２０１２年、ヴロツワフ、ボレスワヴィエツ、クラクフの旅～その１

2012/08/24 - 2012/08/31

ヴロツワフに３泊、クラクフに３泊。
ヴロツワフ旧市街地と、ボレスワヴィエツへの日帰り旅行。
クラクフ旧市街地と、ヴィエリチカ岩塩坑、オシフィエンチム（アウシュビッツ）への日帰り旅行。

１／２

エリア ブロツラフ(ポーランド)

• 旅行の満足度: 4.5
• 観光: 4.0
• ホテル: 3.5
• グルメ: 4.5
• ショッピング: 3.0
• 交通: 4.0

• 同行者: 友人
• 一人あたり費用: 20万円 - 25万円
• 交通手段: 鉄道 タクシー 徒歩 飛行機
• 航空会社: フィンランド航空 JAL LOTポーランド航空
• 旅行の手配内容: 個別手配

一日目。

今回の旅行ではフィンエアーを使いました。
初日の移動は、関空〜ヘルシンキ〜ワルシャワ〜ブロツワフ。

これはワルシャワ・フレデリック・ショパン空港。

ワルシャワで荷物をピックアップして、ポーランド航空の国内線に乗る間の待ち時間が４時間ほどあったので、空港前のマリオットで夕食。

１日３回のフライトはしんどいゼ。

睡魔との闘い。


ブロツワフでは、駅前のHotel Europejskiに３連泊。

二日目の朝。

ブロツワフの百年記念会館前で蚤の市をやっていると聞いて（ポーランド政府観光局ブログによる）、ワクワクしてでかけるも・・・
なんというか、骨董市のような・・・
朝だったから、ホールで催し物があるわけでもなく、とりあえず、世界遺産見たぜってことで。

この百年記念会館は、２００６年にユネスコ世界遺産に登録された建物。

トラムに乗って行けるんだけど、降りてすぐこの建物が見えるわけじゃないので、通りがかったお姉さんに声をかけて聞いたら、親切に教えてくれた。

百年記念会館を半周して、トラムに乗って駅方向へ。

トラムで乗り間違えて、かなり東のほうへ行ってしまった。
（街の雰囲気が変わってきた。）
トラムの車内でおばあちゃんに話しかけて、現在地を教えてもらおうとするものの、ポーランド語しか通じない。私わからない。

あきらめてとりあえず降りようとしたところで、親切なお兄さん登場！
大丈夫？どこに行きたいの？と声をかけてくれ、彼のおかげでなんとか軌道修正。

とりあえず、ブロツワフ本駅へ。

券売所でボレスワヴィエツ行きの切符を買い、電光掲示板記載の３番乗り場へ。

・・・電車が来ない・・・

隣のホームに人がいっぱいいる。嫌な予感。

定刻が過ぎて、乗り過ごしたことに気づいた。



電光掲示板には「Peron３」。
これは、３番ホームという意味で、３番線（tor3）という意味ではない。
３番ホームには５、６番線が存在し、どちらに電車が到着するかはホームで待っていないと分からないみたい。
日本の鉄道会社のすばらしさを痛感した。

結局、手数料を払い、翌日の同じ時間の電車の切符と交換してもらった。

結局二日目は市内観光。

Świdnicka通りをオドラ川方向へ北上し、左側にあるオペラ劇場。


Opera Dolnoslaskaというそう。

市庁舎。

市庁舎は旧市場広場の中央にあり、すぐわかる。
周囲の建物よりも大きく堅牢、けれども装飾が細かい。

この写真は市庁舎の東側から撮ったもの。

市庁舎のすぐ南側。

観光客用の馬車が行き交い、また建物の１階にはレストランのテラスが広がっている。

というか、レストランかカフェのテラスしかない。


いわゆる土産物屋がほとんどない。

ポーランド人はモノより食なのか？

市庁舎のある旧市場広場の南西に位置する塩の広場。

かわいらしいカラフルな建物が周りを囲い、中央には花屋。

屋根が渦巻いててかわいい。

旧市街の様子。

古めかしい中世を感じさせる建物のすぐ横をトラムが走っている。

聖エルジュベタ教会。

旧市場広場の北西に位置する。

この塔は、お金を払うと登ることができるとのことで、エッチラ登ってみた。

聖エルジュベタ教会の上からの眺め。

左手に見える川はオドラ川。

たぶん北方向に向けて撮ったんだと思う。

オドラ川を左手に、ヴロツワフ大学を右手に川沿いをぼちぼち歩き・・・

赤いSand bridgeを渡るとピアセク島。

この赤い橋には南京錠がいっぱいかけられていて、たぶんカップルのおまじない的なものだと思う。

橋の上から北東方向に。

奥に見える二本の尖塔は、洗礼者ヨハネ大聖堂。


川の中州であるピアセク島にたつ砂上の聖処女教会を横目に見つつ、洗礼者ヨハネ教会へ。

洗礼者ヨハネ大聖堂。

この教会ではまさに結婚式の最中で、本場？で聞くアヴェ・マリアは何ともすばらしい。
外では次のカップルなのか挙式済みかは分からないけど、写真撮影に忙しそうな新郎新婦の姿も。

