2007/02/28 - 2007/03/20
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bondarenkoさん
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しばらく前ですが、退職後に海外でのロングステイ(実態はミドルか?)を実行したので、その概要をご紹介。目的の一つは国内でのスギ花粉から逃れることでしたが、その点は十分に達せられました。
場所はシドニーの北、電車で20分程のベッドタウンChatswood。
駅のすぐ前にあるアパートに夫婦で3週間滞在し、コミューター感覚でのシドニー街歩きと現地の豊富な食材による自炊を楽しみました。
表紙の写真は、船で渡ったタロンガ動物園から見たシドニーの街並み。緑豊かで海を臨み、リゾートのおもむきだ。
とりあえず、Part1ではアパート暮らしのを様子を・・・
- 旅行の満足度
- 4.5
- 観光
- 4.5
- グルメ
- 4.0
- ショッピング
- 4.0
- 交通
- 4.0
- 同行者
- カップル・夫婦
- 交通手段
- 鉄道 船 タクシー
- 航空会社
- チャイナエアライン
- 旅行の手配内容
- 個別手配
PR
-
滞在先アパートの外観。通りの向かいが電車の駅。
日常の買い物は徒歩5分ほどの範囲で全てすむので、ある程度の期間滞在するにはシドニー市内よりむしろ快適。
駅周辺は再開発工事中だったので、現在はもっと便利になっているかも。 -
なんといってもアパートメントライフのよさは、広い住空間!
写真はリビングからダイニングスペースとキッチンを望む。
これだけで普通のホテルの部屋ぐらいの広さはある。
市内通話(シドニーも)は無料。長距離や国際電話は専用のプリカを買うとかなり安く掛けられる(滞在期間中1000円弱で日本に合計3時間ぐらいはかけた)。 -
イチオシ
部屋の入口付近からダイニング・リビング・寝室を望む。
寝室の奥にバカに広いウォークインクローゼットが続いているがほとんど使わず。
バス・トイレ・洗面エリアは独立した部屋で、書斎スペース、寝室とクローゼット、それに外の廊下側の壁で囲まれた形。バスタブはあるが窓はない。 -
アパートのもうひとつの利点は、好きな食材で自由な時間に食事ができることだ。
到着翌日に買い出しをして最初に食べたのは写真のオージービーフ。
ヒレが150グラムで4ドル(360円ほど)、結構いける。
オーストラリアは作物の病気や害虫の発生が少ないそうで、日本に比べ農薬もあまり使わず手間をかけないため野菜や果物も驚くほど安い。 -
イチオシ
というわけで朝は果物をたっぷり。マンゴー、洋梨、桃。
スーパーでも目方売りが主。2-3種類あるマンゴーは、1個売りの大きなものでも2−3ドル(2-3百円弱)。
桃や洋ナシはかたくて甘味も少なく、日本産とは別物と思ったほうがよい。
あとはOJ、コーヒーとパンにヨーグルトという、普段と同じようなメニュー。しかしアメリカもそうだがオーストラリアもパンはまずい。日本がうますぎるのか?
