イースター島旅行記(ブログ) 一覧に戻る
イースター島は、一番近い大陸である南米チリの海岸から<br />およそ3800Km、タヒチからだとおよそ4000km<br />一番近い人が住む島までは2000km離れた<br />南海の孤島だ。<br />ジェツト機でチリのサンティアゴから5時間程<br />タヒチからでも5時間離れている。<br />ジェットでおよそ5時間の距離をアバウトであるが<br />日本からだとすれば、<br />成田~香港程の距離であろうか。<br />文字通りの南海に浮かぶ孤島であり、<br />インターネットが一般的になってまだまもない頃で<br />情報といえば、一般書籍やガイドブック<br />(情報量は少ない。例えば、<br />最新版「地球の歩き方 タヒチ イースター島 クック諸島」<br />2011年~12年度でも<br />406ページ程にイースター島は20ページ程。<br />(今は、「世界遺産 イースター島完全ガイドが<br />ダイアモンド社が発売されている。)<br />時折TVで取り上げられた「モアイ」とともに<br />「南海の孤島」という神秘的な響きが一層魅力を掻き立てられて<br />1度は行ってみたいと思っていた。<br /> そんな時に、手にしたノートパソコンを検索中に<br />「世界一周格安航空券」<br />なるものの存在を知ったのが始まりだった。<br /> 職場で何とか<br />「11月の文化の日の翌日には必ず出勤せよ」<br />とのことで折り合いがつき、<br />まずアメリカに旅立ったのが7月7日だった。<br /><br />  

南海の孤島イースター島 ~ 「世界一周堂 航空券を手に」

119いいね!

2002/08/28 - 2002/09/02

4位(同エリア392件中)

4

63

あの街から

あの街からさん

イースター島は、一番近い大陸である南米チリの海岸から
およそ3800Km、タヒチからだとおよそ4000km
一番近い人が住む島までは2000km離れた
南海の孤島だ。
ジェツト機でチリのサンティアゴから5時間程
タヒチからでも5時間離れている。
ジェットでおよそ5時間の距離をアバウトであるが
日本からだとすれば、
成田~香港程の距離であろうか。
文字通りの南海に浮かぶ孤島であり、
インターネットが一般的になってまだまもない頃で
情報といえば、一般書籍やガイドブック
(情報量は少ない。例えば、
最新版「地球の歩き方 タヒチ イースター島 クック諸島」
2011年~12年度でも
406ページ程にイースター島は20ページ程。
(今は、「世界遺産 イースター島完全ガイドが
ダイアモンド社が発売されている。)
時折TVで取り上げられた「モアイ」とともに
「南海の孤島」という神秘的な響きが一層魅力を掻き立てられて
1度は行ってみたいと思っていた。
 そんな時に、手にしたノートパソコンを検索中に
「世界一周格安航空券」
なるものの存在を知ったのが始まりだった。
 職場で何とか
「11月の文化の日の翌日には必ず出勤せよ」
とのことで折り合いがつき、
まずアメリカに旅立ったのが7月7日だった。

 

旅行の満足度
5.0
観光
5.0
ホテル
4.5
同行者
一人旅
交通手段
レンタカー 徒歩 飛行機
旅行の手配内容
個別手配

PR

  • ラン航空(LAN Airlines)で、<br />チリのサンチァゴを16:35発で<br />イースター島へ向かいました。<br />搭乗後ジェット機が動き出し、<br />イースター島の空港に着陸しエンジン停止まで<br />実質5:20分のフライトでした。<br /><br />当時、サンチァゴとタヒチから<br />それぞれ週2便ずつ定期便が運航していました。<br />サンチァゴ又はタヒチと往復するとすれば<br />最低でも島で3泊から4泊は必要でした。

    ラン航空(LAN Airlines)で、
    チリのサンチァゴを16:35発で
    イースター島へ向かいました。
    搭乗後ジェット機が動き出し、
    イースター島の空港に着陸しエンジン停止まで
    実質5:20分のフライトでした。

    当時、サンチァゴとタヒチから
    それぞれ週2便ずつ定期便が運航していました。
    サンチァゴ又はタヒチと往復するとすれば
    最低でも島で3泊から4泊は必要でした。

  • イースター島の空港は、<br />1986年スペースシャトル ディスカバリーの<br />緊急着陸用に滑走路が延長され、<br />最新技術を身につけた航空管制官が管理し<br />世界で最長で安全な滑走路を誇っていました。

    イースター島の空港は、
    1986年スペースシャトル ディスカバリーの
    緊急着陸用に滑走路が延長され、
    最新技術を身につけた航空管制官が管理し
    世界で最長で安全な滑走路を誇っていました。

  • 到着したのは、時計を2時間戻して<br />現地時間の20:00でした。<br />もうすでに暗闇の中で周りの風景は<br />皆目分かりませんでしたが、<br />飛行機の到着を待ち構えた各ホテルの人達や<br />家族の出迎え等大勢の人々が出迎えていてくれていて<br />小さな空港到着口はにぎやかでした。<br /><br />Isia de Pasua(イスラ デ パスクア)は、<br />1888年 チリ領になった時につけられた <br />スペイン語の名前で英語にすると<br />「イースター島」になります。<br /> しかし、今でも、島の人々は「Rapa Nui」<br />(ラパヌイ)と呼んで誇りを持って暮らしています。<br /> また、1995年には<br /> ユネスコの世界遺産に登録されました。

    到着したのは、時計を2時間戻して
    現地時間の20:00でした。
    もうすでに暗闇の中で周りの風景は
    皆目分かりませんでしたが、
    飛行機の到着を待ち構えた各ホテルの人達や
    家族の出迎え等大勢の人々が出迎えていてくれていて
    小さな空港到着口はにぎやかでした。

    Isia de Pasua(イスラ デ パスクア)は、
    1888年 チリ領になった時につけられた 
    スペイン語の名前で英語にすると
    「イースター島」になります。
     しかし、今でも、島の人々は「Rapa Nui」
    (ラパヌイ)と呼んで誇りを持って暮らしています。
     また、1995年には
     ユネスコの世界遺産に登録されました。

