2007/03/03 - 2007/03/20
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bondarenkoさん
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アパート住まいの体制も整い、いよいよシドニーの街歩きへ。
表紙はシドニー中心街の「シティ」で見かけた、その名もいかめしい「Commonwealth Bank of Australia」、の看板(?)。
オーストラリアのシンボル、カンガルーとエミューが目を引く。
- 旅行の満足度
- 4.0
- 観光
- 4.5
- グルメ
- 3.0
- ショッピング
- 3.5
- 交通
- 4.0
- 同行者
- カップル・夫婦(シニア)
- 交通手段
- 鉄道 徒歩
- 航空会社
- チャイナエアライン
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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歴史的な建築と高層ビルが違和感なく融合しているのがシティの印象。
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QVBの外観。さすがにクラシックなデザインだ。
クイーン ビクトリア ビルディング 建造物
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横幅はワンブロックを占めて堂々たる風格。
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ビクトリア女王在位50年を記念して建てられたという Queen Victoria Building の内部。100年以上前に4階建てのショッピングアーケードを造ろうという発想が素晴らしい。
設計者は George McRae(常時 真っ暗れー)だが、中は十分明るい。
ブランドショップはもちろん、オーストラリア土産にもなるポップな衣料品・小物工芸品やスイーツなど、いろいろなショップもならび、レストラン・カフェも多く、ここだけで一日十分楽しめる。クイーン ビクトリア ビルディング 建造物
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4階建の屋根の部分がガラス張りで、建物全体が巨大なアトリウムになっている。
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上層階の手すりや梁にもアイアンレースが取り入れられクラシックな雰囲気を醸し出す。
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さすがに歴史のある建物だけあって個々の店の外観も意匠を凝らしたものになっている。
シドニー土産のオパールやチョコレートを買える店も並んでいる。 -
中央通路には両側の飲食店がテラス席を出していて、ゆったりとした時間を楽しめる。単なるリゾートとは異なるシドニーの魅力のひとつだ。
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中央玄関。上階明かりとり部分にはお約束のステンドグラス。
信号待ちの人たちは結構アジア系らしい風貌が多い。 -
QVBのすぐ近くにあるシドニータウンホール。地下鉄タウンホール駅に直結しているためか、周辺は学生風の若者たちのたまり場のようになっていた。
タウン ホール 現代・近代建築
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地下鉄につながるホールにあるジェラート・バー。どれも魅力的で迷うところだ。
しかし食べすぎは・・・・。 -
シドニータワーから北西方面、左にピアモント突端からジョンストンズ湾、モート湾、スネイルズ湾などの入り組んだ地形を望む。
手前にビルの立ち並ぶ先、右手上端の低い建物が並ぶあたりがロックス。シドニー タワー アイ & スカイウォーク 現代・近代建築
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同じくタワーから見た東側、太平洋に開ける突端サウスヘッド方面のマリーンリゾート風景
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近くのフードコートでランチ。メインはイカのフライとサラダの盛り合わせ。パンがつき、別料金のコーラを頼むと13.7豪ドル。シドニー中心部で、席に座って食べるところでは、最低これぐらいはかかる。
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市内で見かけた郵便箱。所変われば・・だが、こんなに大きいのも珍しい。
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サーキュラー・キー駅を下りてオペラハウスへ向かう道からハーバーブリッジを望む。
オペラ ハウス マーケット 市場
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酔狂な人たちはどこにでもいるいものだ。なにも橋の上まで登らなくてもいいだろうに。高所恐怖症からすると理解に苦しむ。
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振り返るとこんな感じだ。シドニーシティ中心から港に向けて結構な坂になっている。想像以上にハイライズの建物が多い。
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かもめが案内してくれる、かも、め? えさをほシーガル、か。
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その先はご存知、年代が一番新しい世界遺産「シドニーオペラハウス」。
内部は2700席近い大きなコンサートホール、オペラなどを上演する1500席ほどの劇場に加え、小さめのホールが3つ、レストラン4つにバーも6つある。
入口手前、三層になったぺディストリアンデッキにはオープンカフェもある。シドニーオペラハウス 現代・近代建築
