外には屋外ホットバスがあったけど、壁にとざされた空間で、なんか恐ろしい感じがしたのでパス。
徒歩10歩に大きなプール(温水)があるから…利用することはなかった。 -
「屋外温泉プール その1」
大まかにわけると2つある。
1階と2階にわかれているかんじ。(両方とも屋外だけど)
1階が温度はぬるいんだけど、非常に広い温水プール。
カリブとかのリゾートにもありそう。温水だから、日没後の肌寒いころに入ると寒いんだけど、日中の暑い時間だったら、この温度が心地良いだろうなぁ、という感じ。
深さもプールで、肩まであるので泳ぐのも無理なくできて、楽しいかった。 -
「屋外温泉プール その2」
2階にある温水プール。
こっちは「温泉」という感じで、温度が2つにわかれている。
非常に熱い設定のプールが2つ、1階のプールよりはちょっと熱いかな?という程度の温度のプールが2つ、計4つ。
下のプールの10分の1くらいのサイズのプールが4つ。
小さいんだけど、こちらにはジェットバス機能がついていて、温度も熱い。「温泉」と呼べる温度設定。
夜は寒いので、こっちの小さいプールであたたまることをメインに。翌日の朝は1階のプールで朝7時から、泳いで遊んだ。
ここにくるお客さんはほとんど、香港人らしいが、温泉の極意をわかっていないのか?(といっても、この温泉プールはどれも水着着用が必要だけど)夜もほとんど、プールに使っている人はいないし、翌朝の朝7時なんて私たち以外はだれもいない。
お客さんはレストランでたくさんみたから、客入りが悪いっていうわけではないとおもうんだけど。とりあえず、プライベートプール?っていうほどに、誰もいない静かな温水プールを心ゆくまで堪能できた。
大満足! -
ホテルのバッフェ(Cafeという名前がついているけど)の夕ご飯。
朝ごはんも同じ場所で取った(これは、ルーム料金に含まれていたから)
夕ご飯は一人160元。
ビールも含まれてこのお値段。(ワインは別料金らしいけど、ビールは含まれているらしい)
中国本土が始めての私たちは「安い!」と喜んだけど、後々考えると値段の割りには味がいまいちで高額だなぁ…。と思える、がそのときは「安い、安い」と喜んでいた。(笑)
料理は普通(というかそれ以下かも…)です。
お隣に中国料理のレストランがあったから、そっちに行けばよかったのかもしれないけれど。
このCafeはバッフェスタイルが売りですが、料理も作り置きされた感がたっぷりで、ジューシー感がなくなっていたり、ぬるくなっていたり、ピザなんかも乾きすぎ、パスタも微妙…でウェスタンスタイルの料理はことごとく「まずい」。中国風の料理は普通の味でしたが、「おいしい」といえる品物は少なかったです。
唯一、おいしい!と絶賛できたのは、この写真の車海老。
ウェイトレスさんが、「どうぞ〜」ってバッフェのはずなのに、いろいろ料理をもってきてくれた、そのひとつ。
特別なのか、それとも、出来立てを持ってきてくれたのか?はわからないけど、とにかくバッフェで自分でとってきたものにはおいしいものがなく、ウェイトレスさんが「どうぞ」と持ってきてくれるものだけが、どうにか味を味わえるレベルの料理…だったのが、残念。
せっかくのリゾートなのに、料理に力をいれなくていいのかな?と私はおもったけれど。(といっても、このリゾート、普段からプレジテントVillaに泊まるようなお金持ちが泊まった場合、かなり不満足なレベルになるかも、というサービスです。日ごろは泊まれないけど、為替のレートの利益にのかって「中国の元の安さで、泊まることができる」私にとっては「満足」だけど、そうではなく最初から、ウェスタン+日本風サービスを求めていくと、がっかりするとおもいます。
みんな親切で丁寧で、それは今後の旅行先のどのホテルよりも「レベルは上」だったのだけど、やっぱり日本人レベル、ウェスタンレベルで比べると
「足りない」と感じてしまうですよね。
なんだろう、施設も綺麗なんだけど、よーく隅々まで見ると埃が溜まっていたり、汚かったり、あと一歩感が漂うんですね。
ラウンジ(無料でソフトドリンク、アルコール(制限があるらしい)を提供してくれる場所)も素敵なんだけど、ハエが飛び、そのハエを電子ハエ叩きで客の前で笑顔で始末するスタッフがいたり(笑、いや、かわいらしかったんだけど、普通それは、客前でしちゃだめでしょう…)、音響の設定をしていたり、そして設定後はしゃぐスタッフがいたり、客がいるのに清掃したりするスタッフがいたり…で、ラウンジだけで「このレベルのホテルだったら、それはしないでしょう」というスタッフの行為がてんこ盛り!(笑)