  • 島に着いた日は、ホテルの送迎車で<br />真っ暗闇の道路を何処が何処やら<br />皆目検討もつかないままホテルに着きました。<br /> フロントで「お客さま、島の観光は、<br />ツアーにしますか?レンタカーにしますか?」<br />と聞かれたので<br />「レンタカーは1日いくらか?」と聞いたところ<br />1日60米ドルとのことでした。<br />翌日島1番のメインストリートがある<br />ハンガロア村に行ってから<br />レンタカー会社に行って<br />車種等見てから決めよう思い<br />フロントにはその旨伝えました。<br />その後コテージの部屋に通されシャワーを浴びた後、<br />テラスに出て空を仰ぎました。<br />そこには満天の星が輝いていました。<br />南十字星を見つけようと探しましたが<br />わからずじまい(冷や汗)でした。<br /> <br />イースター島の気候を聞いたところ<br />冬と春はなく4月から8月が秋で <br />9月にいきなり夏になり3月まで続くそうです。<br /> 私は、8月の最終週から9月はじめにかけて<br />滞在したのですが、夏への変わり目なのか日中は<br />Tシャツで汗ばむ陽気ですが、<br />夜 トランクスでベットインすると<br />明け方寒いなぁ〜と1度目が覚めます。<br />枕元の持参した温度計を見ると19℃でした。<br /><br />翌朝は、にわとりの「コケコッコー」の鳴き声と<br />潮騒で目が覚めました。<br />カーテンを開けると<br />目の前に大きな海原が広がっていました。<br />旅先の晴天は何よりのご馳走。<br />よしっ。と思わず全身に力が湧いてきました。

    島に着いた日は、ホテルの送迎車で
    真っ暗闇の道路を何処が何処やら
    皆目検討もつかないままホテルに着きました。
     フロントで「お客さま、島の観光は、
    ツアーにしますか?レンタカーにしますか?」
    と聞かれたので
    「レンタカーは1日いくらか?」と聞いたところ
    1日60米ドルとのことでした。
    翌日島1番のメインストリートがある
    ハンガロア村に行ってから
    レンタカー会社に行って
    車種等見てから決めよう思い
    フロントにはその旨伝えました。
    その後コテージの部屋に通されシャワーを浴びた後、
    テラスに出て空を仰ぎました。
    そこには満天の星が輝いていました。
    南十字星を見つけようと探しましたが
    わからずじまい(冷や汗)でした。
     
    イースター島の気候を聞いたところ
    冬と春はなく4月から8月が秋で 
    9月にいきなり夏になり3月まで続くそうです。
     私は、8月の最終週から9月はじめにかけて
    滞在したのですが、夏への変わり目なのか日中は
    Tシャツで汗ばむ陽気ですが、
    夜 トランクスでベットインすると
    明け方寒いなぁ〜と1度目が覚めます。
    枕元の持参した温度計を見ると19℃でした。

    翌朝は、にわとりの「コケコッコー」の鳴き声と
    潮騒で目が覚めました。
    カーテンを開けると
    目の前に大きな海原が広がっていました。
    旅先の晴天は何よりのご馳走。
    よしっ。と思わず全身に力が湧いてきました。

  • 人里は島の西方、Hanga Roa(ハンガ ロア村)<br />1ッ箇所に集中して在りました。<br /> 朝食後「村まで歩いたらどれくらいかかりますか」<br />と聞いたところ<br />「徒歩で20分程」とのことでしたので<br />歩いて村(島1番のメインストリート)まで<br />行くことにして歩き出しました。<br /><br /> ホテルを出てほどなくして前方から走ってきた車が<br />私の前を通りぬけたと思ったら<br />Uターンして私の横に止まりました。<br />牧場で働いていそうな感じのする人が<br />車から降りて来て<br />「レンタカー借りないかい。安くしておくよ」<br />「いくら」<br />「1日35ドル 3日なら90ドルでいいよ」<br />と持ちかけてきた。ウーム。<br />ホテルで聞いた1日60ドルより安いし、<br />日本のレンタカーよりはかなり安い。<br />しかし、返事をためらっていると、<br />更にその人は「それの半額でいい」と言う。<br />双方が片言の英語で身振り手振りを<br />加えて会話をしました。<br /> なんか胡散臭いかなぁと思いましたが<br />「イースター島は、治安が良く犯罪はほとんどない」<br />との情報を得ていたので、<br />その話に乗ってみることにしました。<br />「車は俺の家にあるから」と<br />彼の家に案内されました。ホテルの近所でした。<br />軒下に停めてあった車を出してきました。<br /> その人は「スペアタイアは この通りここさ<br />ジャッキはここ」と丁寧に説明してくれ<br />「サムライ Good」と言ってキーを手渡ししてくれました。「車を借りたお礼に自分のことを言ったのかと思っていました(冷や汗)が、<br />後でわかったことですが当時、<br />イースター島では、<br />日本車「SUZUKIの4輪駆動車」(マニュアル車)が<br />「サムライ」の愛称で呼ばれ<br />島内で1番多く見かけた人気のある車でした。<br /><br />「1日借りて良かったら3日借りるからどう?」<br />「OK ペイは1日乗ってみてからでいいよ。<br />そこのホテルだろう。夜にもらいにゆくからさ」<br />話はそれで決まりました。<br /> <br /><br />

    人里は島の西方、Hanga Roa(ハンガ ロア村)
    1ッ箇所に集中して在りました。
     朝食後「村まで歩いたらどれくらいかかりますか」
    と聞いたところ
    「徒歩で20分程」とのことでしたので
    歩いて村(島1番のメインストリート)まで
    行くことにして歩き出しました。

     ホテルを出てほどなくして前方から走ってきた車が
    私の前を通りぬけたと思ったら
    Uターンして私の横に止まりました。
    牧場で働いていそうな感じのする人が
    車から降りて来て
    「レンタカー借りないかい。安くしておくよ」
    「いくら」
    「1日35ドル 3日なら90ドルでいいよ」
    と持ちかけてきた。ウーム。
    ホテルで聞いた1日60ドルより安いし、
    日本のレンタカーよりはかなり安い。
    しかし、返事をためらっていると、
    更にその人は「それの半額でいい」と言う。
    双方が片言の英語で身振り手振りを
    加えて会話をしました。
    なんか胡散臭いかなぁと思いましたが
    「イースター島は、治安が良く犯罪はほとんどない」
    との情報を得ていたので、
    その話に乗ってみることにしました。
    「車は俺の家にあるから」と
    彼の家に案内されました。ホテルの近所でした。
    軒下に停めてあった車を出してきました。
     その人は「スペアタイアは この通りここさ
    ジャッキはここ」と丁寧に説明してくれ
    「サムライ Good」と言ってキーを手渡ししてくれました。「車を借りたお礼に自分のことを言ったのかと思っていました(冷や汗)が、
    後でわかったことですが当時、
    イースター島では、
    日本車「SUZUKIの4輪駆動車」(マニュアル車)が
    「サムライ」の愛称で呼ばれ
    島内で1番多く見かけた人気のある車でした。

