2012/09/17 - 2012/09/17
1122位(同エリア1805件中)
エムさん
ロシア4日目はサンクトペテルブルク市内観光です。
夜はオプションで申し込んだバレエ鑑賞があります。
午前:ニコライ1世の騎馬像、ピョートル大帝の青銅を見学
聖イサク寺院見学
午後:血の上の教会見学後、ネフスキー大通りでフリータイム
夜 :バレエ鑑賞
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 5.0
-
広場の中心にあるニコライ1世の騎馬像とイサク聖堂
今日は曇り空・・・
天気予報では滞在中ずーっと雨でしたから、降らないだけましです。 -
イサク大聖堂
聖堂の柱には、第二次世界大戦で受けた砲弾の跡が残っていました。 -
青銅の騎士像(ピョートル大帝の騎馬像)
「ピョートル1世へ エカテリーナ2世より 1782年」と記された台座の文字。
フィンランドの巨大な花崗岩で、フィンランドから2年をかけて運ばれたもの。
台座はバルト海を意味し、大帝が踏みつけた蛇は北の敵国を表わしています。
ヘルシンキの要塞ではソ連に向けた大砲が残っていましたから、何だか大蛇が哀れです。 -
デカブリスト広場からネヴァ川対岸に見えるサンクトペテルブルクの街並み
下は旧元老院 -
イサク大聖堂に入ります。
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一歩中に入ると、その大きさと美しさに圧倒されます。
緑色の石は孔雀石で、ラピスラズリなどの色鮮やかな石が使われ、世界で3番目に大きい聖堂です。 -
聖堂の正面祭壇は孔雀石の太い柱の間にイコノスタシスがずらっと並び、それは見事です。
上から2段目の絵は最後の晩餐です。 -
ロシア正教はイコンで埋め尽くされ、彫像やステンドグラスが使われません。
このキリストのステンドグラスはピョートル大帝がヨーロッパから持ち帰り、唯一この聖堂にあります。 -
遥か天井ドームの中心は白い鳩が描かれています。
高さ101.5mもあり、この写真を撮るのに首がツルかと思いました。 -
サンクトペテルブルクは沼地で、その昔イサク大聖堂の前はキャベツ畑だったという。
その当時の写真がありました。 -
この軟弱地盤での工事は、杭を打つ基礎だけでも5年かかったそうです。
写真は建物正面の柱(花崗岩の一枚岩)を建てるのに使った足場の模型です。 -
樫の木にブロンズのレリーフを貼り付けた扉は一枚10t、西・南・北の3ヶ所にあります。
ロシア正教では東に祭壇があります。 -
モザイクで描かれたキリスト
ガイドさんからモザイク画だと聞いて近寄ると、確かにそうでした。
とても小さい石片を丁寧に貼り付けてあります。
説明を聞かなければ、フレスコ画だと思い込むところでした。 -
こちらもモザイク画
キリストの誕生と聖ペドロのモザイク画 -
この先は懺悔中なので入れませんでした。
眩いばかりの金・・・
この聖堂のドームに使われた金は100kg以上だそうですが、レリーフにもふんだんに使われています。 -
豪華絢爛な天井の装飾は、モスクワで見たウスペンスキー大聖堂とは全然違います。
見応えのある聖イサク寺院でした。 -
昼食はキエフ風チキンカツレツを頂きました。
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血の上の救世主教会
モスクワの赤の広場に立つ聖ワシリー聖堂に似ています。
ロシア皇帝アレクサンドル2世は農奴解放令を発し、この地で暗殺されました。
父の死を弔い息子のアレクサンドル3世が、その地の上に建てた教会です。 -
皇帝アレクサンドル2世が爆弾で暗殺された現場
暗殺現場の道路だった石畳は事件当時のまま残されています。
赤いカーネーションが手向けられていました。 -
祭壇の扉はトパーズや、ラピスラズリ等の宝石が使われています。
モザイク画は左側に聖母子、右側にキリスト、その右側が聖イコンです。 -
祭壇の一番上は最後の晩餐の絵です。
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壁や柱のイコンはモザイクで描かれています。
柱はとても太く、人と比べれば、その大きさが分かると思います。
床はヨーロッパ各地から取り寄せた大理石で、美しい模様が施されていました。 -
天井を見上げると、13歳のキリストが描かれていました。
ガイドさんの説明を聞かなければ、絶対に見過ごしていたでしょう。
少年の頃のキリストは初めて見たので感動でした。 -
ロシア革命で破壊され、祭壇にはイコン画がありません。
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出口の扉がまた立派なのです。
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アレクサンドル2世が農奴農民を解放した時の命令が書かれた記念板。
