2012/09/11 - 2012/09/14
941位(同エリア3205件中)
キリさんですさん
- キリさんですさんTOP
- 旅行記91冊
- クチコミ69件
- Q&A回答26件
- 288,329アクセス
- フォロワー18人
今回は音楽をテーマにしてハプスブルク家ゆかりの中欧三古都のオーストリア、ハンガリー、チェコに行ってきました。
ハンガリーでは聖イーシュトヴァーン大聖堂のオルガンコンサート、チェコではプラハ城内の教会コンサート、ザルツブルクではミラベル宮殿での弦楽三重奏そしてウイーンでは若い頃からの夢でしたオペラ座(国立歌劇場)のオペラと楽友協会でのモーツアルト・オーケストラを堪能してきました。 最近はカラオケ程度しか音楽に触れる機会がなく寂しい思いをしていましたが、久し振りにタップリと素晴らしい音楽を味わい、夢のような時間を過ごした感動の旅でした。
本編は最初に訪問したハンガリーのブタペストでの街歩きを中心に掲載しています。
- 旅行の満足度
- 4.5
- 観光
- 4.5
- ホテル
- 4.0
- グルメ
- 4.5
- 交通
- 4.5
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 15万円 - 20万円
- 交通手段
- 鉄道 高速・路線バス 徒歩
- 航空会社
- カタール航空
- 旅行の手配内容
- 個別手配
-
ブタペストのリスト・フェレンツ空港から路線バスで地下鉄3号線のケーバーニャ・キシュベシュト駅に行き、デアークテール駅で2号線に乗り換えブタペスト東駅に到着です。
歴史の重みを感じる重厚な駅です。 -
東駅の正面から見て左側のビルが今回宿泊した「GOLDEN PARK]ホテルです。
ビジネスホテル程度のホテルですが従業員の対応も良く、一人旅には最適のホテルでした。 -
14時にチェックインして、直ちに街歩きに出発です。
今回はカタール航空でドーハ経由でしたので20時間近い長旅にもかかわらず、休憩もせずに街歩きに出発とは、まだまだ若いです。
出発前に映画「恋の涙ドナウに流れ」を観て、ハンガリーは悲しい歴史を感じる暗いイメージでしたが予想以上に明るい雰囲気なので安心しました。
早速、ブタペスト名物の地下鉄のエスカレータの長さと速さを味わっています。 -
とりあえず、地下鉄でブタペストの中心地のデアーク・フェレンツ広場に来てみました。
通りがかりの若者に「くさり橋」へ行く道を聞くと「その道を左に曲がって真っ直ぐ行けばOKですよ」とのこと。 ずいぶんと大雑把なので、今度は年配の女性に聞いたが同じような答えでしたので、とにかく左方向へ歩いてみました。 -
5分ほどでブタペストのシンボルと言われている「くさり橋」に到着しました。
もっと賑やかな処かと想像していましたが、平日でもあり、天気も悪かったせいか観光客も少なくヒッソリとしていました。
しかし、大きなライオン像が構えている立派な橋のたもとに立つと「これがセーチェニくさり橋なのか」と感動します。
ペスト]側から長さ375mのくさり橋を渡りブダ側の王宮に向います。 -
くさり橋の途中で左前方に王宮が綺麗に見えます。
王宮の丘は標高167m、長さ1500m、幅300mのかなり大きな地域で世界遺産に登録されている歴史的な地域とのことなので、期待感でワクワクしながら機嫌良く歩いています。 -
地元のおじさんが散歩していたので、王宮を背景に写真を撮ってもらいました。
来る前に練習したドイツ語で話かけたがサッパリ通じず、英語もダメで、結局は手振り・身振りで依頼。 撮り終えてもまだ何か話したい雰囲気でしたがコミュニケーションが難しく、笑顔で手を振って別れました。 -
橋を渡り終えた先にケーブルカー乗り場がありました。
歩いても登れそうな距離ですが到着したばかりで疲れ気味なのと、ケーブルカーからの景色も見たかったので往復券を買いました。
ガラガラなので座っていたら眠くなり、ウトウトしている内に終点に到着してしまい写真を撮るのを忘れてしまいました。 -
王宮の入り口で建国の父アルバートを世にもたらしたとされる伝説の鳥トウルルがはるばる日本から来た私を出迎えてくれています。