    「1日借りて良かったら3日借りるからどう?」
    「OK ペイは1日乗ってみてからでいいよ。
    そこのホテルだろう。夜にもらいにゆくからさ」
    話はそれで決まりました。
     

  • その夜、彼は両手に小さな子供の手をひいてホテルにやって来ました。<br />「俺の息子と娘さ」と言って<br />満面の笑みを浮かべながら話はじめました。<br />その姿を見て、<br />あの時、疑いの目で接した自分が恥ずかしく赤面の思いでした。<br /><br />

    その夜、彼は両手に小さな子供の手をひいてホテルにやって来ました。
    「俺の息子と娘さ」と言って
    満面の笑みを浮かべながら話はじめました。
    その姿を見て、
    あの時、疑いの目で接した自分が恥ずかしく赤面の思いでした。

  •  村の中心部のほんの一部以外は、<br />ダート(未舗装)であり、<br />島中でオフロードのバイクや<br />SUZUKIの「サムライ」を<br />多く見かけました。<br />私は、朝食を済ませると<br />「サムライ」の乗って島中を走り回りました。<br /><br />20〜30分も走ればどの方角でも<br />海に突き当たります。<br />

     村の中心部のほんの一部以外は、
    ダート(未舗装)であり、
    島中でオフロードのバイクや
    SUZUKIの「サムライ」を
    多く見かけました。
    私は、朝食を済ませると
    「サムライ」の乗って島中を走り回りました。

    20〜30分も走ればどの方角でも
    海に突き当たります。

  • 島全体に牛や馬が放牧されていて<br />ゆったりとして草を食んでいました。<br />その向こうには光る海。<br />乾いた風が通り過ぎてゆきました。<br /><br />道ゆく先は、何処も海に突き当たり<br />島全体が牧草でおおわれ<br />夏草の香り 潮騒 そして虫の音に包まれ<br />最高のドライブでした。

    イチオシ

    島全体に牛や馬が放牧されていて
    ゆったりとして草を食んでいました。
    その向こうには光る海。
    乾いた風が通り過ぎてゆきました。

    道ゆく先は、何処も海に突き当たり
    島全体が牧草でおおわれ
    夏草の香り 潮騒 そして虫の音に包まれ
    最高のドライブでした。

  • 車をモノともせず道いっぱいに、<br />のしりのしり歩いていて<br />道路を塞いでいることにも何度も出くあしました。<br />そんな時には、サムライをゆっくりゆっくり動かし<br />近づいて行きますが<br />沢山の牛や馬の群れに車が<br />取り囲まれたりしました。<br />周りは人の気配は全くない草原と海。<br />こののどかな風景の中で<br />やや不安になった時もありました。<br />今考えると、<br />牛も馬も決して獰猛な動物ではないので<br />それ程あせりは無用でしたが<br />その時には、鼻をサムライの車体にすり寄せて来る<br />牛達の内一頭が暴れだし興奮したほかの牛に波及<br />したらといらぬことが頭をよぎったりしたのでした。

    車をモノともせず道いっぱいに、
    のしりのしり歩いていて
    道路を塞いでいることにも何度も出くあしました。
    そんな時には、サムライをゆっくりゆっくり動かし
    近づいて行きますが
    沢山の牛や馬の群れに車が
    取り囲まれたりしました。
    周りは人の気配は全くない草原と海。
    こののどかな風景の中で
    やや不安になった時もありました。
    今考えると、
    牛も馬も決して獰猛な動物ではないので
    それ程あせりは無用でしたが
    その時には、鼻をサムライの車体にすり寄せて来る
    牛達の内一頭が暴れだし興奮したほかの牛に波及
    したらといらぬことが頭をよぎったりしたのでした。

  • およそ1500年前<br />伝説の王ホトゥマトゥアが上陸したとされる<br />白砂のビーチに立つアフ ナウナウ。<br />1978年砂に埋もれていて状態が良く<br />復元されたもの。<br />(「地球の歩き方 タヒチ イースター島 」<br />2011〜2012年版)

    およそ1500年前
    伝説の王ホトゥマトゥアが上陸したとされる
    白砂のビーチに立つアフ ナウナウ。
    1978年砂に埋もれていて状態が良く
    復元されたもの。
    (「地球の歩き方 タヒチ イースター島 」
    2011〜2012年版)

  • 唯一、目が付いているモアイとして有名です.<br /><br />

    唯一、目が付いているモアイとして有名です.

  • ☆最新版のガイドブックを手にしてみたところ<br /> モアイの周りに柵が出来ていて少し驚きました。

    ☆最新版のガイドブックを手にしてみたところ
     モアイの周りに柵が出来ていて少し驚きました。

  • 島は、周囲58km 総面積165平方km程の広さで<br />海中火山の噴火によって出来た火山島です。<br />三角形の島の三方に <br />休火山の300m〜500mのピークがあるほかは<br />なだらかな起伏にとんだ地形です。

    島は、周囲58km 総面積165平方km程の広さで
    海中火山の噴火によって出来た火山島です。
    三角形の島の三方に 
    休火山の300m〜500mのピークがあるほかは
    なだらかな起伏にとんだ地形です。

  • 小高いピークの途中にも、多数のモアイが横たわっている。

    小高いピークの途中にも、多数のモアイが横たわっている。

  • 自分の写真を撮ろうにも<br />まわりには人影すらなく<br />爽やかな風を切って<br />「サムライ」は走り続けました。

    自分の写真を撮ろうにも
    まわりには人影すらなく
    爽やかな風を切って
    「サムライ」は走り続けました。

  • 途中で出会ったレンジャーさん。

    途中で出会ったレンジャーさん。

  • ピークの麓に車を停めて<br />丘の上のモアイに会いに行きました。

    ピークの麓に車を停めて
    丘の上のモアイに会いに行きました。

  • 途中人に出会うとお互いに<br />アイコンタクトでカメラを交換。

    途中人に出会うとお互いに
    アイコンタクトでカメラを交換。

  • そんな一人。いやふたり。

    そんな一人。いやふたり。

  • 私の背丈よりずーっと大きいモアイ。<br /><br />この数ヶ月後<br />この旅(「世界一周航空券」を使った)で<br />ロンドンの大英博物館で<br />モアイに再会した時には<br />複雑な思いを抱きました。