でも、もしまた恵州に行く機会があったら、絶対にまた泊まりたいとはおもいます。なんてったって、安いですし。ただ、プレジデントVillaに泊まる必要はないかなぁ、とは思いますが…。
ちなみに、このウェイトレスさんの英語が、このホテルでは一番上手で意思の疎通がなんなくできた。
彼女のおかげで、レストランの大体のレイアウトもわかったし(主人の広東語のレベルが低すぎて…)ゴルフカートを使わず、どうやってメインビルディングから温泉や、Villaに帰るかも教えてもらえた。
「ありがとう」ウェイトレスさん!(名前忘れたけど…)
しかも、レストランで「カメラ」を置いてきちゃったうっかりもいいところの行いを私がしちゃったんだけど、(気づいたのはVillaに戻ってから!)ちゃんとこのウェイトレスさんが保管してくれていた。
中国で、カメラなくしちゃったかも!初日に!ってあせったんだけど、大丈夫だった。安心して泊まれるホテルだぁ、よかったぁ、ウェイトレスさん、ありがとうぅ。と抱きつきたかった。(相手も女の子、がハグはしなかった)
翌日、チェックアウトの時も、ロビーにいてくれた。
「今日が初めてのフロントです」といっていた。
外国人の、しかも英語を話す客がどれだけ訪れるのかはわからないけど、彼女がフロントにいたら安心だなぁ…とチェックアウトする頃に思いました。
でも、このホテルはあまり有名にならないで欲しいかなぁ。
あの温泉プールが人でたくさんになると…このホテルの良さがなくなってしまうと思うので。 -
「西湖」
町の中心部にあるともいえる、西湖。
私たちが滞在していたホテル(City Innという町の中心のビジネスホテルに移っています。一泊200元)からはTaxiで20分くらい。
西湖は恵州の観光地として、「地球の歩き方」にも掲載されている。
ものすごく期待していたんだけど、うーん、地元の人には申し訳ないけど、がっかり。
まず、ものすごく空気がよどんでいるので、霧ともおもえるような「もや」に囲まれていて、写真と同じような景色しか見えない。
景色を楽しむことが、この遠くがよく見えない「空気」のせいで台無しに…。
地元人は無料とのことで、そんな祖父に先導されて、地元人ではない私たちも無料でいれてもらう。
現在、湖の真ん中の島へ行くための道を作り中。(一個あったのにそれを壊して作り直すのか、それとは別に作っているのかはよくわからなかったけど)
塔がある小山のてっぺんまで上がって、降りてきて、おしまい。
というかんじ。
何があるわけでもないし、森林浴を楽しんだり、湖を楽しんだりできるようなかんじでもない。(空気が汚れているし)
あえて、こなくてよかったなぁ。遠くから見渡すだけでよかったよ、という場所でした。 -
「西湖の横のショッピング街」
アーケードになっていて、音楽がバンバン流れてこの町での一番のショッピングアーケード街かもしれない。
が、並ぶお店のブランドはいままで、見たことも聞いたこともないブランドで、見た感じとてもチープ。
H&Mとかでも、扱わないほどに安そうな生地で作られている服が並ぶ。あと、靴屋さんも多い。こっちの若い女の人は、バイクに乗るときも、どんなときも「ハイヒール」がマスト!のようで、家の中でもハイヒールをはいていたりする。
男の人は、シャツをズボンの中に入れないスタイルで、若者はジーンズをはいている。で、若者は髪型が韓流スターのような前髪を流したような髪型で決めている。中年の人たちはみんな、同じようなスタイルで、油断したらみんな同じに見える…。
とりあえず「親戚とディナー」の前には義理両親に「着替えてほしい」とリクエストされたので、ジーンズとTシャツとスニーカーを脱いで、持ってきていたワンピースとヒールに着替えて、一応スカーフを巻いてディナーへ出席。
あぁ、よかった、ちゃんとワンピースもってきておいて。(1枚だけど)靴も持ってきておいてよかった、と思った瞬間だったけど、なんか疲れる。みんな結婚式の披露宴一歩手前という服装で「街中のレストラン」で集うので違和感があるんだけど、普通のお客さんもそんな格好をしているので、ここの人たちにとっては普通のようだ。 -
「レストラン」
泊まったホテルから車で10分くらいの場所で、個室を借りての夕ご飯。
みため的にはNYのチャイナタウンのレストランとあまり差はない。味も。北京ダックはこっちのほうがおいしいかもしれないけど、なんとなく「普通」というかんじで、「広東」っておいしいって聞いていたのになぁ、と心の中でちょっと残念におもいつつ、顔には出さずに頂く。
NYのチャイニーズレストランでも食器は軽く拭いたりするけども、
