2012/10/09 - 2012/10/09
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のーとくんさん
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鶴林寺から足をのばして、映画「天地明察」や「ラストサムライ」のロケ地でもある、書写山圓教寺に行くことにしました。
その圓教寺の近くには、ちょと気になる神社、広峯神社を発見、そこに寄ってから圓教寺を目指します。
ちょっと神秘的な広峯神社は霊験あらたかな雰囲気で、また圓教寺は広い境内に多くの素晴らしいお堂の数々、深い緑とあいまって古の修行場を彷彿させます。
また広峯神社は広峰山の、そして圓教寺は書写山の山頂にあるので、どちらも瀬戸内海を見通せることができるなど、すばらしい眺めを楽しむことができます。
【写真は、圓教寺の摩尼殿(まにでん)です。】
- 交通手段
- 自家用車
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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駐車場から広峯神社までは、ちょっと歩きます。
歩いている途中で、瀬戸内海を垣間見ることができまs。 -
広峯神社につきました。
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石段の右にある宝篋印塔で、室町時代初期に作られたものと考えられています。
かつて広峯神社の背後の「吉備っ様」とよばれていた所に埋没していたものを、この場所に持ってきたものです。 -
石段を上ると随神門があります。
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桃山時代に建立された、拝殿です。
本殿の前面に軒を接して建つ正面十間、側面四間の本殿に相応した大きな建物で、柱筋はほぼ本殿に合わせているのですが、右端が一間狭くなっています。 -
拝殿の正面にある、毎年11月15日に行われる御柱祭で、神様が降臨される場所です。
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拝殿の内部で、その奥には本殿が。
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神輿です。
この神輿は、享保2年(1717)の作で、九月には天祖父社(あまさいしゃ)への御幸(みゆき)の神事があったそうですが、残念ながら今は途絶えています。 -
霊木、息吹木(いぶき)です。
昔より之を千年松と云う、と看板に書かれています。 -
本殿です。
主祭神は素戔嗚尊で、天平5年(733)右大臣の吉備真備公により創建されたもので、入母屋造り、桧皮葺き、桁行11間で、拝殿とともに、国内最大級の大きさです。 -
本殿背後の壁面です。
柱間毎に9ヶ所の穴が開けられ、それぞれの穴の上には、暦の九星(一白水星・二黒土星・・・)を記した木札がかかっているので、自分の守り神に参拝します。 -
本殿の後ろには、多くの摂社が。
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摂社を過ぎて、荒神社と吉備神社を参りにいきます。
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荒神社(右)と吉備神社・仮宮(左)です。
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本殿の近くに戻ってきました。
そこにある、薬師堂です。 -
広峯神社の境内に戻ってきました。
そこにある、蛭子社です。
恵比寿さんですね。 -
蛭子社のとなりにある、展望台からの風景です。
瀬戸内海がよく見えます。 -
蘇民将来をまつる社です。
素戔嗚尊は、蘇民将来の門戸に茅輪(ちのわ)を造らせ疫神を禁圧したので、蘇民将来は病気にかからなかったといわれています。
全国各地の神社で、「輪ぬけ」の神事が行われているのも、この社の故事にならえたものです。 -
随神門を出て、天祖父社(あまさいしゃ)に行く途中家があり、そこからも瀬戸内海を見ることができます。
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天祖父社(あまさいしゃ)です。
伊弉諾尊、伊弉冉尊、天照大御神をお祀りしています。 -
空には、優雅に鳥が飛んでいます。
とんびでしょうか、シャッターがきれたときは、葉っぱの後ろに行っていました。 -
昼食は、圓教寺に行く途中で見つけた「花み月」で。
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美味しい、刺身定食でした。
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圓教寺には、書写山ロープウェイに乗っていきます。
山上駅付近では、遠く淡路島をみることができます。 -
ロープウェイを降りて、少し歩くと、慈悲(こころ)の鐘があります。
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さらに歩くと展望が開け、「ひめじ田宴アート」を見ることができます。
稲、6品種を植えて、姫路城を描いています。
姫路城に羽が生えて、今にも飛び出しそうなこのデザイン、神戸芸術工科大学の女子大生の作品です。
今年で終わってしまうこの「ひめじ田宴アート」、10月20日に「収穫祭」として、刈り取りのイベントがあります。 -
さらに歩いていきます。
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仁王門まで来ました。
