レンタカーの旅　トルコ　カッパドキア

2012/08/30 - 2012/08/31

テレビでよく見る奇岩群、カッパドキアをひと目見たくて、イスタンブールからカイセリ空港に飛んできました。

カイセリまでの航空券はイスタンブールで前日に手配。トルコの連休と重なり、航空券の時間の融通が利かず、正味24時間滞在のプチ弾丸旅行。

空港からはレンタカーを借りて自由に荒野を走りました。

エリア カッパドキア(トルコ)

• 旅行の満足度: 5.0
• 観光: 5.0
• ホテル: 5.0
• グルメ: 4.0
• 交通: 4.0

• 同行者: カップル・夫婦
• 一人あたり費用: 3万円 - 5万円
• 交通手段: レンタカー
• 旅行の手配内容: 個別手配

カイセリ空港入り口付近にあるレンタカー屋のオフィスで受付をし、車を受け取ります。

が、、予約サイト上ではルノーメガーヌで予約したつもりが、予約確認メールではVMゴルフになり、実際に行ってみたら日産デュアリスに。でもデュアリスは驚きの走行2000km台で新車の香りが。。。日本人だから細かいことは言えず、これで良しとします。

レンタカー屋では、簡単な地図を渡され、ギョレメまでの道順について細かい説明をしてもらいました。

空港を出て2kmほどのカイセリの道の様子。

交通量も少なく平和です。

空港から10kmほど走った道の様子。

4車線くらいの道幅はありますが、白線がないので皆適当に走り、クラクションの嵐です。日本では一生見ることがないかもしれない高速スラローム運転などを間近で見ることができ、目頭が熱くなります。

イスタンブール市内の見るからに怖そうな交通事情に比べれば楽勝、と自分を励ましつつ、流れにのるべく必死に走ります。

30km程度走ると、このような風景が増えてきます。

1時間ほどで、ギョレメの町に到着しました。

ちなみにレンタカーにナビはありませんでした。他の車にもついていない感じでした。でも空港からギョレメの街を目指す場合、5箇所くらいしか曲がる交差点がないので、レンタカー屋の店員さんの説明を受けただけで充分でした。

ギョレメの街からネヴシェヒル方面に車を走らせます。

すると、10分ほどで観光バスがたくさん止まっているエリアが。特別な観光エリアなのかなと思って寄りました。小窓がたくさん！

有名なウチサヒルでした。

レンタカーの良いところは、どんなところでも行けること。

ウチサヒルの横に細道があったので自由きままに進んでみました。

悪路なので車高が低い車は要注意です。

いい眺め！

自分達以外は誰もいません。

地球には色んな場所があるもんだ。

これはギョレメ〜ウチサヒルの高台から撮った写真。

ここはキノコ岩が有名なエリア（パシャバー地区らしい）。
多くの観光バスが止まっており、みやげ物屋がたくさんあったので
寄ってみました。
日本人、韓国人、中国人の団体さんがたくさんいました。

奥にはこんな大きな横穴がありました。

ここは上記ポイントから少し道を外れた、山の頂上。
こういう所は大抵悪路ですが、デュアリスは車高が高いので結構いけます。

この頃には、あのレンタカー屋さん、この辺を見越してメガーヌやゴルフでなく、悪路に強そうなデュアリスを貸してくれたんじゃないかと、感謝の念が沸いてきました。

レンタカー屋さん、テシュッキュル エデリム！！
（トルコ語でありがとう。結局発音をマスターできずに帰国しました）

ユルギップの街を抜け、車はムスタファパシャの街に入ります。
少し路地に入るとこのような町並みが続きます。

ムスタファパシャ〜ユルギップ１

ムスタファパシャ〜ユルギップ２

荒野で感慨にふけりたいところですが、
レンタカーで少々お疲れ。
ボヤっとしていた。

18:15頃にローズバレーに到着します。
夕日に染まる風景が有名なエリアで、入り口の料金徴収の兄ちゃんに日没の時間を聞いてから再度来たのでした（8月末なら19時頃日没）。

兄ちゃんに２TLを払って、中まで車を進めます。

大体の人は駐車場横で写真を撮るのですが、日没まで微妙に時間があります。
横を見るとローズバレーの頂上に繋がる道が、、意を決して上ります。
しかし日没まで10分しかありません。

山を駆け上がりました。
日没に間に合いました。
誰もいませんでした。

※リアルに走り続けました。普通に歩いて上れば30分くらいです。

上と、この2枚が頂上からの360度の風景です。

これは下から写した風景です。
悔しいかな、こっちの方が雰囲気出てます。

銃を持ったトルコ軍兵士？現る。

夕時の警備かと思ったら、みんなで写真を撮り始める。
右端の人は、夕日を手に乗せたポーズをとっていました。
みんな夕日を楽しみに来たんだなー。

ゆっくり日が沈むのを堪能しました。

反対側には月が昇りました。

よく走ってくれました。

ちなみにレンタカーはrentalcars.comで予約しました。複数のレンタカー会社から条件や価格に見合う車を探してくれるサイトで、とても見やすく予約も簡単です。ドイツに行ったときも利用しました。

ただ、ドイツもカイセリも、ネット上の写真と同じタイプは出てこなかったので、その辺を許容できる方は良いと思います

今回宿泊したのはギョレメの洞窟ホテル。

トリップアドバイザーで2011年はギョレメのホテルで３位になったという「ギョレメスイーツ」。
ホテルへ続く細道が地図ではわかりにくかったけれども、黒地にオレンジ文字の看板を見つけてからは、各所の看板に沿って行くとたどり着けます。
小さな案内看板を見つけられるかが勝負（？）。

洞窟ホテルの中。
もちろん洗面台やシャワーもあり、清潔でした。
スタッフも皆親切です。

窓からの風景。
カッパドキアの各所で見上げていたキノコ岩が目の前に、しかも近い！
夜は微妙にライトアップされていました。

部屋によっては、ウチサヒルの街が見えます。
夜ライトアップされたウチサヒルの街は、まさに天空に浮かぶ要塞です。

※写真では雰囲気出ていなくてすいません。

カッパドキアは1泊2日しかしなかったうえ、
直前に国内線飛行機を探したためトルコ航空は満席予約できず、ペガサス航空でイスタンブールに戻りました。

楽しかったカッパドキア、もう少し時間をかけたかったですが、それでも十分に満喫できました。
（予定を早く決めていれば良かっただけですが･･･）

この旅行記へのコメント （2）

• tabisuru100さん 2012/09/09 16:23:07

  こんにちは

  snafuさん、こんにちは。
  
  「レンタカーの旅　トルコ　カッパドキア」2回読ませていただきました。
  やっぱりレンタカーだとまた違った景色ですね。
  懐かしいと思える景色もあれば、これはどこかな？と思えるようなものまで、楽しませていただきました。
  
  レンタカー屋の説明だけでギョレメまで迷わず行けたんですね。
  僕は普段からすぐナビやGPSを頼ってしまうので、尊敬します。
  
  tabisuru100

  snafuさん からの返信 2012/09/10 22:47:55

  RE: こんにちは

  tabisuru100さん、こんにちは。
  
  コメント、本当にありがとうございます。
  
  カイセリ空港〜ギョレメはナビ無しでも本当に問題ないんです。
  それよりもtabisuru100さんが指摘されていたように、
  カッパドキア周辺の詳しい地図がないので苦労しました。
  最終的には停車している観光バスを探せば周辺に何かあるのでは、、
  という感じで適当に回ってましたが。。。
  
  次回機会がありましたらレンタカー、是非体験してみてください。