2012/10/04 - 2012/10/04
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ぱっしょんKさん
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今年の国慶節の休みは中原の地。河南省に向かいました。
旅行の予定は以下のようにしました。
9/28 仕事終了後飛行機で鄭州に。同時に彼女は大連から上海経由で鄭州に。
9/29 鄭州見学(メインは商代遺跡と黄河)
9/30 安陽(メインは殷墟←今回1つ目の世界遺産)
10/1 安陽林州(メインは太行山大峡谷)
10/2 安陽林州&安陽(メインは&紅旗渠と文字博物館)
10/3 洛陽(メインは龍門石窟←今回2つ目の世界遺産)
10/4 洛陽&鄭州登封(メインは白馬寺と夜の演劇嵩山禅宗少林音楽大典) ←この日の旅行記です。
10/5 鄭州登封(メインは少林寺←今回3つ目の世界遺産)
10/6 開封 (メインは開封府、相国寺)
10/7 開封 (メインは鉄塔公園、龍亭公園)
僕は飛行機で東莞に戻る。
彼女は許昌の親戚の家に行く
このような予定。毎回予定通りにはいかないので、どうなることでしょうか。
とにかく今回の旅で中国8大古都(北京、西安、南京、杭州、洛陽、安陽、開封、鄭州)を制覇できる予定です。
宋の時代までの中国の本当の中心地で当時の文化と、中国の自然を感じ取るのが今回の旅の大きな目的です。
10/4
中国中原の旅古都洛陽の最古の寺院と少林寺の麓のミュージカル編のスタートです。
- 旅行の満足度
- 4.0
- 観光
- 4.0
- ホテル
- 4.0
- グルメ
- 4.0
- 交通
- 4.0
- 同行者
- カップル・夫婦
- 交通手段
- タクシー 徒歩
- 航空会社
- 中国南方航空
- 旅行の手配内容
- 個別手配
PR
-
ちょと遅めの朝ご飯をホテルで取ります。
9時半にレストランに行くと結婚式の準備をしていました。
この日は洋食を選択。
目玉焼きとパン2つ。フレンチトースト、トマトを煮たもの。白菜の炒め物。ベーコン、サラダにコーヒー。
ゆっくり食べて10時にチェックアウト。
タクシーを捕まえて出発。
交渉で100元で値段を決めて、白馬寺に向かいます。 -
白馬寺に到着です。
中国で最初に建立されたお寺です。
写真は西門です。
ここでチケットを購入します。 -
入場料は50元。
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山門の反対側に今は閉鎖されていますが南門が白馬寺路の面して建っています。
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白馬寺山門です。
ここから白馬寺境内に入っていきます。 -
天王殿の前に来ました。
白馬寺一つ目の大殿です。
たくさんの人が焼香の準備をしています。
彼女も例外に漏れず。
焼香の間暇なので、両脇の建物を見学に行きます。 -
入って右側が鐘楼
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左側に鼓楼です。
どこのお寺にもこの2つは有りますけどね。 -
天王殿の中には韋駄天将が立っていました。
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次の建物は大仏殿。
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真ん中に釈迦牟尼仏、左に普賢菩薩、右に文殊菩薩が座っています。
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そのまま裏に回ると、観音菩薩がちょっと高い位置に座っています。
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そのまま外に出るとこちらは観音殿になっていました。
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彼女は焼香を一生懸命にしております。
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次の建物は大雄殿。
通称は大雄宝殿。 -
中には三世佛
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十八羅漢が納められています。
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先ほど同様裏に回ると玉佛像が横になって出迎えてくれました。
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外に出るとここは文字通り臥玉佛殿とありました。
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横にある建物をちょっと覗きます。
玉佛殿があり -
中には座った玉佛様がいました。
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伽藍殿を覗くとそこには伽藍菩薩がいました。
この像は元代のものが現在まで残っている貴重なものです。 -
最後の一棟
接引殿です。 -
中には阿弥陀仏像と観世音菩薩がいます。
-
日本でもよくありますが、撫でると体の悪い所がよくなるそうです。
でも食べたらあかんのじゃない? -
境内の一番奥、階段を上がったところに清涼壹とかかれたところがありました。
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正面に清代の盧遮那仏が納められたヒ(田へんに比)盧閣があります。
盧遮那仏の脇にいるのが左、文殊菩薩。右、普賢菩薩。 -
法宝殿がありました。文字通り宝物が保管されている場所。
地下の石垣の中は宝物博物館になっていて貴重な品を見ることができます。
このあと、外を回って山門に戻るのですが、途中泰式仏教寺院とインド式仏教寺院があります。
泰式仏教寺院は入れましたが工事中。インド寺院は、はっきりいって形が寺院ではなくサンチーにあるストゥーパそのまま。
あれはお墓だよ!