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壽量院の門です。
この壽量院では、予約すれば精進料理を食べることができます。
この門は常に閉まっているようで、入口はもうちょっといったところにあります。 -
十妙院です。
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護法石です。
乙天と若天の二人の童子が、この石の上に降り立ち、寺門を守ったという伝説があるそうです。
また、別名を「弁慶のお手玉石」といい、この大きな護法石を、弁慶はお手玉にしたといわれています。 -
圓教寺の代表的な建築物、摩尼殿(まにでん)です。
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摩尼殿の内部です。
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摩尼殿です。
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摩尼殿の中です。
このお堂は、西国第二十七番の札所です。 -
少し歩いて三つの堂に行きました。
三つの堂の大講堂です。
三つの堂は、映画「源氏物語」や大河ドラマ「武蔵MUSASHI」のロケ地です。
「武蔵MUSASHI」では、奈良の宝蔵院として決闘シーンが撮影されました。 -
三つの堂の食堂です。
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常行堂と食堂(右)です。
この二つのお堂、映画「天地明察」のロケに使われました。 -
食堂には入ることができました。
食堂の二階から見る風景です。
ここにはいろいろな展示物があります。
定朝作の大日如来、これは素晴らしい、すごく良い。
円成寺の運慶作大日如来に匹敵するかも。 -
食堂の二階から見る、常行堂です。
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食堂の二階から見る、大講堂です。
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食堂の一階では、写経体験の最中です。
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さらに奥之院まで歩いていきます。
ここは映画「ラストサムライ」のロケ地です。 -
奥之院、護法堂拝殿です。
この拝殿は、弁慶の七〜十歳の間、この山で修行したことから、弁慶の学問所と呼ばれています。
今もその勉強机が残っていて、食堂で展示されています。 -
奥之院、開山堂です。
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軒下の四隅に左甚五郎の作といわれる力士の彫刻があります。
今にも立ち上がりそうですよね。
でも北西隅の一人は、重さに耐えかねて逃げ出したという伝説があるそうです。 -
この彫刻も結構すごい。
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開山堂の横にある、和泉式部の歌塚です。
「暗きより 暗き道にぞ入りぬべき 遥かに照らせ 山の端の月」
性空上人の教えにふれようと、書写山を訪れた和泉式部が、居留守を使われた時の歌です。
性空上人は、この歌に感動し、次の歌を返しました。
「日は入りて 月まだ出ぬたそがれに 掲げて照らす 法の灯」 -
三つの堂の方に戻ります。
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弁慶鏡井戸です。
昼寝をしていた弁慶の顔に、喧嘩好きな信濃坊戒円がいたずら書きをし、みんなで大声で笑った。
どうしてか分からなかった弁慶が、この井戸で自分の顔を見て激怒し、喧嘩となった。
その喧嘩がもとで大講堂をはじめ山内の建物を焼き尽くしてしまったといわれています。 -
三つの堂、常行堂の背面です。
ここで座禅体験ができます。 -
鐘楼です。
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金剛堂です。
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展望公園からの眺めです。
ここからも瀬戸内海を見ることができます。
いい眺めです。
(おしまい)
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この旅行記へのコメント (2)
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- 潮来メジロさん 2012/10/15 22:01:11
- はい、トビ(鳶)さんですね。ヾ(^o^)
- のーとくんさん、こんばんは! ヾ(^o^)
毎度、訪問ありがとうございました。
> 空には、優雅に鳥が飛んでいます。
> とんびでしょうか、シャッターがきれたときは、葉っぱの後ろに行っていました。
はい、トビ(鳶)さんですね。
トビは、尾羽がバチ型をしているので、尾羽が見えれば識別は容易ですね。
ではまた・・・。(^o^)/~~~
(潮来メジロ)
- のーとくんさん からの返信 2012/10/16 06:40:26
- RE: はい、トビ(鳶)さんですね。ヾ(^o^)
- 潮来メジロさん
おはようございます。
書き込みありがとうございます。
やっぱり、トビさんだったんですね。
本当に尾羽がバチ型ですね。
これからは、トビがわかりそうです。
のーとくん
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