牛乳やジュースは大きなプラボトル入りだと、安い。 -
シドニーには天候も見ながら、ほぼ一日置きに出かけた(夏場は結構雷雨が多いようだ)。
市内へは往復で一人2.2ドル。2階建ての車両が普通で、東京ほど混まないが朝晩の通勤・通学時間帯には座れないこともある。ニューヨークの地下鉄ほどではないが、車内は特にきれいとはいえない。 -
シドニー中央駅。各方面への乗り換え駅だが、古いためか階段しかなく('07当時)大きな荷物があると特につらい。環状線への乗り換えは、北からハーバーブリッジを渡ってすぐの
Wynyard がエレベーターもあり、便利だった。 -
イチオシ
王立植物園周辺の緑地からシティを望む。シドニーは大きな町だが、海を含めてリゾートと隣合わせのような雰囲気。何度も訪ね滞在したい街だ。
個人的には、日本から時差がないのと、シティーライフも楽しめるという点で、ホノルルより好ましい。 -
チャツウッド駅の反対側にある商店街。土日には露店が出たりストリートパフォーマンスなどもあって、賑わう。
-
大きなショッピングセンターもあり個人商店も並んでいて、生活は便利だ。
当初、シドニー南部のリゾート地も勧められたが、買い物が不便そうなのと日々の娯楽が少ないので検討しなかった。普段都会にいる人ならのんびりしてよいかもしれないが。 -
大きなスーパーが2店、ほかに魚屋、肉屋、八百屋、そのほか専門店が入っているので食材選択の幅も広い。
恐らくシドニーの街中ではこうはいかないだろうと思う。 -
ショッピングセンター内のフードコート。ハンバーガーやチキン、パスタなどの洋風のものから、中華やアジアン・エスニック、オージー寿司など種類は豊富だが、日本人の感覚では決して安くはない(お昼でも飲み物をつけると軽く10ドルは超える)。
自炊に関しては、平均すれば、ほぼ日本の地方都市にいるのと同じぐらいの費用で済むと思われる。今の為替レート(80円ぐらいの時)だと1割以上お得か? -
アパートのエントランスホール。住民以外はインターフォンで呼び出して中からロック解除してもらう方式だが、エレベーターは壁の中央にあるセンサーに鍵をかざさないと使えず、居住階にしか止まらないのでセキュリティーは確かだ。
15泊以上だと少し安くなり、7日ごとに730ドル(豪ドル 以下同じ)当時のレートで一泊約1万円。 -
8畳ほどのリビングスペースには32インチのワイドTVとDVDプレーヤー(規格が異なり持参したDVDは見られなかった)。衛星放送も含めると結構チャンネル数は多く、ひんぱんにドラマや映画なども流すが、現地ではニュースで日本が取り上げられることは驚くほど少ない。1日2回ほど流れるNHKのニュースダイジェストが唯一の日本情報源。
手前に見えるソファは二人掛けでベッドにはならない。 -
借りていた中層階の部屋からの眺望。駅付近はそこそこ高層のビルが立ち並ぶ。
滞在中、シドニー周辺は気象状態が不安定で、たびたび激しい雷雨があり落雷で停電したことも。夜にはこのビルからの景色もそのたびに様変わり。 -
キッチンは左側に2ドアの冷凍冷蔵庫と電子レンジ、その奥が現地でいう電気のストーブ(調理用のヒーター)4口。
上には一応空気の吸い込み口が見えるが、案の定換気扇ではなく、循環フィルターだけなので煙は室内に充満する。 -
電子レンジの下に大きな電気オーブン。慣れていないのでなかなか使いこなせなかったが、たいていはフライパンで事足りた。
換気扇がないので、煙の出る魚などはオーブンで焼いたが、ガスにくらべると結構時間がかかる。 -
洗濯機と衣類乾燥機はキッチンの奥にある。アパートなので部屋の掃除はもちろん、シーツなども全て自分で洗濯。
-
キッチン右手には調理台とシンク。写っていないが、上には同じ幅で食器などを入れる吊り戸棚がある。引き出しの左にあるのが食洗機で、フライパンなども一緒に洗えるほど大きなもの。
基本的に調理器具・食器などは一通りそろっていたが、包丁が切れなくて(ほとんど刃がない)弱った。 -
リビングから壁を隔てて寝室。10畳弱の部屋にキングサイズのベッド。
管理人の話では、アジアの両大国から来た連中の多くはほとんど掃除をせずゴミも片付けないので(一応出る時には清掃料75ドル、約7千円は取られるわけだが)、彼らが出ていったあとは目も当てられない、とのこと。
「その点、わが友日本人は信じられないほどきれいに使ってくれるので、ありがたい」、と、にこにこしていた(そのためか、部屋のグレードアップのほかに、食器も新しいのを用意してくれていた)。 -
普段二人でひとつのベッドに寝る習慣がないので、事前に頼んで書斎スペース(4畳ほど)にエクストラベッドを入れてもらった。柔らかすぎたので、結局フレームからマットだけをはずして使う。
別料金(20ドルほど)だがインターネットも利用できた。理由は分からないが、持参したPCの設定を変えなくても、ただケーブルをつなぐだけで使えた。ITに詳しくないので大変助かった。 -
中規模なデパートもあり衣類や住居用の品物も豊富。また、日本から持参しなかった日用品も、ダラーショップ(日本で言う百均)にいけばたいていそろうので便利。