-
ケーブルカーを降りて右方向へ歩いていくと三位一体広場があり、その中心に三位一体像が立っています。
悪病ペストが収まったことと、再びはやらぬことを願い建立された像でヨーロッパ各地で見られますね。(ウイーンのシュテファン大聖堂の近くにもありました) -
王宮の中でもひときわ目立つマーチャーシュ協会です。
マーチューシャ塔とベーラ塔に囲まれたモザイク屋根の教会で13世紀に建てられた聖母教会をマーチューシャ王の時代に大規模に改装された教会とのことです。
オーストリア皇帝フランツヨーゼフとエリザベート皇妃の戴冠式がここで行われたそうです。 -
漁夫の砦です。
ここに漁師組合があって王宮の丘の市場を守っていたことから付けられた名前だそうです。
砦の前に建つ騎馬像はハンガリーの初代国王の聖イシュトヴァーンです。 -
王宮内には比較的雰囲気の良いレストランが多くありました。
お腹も空いてきたので、夕食を食べることにします。
まずはハンガリー料理の代表と言われるグヤーシュとビールです。
小はスープとして、大はメインとして頼めるので今回の旅行ではこのグヤーシュにはずいぶんとお世話になりました。 -
ペスト側に戻り聖イシュトヴァーン大聖堂に来ました。
ブタペスト最大の大聖堂です。 -
イチオシ
大聖堂内は比較的明るく、天井の装飾も綺麗です。
-
「聖なる右手]です。
コインを入れると明かり灯ることで人気のあるところです。
他の観光客が入れて明かりが灯るのを待っている人がいます。
私はキチンとコインを入れました。(念のため)
今日はこれで終わりです。 -
翌日は10時のツアー時間を目指して国会議事堂へ朝8時半頃に行きました。
-
9時前なのに既にたくさんの観光客が並んでいます。
警備の人に了解をもらいx(10)番の入口に入り、チケットを買いに行きました。
ところが、今日のツアーで空いているのは3時半の回のみとのこと。
どうしても見たかったので、そのチケットを購入。
この辺が一人旅の困る所ですが、だいぶ慣れました。 -
ロンドンに次いで世界で2番目に古い地下鉄1号線でアンドラーシ通り方面を散策します。 ホームも小さく、車両も小さいですが、レトロな感じが私は好きです。
ヘーシェクテレと云う名の駅に行きます。車内放送も分からず、ホームの駅名もハンガリー語で読めず、どこで降りていいのか分からず、親切な隣の年配の女性に助けてもらいました。 -
何とか英雄広場に着きました。
ハンガリー建国100年を記念して1896年に造られた広場だそうです。
中央に36メートルのポールがあり、その上に大天使ガブリエルの像が立っています。広々とした気持の良い広場です。 -
広場に面して西洋美術館があります。
1階には古代ギリシャ・ローマ美術と絵画、2階には17世紀頃のヨーロパ諸国の絵画が展示されていました。ラファエロやエル・グレコ等の絵画も展示されていました。
この後、アンドラーシ通りのリスト記念館、テロリストハウス、国立歌劇場を散策してデアーク広場に戻りました。 -
聖イシュトバーン大聖堂に寄って、夜の大聖堂コンサートのチケットを買って近くのスタバで休憩して、これから地下鉄、バス、トラムのどれで廻るかを検討。
いろいろと迷った結果トラムに乗ってドナウ川沿いを散策することにしました。
このヴィラモッシュと呼ばれるトラムにすっかりはまってしまい、72時間券を買ったこともあり、元を取るべく、かなりの回数を乗りました。 -
まずはくさり橋の隣のエルジェベート橋に行きました。
くさり橋のたもとにトラムの停車場があり、散策に便利です。 -
エルジェベート近辺から対岸のブタ側にゲッレールトの丘が見えます。
明日は温泉とこの丘に行く予定です。 -
再びトラムに乗り、次の橋の自由橋に行きます。
トラムは地下鉄やバスよりもスピードが遅く、景色の良いところで適当に降りてノンビリと見学ができるので、一人旅には最適です。
日本も都電・市電の路線を増やせば外国の観光客が喜ぶと思いますね。 -
自由橋です。 近くの中央市場、工芸美術館を見学後再度トラムに乗りブタ側に行きました。