    私の背丈よりずーっと大きいモアイ。

    この数ヶ月後
    この旅(「世界一周航空券」を使った)で
    ロンドンの大英博物館で
    モアイに再会した時には
    複雑な思いを抱きました。

  • 今からおよそ1500年程前、ポレネシアから<br />ホトゥマトゥア王に率いられた人々が、<br />この島に上陸し世界的にも驚く程の文化を<br />もたらしたと考えられています。<br /><br />川のないこの島で少ない水を探すことからはじまり<br />やがて定住して何世紀かが過ぎ去り住民の間に<br />祖先崇拝のシンボルとしてモアイ像が<br />生まれたと考えられています。<br /><br />10世紀頃には、島の人口が<br />1万人までに増えたといいます。<br />しかし、17〜18世紀にかけて<br />2大部落間で果てしない殺戮が<br />繰り替えされ、<br />その結果 モアイ文化が途絶えたとされています。<br />

    今からおよそ1500年程前、ポレネシアから
    ホトゥマトゥア王に率いられた人々が、
    この島に上陸し世界的にも驚く程の文化を
    もたらしたと考えられています。

    川のないこの島で少ない水を探すことからはじまり
    やがて定住して何世紀かが過ぎ去り住民の間に
    祖先崇拝のシンボルとしてモアイ像が
    生まれたと考えられています。

    10世紀頃には、島の人口が
    1万人までに増えたといいます。
    しかし、17〜18世紀にかけて
    2大部落間で果てしない殺戮が
    繰り替えされ、
    その結果 モアイ文化が途絶えたとされています。

  • イチオシ

  • からりとした爽やかな風が吹き抜けてゆきます。

    からりとした爽やかな風が吹き抜けてゆきます。

  • 一度だけスコールに出会いました。<br />雨が上がったあと綺麗な虹を見ました。

    イチオシ

    一度だけスコールに出会いました。
    雨が上がったあと綺麗な虹を見ました。

  • 朝晩の食事はダイニングルームに三々五々集まって<br />決められた時間内に好きにとります。<br /><br />いつも同じ時間に顔を合せるメンバー4人が<br />何方からともなく声を掛け合いその日の予定や<br />情報等を話すようになりました。<br /><br />左から2人目の彼はイングランドの青年で<br />2ヶ月前にカナダを振り出しに<br />アメリカ大陸をレンタカーで南下し<br />サンティアゴからイースター島に入り<br />この先は、ペルーから南米大陸を周り<br />オーストリラリア〜インド〜中国と歩き<br />2年後に帰ると話していました。<br />外見ヒッピー風ですが、<br />小さなことにも気遣いをみせる<br />思いやりのある人でした。

    朝晩の食事はダイニングルームに三々五々集まって
    決められた時間内に好きにとります。

    いつも同じ時間に顔を合せるメンバー4人が
    何方からともなく声を掛け合いその日の予定や
    情報等を話すようになりました。

    左から2人目の彼はイングランドの青年で
    2ヶ月前にカナダを振り出しに
    アメリカ大陸をレンタカーで南下し
    サンティアゴからイースター島に入り
    この先は、ペルーから南米大陸を周り
    オーストリラリア〜インド〜中国と歩き
    2年後に帰ると話していました。
    外見ヒッピー風ですが、
    小さなことにも気遣いをみせる
    思いやりのある人でした。

  • オーストラリアからいらしたご夫婦。<br />スピルバーグと晩年のオーソンウエルズ<br />(彼が24歳で製作,監督,脚本&主演した<br />「市民ケーン」でその昔知られていた名優)<br />を足して2で割ったような風貌の<br />旦那さんとローレックスの腕時計が似合う<br />奥さまである。<br /><br />

    オーストラリアからいらしたご夫婦。
    スピルバーグと晩年のオーソンウエルズ
    (彼が24歳で製作,監督,脚本&主演した
    「市民ケーン」でその昔知られていた名優)
    を足して2で割ったような風貌の
    旦那さんとローレックスの腕時計が似合う
    奥さまである。

  • ご夫妻とは、夫妻の島滞在の最後の日に<br />「サムライ」で一緒に島を回りました。

    ご夫妻とは、夫妻の島滞在の最後の日に
    「サムライ」で一緒に島を回りました。

  • ピークを歩く時どちらからともなく<br />手を握り合う とても感じの良いご夫婦でした。<br /><br />奥さまは、クリアーな英語をゆっくりと話してくれ<br />身振り手振りで遺跡の説明もしてくれました。<br />前もってガイドブックを読んでいたので<br />その説明の何分の一かは<br />理解することができ楽しい1日でした。<br /><br />

    ピークを歩く時どちらからともなく
    手を握り合う とても感じの良いご夫婦でした。

    奥さまは、クリアーな英語をゆっくりと話してくれ
    身振り手振りで遺跡の説明もしてくれました。
    前もってガイドブックを読んでいたので
    その説明の何分の一かは
    理解することができ楽しい1日でした。

  • 「私たちには3人の娘がいます。<br />と財布からお嬢さんの<br />写真を取り出し見せてくれた。<br /> また「私たちはホストファミリーとなって日本人を迎い入れたことがあるのよ。<br />彼女から今でもクリスマスカードが届くの」と<br />話してくれました。<br />(クリスマスカードの彼女が素敵な人だったから<br />日本人に対するイメージが良いものとなり<br />私も、とても親切にしていただいたのでした。)<br /><br />別れの朝、オーソンウエルズ氏が差し出した名刺に<br />ローレックス夫人が手を添え<br />「オーストラリアで☆☆ファームを営んでいるの。<br />私たちのファームはTVのコマーシャルにも出ているのよ。」<br />更に夫人は続けて<br />「次のホリディーには<br />オーストラリアへいらっしゃい。<br />とても綺麗なところよ」<br />ウエルズ氏が<br />「そして俺たちの家でくつろいでくれ。<br />楽しかったよ。ありがとう」<br />と言葉を残し<br /> 私より1日早いタヒチ便で去って行きました。

    「私たちには3人の娘がいます。
    と財布からお嬢さんの
    写真を取り出し見せてくれた。
     また「私たちはホストファミリーとなって日本人を迎い入れたことがあるのよ。
    彼女から今でもクリスマスカードが届くの」と
    話してくれました。
    (クリスマスカードの彼女が素敵な人だったから
    日本人に対するイメージが良いものとなり
    私も、とても親切にしていただいたのでした。)

    別れの朝、オーソンウエルズ氏が差し出した名刺に
    ローレックス夫人が手を添え
    「オーストラリアで☆☆ファームを営んでいるの。
    私たちのファームはTVのコマーシャルにも出ているのよ。」
    更に夫人は続けて
    「次のホリディーには
    オーストラリアへいらっしゃい。
    とても綺麗なところよ」
    ウエルズ氏が
    「そして俺たちの家でくつろいでくれ。
    楽しかったよ。ありがとう」
    と言葉を残し
     私より1日早いタヒチ便で去って行きました。

