2012/03/28 - 2012/03/28
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jimmyさん
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ラスベガスからLAへの帰り道を大回りして、Palmdaleまでなら、何とか一日で完走できるかなと、まだ行ったことのないDeath Valleyを訪れることにしました。
行く前は「灼熱の死の谷」のイメージでどうだろうかと思っていましたが、実際に訪れると、変化に富んだその雄大な自然に触れることができ、地球という惑星を実感できる旅となりました。
- 旅行の満足度
- 5.0
- 同行者
- 家族旅行
- 一人あたり費用
- 20万円 - 25万円
- 交通手段
- レンタカー
- 航空会社
- ANA ユナイテッド航空
- 旅行の手配内容
- 個別手配
-
朝焼けのLas Vegas。
今日はロングドライブなので、ホテルでの朝食をあきらめ、途中でブランチすることにしました。 -
Stripをすこし南下して、I15に入りN160を目指します。
ギャンブルは好きではありませんが、ユニークな巨大ホテル群が何キロにもわたって大通りをamusement parkにしてしまったアメリカ人の発想の豊かさと、行動力には素直に感心します。
しかし、あの人の多さには閉口しました。 -
N160に入ったところでGasの補給。
砂漠の中を走るので、飲み物やおやつなども購入。
店内のスロットルマシンに熱中する変わり者が、そのうち、ばたばたと店を出て行きました。
まるでCSIのワンシーンの様ですが、What a loser!
次は途中の町、Pahrumpを目指します。 -
Red Rock Canyonをかすめて通るあたりは、いかにもアメリカ西部らしい素晴らしい風景が満喫できます。
雨季が終わる頃なので、砂漠の植物も緑でうきうきしています。
Las Vegasからのアプローチはこのルートが一番近道だと知ったので通りましたが、期待以上の景観の良さに、とても得をした気分になりました。 -
走行する車も少なく、この雄大な景色とドライブをほとんど独占状態。
実に爽快です。 -
右手の美しい風景に別れを告げて、峠道に入ります。
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ちょっとした峠を越えると、また違った風景が広がります。
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Pahrumpのある盆地に入るとさらに雄大な風景が。 左手の山の向こうにDeath Valleyがあるはずです。
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広大な荒野の直線路を走ります。
LA-Las Vegas間にも同様の風景のところはありますが、このあたりは車が少なくて開放感は格別です。
PahrumpのSubwayでブランチ。
イタリアンミートボールが美味しかったので、帰国してから、自分の街のサブウェイに行ったらメニューにありませんでした。 -
砂漠のど真ん中で自転車に乗っている人に遭遇。
車もたまにしかすれ違わない、前後数十キロは全く文明の気配がないところです。 こんなところで大丈夫?
よっぽど自転車が好きなんでしょう。 -
Death Valley Junctionの手前。
あんまり何もなく開放的で気持ちいいので車を止めて、道路の真ん中で「気持ちいい―」 -
いよいよDeath Valley 国立公園の入口近く。青からグレーの山肌が印象的です。
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道路脇の何気ない草木も限られた季節を謳歌しているようです。
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最初の目的地、Dantes Viewに向かう道。
なんだか右手の岩は今にも落ちてきそうです。アメリカだな-。
ヨセミテのTioga passを越えた道沿いの斜面にはこんな岩がごろごろしていて、ひやひやしながら通ったことを思い出しました。 -
標高1669メートルのDantes Viewから海抜マイナス86mのBad water方向を見下ろします。
曇ってはいますが、風もなく過ごし易い天気です。
岩肌むき出しの高い山々に囲まれた、広大な塩の結晶が広がる盆地。
厳しい気候が作り出すなんとも非日常的で、強烈な風景です。
自然の力が、この風景を作り出すのにかかった時間の長さに思いをはせると、心もしばし時空を超えた広がりを旅する気持ちになれます。 -
真ん中の雪を少しかぶったのが、おそらく標高3367メートルのTelescope Peak。
付近を散策するもよし、駐車場の縁石に座り込んで、しばし気持ちをニュートラルにするもよし。
ヨーロッパ人が多いようですが、みんなのんびり時間を過ごしています。 -
硫黄色の丘は次の目的地Zabriskie pointです。
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洗車が必要な前の車も、道路脇のガス欠した人も、back groundと一体となってなんとなく絵になっています。