両方とも見る気が起こらず通過。 -
山門にある馬の像。
白馬寺の名前の由来となった四十二章経を西域から白馬二頭で蔡オン(りっしんべんに音)と秦景の2人が運んで来たことに由来します。 -
斎雲塔を目指して東に歩きます。
狄梁公墓という墓がありました。
明代に作られたもので、則天武后が政治を取っていた際に宰相をやっていた狄仁杰のお墓。 -
菩薩道場と書かれた門をくぐります。
ここから先は尼寺。本来は男子禁制です。 -
大雄賓殿。こちらの道場の本殿です。
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大雄賓殿の前は大きな池があります。
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大雄賓殿の中には阿弥陀仏がいます。
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大雄賓殿から隣の森の向こうに見えました!目的の斎雲塔。
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斎雲塔です。
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建物の足元に花がそえられたいました。
洛陽といえば牡丹の花。
今になって思えば、秋にはないよねぇ。これは造花だったかな。 -
塔の周りを時計回りに回ります。
目的に応じて何周するかガイドが隣に書いてありました。
彼女は3回回ります。 -
どうやら裏から僕達は来た様です。こちらが表側ですね。
満足したところで戻ります。 -
白馬寺に入場した西門に戻ります。山門の前にある池。
タクシーを捕まえて駅前のバスターミナルまで行こうと思ったのですが、聞けば80元。バスが二人で60元くらいのはず。
聞けば登封市内まで150元で行ってくれるとの話。
迷わずにタクシーで登封市内まで行くことに。 -
白馬寺から登封市内まではこのような道を走っていきます。当然信号などはなし。
そのあと山道に入り、嵩山を裏から少林寺の前を通り抜けて登封市内に入りました。
その時に少林寺で恐ろしいほどの渋滞を目の当たりにしました。
少林寺駐車場から繋がること、高速道路の出口まで。
最後尾は入場するまで4時間待ちとか。
正直3時過ぎに通ってましたので、少林寺の閉門時間をすぎますぜ!
翌日は朝早く少林寺に行くことを彼女と確認。 -
この日の宿は天中大酒店。4つ星のホテルです。
チェックアウトと同時に嵩山禅宗少林音楽大典のチケットの予約をお願いします。
A席248元。2枚予約成功。
チケットは現場のチケット売り場で受け取るそうです。
ついでにタクシーの手配もお願いしました。
僕達の公演は19時30分スタート。18時半出発になりました。 -
この日も宿泊はベーシックツインルーム390元。
部屋は広いぞ、32平米。
たまたまかもしれませんが、インターネットが繋がりませんでした。 -
洗面所は当然清潔ですが、アメニティーのケースがちょっと高級。
-
シャワーは今回本当に多い固定式。
さらにここは水圧もちょっと弱かったです。 -
時間は4時半過ぎ。
食事を取りにいきましょう。昼ご飯も食べてませんからね。
先ほどタクシーで通って来た登封中心を目指します。彼女がめぼしいレストランを見つけた様子です。 -
彼女が目をつけていたのはこの牛蛙バオ(上が保、下が火)のお店。
着いたのは5時ちょっと前だったのですが、5時半から営業とのことで、周りをブラブラして時間をつぶし5時半をまち、再度来店です。 -
これが、牛蛙バオ(上が保、下が火)
上に汁のない鍋があり、下から炙りながら食べます。
お肉は牛蛙。つまりはウシガエル。
味は辛めでまずまずおいしいです。
日本だとウシガエルは足の唐揚げくらいしかないですけど、中国では鍋が中心です。
6時を過ぎた為、ホテルに戻ります。
その途中僕達は
「嵩山禅宗少林音楽大典は外だから上着持っていった方がいいね。山の中は寒いからね。」
という話になり、部屋に戻ることにしました。
時間は6時15分。
ちょっと休憩ができました。
そして6時半のフロントからタクシーが来たとの連絡が。 -
タクシーに乗って約40分。待仙溝という場所にある嵩山禅宗少林音楽大典公演場所に到着しました。
早速チケットを受け取りに行きます。 -
248元/人のチケット。A席で16列15番席と13番席。結構真ん中の方の席が取れていました。
チケットを受け取り、会場に。と思ったら、門を入ると山の上の方に道が続いているだけ。登っていった所で上演されるようです。
道を登っていきます。
やっぱり山の中は寒いです。
2人して「寒いね!」と行っている時に気づきました。
しまった!上着忘れたね!!何のために部屋へ行ったんだ!!