  • 毎日朝から日没前まで、海を見下ろす丘の上,<br />海沿いの道,風渡る草原にと<br />島全体に点在するモアイ像に会いに走り続けました。

    毎日朝から日没前まで、海を見下ろす丘の上,
    海沿いの道,風渡る草原にと
    島全体に点在するモアイ像に会いに走り続けました。

  • 島でただ1軒の郵便局。<br />ここから友人たちに<br />絵はがきを差し出しに通いました。

    島でただ1軒の郵便局。
    ここから友人たちに
    絵はがきを差し出しに通いました。

  • 日曜礼拝だった?のでしようか。<br />いっぱい人が集まっていました。

    日曜礼拝だった?のでしようか。
    いっぱい人が集まっていました。

  • 「民芸市場」<br />

    「民芸市場」

  • 「民芸市場」では<br />木彫りや大理石のモアイ像、手作りの<br />民芸品を販売していました。<br />私も手のひらに収まる小さな大理石のモアイ像を<br />応援してくれた友人に買い求めました。

    「民芸市場」では
    木彫りや大理石のモアイ像、手作りの
    民芸品を販売していました。
    私も手のひらに収まる小さな大理石のモアイ像を
    応援してくれた友人に買い求めました。

  • 毎日、午前8時から12時に、村の市場とその周りに<br />野菜,果物,魚等の店が並びにぎわっていました。

    毎日、午前8時から12時に、村の市場とその周りに
    野菜,果物,魚等の店が並びにぎわっていました。

  • メインストリートでは、小型トラックに<br />野菜や果物を積んで売られていました。

    メインストリートでは、小型トラックに
    野菜や果物を積んで売られていました。

  • 地元の人たちの静かな暮らし<br />時間がゆ〜くりと流れているようでした。

    地元の人たちの静かな暮らし
    時間がゆ〜くりと流れているようでした。

  • 島のレストランの名物料理は<br />「ツナ(鮪)のステーキ」でした。<br /><br />

    島のレストランの名物料理は
    「ツナ(鮪)のステーキ」でした。

  • 100mくらいあっただろうか<br />メインストリートには何軒かのレストランが<br />点在していました。<br />色鮮やかな南国の花の鉢植えが目に入り真っ先に<br />レストランでも

    100mくらいあっただろうか
    メインストリートには何軒かのレストランが
    点在していました。
    色鮮やかな南国の花の鉢植えが目に入り真っ先に
    レストランでも

  • 名物料理は<br />「ツナステーキ」しょう油が欲しかったけれど<br />サムライで走り回ったので<br />腹ぺこ で<br />おいしくいただきました。

    名物料理は
    「ツナステーキ」しょう油が欲しかったけれど
    サムライで走り回ったので
    腹ぺこ で
    おいしくいただきました。

  • ポテトフライがいっぱい<br />野菜不足気味でレモンを絞ってたいらげました。

    ポテトフライがいっぱい
    野菜不足気味でレモンを絞ってたいらげました。

  • イタリアンの店もありました。<br />味はそれなり。<br />美味しくいただきました。

    イタリアンの店もありました。
    味はそれなり。
    美味しくいただきました。

  • 「アミーゴ もー車フィニッシュしていいのかい?<br />車は今夜10時迄返してくれりゃいいんだぜ」<br />「うぅーん ありがとう これで」<br />「オーケー ちと 家へあがっていっておくれ。<br />息子のバースデーパーティをやっているんだよ。<br />アミーゴも祝ってやってくれよ」<br />そう言われて部屋へ入ってみたら<br />びっくり 近所の子供たちが大勢やって来ていて<br />わいわいパーティの真っ最中だった。<br /><br />デジカメで撮っていたら<br />当時 デジカメはまだ珍しく<br />ディスプレイの静止画像に自分の顔が写し出され<br />子供たちは大騒ぎになりました。<br /><br />☆この旅で<br />「SONYの初代?のデジカメを持参しました。<br /> 当時、ディスプレイ付きのカメラは<br />この後続く世界一周の旅でも<br />余程の大都市でも持っている人を<br />あまり見かけませんでした。<br /> この後の画像のコメントにも何度か<br />「おまえのナイスカメラで」と出てきますが<br />決して1眼レフとかのすごいカメラではなく<br />(おまえの画像を見れば分かるとの声も聞こえます。ハイ。)<br />当時、その位 ディスプレイの画像付きのカメラが<br />珍しかったのでした。<br /><br />「私を写してください。」と<br />カメラを預けると めずしがられました。<br />ほんと10年1昔。変わりました。<br /> 

    「アミーゴ もー車フィニッシュしていいのかい?
    車は今夜10時迄返してくれりゃいいんだぜ」
    「うぅーん ありがとう これで」
    「オーケー ちと 家へあがっていっておくれ。
    息子のバースデーパーティをやっているんだよ。
    アミーゴも祝ってやってくれよ」
    そう言われて部屋へ入ってみたら
    びっくり 近所の子供たちが大勢やって来ていて
    わいわいパーティの真っ最中だった。

    デジカメで撮っていたら
    当時 デジカメはまだ珍しく
    ディスプレイの静止画像に自分の顔が写し出され
    子供たちは大騒ぎになりました。

    ☆この旅で
    「SONYの初代?のデジカメを持参しました。
     当時、ディスプレイ付きのカメラは
    この後続く世界一周の旅でも
    余程の大都市でも持っている人を
    あまり見かけませんでした。
     この後の画像のコメントにも何度か
    「おまえのナイスカメラで」と出てきますが
    決して1眼レフとかのすごいカメラではなく
    (おまえの画像を見れば分かるとの声も聞こえます。ハイ。)
    当時、その位 ディスプレイの画像付きのカメラが
    珍しかったのでした。

    「私を写してください。」と
    カメラを預けると めずしがられました。
    ほんと10年1昔。変わりました。
     

  • 急に訪れた私に<br />奥さんが「こちらで」と<br />案内してくれたテーブル。<br />テーブルクロスにキャンドルを灯し<br />焼きたてのパンと温かなご馳走が並んでいました。

    急に訪れた私に
    奥さんが「こちらで」と
    案内してくれたテーブル。
    テーブルクロスにキャンドルを灯し
    焼きたてのパンと温かなご馳走が並んでいました。

  • 「アミーゴ お前のナイスカメラで <br />俺の家族を写してくれ」<br />と言われて写したもの。<br /><br />私が会ったイースター島の人々は<br />みんな家族思いの人たちでした。<br /><br /><br />