二日目の晩御飯はPivnica Siwidnicaへ。

日本在住のポーランド人の方に、ヴロツワフの美味しいレストランといえば、ここが一番オススメと言われ、迷わずここに決めた。

市庁舎の南側にこんな感じで地下に入る入り口がある。


日本に帰って調べてみたら、なんとショパンやゲーテも訪れたレストランなんだって！

三日目は、二日目に行けなかったボレスワヴィエツへ。

行きはインターシティでスムーズに行く予定が、ヴロツワフを出て２０分ぐらい行ったところで、３０分ぐらい立ち往生。

何が起こったのかよく分からないけど、工事中だったのかも。

上が行きのチケット（一人あたり５９ズロチ・・・約1,800円）
下が帰りのチケット（一人当たり１７．５ズロチ・・・約500円）

インターシティかそうでないかでエライ違いだ。

念願のボレスワヴィエツ！

でも、肝心のＢが隠れてる・・・

ボレスワヴィエツの陶器祭りの様子。

駅から徒歩５分くらいで市庁舎のある旧市街広場。
陶器祭りの間は、こんな感じの陶器ショップの出店や、食べ物やおもちゃの屋台が並んでいた。

もちろん目当ては陶器ショップ。

他の写真は、地元の人の顔が正面から写ってて、この写真のみアップ。

陶器ショップの屋台はこんな感じ。

陶器がところ狭しと並んでて、真剣な顔をしながら選んでるオジサンも。

マグカップだけじゃないよ。

支払いはズロチ。

ディスカウントの交渉はできなかったけど（私もお店の人も英語しゃべれない）、陶器ひとつひとつに書いてある値段以上をボられることもなく、割りにスムーズにお買い物。


ボレスワビエツでは数人日本人と思しき人も見かけた。

三日目、ヴロツワフ最終日の晩御飯は、Pod papugamiにて。

ここも、日本在住のポーランド人の方に教えていただいた、２番目にオススメのお店。

ということで、迷わず決めた。

このお店は、市庁舎の西側にあって、店名をじっくり見ながら歩かないの見過ごしてしまい、二日目の晩には見つけられなかった（あまり真剣に探していなかったからかも）。

このお店から見た旧市場広場の様子。

Pod papugamiでは、アペリティフ、メイン、デザートを食べた。

これはデザートのクレーム・ブリュレ。

あまり料理の写真を撮らないんだけど、となりの席のおじさんも美味しそうに食べてたし、ベリーの部分もかわいいし・・・
つい撮っちゃいました。

美味しかった。

ヴロツワフ、夜の旧市場広場。

手前のベンチのカップルは知らない人。


これで、ヴロツワフはおしまい。


翌日からのクラクフ編に続く。

この旅行記へのコメント （3）

• きくなあさん 2017/12/18 00:14:26

  ヴロツワフ空港から市内への交通手段

  旅行記、楽しく読ませて頂きました。たいへん参考になりました。
  ところで行きの飛行機、乗り継ぎの様子ですと、ヴロツワフ空港に到着したのは夜遅くかと思いますが、そこから市内への交通手段はタクシーでしょうか？私も今度、深夜に初めてヴロツワフ空港に到着する予定で、タクシーを使おうかと考えているのですが、深夜のタクシー事情とか教えていただけませんでしょうか。他の方の旅行記を読むと、白タクに注意とか、ぼったくられた、とか記載されているものがあり、実際のところ、どうなのかと思いまして、宜しければ、お願いします。

  trueborntulipさん からの返信 2017/12/18 10:24:16

  Re: ヴロツワフ空港から市内への交通手段

  こんにちは。
  日本から２４時間以上かけて移動する旅程で、フラフラになるのが目に見えていたので、事前に送迎を頼んでいました。
  海外のどの空港にも白タクやぼったくりは多いですので、ヴロツワフも例外ではないと思います。
  地方空港の夜中の時間帯に、どのくらいまともなタクシー業者がいるのか不明ですが、用心するに超したことはないと思います。
  参考にならなくてすみません。

  きくなあさん からの返信 2017/12/19 11:11:58

  Re: ヴロツワフ空港から市内への交通手段

  早速のお返事、ありがとうございます。
  たいへん参考になりました。
  次の旅行記も楽しみにしております。