2011/10/10 - 2011/10/10
278位(同エリア872件中)
アキーラさん
ごきげんよう、旅行者さま。
本日はバチカン三昧なり。
「とてもじゃないけれど、私の脳の容量では収まりきりません」
「いいのよ、それで。ひとつの美術館に1点か2点、好きな絵が見つけられたら当たり、くらいに考えたほうがいいわよ」
しかしながら最後の審判で泣くことはありませんでした・・・
こんな感じで美術館内を巡回してきたくらいなので、マジメに作家の歴史や彫刻のバックストーリーをお求めの方は、他の旅行記へご移動願います。
逆に言うと、それだけ教養のない私が6時間半居ても飽きることのない美術館でした。
キリスト教の総本山であるバチカン。
国全体が世界遺産。
厳密にはイタリアと異なる国なのですが、出入りにパスポートを必要としません。
言語はラテン語らしいのですが(笑)公用語はイタリア語です。
- 旅行の満足度
- 4.5
- 観光
- 5.0
- ホテル
- 3.0
- グルメ
- 4.0
- ショッピング
- 3.5
- 交通
- 3.5
- 同行者
- カップル・夫婦(シニア)
- 一人あたり費用
- 20万円 - 25万円
- 交通手段
- 鉄道 徒歩
- 航空会社
- エミレーツ航空
- 旅行の手配内容
- ツアー(添乗員同行なし)
- 利用旅行会社
- 旅工房
PR
-
タイトル通りですが、本日はバチカンめぐりです。
出発点はやはりローマテルミニ駅。
いわゆる東京駅八重洲口のような存在です。 -
地下鉄などが乗り放題になり、施設割引もついた「ROMA PASS」をテルミニ駅で購入しようとしたのですが、なぜかどこも売り切れ。
こんなときに便利なのが何気にtwitter。
リアルタイム検索したら面白いことに日本人が「ローマパス売り切れ」とつぶやいているのが結構見つかりました。 -
とはいえ、バチカン美術館は予約してあるので、ジカンニ、カギリガアリマス。
ROMA PASS探しはそこそこに、バチカンへ向かいます。 -
クチコミなどでお馴染みですが、バチカン美術館は予約で入れます。
予約無しでももちろん入れますが、ものすごい混雑は覚悟したほうがよいかと。
時間帯によっては1時間以上も待つとか。
そもそも予約列は別にあるので、その段階から差がつきます。 -
バチカン美術館に入るにはまず手荷物検査があります。
空港にあるX線検査と同じもの。
ここで三脚などは持ち込めないと言われ、一旦預けることに。
むしろ身軽になって良かった(笑) -
まずはレプリカの数々が我々を歓迎。
これはラオコーンのレプリカ。 -
続いて迎えてくれるのは世界の液晶、SAMSUNG(笑)
-
遠くに見えるクーポラと記念撮影できた中庭のようなところ
-
こっからはややかけ足でいきます。
というのも、筆者が美術品や歴史に関する教養が低いため、彫刻などの解説ができないからです(笑)
しかしながら、当日撮影した写真は700枚弱。
もったいないので厳選してぽんぽん掲載していきますので、画面スクロールして気に入ったのがあればじっくり見てやってください(^^;) -
裸は美しいといわれていただけあって、裸の彫刻ばかりでした
-
綺麗な中庭でひと休み
-
せっかくの見せ場は工事中。残念です。
でも、うわさのまつぼっくりは健在。 -
バチカンは段差も多いです。古い建物ですからね
-
美術館内に「エジプトコーナー」なるものが存在します
-
こんな感じでたくさん
-
本来なら、こういったエジプトの数々も、
-
ひとつひとつが価値あるものなのでしょうが、
-
いかんせんここはバチカン。
-
ひとつひとつじっくり見てはいられなかったので
-
ざっくりとしか見ませんでした。
-
やっぱりネコは神なのですね
-
友人に大学時代ラテン語を取っていた人がいるのですが、
全くわからないとのこと。
何を勉強してたの?と聞くと
『どうやってカンニングするかみんながんばってたよ』
という解答でした。 -
バスタブのようなものにこんな感じで豪華な装飾しているの、多数
-
腕がない男の人も多数。
-
なぜかコイツは大人気。
みんな見上げて写真撮っていたので便乗撮影。
でも、何が人気なのか教養の低い私にはわかりません。 -
こんな感じでくっついています。
-
たまにはローアングルで撮影するべきでしょう(笑)
-
人気者はちがいますね
-
中庭っぽいところはこんな感じで展示されてます
-
人気者は正面から写真を撮るのも難しい
-
当時の流行の髪形ってこんなんばっかだったんだろうな
-
手に持っていてる棒はおろか、指やアソコまで折れてしまっている・・・
-
かの有名な「ラオコーン」
人気すぎて近寄れず、ズームアップで撮るしか手段がない。 -
本来ならひとつひとつがすばらしい作品のはずなのに、雑多コーナーに押し込められる悲劇
-
伝説の動物たち?