    「アミーゴ お前のナイスカメラで 
    俺の家族を写してくれ」
    と言われて写したもの。

    私が会ったイースター島の人々は
    みんな家族思いの人たちでした。


  • 結局、「サムライ」を1日延長して4日借りて<br />4日目彼の家へ車を返しに行きました。

    結局、「サムライ」を1日延長して4日借りて
    4日目彼の家へ車を返しに行きました。

  • 海に突き出した所にポッンとある<br />1軒のレストランを見つけました。

    海に突き出した所にポッンとある
    1軒のレストランを見つけました。

  • 外観はさほどきれいとは言い難い店でしたが<br />中に入ってびっくり。<br />海に面した窓は大きなガラス張りの<br />ナイスビューレストランでした。

    外観はさほどきれいとは言い難い店でしたが
    中に入ってびっくり。
    海に面した窓は大きなガラス張りの
    ナイスビューレストランでした。

  • 土曜日のランチに行ってみました。<br />ところが<br />「今日の夕方からパーティがあるから今日は<br />クローズなんだよ。明日またおいでよ。」<br />と言われ翌日また行ってみました。 

    土曜日のランチに行ってみました。
    ところが
    「今日の夕方からパーティがあるから今日は
    クローズなんだよ。明日またおいでよ。」
    と言われ翌日また行ってみました。 

  • 「ごめんよ。夕べはオールナイトで<br />ここでみんなで踊っていたのさ。<br />今、片付けを終えたところなんだ。<br />今日もクローズするんだよ」<br />それはないぜと、がっくりした表情をしたところ<br />「オーケー中に入って店を見て行ってくれ」<br />と言われたので<br />景色だけでもビデオを回せればと入れてもらった。<br />まるで海の上に立っているような素敵な店でした。<br />帰ろうと挨拶をしたところ<br /><br /><br /><br /><br /><br />

    「ごめんよ。夕べはオールナイトで
    ここでみんなで踊っていたのさ。
    今、片付けを終えたところなんだ。
    今日もクローズするんだよ」
    それはないぜと、がっくりした表情をしたところ
    「オーケー中に入って店を見て行ってくれ」
    と言われたので
    景色だけでもビデオを回せればと入れてもらった。
    まるで海の上に立っているような素敵な店でした。
    帰ろうと挨拶をしたところ





  • 店長らしき彼が「お詫びにお前に<br />スペシャルジュースを作ったから<br />飲んでいってくれ。<br />フリー、俺のおごりだ。<br />なぁ〜に、その代わり<br />お前がヤーポンに帰ったら<br />お前のアミーゴに<br />ラパヌイの俺の店を いい店だって言ってくれ。<br />俺はそれでいいさ。<br />お前もスペシャルジュースが飲めるし<br />お互いいいことだ。これは、ビジネスさ」<br />と言いながら座るよう勧めてくれた。<br /><br />☆彼が作ってくれた<br /> 「スペシャルジュース」とは<br /> パイナップルの中をくり抜き<br /> その中へシェイカーを振ってギンギンに<br /> 冷えたカクテルを流し入れたもので<br /> 自然に熟れたパインの甘い香りと<br /> ドライなカクテルがなんともいえぬ<br /> スペシャルな味がしました。<br />

    店長らしき彼が「お詫びにお前に
    スペシャルジュースを作ったから
    飲んでいってくれ。
    フリー、俺のおごりだ。
    なぁ〜に、その代わり
    お前がヤーポンに帰ったら
    お前のアミーゴに
    ラパヌイの俺の店を いい店だって言ってくれ。
    俺はそれでいいさ。
    お前もスペシャルジュースが飲めるし
    お互いいいことだ。これは、ビジネスさ」
    と言いながら座るよう勧めてくれた。

    ☆彼が作ってくれた
     「スペシャルジュース」とは
     パイナップルの中をくり抜き
     その中へシェイカーを振ってギンギンに
     冷えたカクテルを流し入れたもので
     自然に熟れたパインの甘い香りと
     ドライなカクテルがなんともいえぬ
     スペシャルな味がしました。

  • 面白い奴だと感じ<br />カウンター席まで行って座りました。<br />すると「お前のカメラで<br />俺のスペシャルジュースを写してくれ」<br />その後は矢継ぎ早の質問ぜめ。<br />日本のことや「これは日本語で何と言う」等々<br />私が持参していた<br />「旅のスペイン語と日本語」の会話集を<br />彼にあげたところ<br />好奇心旺盛な彼はとても喜んでくれ<br />

    面白い奴だと感じ
    カウンター席まで行って座りました。
    すると「お前のカメラで
    俺のスペシャルジュースを写してくれ」
    その後は矢継ぎ早の質問ぜめ。
    日本のことや「これは日本語で何と言う」等々
    私が持参していた
    「旅のスペイン語と日本語」の会話集を
    彼にあげたところ
    好奇心旺盛な彼はとても喜んでくれ

  • 「アミーゴ」 ラパヌイの秘密のすばらしい景色の所へ<br />俺が連れて行ってやるよ。<br />アミーゴのカメラで撮るといいよ。<br />「行こうぜ」と誘われた。<br />彼の車に、弟の彼女と弟と4人で乗り込んだ。<br />潮吹き岩のような絶景を見渡す所に連れていってくれ<br />伝説らしき話もしてくれました。<br /><br />☆マミーゴ(友だち)という言葉を<br /> 友だちと認めると親愛の情を込めて使うのだと<br /> 彼は教えてくれました。

    「アミーゴ」 ラパヌイの秘密のすばらしい景色の所へ
    俺が連れて行ってやるよ。
    アミーゴのカメラで撮るといいよ。
    「行こうぜ」と誘われた。
    彼の車に、弟の彼女と弟と4人で乗り込んだ。
    潮吹き岩のような絶景を見渡す所に連れていってくれ
    伝説らしき話もしてくれました。

    ☆マミーゴ(友だち)という言葉を
     友だちと認めると親愛の情を込めて使うのだと
     彼は教えてくれました。

  • 島にやって来て いろいろな場面で聞かされた<br />言葉は それは<br />「ビューティフル」と<br />「地球がまんまるって わかるだろ」でした。<br /> ここでも彼の弟が<br />「地球がまんまるって わかるだろ。」と。

    島にやって来て いろいろな場面で聞かされた
    言葉は それは
    「ビューティフル」と
    「地球がまんまるって わかるだろ」でした。
     ここでも彼の弟が
    「地球がまんまるって わかるだろ。」と。

