2012/10/09 - 2012/10/17
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urufeeさん
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イグアスの滝を観光終わって、アマゾンにも行ってきました。
ブラジル国内線の接続が上手くいかないのか、12日は午後イグアスを出発して、ブラジリア経由でマナウス空港へ。マナウスのホテルには夜23時過ぎの到着で寝るだけになってしまいました。
そして、翌13日アマゾン川セアザ港からボートに乗って、アマゾン・ヴィレッジと言うホテルに向かいました。
写真はアマゾンで泊まったロッジです。
この建物が食堂・レセプションで、ジャングルの一軒屋という感じ。あえて電気は引いて無いということで、自家発電のか弱い裸電球だけの室内です。これだけでは凄く暗いので、ロウソクが置いて有りました。チェックイン時、部屋の鍵と一緒にマッチを渡されるホテルを初体験。
- 旅行の満足度
- 4.0
- 同行者
- 一人旅
- 航空会社
- エミレーツ航空
- 旅行の手配内容
- 個別手配
-
アマゾン川の船着き場には、アマゾンの川魚を売っている魚屋さんが軒を連ねています。
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川魚とは言っても、流石アマゾン。結構大型魚です。
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写真撮っていたら、オジサンがポーズ取ってくれた。折角なので、記念に一枚。
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セアザ港というと、何となく良い響きですが、実際の乗船場所はこちら。
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アマゾンには大型船を含めた沢山の船が行き来しているので、ガソリン船も。タンクローリー車の船版ですね。
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ガソリンスタンド船はそれらしく。
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出港したら直ぐに、茶色のソリモンインス川と、黒っぽいネグロ川の合流点が見えてきました。
アマゾン川という名称は、この二つの川が合流した後を言うらしいのですが、 -
温度・流速・PH値がかなり異なる二つの川は、こんな感じでナカナカ合流せずに、数十km以上このような状態で流れていくのだとか。
昔学校で教わった”拡散”も、大河アマゾンではユッタリ進行すると言うことですかね。 -
途中こんな診療船なども見れます。
2,3日の入院程度は可能みたいです。 -
ガソリンスタンド船もたまには修理が必要に。
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水位がチョット足りないらしく、ここで小型ボートに乗り換えました。
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二十数名のスイス人グループと一緒に、セアザ港からここまで乗って来た船。
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スイス人グループは6人ずつ、先に出発。
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私がガイドと乗った船はこちら。
エンジン二つ有るのは、別の船を含めて、故障した時の交換用エンジン。 -
こんな感じでホテルを目指します。
前方に人が立っているの分かりますか?
膝下くらいしか水位が無いので、結構遠回りと思うように蛇行しながら進みます。
たまに浅瀬を読み間違ったらしく、降りて押したり引っ張ったりもしてましたが。 -
だいぶ進んだ箇所で、このような場所を沢山見掛けるようになります。
当初、アメリカ資本がこの辺に大牧草地帯を作ろうとして伐採した跡なのだそうです。しかし、ITバブルが弾けると同時に資金不足になり、そのまま放置しっぱなし。
こんなに自然破壊しちゃって、昔の大密林に戻るだろうか? -
今日のお宿に到着。
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こんな感じでミネラルウォーターも運んでくるしかないので、大変です。このミネラルウォーター(500mlペットボトル)、一本4リアル(約200円)。労力考えたらしょうがないですね。
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船着き場からこんな道を進んでお宿に。
右側にある黒っぽい木みたいのはオイルランプで、数m間隔で並んでます。
夜この道を歩くと、意外と良い雰囲気です。 -
今晩の私のお家。
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室内。
ロウソク二本点けてみましたが、やはり暗過ぎて今晩は寝るだけ。 -
部屋に荷物を置いて、早速ホテル裏へ、ジャングル・トレッキングに行きました。