ここでは最初にもらう「お茶」で、洗う。食器を字のごとく洗う。一番大きな器にお茶をいれて、それよりも小さい食器をかわるがわる、食器につけていって、消毒をするらしい。
それから、平たいお皿は使わないそうだ。基本、この平たいお皿に骨や食べられないものを「捨てる」。中くらいの鉢におかずや城ご飯を盛って食べるそうだ。
へぇぇ。
NYのチャイナタウンでも、同じような食器を使うけれども、いままで誰にも「正式な」食べ方を教わったことがなかったので、いつも平たいお皿をつかっていた。主人も。義理両親も「好きに食べたらいい」という方針で指摘しなかったそう。
でも、そういうのは指摘して欲しい。だって、平たいお皿「ゴミ置き」ってことでしょう。うぇぇぇ、今度チャイナタウンでご飯を食べるときは、気をつけよう。そう思った。
いろんな親戚が(また遠いけども)、乾杯をしにやってきてくれる。お茶で乾杯して、こんにちは、と挨拶をする。
男の人と女の人で席が真っ二つに割れている、が主人と離れ離れになると広東語を理解しない私は意味が分からなくなるし、義母は英語がわからないので私とは意思の疎通ができないので、男の人のテーブルにお邪魔する。
祖父母が、アメリカにもう数年忍耐強く住んで、市民権を取ったら、ここにいた人たちがみんなアメリカに移住できた、と知って慄く。すでにNYには結構な数の親戚が存在するのに、ここにいる約20名がみんな移民しちゃう可能性があったとは。
さすが、芋ズル式チャイニーズの移民パワー。
が、移民するのがポピュラーだった(70年代に義理の両親も移民してきた)昔とは違い、今は政府もよくなって、恵州市の人々の暮らしは外国に逃避しなくてもいいらしい。
みんな日本車の新車を所有して、アパートも花園と呼ばれるような高層アパートに住んだりしているそうだ。 -
「ティムサム」
「朝食」
チャイナタウンでもティムサム、よく行くけども…。
やっぱり、ここでもティムサム。この発音であっているのか?わからないけれども、私の耳にはこう聞こえる。(笑)
朝7時から、ホテルにあるレストランで食事に行く。
インターコンチネンタルまで送ってくれた親切な親戚の叔父さんとその奥さんも一緒に。
みんな仕事は?と不安になるが、ティムサムを食べてから仕事に行っていいらしい。奥さんは「時間だから」といって途中で席をたったけど、おじさんは「時間はどうにかなる」ということで、9時くらいまで一緒にいた。
翌日も違うメンバーと、違うホテルのレストランでティムサムを食べたけど、同じことを言っていた。そしてレストランもにぎわっている。
「平日にこんなにのんびりな朝食をみんなできるなんて、ある意味幸せだよね」とコメントしたところ、「中年になると仕事がなくなる、か、勤務時間に融通が利くかのどちらかが、ほとんどで女の人は年を取るとほとんど、「早めにリタイア」して他にすることがなくなる」らしい。
確かに、おばちゃん軍団が多かった。
ティムサムもチャイナタウンとあんまり変わらない。
小龍包は、チャイナタウンで食べたほうが10倍おいしかったけど。 -
「ある村」
義理両親が移民してくる前まで住んでいたという「村」へいく。
*ここで先祖に挨拶をするのが、今回の義理両親の「目的」。
が、どこにあるのかいまいち分からない。ハイウェイの標識をみていると、深センと恵州市の間にあるっぽいけど…。
ともかく車で約2時間。同じ恵州市に住む、同じ村出身というどういうかかわりかは、もはや口では説明不可能というほど遠い親戚の人たちも車をだして、2台の車でいく。
写真は、その村の今は廃校になった小学校。(ホームレスのたまり場になっているもよう…)
祖父母はこの村の隣村の出身。でも、アメリカで数年暮らした後戻ってこず、恵州市でアパート住まいを始めたらしい。どうして村にもどらないのか、よくわからないけど…。
今回訪れた村は義父のほうの出身の村。 -
「村の子ども」
廃校の学校に入っていくと出会った、第一村人。
おもいっきし、昭和の感じがする。(っていう私も昭和をよく知っているわけではないけれど)
村人の子どもではないらしい。だから、おかしをあげなくていいよ、と義理の両親にいわれたけど、もっていたコアラのマーチの子袋を2つあげる。とすると、3人目が現れた!!もう2個しかないから、ごめんね、というととっても、切なそう。
あぁ、ごめんよ…。 -
「歓迎してくれた家in村」
ここで、ご飯を振舞ってもらった。
この場所に、義理両親が「同じ墓を共有する(世話してくれている)」と証する村人が約50人ほど集まる。
「あぁ!」といって、村人がやってきて、テーブルを囲む。
本当に村で…。