  • その後「俺たちがいつも行っている店に行こうぜ」と<br />車を飛ばし海辺の店に連れていってくれました。<br />ランチをしながらいろいろ話ました。<br />彼は「俺は23歳、弟は22歳、<br />弟の彼女は20歳だ。」<br />「お前さ〜英語上手いけど何処でならったンだい?」<br />「サンティアゴの学校さ」「どれぐらいの期間?」<br />「いや、別に授業じゃないんだ。<br />学生のコミュニティーで話していただけさ<br />あとは、店で英語をしゃべるお客を相手をしていたら<br /> いつの間にかこの通りさ」と肩をすくめました。<br />私は授業で中学から習ったンだ<br />などとはとても言えませんでした。 <br /><br />日本のことをどれくらい知っているのかと<br />思い聞いてみたところ<br />即答で「広島、長崎ズドン」と直ぐ返事が<br />返ってきたのにはビックリしました。<br />原爆が投下された街ということで<br />学校で習ったと話してくれました。<br /><br />その他には、<br />ラパヌイ(彼等が住んでいるこの街のこと)<br />についての歴史、習慣、儀式等を学校で学習し <br />この島に非常に愛着を持っていました。<br />そういえば、レンタカーを借りた彼も<br />「私は、チリ本土から来ました。ワイフもです。<br />サンティアゴ、空気汚いここビューティフル」<br />と言っていましたっけ。<br /><br /><br /><br /><br />

    その後「俺たちがいつも行っている店に行こうぜ」と
    車を飛ばし海辺の店に連れていってくれました。
    ランチをしながらいろいろ話ました。
    彼は「俺は23歳、弟は22歳、
    弟の彼女は20歳だ。」
    「お前さ〜英語上手いけど何処でならったンだい?」
    「サンティアゴの学校さ」「どれぐらいの期間?」
    「いや、別に授業じゃないんだ。
    学生のコミュニティーで話していただけさ
    あとは、店で英語をしゃべるお客を相手をしていたら
     いつの間にかこの通りさ」と肩をすくめました。
    私は授業で中学から習ったンだ
    などとはとても言えませんでした。 

    日本のことをどれくらい知っているのかと
    思い聞いてみたところ
    即答で「広島、長崎ズドン」と直ぐ返事が
    返ってきたのにはビックリしました。
    原爆が投下された街ということで
    学校で習ったと話してくれました。

    その他には、
    ラパヌイ(彼等が住んでいるこの街のこと)
    についての歴史、習慣、儀式等を学校で学習し 
    この島に非常に愛着を持っていました。
    そういえば、レンタカーを借りた彼も
    「私は、チリ本土から来ました。ワイフもです。
    サンティアゴ、空気汚いここビューティフル」
    と言っていましたっけ。




  • それから、彼等と<br />「英語のこれは ラパヌイではこう言うのさ <br />スペイン語だとこう言う。<br />日本語では どう言うンだい??」<br />とまるで、ラリーの応酬<br />お互いの好奇心のままに

    イチオシ

    それから、彼等と
    「英語のこれは ラパヌイではこう言うのさ 
    スペイン語だとこう言う。
    日本語では どう言うンだい??」
    とまるで、ラリーの応酬
    お互いの好奇心のままに

  • 陽の暮れるまでほんとうに沢山たくさん<br />話をしました。<br />片言なンて言うものはずかしいくらいの<br />超ブロークンの私の英語と<br />彼の話すラパヌイ語,流暢な英語,スペイン語を<br />スペイン語と日本語の「旅の会話集」が<br />彼等との橋渡しをしてくれました。<br /><br />それは、まるで、<br />恋愛初期の頃の様に お互いの事を何でも知りたいと<br />夢中で話す そう 丁度あんな感じ」で<br />未知の世界の情報を楽しく語り合いました。<br /><br />出会いとは <br />不思議なものとその時改めて感じていました。<br />あの日奴の店がいつもの通りオープンしていたら<br />1人の客と店のウェーターとしてすれ違っていたのだなぁ〜と。<br /><br />「今日はビューティフルな時間をありがとう。<br />いい写真を撮れたかい? アミーゴ<br />日本に帰ったら 俺たちの写真を必ず送ってくれよ。<br />ラパヌイでは郵便が届く郵便局から電話が入るのさ<br />だから住所はないんだ。電話番号を忘れず書いてくれよ」<br />握手を交わしてこの海辺で<br />彼等に「さよなら」をしました。<br />

    陽の暮れるまでほんとうに沢山たくさん
    話をしました。
    片言なンて言うものはずかしいくらいの
    超ブロークンの私の英語と
    彼の話すラパヌイ語,流暢な英語,スペイン語を
    スペイン語と日本語の「旅の会話集」が
    彼等との橋渡しをしてくれました。

    それは、まるで、
    恋愛初期の頃の様に お互いの事を何でも知りたいと
    夢中で話す そう 丁度あんな感じ」で
    未知の世界の情報を楽しく語り合いました。

    出会いとは 
    不思議なものとその時改めて感じていました。
    あの日奴の店がいつもの通りオープンしていたら
    1人の客と店のウェーターとしてすれ違っていたのだなぁ〜と。

    「今日はビューティフルな時間をありがとう。
    いい写真を撮れたかい? アミーゴ
    日本に帰ったら 俺たちの写真を必ず送ってくれよ。
    ラパヌイでは郵便が届く郵便局から電話が入るのさ
    だから住所はないんだ。電話番号を忘れず書いてくれよ」
    握手を交わしてこの海辺で
    彼等に「さよなら」をしました。

  • 私がイースター島を離れる朝<br />空港に貝殻のレイを持って<br />サムライを貸してくれた彼が息子さんと2人で<br />見送りにやって来てくれた。<br />びっくり したり うれしかったり して....。<br />思わず口に出た<br />「アミーゴ グラシアス ネバーフォゲットミー <br />サンキュー バイ〜」<br />知っているだけのスペイン語と超ブロークンの<br />英語ごちゃごちゃで<br />こう言うのがせいいっぱいでした。<br /><br />近くにいた人にデジカメを渡して<br />写してもらった画像<br />涙がこぼれそうになって<br />画像も確かめず<br />

    私がイースター島を離れる朝
    空港に貝殻のレイを持って
    サムライを貸してくれた彼が息子さんと2人で
    見送りにやって来てくれた。
    びっくり したり うれしかったり して....。
    思わず口に出た
    「アミーゴ グラシアス ネバーフォゲットミー 
    サンキュー バイ〜」
    知っているだけのスペイン語と超ブロークンの
    英語ごちゃごちゃで
    こう言うのがせいいっぱいでした。