先頭を行く水色のTシャツがホテルスタッフで、リュックを背負っているのが、日本人ガイドです。 -
この木が”シャネルの5番”の香りの源泉なのだとか。
アメリカ人は牧場作りにアマゾン来たらしいですが、フランス人はこの木を求めて来るのだとか。 -
地面に比較的大きな穴が開いています。タランチョラの巣との事で、棒切れを入れて、指先で振動加えます。そうすると外敵を威嚇する為、タランチョラが巣から出てきました。
”赤→”追加してみましたが、よく分からないでしょうね。 -
という事で、拡大したのがこちら。
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これ、木にへばり付いた蟻の巣です。
巣の上に小さな蟻がイッパイ居るのですが、写真では分からないでしょうね。
この巣に掌を暫く付けて置くと、小さな蟻が沢山付着します。この蟻を揉み手をして磨り潰すと、芳香剤の代わりになるのだとか。 -
こちらは大型蟻。
ガイドが木の幹をナイフで叩くと、下の巣からこの様に蟻がイッパイ出てきます。
この大型の蟻に噛まれると物凄い痛いのだそうです。
原住民の人は、袋にこの蟻をイッパイ入れて成人となる男子の手を中に入れて、敢えて沢山噛ませるそうです。そうすると体内に免疫が出来て、次回から噛まれても痛くなくなるのだとか。
狩猟等でジャングルを歩き回る原住民の生活の知恵ですね。 -
生活の知恵と言えば、この木の利用もビックリです。
木の皮を剥いで、それに火を点けます。 -
そうすると、線香花火みたいにパチパチと燃え出すと同時に、蝋のような物が垂れ落ちます。これを家具等の木材の隙間に入れて、家具の補修に使うのだそうです。
冷えて固まった状態を触ってみたら、コチンコチン。凄い知恵です。 -
こういう自然観察ツァーに行くと、何時もガイドの目の良さに驚かされます。
今回も地面の落ち葉に乗っていた蛙を見つけてくれました。 -
結構素直な蛙でした。
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2時間弱ほどジャングル・トレッキングを楽しんでから、ピラニア釣りに行きました。
これが釣竿。
餌は昼食時の残り食材”牛肉”です。 -
最初に釣り上げたのは私なのですが、残念ながらピラニアでは無かった。名前聞いたけど忘れてしまった。
この後は、投げ入れると直ぐに餌を突っついている手応えは有るのですが、上手く合わせられずに一向に釣れません。
完全に撒き餌係りになってしまいました。 -
この後、ホテルスタッフがピラニア4匹。日本語ガイドがピラニア2匹を釣り上げました。
この釣り上げたピラニアを、ガイドと私の分として、2匹カラ揚げにして貰いました。骨が多かったですが、結構サッパリした味で美味しかった。 -
カラ揚げする前に、綺麗に顎を解体してくれてテーブルに置いてくれてました。お土産に貰って来ました。
ピラニアは解体する時、必ず上顎が割れてしまうとかで、これはどちらも下顎です。 -
夕食後は野生のワニ観察に行きました。
ホテルスタッフが懐中電灯持って探しに行ってくれます。船の上からも、一人がライトで照らしてますが、怖くないのかな?
どこでも、お金を稼ぐのは大変。 -
最初のポイントでは見つからず、2箇所目で見事捕獲。
3,4歳くらいとの事でした。 -
お子様のワニですが、噛まれたら大変そう。
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正面から見れば、結構愛嬌が有ります。
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希望すれば、こんなふうにダッコも出来ます。
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スイス人グループは、2,3泊していくとかで、帰りは私とガイドの二人だけで、この2階建て船に乗りました。
二人だけで勿体無いみたいですが、セアザ港から次の客を連れてくる必要が有るから良いのだとか。チョット贅沢に2階席を独占。 -
途中で見かけた水上家屋。
5,000米ドルで売りに出ているそうです。
外国人でも購入できるらしいので、別荘に良いかも。 -
大河アマゾンなので、川の中央に灯台も建ってます。
昔は木を燃やしたらしいのですが、近年は太陽電池での照明に切り替えたみたいです。しかし、太陽電池設置後数日もすると盗難されるのだとか。まさにブラジル的ということですかね。 -
セアザ港に近ずいたら、電力船が泊まっていました。
ブラジルの選挙は電子投票なので、電気の無い奥地などでも投票が出来るように、移動発電所は必需品みたいです。 -
今日中にマナウス空港から、リオデジャネイロまでフライトするのですが、チョット時間余り、予定外ですがアマゾナス劇場に案内してもらいました。
アマゾンが昔、ゴムの産出で潤っていた時に建造された豪華な劇場。意外と小さかったですが、ここで世界の大歌手がオペラを演じたのかと思うと感無量。 -
中には入れませんでしたが、事務所の窓が開いていて、そこに置いてあったモニターに内部写真が映ってました。雰囲気だけでもと思い、モニター画面ですが記念に一枚。
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