自由橋のブタ側の停留所で降りて今度はドナウ川のブタ側を走る路線でくさり橋のたもとに戻り、くさり橋から昨日行った王宮に歩いて登り、見残していたハンガリー国立ギャラリー、ブタペスト歴史博物館を見学と忙しくなってきました。 -
王宮から16番バスでデアーク・フィレンツ広場に戻り、再度トラムで国立博物館に来ました。
ネオ・クラッシク調の立派な建物です。
ここは観光客も少なく、のんびりと廻れました。 -
博物館内のカフェで休憩です。
ヨーロッパ海外旅行で覚えたことの一つに美術館や博物館内のカフェが最も気楽に入りやすく静かでノンビリ出来ることですね。
ここでもケーキとジュースでノンビリとしました。 -
そろそろ国会議事堂のツアーの時間が迫ってきたので地下鉄の駅に行こうとしたのですが駅がどこか分かりません。 若い女性に英語で聞いたら、なんと日本語で「日本語でいいですよ」との返事。 今、日本語を勉強中とのことなので日本語で会話をしながら地下鉄の駅まで案内をしてくれました。 将来日本で働きたいとのことなので日本の話しと激励をしてあげたら喜んでいました。 元気ハツラツで笑顔の可愛い女の子でした。
-
ぎりぎりで3時25分に国会議事堂前に着きました。
前の組が遅れていて3時45分頃から見学がスタートです。
20人以上の大勢のツアーで日本人は私一人でした。
入るとすぐに真っ赤な絨毯が敷かれた大階段と周りの金箔の柱に目を奪われます。
ここから説明が開始されますが、説明が長いのが難点です。(特に英語だと長く感じます) -
天井も立派です。
さらに奥に入ると天井にロツ.カーロイのフレスコ画が描かれており、説明を聞く人よりも写真撮影に夢中な人の方が多くなっています。 -
続いてステンドグラスです。
写真撮影をしたい処が多く、説明など聞いている暇はありません。
ただし、円盤ホールの中央に王冠が飾られている場所がありますが、ここは写真撮影禁止ですので注意して下さい。激しく注意をされている方がいました。(私ではありません・・念のため) -
このように国会議員ではなく一般市民の像が飾られている処に一般市民の生活と意見を大事にする国会にしたい雰囲気が感じられて羨ましく思います。、
国会議員と官僚だけが甘い汁を吸っているどこかの国との差を感じますね。 -
最後が国会の開催されるメイン会場です。 右奥の一段高い処が議長席だそうです。
このような処まで外国人にオープンにしており、まさに開かれた国会ですね。
予想以上に豪華な内装で素晴らしい国会ツアーでした。 -
くさり橋近くのスプーンで夕食をすませて、予約していた聖イシュトヴァーン大聖堂のオルガン・コンサートに行きました。
大聖堂で聞くコンサートは初めてですが思った以上に音響効果が良くオルガンとトランペットの音色が優しく響き渡り、素晴らしいコンサートでした。 -
コンサート終演後、大聖堂を出たところで振り返ると、ライトアップされたこのような夜景が目の前にドーンと、圧倒されました。
-
大聖堂のあまりの夜景の素晴らしさに真っ直ぐ帰るのが惜しくなり。くさり橋に寄ってみました。 くさり橋と王宮の夜景が素晴らしいです。
-
イチオシ
最後に王宮の夜景を撮りながら、「ブタペストの楽しい街歩きと素晴らしいコンサートと夜景に巡り合え感動したので、これで充分かな」と思い、明日ウイーンへ向かうことにしました。
また、いつしかこの夜景と再会出来ることを期待して、今回のハンガリー一人旅も終了とします。
利用規約に違反している投稿は、報告する事ができます。
コメントを投稿する前に
十分に確認の上、ご投稿ください。 コメントの内容は攻撃的ではなく、相手の気持ちに寄り添ったものになっていますか?
サイト共通ガイドライン(利用上のお願い)報道機関・マスメディアの方へ 画像提供などに関するお問い合わせは、専用のお問い合わせフォームからお願いいたします。
ブダペスト(ハンガリー) の旅行記
旅の計画・記録
マイルに交換できるフォートラベルポイントが貯まる
フォートラベルポイントって?
ブダペスト(ハンガリー) の人気ホテル
ハンガリーで使うWi-Fiはレンタルしましたか?
フォートラベル GLOBAL WiFiなら
ハンガリー最安
538円/日~
- 空港で受取・返却可能
- お得なポイントがたまる
0
38