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色彩的なコントラストがいい。
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バニラとチョコレートのミックスアイスのようです。
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トレイルを歩く若者たち。
彼らのおかげでこの地形の大きさが実感できます。
それにしてもなんとも不思議な景色です。 -
走ってきた道路が遠くに小さく見えます。
よくこんな極地に道路を作ったものです。 -
色彩豊かな地層が縦に走っています。
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レンタRVでしょうか、手ごろな大きさのこうしたRV車もすっかり風景に溶け込んでいます。
こんなので数週間、国立公園めぐりの旅行できたらいいだろうなあ。 -
Furnace Creek Ranch。
この付近に先住民の集落があるそうです。
彼らの先祖がこのあたりにたどり着いたころには、すでにかつての海は干上がって今の地形になっていたはず。
このような過酷な自然条件の中でどうやって生活をしてきたんでしょうか。 -
いずれにしても、ここはまさに砂漠の中のオアシス。
General storeも西部の雰囲気があります。 -
海抜マイナス86mのBadwater。
塩の結晶が大地を覆います。 -
山沿いの一方通行の道(Artists Drive)に入ります。
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アップダウンの激しい地形そのままで道路を作ったところに、多少の遊び心と、おおらかさを感じます。
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まさに「画家のパレット」のような岩肌。
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山に全く木々がないので、雨季に降る雨はときに鉄砲水となり、こうした地形を作り出すのでしょうか。
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ここにも荒野を自転車で走る人がいます。
若くて体力があれば、さぞかし気持ちいいことでしょう。 -
もう一つのオアシス、Stovepipe wellsの近くには砂丘があります。
朝日や夕日のあたる頃は絵になりそうなところです。 -
砂漠の草花には一番いい季節。
一生懸命キラキラしているので、思わずカメラを向けたくなります。 -
Death Valleyから峠を越えて、公園外のPanamint Valleyに降りる道。
道路が向こう天空まで続きます。 -
Panamint valleyはDeath valleyを少し狭くした感じのところです。
周囲の山はまさに火星のようです。
予定ではPanamint valleyを南下するつもりでいましたが、路面が荒く、すぐに引き返しました。 -
正面に標高3000以上のシェラネバダ山脈、右手はかつてはLAアクアダクトとして水源となっていたOwens lake跡です。
今は完全なDry lakeとなり、粉じんがひどいとのこと。
こうした短期間で環境を破壊してしまう人間の生き方は何とも愚かなことだと思います。
環境と共生することが大切です。 -
ここから少し北上したところにシェラネバダ山脈の最高地点があり、それはアラスカを除いた北米大陸の最高地点でもあります。
面白いことに、大陸の最も低い地点(Badwater)からわずか直線距離で100キロ少々の距離です。 -
このような風景の直線道路をのんきに(といっても時速100キロはでていましたが)南下して今夜の宿泊地Palmdaleを目指します。
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途中Californiaの Redrock Canyonを通ります。
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PalmdaleのあるAntelope Valleyについに到着。
LAにはさほど遠くありませんが、風景はまだこんなに広々として雄大です。
プログラムはキャンセルされてしまいましたが、あのSpace Shuttleが地球に帰還していた空軍基地はこのAntelope Valleyにあります。 -
700kmの長距離ドライブはさすがに走ったーて感じですが、車も少なく、広大で変化に富んだ絶景内を走ってきましたので、心地よい達成感です。
Death Valleyは訪れる人も適度に少なく、手つかずの大自然に間近に触れることができる素晴らしいところです。
日程にゆとりがあれば、園内に宿泊して満天の星空をゆっくりと眺めてみたいものです。
今夜の夕食はBBQ、今一歩のものもありましたが、リブは美味でした。
一生の思い出となった大満足の一日でした。
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