７万トンの客船（ﾚｼﾞｪﾝﾄﾞ･ｵﾌﾞ･ｻﾞ･ｼｰｽﾞ号）で航く、名古屋・沖縄・台湾クルーズ　６日目

2012/05/06 - 2012/05/14

クルーズ期間中の最後の寄港地花蓮港に到着です。
小雨が降っていましたが、一人で市内歩きに出ます。

花蓮港は他の港と違い、比較的に警備体制が緩く、
客船のそばまで誰でも自由に見学できます。
入港船が多いのか見物客は居りませんでした。

また歓迎セレモニーもなく、観光案内人も一人で
案内書も無く、案内人も頼りない方。
タクシーもほとんど寄り付きませんでした。

エリア 花蓮(台湾)

台湾・花蓮に入港。
堤防には歓迎の表示。

花蓮も雨季です。
傘を持っての市内歩きに出発します。

雨が小降りになってきたので、一人で市内見物に出発。
見学箇所も特に決めずに、ブラブラ歩きです。

戦車や大砲を展示している場所に出ました。
「陸軍花東防衛指揮部」との表示が出ています。
衛兵に写真を撮っても良いのか確認すると、
建物は不可、戦車等は可能とのことでした。

前の写真の反対側から撮りました。
後方の建物が「指揮部」です。
スローガン？は「忠誠精實」となっていました。

美侖山公園への入り口です。
何があるのか楽しみに２０分ほど歩きましたが、
期待外れの場所でした。

美侖山公園を下っていくと、忠烈祠に出ました。

　通常、忠烈祠は戦争で亡くなった軍人、兵士、また著名政治家など、
国家に貢献した人々の霊を祀る廟です。
しかし花蓮の忠烈祠では鄭成功といった歴史上の人物を祀っていることが
大きな特徴です。

鄭成功は１６２４年、長崎の平戸で生まれました。父は明の将軍鄭芝竜、母は日本人の田川マツで、子供時代を長崎で過ごしました。後に明朝の軍人となり、当時勢力を伸ばしていた清朝に対して挙兵。１６６１年には台湾に渡り、南部を占拠していたオランダ人を駆逐。台湾を救った英雄として崇められるようになったのです。鄭成功の英雄譚は日本にも伝わり、近松門左衛門の筆によって「国姓爺合戦」が書かれ、歌舞伎や浄瑠璃の人気演目となりました。
　旅々台北．ｃｏｍ　から、

詳細は下記を。
http://www.tabitabi-taipei.com/cix/4x0.php

忠烈祠から眺めた街の遠望。

橋の上から眺めた忠烈祠。
場所は、林森路と新興路の交差点に位置しています。

ブラブラ歩き中に写した写真。
林森路と中山路の交差点にて。

ブラブラ歩き中に写した写真。
林森路と中山路の交差点にて。
中山路方面を撮る。

花蓮創意文化園に到着。
３．３８ヘクタールの広さです。
３３８００平方メートル。
１０２００坪の広さ。

旧酒醸造所工場跡で、歴史建築に登録されているようです。
内装工事をしていたので、醸造関係の物品は、
別の場所に保存されているのでしょう。
何もなかったのが残念でした。

溝の蓋は昔のままで、造られていたお酒の種類でしょう。
どの様な味がしたのでしょうか。

糖蜜酒とは？想像できませんが、甘酒の感じなのでしょうか。
いろいろ考えさしてくれる蓋でした。

「旧鉄道行人徒歩」
旧鉄道路線跡に作られた歩行者用の遊歩道。

果物屋さんの店先に並べられていた商品。

花蓮港近くの、公園そばに作られた木造の遊歩橋。

遊歩橋から微かに停泊中のレジェンド号が遠望できます。

今日は出発時には小雨が降っていたので傘を持って出ましたが、
すぐに止み傘が邪魔になりましたが、歩くには良かった。

花蓮港を出港しました。
明日と明後日の２日間は終日航海日です。
３日後に横浜港に到着です。

夕食のメイン料理。

同じテーブルの方と記念撮影。
お世話になり有難うございました。