-
床アート
-
何かのシーンの再現であることは間違いない
-
このあたりはモンハンゾーンらしいです。
ギャー!
ヘビがいる!こんな写真撮るんじゃなかった! -
「やわらかな毛 1個獲得」
-
もう一狩り行こうぜ!
-
あちこちで天井画がうつくしい
-
「あーっはっはっは!
そいつぁ、名推理だな。
しかし、どこにオレが犯人だっていう証拠があるんだい?」
私にはこう見えました。 -
-
天井画もわんさか
-
神秘的な光の差し込む場所はココ
-
お、めずらしく人が写り込んでない
-
きっと、こういう光の加減とかうつくしく計算して設計したのでしょうね。
-
こっからもちょいと中庭が見られます。
いい天気だわ。この日は暑かった・・・ -
このあたりから「人が増えてきたかも・・・」と実感した瞬間。
時刻は10:20。 -
北風と太陽・・・じゃなくて、
ジョウロがない時代はこうやって花に水をあげていたという証? -
カツラを返してくれないかい?
-
途中の展望回廊のようなところから、ローマの街並みが見られます。
ステキ。
ついでに、まだ並んでいる人も見下ろせます。 -
確かに並ぶ価値のある場所だとは思いますが、日本人はきっと時間も体力ももったいないと感じるだろうから、予約していくことをお勧めします。
-
ベネチア広場方面
-
壁画も、天井画もうつくしい
-
どうやって作成したんだろう
-
ここは、小ぶり目の作品が集結している場所です
-
美術品の保育園?
-
「なんだよう。今コイツをいじめて遊んでいるんだ! ジャマすんな!」
「変わった鳥だろ? 変な声で鳴くから面白いぜっ」
「やめなさいよ! かわいそうでしょう。その子をわたしなさい!」
「そうだな、レヌー●城のお化けを退治してきたらなっ!」
「ふんが〜」(右の子供の足元に佇むナゾのオッサン) -
天井画はほとんどだまし絵
-
上ばかり見ていて、首が疲れてしまうけど、魅入ってしまう
-
筆者のお気に入りはココ
「地図の間」
この空間に入り込んだとき、息を呑んだというか、しばらく動けないくらい感動しました。 -
天井の装飾も
-
せっかくこんなにすばらしい場所なのに、ツアーによってはショートカットして訪れないこともあるそうです。
-
しかし、ここで1日を終わらせてしまうのは勿体ないので、さあいくわよ。
-
何メートルくらいあるんだろう?
今の時代ネットで調べればすぐなんだが、ステキなロマンスがこぼれてしまうから。ナゾナゾ -
天井画だけでなく、ひとつひとつの壁画もみどころ
-
-
べ、別にハゲたオジさんと撮りたかったわけではありません
-
天井をアップ目で
-
地図の間出口
-
あっ!
これから行くベネチア発見! -
地図の間の写真を載せすぎたので、一気にラファエロに飛びます。
さすがに有名作家だけあって、混雑がすごかったです。
ゆっくり見たい人は考えて動かないとダメですね。 -
キリストが無くなった瞬間らしい
-
NOVAのCMにも出てきたアノ人・・・?