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魚屋の店先に並ぶ魚介類。基本は目方で買う。欲しいものを指さして、数量をいうだけでことは済む。
現地の暮らしを楽しむのもロングステイの醍醐味。 -
いわゆるグリーングローサー(八百屋)。こちらはスーパーと同じように欲しいものをかごに入れてレジを通すだけ。クレジットカードはほとんどの店で使える。
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商店街を抜けるとこんな感じの住宅地が広がり、ゆっくり散歩もできる。大都市の喧騒な空気とは無縁だ。
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シドニー市内環状線から南へ向かう通勤電車で新しい車両。
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まず一番高いところから街を見るのがよい、ということで、シドニータワーから360度広がる街並みと海を見る。滞在したChtswoodはこの写真でやや奥に見えるハーバーブリッジを渡っただいぶ先にある。
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高層ビルが並ぶビジネス街とゆったりした海洋公園のような景色がこれほど近いところは世界にもそうないのではないか?
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シドニーに出かけない日は部屋でゆっくり過ごす。昼に用意したBLT(ベーコン・レタス・トマト)サンドイッチ。こんなものでも外で食べると結構取られるのだ。
東京の物価が高いなんて誰が言っているのか、と思うくらい。特に店で食べる昼食については、味はいうまでもなく、種類といい、ボリュームといい、日本の食べ物屋は世界一リーズナブルだと再確認した。 -
スーパーなどにあるパンがおいしくないのでパンケーキを焼いてみた(電気のヒーターの加減がうまくできなくて少し焦げたが、そこそこの味)。この日はコーヒーとようやく柔らかくなった洋梨だったが、トロピカルフルーツは豊富でフレッシュなライチ(右手奥の皿)やランブ―タン、マンゴスティンなどもよく食べた。
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食べることばかりで恐縮だが、やはり一番の楽しみでもある。
これはタスマニア産のWagyu(和牛) ヒレ!、 半ポンド=225g。
さすがに美味。
日本ではめった口に入らないので奮発したが、それでもオージービーフの倍程度の値段だ。 -
電気釜も用意してくれていたが、中国製らしく、ベチャッとした炊きあがりなので、久しぶりに鍋で炊いてみた。ちょっと焦げ付く位にするとまあまあうまく炊けた。
米は近くのオリエンタルグローサリー(日中韓などの食品店)でカリフォルニア米を購入。 -
この日は少し趣向を変えて帆立の貝柱のソテー(二人分で600円弱。シーフードもそれなりのものは安くはない)。付け合わせは人参、ズッキーニとマッシュルーム。
サラダドレッシングも日本で慣れたものに比べるともうひとつだった。シーザーズドレッシングはどれも甘め。 -
ラムチョップ。日本では高い上に、田舎ではめったに見かけない。これで一人前750円ほど。地元でとれると思うのだが、やはり牛肉より高い。
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キングフィッシュというすずきのような淡泊な味の魚のソテー。
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水道の水はもうひとつ合わない感じがしたので、料理や飲料にはミネラル・ウォーターを買って使った。小さいので1ドル弱。お湯は専用の電気ケットルを使う。
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アトランティック・サーモン。結構厚いがこれで一切れ300円ほど。魚介が手ごろで豊富なのは助かる。
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現地の食材に飽きると、餃子を作ったり、テイクアウトの寿司を買って来たり。
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少しうまく焼けるようになったパンケーキ。この日は黄桃とバナナ、ナッツなど。
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イチオシ
さて次はいよいよシドニーと周辺の観光といきますか・・・・・・
(Part2へ)
写真は滞在中、オペラハウスや動物園・植物園・ロックスなどへの行き帰りに何度も利用したCircular Quay(サーキュラー・キー)駅。
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