2011/03/26 - 2011/03/26
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RAINDANCEさん
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スペイン北部、バスク自治州ビスカヤ県の都市であるゲルニカを訪問しました。この街は、スペイン内戦の際にドイツ軍の激しい空襲を受け、その悲惨な様子を描いたパブロ・ピカソの『ゲルニカ』は有名ですね。
★鮮やかなステンドグラスを天井に構えるバスク議事堂
★街角にたたずむピカソの「ゲルニカ」の複製レリーフ
★空襲の悲劇を伝えるゲルニカ平和博物館
- 旅行の満足度
- 4.0
- 観光
- 4.0
- 同行者
- カップル・夫婦
- 一人あたり費用
- 1万円未満
- 交通手段
- レンタカー
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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ビルバオから車で30kmほど走ったでしょうか。街の中心部に近付いて来ました。
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バスターミナルを通り過ぎます。
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なにやら地方警察が何かを取り締まり中。
スペインの警察官も何もなければ普段は明るいですよ。笑顔で迎えてくれました。 -
公園の傍を通ります。
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カルサダ通りにある観光案内所に寄ります。
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その横にある「ゲルニカ平和博物館(Museo de Paz de Gernika)」、ここは後ほど訪れます。
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バスク議事堂へ向かう途上にある教会。
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「サンタ・マリア教会(Iglesia de Santa Maria)」です。
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サンティアゴ巡礼路のシンボル。
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「バスク議事堂(Casa de Juntas de Gernika)」に到着。
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スペイン語ではなくバスク語です。
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議事堂の見どころはこのステンドグラス。
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ここには「ゲルニカの木」が描かれています。オークの木の下で団結を誓い合う絵は、バスク民族の自治の象徴だそうです。
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議事堂のミニチュア。
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「ゲルニカの木」、その300年前の古木は今も保存されています。
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議事堂からしばらく歩くと、ピカソのゲルニカのレリーフに辿り着きました。公園などではなく、普通の街角にあるので、「え?ココ?これですか?」という感じです。
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スペイン内戦さなかの1937年、フランコ率いる国民戦線と連携したナチス・ドイツの空軍コンドル部隊に、ここゲルニカは人類史上初の無差別爆撃を受けます。ピカソは、その時の怒りをこの絵に表しました。
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最後に、「ゲルニカ平和博物館」へ。ピカソの絵に入ってのワンショット。
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第二次世界大戦の前哨戦とも言われるスペイン内戦、ゲルニカが標的にされたのは、内戦で人民戦線側で民族意識が高く自治の象徴であったため独裁の障害になり得る→大戦前の空爆の演習もかねて叩いておこうという意図だったとも。
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フランコは、バスクの自治権の剥奪とバスク語の禁止をもって、この地方を弾圧しました。
そんな悲惨な歴史を持つゲルニカでしたが、現在は見事に復興しバスクの文化を受け継いでいます。
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