「はいろっかどうしようか考え中」
英会話入学に悩むというより、今晩のおかずに悩んでいるほうがしっくりきますね。 -
さすが疲れてきたのでちょっとひとやすみ。
バチカン美術館内にカフェが入ってます。
もちろん(?)カプチーノとエスプレッソをいただきました。
このあと、この美術館の最大の見所、「最期の審判」に行くわけですが、なぜかここだけは撮影禁止なので、UPはできません。
とはいえ、ほとんどの人は知ってか知らずかおかまいなく写真やビデオを撮影していました。
本当に無法地帯だな(^^;) -
大航海時代?の完成していない描きかけの地図とか
-
ここでちょいとショッピングタイム。
写真を撮れなかった最期の審判はポストカードで気を紛らわせましょう。
そして、写真の価格からもわかるように、SDカードは現地で購入してはいけません。
ここで購入したポストカードはバチカン美術館内にある郵便局から出せます。
ちょっとしたハガキを書ける台があるので、
赤黒の2色ボールペンを持ち歩いておくことをお勧めします。
イタリア国内から出すより確実というあたりが面白いですよね。 -
こっからは別館のようなところに移動。
あ、
YES NO メダル? -
かの有名なあの絵も
-
あらためてまつぼっくりの中庭
-
かの有名な、らせん階段
-
さて、こっからサンピエトロ方面に向かう前に一旦腹ごしらえです。
イタリア名物パニーニ。
写っているビンジュースは高いけど美味でした。
味が濃い! -
気がつけば美術館でかなりの時間を消費しておりましたので、急ぎ足でサンピエトロ広場へ。
シクストゥス5世という方が1585年の即位後ただちに着手した大事業。
D・フォンターナの指揮のもと、莫大な労力と費用が投入された。
高さはおよそ25.5m。エジプトからわざわざ運んできたらしい。
(ワールドガイドより抜粋) -
かの有名な、角度を変えると柱と柱の間が空いて見えたり、そうでなかったり。
-
柱と柱の間はこうなってます。遠目で見るとこの迫力は伝わらないので
-
広場にあるこのマーク。
TVなどでも有名ですが、このマークの上に立ち、柱の方向を見ると・・・ -
このように
どの柱も重なって見えるようになるのです。 -
よく設計されているベルニーニのメッセージ
-
ちなみに、他の角度から見るとこんな感じ
-
続いて、サンピエトロ大聖堂へ。
日時を合わせて行けば、ローマ法王のありがたいお言葉が聴けるようです。
20世紀少年みたいですね。 -
新婚旅行ということで、こんな記念写真も。
ちなみに、某干物女よりも先に撮影してます!
向こうが後発ですよ(笑) -
サンピエトロ大聖堂に入るには、ちょっとした行列があります。
でも、時間帯によってはもっと混雑するかも。
自分らが並んだときは15分くらいだったかな? -
すいません。
武器を持った門番て、ドラクエの世界だけだと思ってました(汗) -
ようやく入場。
巨大すぎる〜 -
イエスはしんでしまった!
-
さすが、キリスト教の総本山。
-
入ってすぐ真正面に見えるのはバルダッキーノというブロンズの天蓋
-
残念ながら、ここより先は通行止めです。
-
この後、クーポラへ登ろうとしたのですが、残念ながら締め切ってました。
聖堂があまりにも美しいからと言って、長居はいけませんね。
クーポラに登る予定のある方は、時間配分にも気をつけてください。
いつかリベンジしたいのですが、また行けるのだろうか?
そして、定番ですが、ロザリオなどご利益ありそうなお土産を購入。 -
クーポラは残念でしたが、サンピエトロを後にし、念願のイタリアンジェラートタイム!
背景と一緒に撮影しようとがんばったのですが、色がヘンに。
こう見えて、キャラメル風のジェラートでした。
日本円で500円近く、お値段的に高かったのですが、ふんわり甘くて、ねっとりと口の中で溶けて、香りもよく、とってもおいしいです(笑顔)。
この後色々な場所でジェラート三昧やりましたが、一番のお気に入りはこれですね。 -
そして、サンタンジェロ城へ向かう途中の観光案内所で奇跡的に「ローマパス」をゲット!
ここの観光案内所にいた女性が日本語上手かったです。 -
そして、ここがローマの休日で乱闘のあったサンタンジェロ橋です。
-
本当はひとつひとつ天使の写真を載せたいのですが、
読者の方も飽きてしまうと思うので。 -
抜粋して、私のお気に入りの天使を1枚
-
白黒にするだけで一気にほうら
『ローマの休日』ごっこ -
橋を別アングルから
-
その後はのんびり歩きながらスペイン広場まで。
その途中でふと振り返って撮影。クーポラ登りたかったなあ -
イタリアだけあって、フェラーリショップが普通にあります。
それにしても、フェラーリのセグウェイが気になって仕方ありません。
めっちゃ早くて振り落とされたらどうしよう。 -
やっとたどり着いたスペイン階段!