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値段も味もそこそこだ(くどいようだが決して安くはない。写真はミートパイにちょこっとサラダ、もうひとつ骨付きチキンとライスにアイスティーで22ドル)。
ま、時間があれば海と行き交う船や人々を見ながらゆっくりするのも悪くはない。 -
滞在中に三回コンサートなどに行った。事前に入口近くのチケット売り場で前売り券を買ってもよいが、インターネットで予約(事前登録が必要でクレジットカード払いになる)しておけば当日直接窓口にいって入場できるし、演目によっては若干割引にもなるようだ。
地元のシドニー交響楽団は平日の昼間のコンサート(matinee)が安い。
夜も特に着てゆくものに気を遣わなくてよいが、注意書きに「はだしはダメ」とあった。お国柄か。 -
駅に戻ってすぐ向う側にある カスタムズ ハウス。まもなく170年になる歴史的建造物だ。
カスタムズ ハウス 建造物
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入口にある案内板には、1845年からこの地で税関の任務を行っていた、とある。現在は市民のための公共施設として活用されている。
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広々とした吹き抜けのロビ―にあるシドニーシティの500分の1のミニチュア。完成に3ヶ月をかけ、レーザーカッティング技術を駆使して作られたというかなり精巧な模型だ。一見の価値はある。
建物の大部分は、日本を含む海外の新聞などもそろえた市立図書館の分館となっており、最上階には眺望の良いカフェ。ほかにレストランやバーもあり、この界隈で時間を過ごすのにはもってこいだ。 -
電車を乗り継いでシティ中心へ戻り、タウンホールから公園を過ぎたあたりに見えてくる、セントメアリー大聖堂。オーストラリア最初のカソリック大聖堂で、この地域で産出する黄色の砂岩でできている。
セントメアリー大聖堂 寺院・教会
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上の写真の左端側から見たところ。1820年代にできた最初の建物が1860年代に火事で焼け落ちたのを、一から設計して建て直したもので、最終的に現在の形になるまでに100年の歳月を要したらしい。
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大聖堂から州立美術館へ行く公園内にある、スコットランドの詩人ロバートバーンズの像。「蛍の光」や「故郷の空」の原曲の詩で有名だ。右手にペンを持っており、後ろにあるのは、彼が農家の出だったことをしめす農具、犂(すき)のようだ。
さかのぼれば、イギリスによる領有のきっかけを作ったキャプテンクック、また初期の総督の何人かもスコットランド系だったそうで、移民の国オーストラリアの中でも自分達のルーツを大事にしているようだ。 -
海に面して広大な公園があり、ちょっと歩けばにぎやかな街並み。うらやましい限りだ。
全体にスケールが大きいので、すぐそこに見えていてもなかなかたどりつけないことが多く、夏の時期に歩き回るのはけっこうしんどいが、普段の運動不足解消にはいいかもしれない。 -
ニューサウスウェールズ州立美術館。欧米の美術館は結構な常設展を無料で観覧できるところが多い。ここでも銅像にさわったり、展示品の写真をとったりもOKで、体験できる美術館という方針がすばらしい。
土地柄、アボリジニーアートの収集展示は世界でも有数のもの。 -
西洋絵画・美術の収集・展示も結構な規模だ。
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街からかなりの距離を歩いた上に広い館内をめぐるのは大変だが、なかなかない機会。
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子供たちの興味があるところは古今東西そう変わらないようで、像の一部だけがひんぱんに撫でられたらしく色が変わっていた。
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美術館を出て王立植物園(RBG)の敷地(ここも無料)に入って行くと、大きな木の枝に奇妙な物がぶら下がっている。現地で Flying fox と呼ばれているオーストラリア特有のオオコウモリだ。
確か、人間とこの種のコウモリだけは体内でビタミンCを生成できないので、野菜や果物から取る必要がある、と何かのクイズ番組で聞いたことがあったので生で見てちょっと興奮した。(実際には広く霊長類とコウモリ類に共通のことらしい)。
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RBG内のモニュメントのひとつ、座れる獅子の像。道の反対側にメスのライオンが向かい合って座っている。百獣の王の威厳というより、なんとなく間抜けな風貌だ。
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樹々の向こうにハーバーブリッジやオペラハウスも垣間見える。
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広い園内には日本ではあまり見かけない植物も沢山植えられている。
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南半球随一、東京の築地に次いで世界第二の水揚げ高を誇る、シドニー・フィッシュマーケットで昼食
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こういうところはいずこも同じ雰囲気か
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定番のムール貝のトマトソース
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イカのフリット。ソースもよく”からまり?”
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そして今日のハイライト、これがシドニーの岩ガキだーす。以上三品に白ワイングラス二杯で〆て67豪ドル。量は十分だが味はまあまあ。
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