第2次大戦で受けた無数の銃痕は、人々の記憶を残すために修復されず、残したままです。 -
反対側の教会
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サンクトペテルブルクの目抜き通り、ネフスキー大通り付近の土産物店でフリータイムとなりました。
デパートとスーパーの場所を教えて貰いましたが、二人とも足が痛くて買い物どころではありません。
「とにかく足を休めて寛げる所へ行きたい。」ということで、公園を目指します。 -
オストロフスキー広場にやって来ました。
エカテリーナ2世の像があり、花壇が美しい公園です。 -
エカテリーナ2世の像を更に奥へ歩くと、アレキサンドリンスキー劇場があります。
今夜のバレエ鑑賞がある劇場で、サンクトペテルブルク最古の劇場です。 -
公園のベンチに座って足を揉みながら一息つきました。
日頃から運動不足の上、猛暑で歩こうとしなかったツケが回って来たのです。
今日のような暖かい日は、買い物より公園で寛ぐのが一番です。
「こんなフリータイムも思い出になって良い。」と二人で足揉みの写真を撮り合い、それなりに満足です。
結局30分位まったり過ごしました。 -
大通りから抜ける素敵なショッピング街も素通りです。
集合場所に戻る前に地元の人が行くスーパーへ立寄り、アリョンカちゃんチョコを3袋買いました。 -
4:20 土産物店に戻って来ました。
友人が気に入ったイースターエッグを買いにレジへ行くと、中国人がかなりいました。
彼らは大量に買い物をするのでレジが混み、時間がかかります。
全般的に、ここは決して安くありませんし、座って休む椅子(殆ど中国人が占領)が少ない。
機械の故障か?VISAカードが使えなかったのも印象が悪い理由の一つです。
結局、買ったのは彼女のイースターエッグのみです。 -
午後からは青空になり、運河のある街並みが美しいです。
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夕食はビーツのサラダとサーモンのステーキのロシア料理です。
ビーツは初めての食材で、着色したような色に戸惑いましたが、さっぱりとして美味しかったです。
このレストランの左側の席は、後からやって来た中国人団体で全て埋まりました。
途端にガヤガヤうるさくなって(~_~;)・・・民族性なのか? -
アレキサンドリンスキー劇場へ行くバスの車窓から写した街並み。
車の渋滞で、ゆっくり走るので結構楽しめました。 -
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アレキサンドリンスキー劇場
19:30 劇場に到着
私達は前から5列目のベストポジションで喜んでいたら、ナント、後ろの席が中国人の団体、(~_~;)
嫌な予感がしたのですが、案の定、撮影禁止でもカシャ、カシャとシャッター音がうるさい。
話し声はするわ、食べる気配はするわ・・・マナーが悪い!
せっかくの本場バレエが台無しでした。 -
ライトアップしたアレキサンドリンスキー劇場
何だか胸がスッキリしないままホテルに戻ります。 -
サンクトペテルブルクの夜景
バスの窓に反射してキレイに撮れませんでしたが、素敵な街でした。
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この旅行記へのコメント (2)
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- Bioraさん 2012/10/09 13:08:15
- 素晴らしいイサク大聖堂☆
- エムさん、初めまして。
私にとってロシアは、ぜひ一度は行ってみたい国の一つです。
それもエルミタージュ美術館に行きたいという思いだったのですが、今回エムさんのイサク大聖堂のお写真に、すっかり心を奪われてしまいました!
本当に素晴らしいの一言です。
圧倒される美しさですね。大国の美の深さにため息が出ました。
私もいつの日か、あの大聖堂に行ってみたいです。
美しいイサク大聖堂のお写真にポチッと一票です!
(^_^)/
- エムさん からの返信 2012/10/09 15:49:11
- RE: 素晴らしいイサク大聖堂☆
- Bioraさん、ご訪問とメッセージ、そして投票をありがとうございました。
イサク大聖堂の贅を尽くした建物には驚きました。
暗い共産主義のイメージが強いロシアの印象が変わりました。
帝政ロシアの貴族社会に、ベルサイユ宮殿クラスの文化があったとは知りませんでした。
エルミタージュも凄かったですよ!
今写真の整理中ですが、そのうちアップしますので是非お越し下さい。
でも写真では、その魅力を十分伝えられないのが残念です。
また機会があったら、今度こそじっくり堪能したいサンクトペテルブルクでした。
エム
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