すんごい人、人、人ですね。
ちなみジェラートをここで食してはいけません。 -
これは上から見た図。
座るどころか歩くことすら困難。
まあ、世界的な観光地ですから、仕方ないのですけれど。 -
クーポラとのコラボ
-
階段の上からの風景は、本当に美しかった
-
ズームアップしてみました
-
テルミニ駅まで戻り、食事は通りがかりのかわいらしい食堂へ。
イタリアのレストランはどこもこぢんまりしていてフレンドリー。
ここも例外なくそうでした。
ローマはいたるところで日本人に遭いますが、この食堂だけは日本人は私達だけでした。
ローカルな雰囲気で食べたい方は、当たり前ですが駅から少し離れたほうがいいかもしれませn。 -
どっかのガイドブックに、イタリアのレストランでは単品の注文はNG、前菜からメイン〜と全て注文すること!とあったので、前菜。
こんなにたくさん来るとは!
でも、美味美味!
こんなにおいしいブルスケッタ、食べたこと無い!
This is the best bruschetta I've ever had!
オリーブも言わずもがな、で、しかも安い〜 -
ローマが発祥と言われるカルボナーラを注文。
パサパサして、食べにくい・・・。味もイマイチ。
赤いほうはトマト味。アマトリチャーナです。
こちらは美味しかったのですが、ボリュームがありすぎ。 -
ミラノ風子牛のカツレツ。
注文すると、キッチンからバンバン叩く音が響きます。
これはやわらかく食べやすく、くさみもなくて良かった! -
個人的に食べて良かったイタリアの食べ物。モッツアレラのステーキ。
見ての通りチーズをオリーブオイルで焼いたものなのですが、これが不思議と美味しい、かつ、なかなか日本では見かけないメニューにも満足。
残念だったのは、パスタも合わせてなのですが、完食できなかったこと。
前述したように前菜〜デザートまで頼んだのですが、あまりに満腹でデザートを泣く泣くキャンセルすることに。
しかも、となりに座ってた老夫婦はいちいち前菜から注文せずに、2,3品目をシェアして食べてました!
知っていれば私もそうしたかったわい。 -
というわけで、食事の後はホテルに戻ってグースカ。
食事の後に撮影した写真が無かったので、スペイン広場の夜景で締めさせていただきます。
明日もローマ観光だ!
あ、筆者のズボラのせいで旅行記の並び順がバラバラなので、旅行の日付順でソートして頂けたら嬉しいです。 -
<バチカンで購入したもの>
ミニカレンダー。
休日が日本と異なるのがまたいい。
12か月分違う景色が楽しめます。 -
<バチカンで購入したもの>
これは、1枚ずつ取り出せるプラスチック状のポストイットのようなやつ。
文房具大好きという、ラテン語も勉強していた友人へ。 -
<バチカンで購入したもの>
メガネふき3種。
個人的に一番面白いと思ったものです。
メガネユーザーの友人へあげましたが、一枚は自分でも保持。 -
<バチカンで購入したもの>
さきほどのメガネふきをひらいたもの。
自分はお気に入りだった地図の間がモチーフのものを使ってます。
ヨコ15センチほどでメガネケースにも入ります。
なんといってもデザインが良い! -
<バチカンで購入したもの>
ロザリオ数種。
「バチカンでロザリオ買ってきてー」という友人に。
この旅行記のタグ
利用規約に違反している投稿は、報告する事ができます。
コメントを投稿する前に
十分に確認の上、ご投稿ください。 コメントの内容は攻撃的ではなく、相手の気持ちに寄り添ったものになっていますか?
サイト共通ガイドライン(利用上のお願い)報道機関・マスメディアの方へ 画像提供などに関するお問い合わせは、専用のお問い合わせフォームからお願いいたします。
アキーラさんの関連旅行記
旅の計画・記録
マイルに交換できるフォートラベルポイントが貯まる
フォートラベルポイントって?
0
125