    近くにいた人にデジカメを渡して
    写してもらった画像
    涙がこぼれそうになって
    画像も確かめず

  • あわただしく乗り込んだ機内で楽しかった<br />「イースター島」の日々を振り返りました。<br />別れはそれぞれに「しんどかった」なぁ〜と。<br /> しかし、その時にはそれ以上の<br />感傷に浸る心の余裕がありませんでした。<br />この後、「イグアスの滝」そして<br />「リオデジャネイロ」からヨーロッパに入り<br />更にアフリカ大陸への移動が控えており<br />心がもう一足先に移動していたのです。<br /><br /> 今思えば、あの時は余裕のない心に少し助けて<br />もらったそんな感じがします。<br />出会いにはワクワクしましたが<br />その後に来る淋しさ。<br />とても沢木耕太郎にはなれない弱虫なんです。<br /><br />この旅の後、職場に1日も早く順応出来るよう<br />出来るだけこの旅の話題を避け仕事の忙しさに紛れて暮らしました。<br />旅の間回し続けたビデオも1度見たきりで<br />本棚の奥深くに。<br /><br />今回、この旅行記をUPしょうと<br />久しぶりにCD-ROMの写真や<br />イースター島行きの前後に1泊ずつした<br />サンティアゴのホテルのビジネスセンターから<br />友人宛にイースター島で書き溜めておいた<br />「メール」を送ったものを見<br />あの日々がよみがえってきて<br />しばし、手が止まってしまいました。<br />(当時、アナログ回線で画像添付はかなりの時間を<br />要しました)<br /> なを、この「旅行記」の大部分は当時友人たちに<br />送信したメールのデスマス調を変えただけです。<br />「モアイ像」や「ラパヌイ」等についての記述は<br />イースター島で買い求めた日本語版<br />「イースター島〜世界のヘソ チリ」<br />からの抜粋です。<br /><br />みなさん、お元気だろうか。<br />本当にお世話になりました。<br />ありがとうを改めて言わせてください。<br /><br /><br />

    あわただしく乗り込んだ機内で楽しかった
    「イースター島」の日々を振り返りました。
    別れはそれぞれに「しんどかった」なぁ〜と。
     しかし、その時にはそれ以上の
    感傷に浸る心の余裕がありませんでした。
    この後、「イグアスの滝」そして
    「リオデジャネイロ」からヨーロッパに入り
    更にアフリカ大陸への移動が控えており
    心がもう一足先に移動していたのです。

     今思えば、あの時は余裕のない心に少し助けて
    もらったそんな感じがします。
    出会いにはワクワクしましたが
    その後に来る淋しさ。
    とても沢木耕太郎にはなれない弱虫なんです。

    この旅の後、職場に1日も早く順応出来るよう
    出来るだけこの旅の話題を避け仕事の忙しさに紛れて暮らしました。
    旅の間回し続けたビデオも1度見たきりで
    本棚の奥深くに。

    今回、この旅行記をUPしょうと
    久しぶりにCD-ROMの写真や
    イースター島行きの前後に1泊ずつした
    サンティアゴのホテルのビジネスセンターから
    友人宛にイースター島で書き溜めておいた
    「メール」を送ったものを見
    あの日々がよみがえってきて
    しばし、手が止まってしまいました。
    (当時、アナログ回線で画像添付はかなりの時間を
    要しました)
     なを、この「旅行記」の大部分は当時友人たちに
    送信したメールのデスマス調を変えただけです。
    「モアイ像」や「ラパヌイ」等についての記述は
    イースター島で買い求めた日本語版
    「イースター島〜世界のヘソ チリ」
    からの抜粋です。

    みなさん、お元気だろうか。
    本当にお世話になりました。
    ありがとうを改めて言わせてください。


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この旅行記へのコメント (4)

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  • ドロミティさん 2015/12/27 00:55:29
    今更ですが^^;
    あの街からさん、こんばんは。

    ご訪問並びに投票、どうもありがとうございます。

    やっと世界一周堂にお邪魔しております^o^。
    こちらのシリーズも楽しませて頂きます♪

    あのう、、今更なんですが、あの街からさんが男性の方だと気がつきました。以前も旅行記を拝見していて、あれっ?と思ったことはあるのですが、勝手に女性だと思い込んでおりました^^;

    だって文章もとても優しくて細やかですし、撮られた写真も綺麗なので〜って、これ偏見ですね、、、失礼しましたm(_)m。

    改めて宜しくお願いいたします。ドロミティ

    あの街から

    あの街からさん からの返信 2015/12/27 09:58:24
    RE:イメージの^^;世界へようこそ!
    はぁ はぁ はぁヽ( ̄▽ ̄)ノ
    4Tの大海原の中から「あの街から」のページへ
    飛んできてもらえただけで嬉しいです。 
    ので、自由に見てもらえたらヽ( ̄▽ ̄)ノ です。

    私は「旅行記」のアップと同様に
    「旅行記」を楽しみながら拝読しょうとすると
    のろのろカメさんの歩みになってしまいます。(;´ェ`)
    この年末始には日頃の挽回をいたいなぁと思っております。
    そんな「あの街から」ですが(*^0^*)
  • えあどまむさん 2013/01/27 09:26:56
    サムライ
    あの街からさん

    あの街からさんこそが‘サムライ’のようです。
    私もこんなところを車で走ってみたいです♪

    えあどまむ

    あの街から

    あの街からさん からの返信 2013/01/27 18:26:47
    RE: サムライ
    今晩は えあどまむさん。
    初めまして。
    書き込み等ありがとうございます。
    わたしにとりまして特に心に残る旅となった
    イースター島なので、投票をいただきとても
    嬉しいです。

    > あの街からさんこそが‘サムライ’のようです。

    とんでもないです。
    あの旅では各国を次々と飛び回っていて
    どんなに良い旅だったのか
    今頃になって気づいたりしています。
    ラパヌイの彼等には本当にいろいろ親切に
    していただきました。
    けれどせっかく交換したアドレスなのに、
    イースター島からまた旅を続けていて
    3ヶ月帰国してやっと「たより」を出したり
    およそサムライとはほど遠いわたしです。

    > 私もこんなところを車で走ってみたいです♪

    けれど、ドライヴだけは自信を持って素晴らしかったと断言できます。
    どの方向へ走っても真っ青な海があり
    緩やかな起伏の草原が広がっていて
    時折車から降りて
    牛さんや馬さんがゆったりと草を食む姿を眺めながら
    草原に腰をおろすと遠〜くから潮騒が
    足下からは虫の音が聞こえます。
    時折、ツアーのバン(車)が通り過ぎて行くと
    また夢の世界に戻ってゆけます。

    今の自分にはあまりにも遠く
    もう行けないだろうなぁ。そう思うと一層彼等に
    会ってみたいなぁ。と思います。

    えあどまむさんの旅のお話も聞いてみたいですね。
    またいらしてくださいね。
                    あの街から

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