義理両親は「やぁ!」とやってきた村人に平等に接し、スーツケース9個分につまっていたお土産と現金をみんなに配る。
サンタクロースよろしくだ。
列をつくって1列に並んでもらったほうが良いんじゃないの?(配給スタイル?)というほどに、いろんな人がいて、一人につき200元を渡す義理両親。一気に現金を使い果たす。
話には聞いていたけど、村を出て行った都会人が村に帰ると皆同じようなことをするそうだ。で、あとはお墓にもいくらかまとまったお金を渡す。 -
村からちょっと歩いた山の中にある、お墓へ向かう。
服のTPOがないので、ワンピとハイヒールのまま、山へ行け!といわれる。(それが正装なので)
ハイヒールでは、絶対に無理だから!と主人に泣きついて、私と主人は靴をフォーマルなものから、スニーカーに履き替えさせてもらって山登り。
ワンピだったので、ひざから下が、茂みにやられて擦り傷だらけになるか、村人および元村人は大丈夫らしい。
ひぇぇぇ。こんなことなら、ズボンもってくればよかった。(とたえスカートが女の人の正装とおもわれていても…) -
「お供え物」
いろいろな儀式があったけども、お墓での儀式が一番大事。
ということで、お供え物を運んでもっていく。
チキンが1匹、蒸し焼きにされている姿に慄くも、そのうちどの料理にもこうして頭がついた鳥が一匹まるまるでてくるので、旅行の間に慣れる。
これを運んでくれた人は、「使いっぱしり」というかんじで、村人からちょっと離れているというか孤立している。村八分的なものなのか?
汗を流しながらいろいろ運んでくれているので(方に担いで)申し訳なくて、日よけ用にさしていた雨傘で彼に影を作って一緒に歩いてあげると、「彼とは一緒にいなくて良い」と義理両親に言われる。
なぜだー?
一番、墓をきれいにしたりしているのに。
「どうして?」と聞くが、「過去に悪いことをした」としか言わない。日本の昔でも「村八分が一番怖い」というのを小学校の社会科の授業で聞いた気がするが、それをまさか目の前で見ることになるとはおもわなかった。
みんな、下僕よろしく利用しているのにいたわりもしないし、会話にもいれてあげない。村人、恐ろしき…。人間の腹黒さをなんとなく垣間見た気がする。
お墓は、日本のようなお墓をイメージしていたけど、そうじゃなくて「蔵」みたいになっていた。で、その中にご先祖様の灰を収めてあるようで、家族単位ではなくて、ご近所さん数家族が一体になっている。(が、元をただせば、家族としてみなされるらしい) -
「オーガニックチキン」
どこにでもいる、鶏。
オレンジ色と黒色の毛をまとって、とても美しい。
この村で始めて、半野生的に買われている鶏に魅了されてともかく、迷惑がる鶏を追うことに専念してしまう。
(で、この鶏が本当においしい。ジューシーでやわらかい。今まで食べていたチキンはなんだったのか?と思うほどに美味なのです)
鶏の糞がいたるところになるので、足元をよく確認して歩かないといけない。この村の朝は、目覚まし時計はいらないだろう。という数の鶏が、コッココッコといってあたりにうようよ、いた。
ノラ犬もいた。が、家の中に普通に入ってきていた。
家の「中」と「外」という概念があまりないみたいだから、どこまでを「家の中」とみなすのか微妙だけど。
全くやせておらず、どでかい、秋田犬を真っ黒にした勇ましい犬たちが、普通に横にどすん、と座って、その図体は大きいのに「僕のことはおきになさらず」という低姿勢で静かに息を潜めて「おこぼれもらえないかな」と羨望のまなざしでご飯をみつめている。
写真にとりたかったのに、カメラが手元になくて残念ながらあきらめたけど。どの犬も、どの家庭の「犬」というわけではなくて、村に属しているらしい。そして冬になると食べるらしい。あぁ…。犬を食べるってほんとだったんだぁ。と嘆く私に、義父が「犬を食べるというのは内緒にしていたんだけど…」と申し訳なさそうにいう。
このワンコたちも、冬になったら食べられるのか?と聞きたかったけど、きかなかった。村人たちは情を移すことなく家畜として扱っている。鶏と同じで、無視というかんじ。
犬が邪魔になったら、「どっかいけ」見たいな感じで、足先で追い払う感じ。あえて躾をされているわけではなさそうだけど、どの犬も静かで、一言も吠えないし、逆らわない。
ボスが誰かを分かっている犬とはこういうものなんだなぁと、しみじみじ。
こうして、村探検は終了。
義理両親たちは、今度は母方の村へまた次回もどっていくそうだが、それは私たちはパス。次は、広東へ移動した旅日記です。
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