震災後　北茨城の海は　平潟港　天心記念五浦美術館　五浦岬公園　六角堂

2012/09/26 - 2012/09/26

福島県いわき市の県境　

北茨城の　平潟港　美しい五浦の海は

エリア 北茨城・磯原(茨城)

• 同行者: カップル・夫婦（シニア）
• 交通手段: 自家用車
• 旅行の手配内容: 個別手配

福島県最後の勿来の港は今日は通過

日帰りの旅では無理が有るので

次は　雨情さんの波浮の港のモデルとも言われる

美しい港

平潟港
http://www.city-kitaibaraki.jp/modules/sight/index.php?content_id=33

津波は６ｍ以上　

漁船は数隻の被害

付近の家は一階部分浸水流失破壊

一部地盤沈下あり

港全体では　完全破壊は２軒くらいかと　土地の方のお話

私が初めて訪れたのは１０年ほど前の事

あの日よりすっきりとしたように見えますが

屋外の細かい物は　海に流されてしまったと思われます、

今日の平潟は明るい、、

あんこう鍋や

温泉もあります

ほぼ復旧されています。

良い漁港です　推薦

土地の人も親切です。

漁船の無事な姿をみて一安心。

薬師堂も無事屋根の覆いくらいは我慢の範囲

　想像ではもうないとばかり思っていました。

勿来の海水浴場からほんの少し離れた港

　波が穏やかで、天然の良港。

施設も無事に、、幾分損傷もあったそうですが修理済

　初めてで、歩いただけでは　地震の被害は無いように見えますが。

　　住民の皆さんの復旧努力の結果です、

美術品も心配、建物もどうした

　津波の心配はなかったのですが

　　此処から見る海も美しくて好きな美術館です

出来たばかりは　素朴な五浦に　豪華な建物が出来てしまい不満でした、

　　ので　通過ばかり、２００６年に初めて入る気持ちになり　

来てみると　素晴らしい絵画（日本画）に圧倒、、

　食事処から見える　いわきの海の美しさ

庭から　展望台からのいわきの海の素晴らしさ


茨城県　岡倉天心記念五浦美術館
http://www.tenshin.museum.ibk.ed.jp/

何時もの　駐車場から上がる

　丸ポストのお出迎え

東日本大震災の被害の様子も見えません

　３月１１日より　１１月１日まで　休館　

　　被害は大きかったようです。

地崩れ　

地盤沈下　

そのための地下浄化槽全損失

復旧工事は９か月に及びました。

入口で

入場料　デズニーの企画展付きで一般７００円

　有り難い事の年齢割引、私は無料、、

建築の外部はそっけないデザインです

　内部はそれは素敵な空間です。

食事が先　此処から見る風景も好きな風景の一つで

　ちょうど窓際が開いたので　

　　常陸牛の料理を暖かいコーヒー

　ゆっくり味わう

受付付近とロビー

デズニー展

　

撮影ＯＫのマーク

撮影ＯＫのマーク

他は撮影禁止

童心に帰った時間でした。

子供たちの声に反応、、パチリ

ゆったり　ひろい　休憩室

庭へ出て　見下ろす。

新設　復興の鐘

　一つたたく　響き、、海にひろがる

秋の空　芝生の庭　パンダが置いてある

案内図

　　左手の展望台へ行きます。

盛り土の展望台

被害のあった隣の海水浴場

いわきの海　火力発電所、、

　　東北電力　東京電力　双方の対応の発電所　活動中

福島県小名浜の

いわきマリーンタワーが見える

一時はケーブルカー故障で歩いて登る状態だったとお聞きしてますが

現在は問題なし、、ケーブルで上がれます

ここからの見晴らしは最高、、

　その先には　美空ひばりさんの歌碑で有名になった

　　　塩屋崎燈台が有ります

第二次大戦で　連合軍の標的になり破壊　

　　職員の犠牲者も出た悲劇もありました

映画「喜びも悲しみも幾歳月」の原作者は

　　灯台長の奥さんの手記から生まれました

此処に　津波が押し寄せて来た。

平和、、

そろそろ次の

五浦海岸の　六角堂へ、

長い思い出の地　六角堂へは時間の都合で寄らずに

かって知ったる　

五浦岬公園へ

五浦観光ホテル　大きな被害を受けたようです。

最初に訪れた５０年前はホテルはなく

夏でしたので、、

ホテル付近の海を子供たちが

泳いでいたことを懐かしく思いだされます

被害のあったホテル下部と再建された六角堂

　六角堂も以前　台風で流されて

　　私の記憶だけで今回で三回目の建物です。

茨城大学文化美術研究所
http://rokkakudo.izura.ibaraki.ac.jp/

津波は六角堂を押し流し、、崖の上まできました

いかに津波の大きかったかお分かりでしょう。

天心旧居(有形文化財）も被害は有りました　

地震の影響で長屋門も一部破損

新設の灯篭

波

押し寄せる波しぶき

横山大観の代表作にも

　此処の岩と波が描かれて居ます

　　好きな絵の一つです。

なので、、ここを何枚も写してしまいました。

帰り道。。

愛車が駐車場で待ってました、

　付録

　　６年前（２００６）　大災害前の　

　　　同じ場所写した　

　　　流失した六角堂

　　今回よりもっと下まで行けたので

　　　　すこし　低い位置から写してます

　　次は　被害の大きかった大津港へ。

　　　　　　続く

この旅行記へのコメント （2）

• いっちゃんさん 2012/10/03 19:14:42

  震災の恐ろしさをまざまざと・・

  北茨城に・・
  私たちと一日ちがいで　ニアミスでしたね。
  
  それにしても震災の恐ろしさをまざまざと見せつけられた思いです。
  
  六角堂が早々に再建されたのは嬉しいニュースでした。
  
  また、機会がありましたら訪ねたい所の一つです。
  
  
  　　　　　　　　　　　いっちゃん

  義臣さん からの返信 2012/10/04 10:30:09

  RE: 震災の恐ろしさをまざまざと・・

  　　　いっちゃんさん
  
  北茨城やいわきはよく知っていただけに心配で、　
  
  六角堂は茨城県　茨城大学、
  
  そのほかに美術関係のかた達のご尽力のおかです
  
  前回も台風で流失の時の素早い反応でした
  
  有り難いですね。。
  
  ホテルの無い頃の付近は　
  
  素朴で田舎風で。素晴らしかったです
  
  ホテルができて観光バスが乗り入れて　あの風情は見られなくなって
  
  次代の流れとはいえ寂しい限りです、
  
  なので　五浦岬公園から見る事が当たり前のようになってしまいました、
  
  ここからも綺麗ですよ　施設は何もありませんが。
  
  　　　　　　　　　　　　　　　　義臣