まぁこんなこともありますわ。
僕はしょっちゅうですけど。 -
歩くこと5分ほどで上演会場に到着。
少林寺をモチーフにしたこの建物の裏側に座席があり、さらにその向こうの山そのものがステージになっています。 -
こんな丸い椅子に座って観劇します。
僕達は早めに入場したので、空席だらけですが、開演時はいっぱいになりました。
この日は国慶節休みなので特別に2公演行われました。僕達が観た7:30〜8:45と9:30〜10:45の2公演です。
通常は8:30〜9:45の1公演のみ。 -
水楽、木楽、風楽、光楽、石楽の5つで構成されていて、少林寺や仏教のまつわる話を演じていきます。
水を楽器にして音楽を奏でる所からスタート。
全編で少林寺のお坊さんの成長を表していく物語になっています。
最初はお坊さんだけしかみえませんが、 -
後ろに橋が浮かび上がり、ちなみに橋の前にいるお坊さんは達磨和尚です。
-
少林寺はもともと禅宗のお寺。
やはり座禅が基本です。 -
さらに山の上にお寺が照らし出されます。
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洗濯する女性達。水を張った桶に足を入れてリズムを取る様は楽しい気分になります。
-
この写真の右側にある洗面器に張った水で出す不思議な音色は何とも言えないものです。
-
みんなが至る所で水でぴちゃぴちゃやってるだけなのに、音楽になってしまうんです。不思議です。
聞いていて鳥肌が立って来ました。寒かったからかも(苦) -
バックに浮かび上がる少林寺の本殿と練習場(のセット)
-
やっぱり少林寺といえば少林寺拳法。
拳法の動きを見せてくれます。
木楽は木魚が主な楽器。 -
修行なくして拳法なし!
アチョ〜!!
でも手には木魚。アクションしながら音楽を奏でて見ている人を楽しませてくれます。 -
哈っ!
響く気合いの声。そして木魚の音。
おお!かっこええ〜
木魚の音が響き渡り、会場を支配します。 -
その時にヤギがたくさん入場。
なんでもこの女の子が伝説の放牧少女。
彼女の歌声に木魚はかき消されていきます。 -
彼女の歌声こそこの世の人間の美しさ。
その前では禅は所詮かなうものではないということを表しています。
と終わってから解説読んでなるほどと思ったけど、こんときはこんなにヤギいる?とか心の中で突っ込んでましたけど。 -
全員で手に持った棒を叩き付け、音をだしてリズムを取ったりします。
-
武器を使った拳法。あんまり見たことが無かったのでちょっと新鮮。
-
哈!
決まった! -
山の上までお坊さんがいっぱい。
かなりの迫力。
旗をもったお坊さんが出て来ました。 -
これだけの旗が息を合わせて振ると、音がバサ!バサ!と聞こえて来てリズムを感じてくるから不思議です。
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琴を持った人が登場。
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暗闇からたくさんの女性が浮かび上がり、
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旗の荒々しい風に対して布で柔らかく優しい風を表現します。
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山の上から月が出て来ました。
なんと大きい規模のセットでしょうか! -
山全体に光が浮かび上がり、その中に仏様の姿が。
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光の力強さを感じさせてくれます。
-
三蔵法師が白馬に乗って登場します。
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周りの中国人からなんで孫悟空や沙悟浄、猪八戒がいないんだ。って声が挙っていましたが。
あれは物語の中ですから! -
笛を吹きながら、まさしく風のように去っていきます。
-
光のシャワーのがしたから上を照らすなか、お坊さんが重低音響く管楽器を吹いています。
-
そこに登場したのは皇帝様ご一行。
-
橋を皇帝一行が渡っていきます。
皇帝こそが、当時の光そのものということでしょうか。 -
そしてクライマックス。
南無阿弥陀仏の大合唱で終了です。 -
登封は鄭州や洛陽から日帰りで来れる距離ですから宿泊する人は少ないとは思いますが、音楽あり、カンフーありの楽しいミュージカルです。
登封に1泊して嵩山禅宗少林音楽大典を楽しんでみるのもおすすめですよ。
公演が終わり、タクシーでホテルに戻ります。
その時に明日、少林寺へ連れて行って欲しいとお願いしたら、なんと乗車拒否。
渋滞がすごいので、近づきたくないそうです。
7時に出発すると伝えたら、オッケーしてくれました。
翌日はこの旅3つ目の世界遺産、天地之中歴史建築群を見て回ります。
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