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7月20日(金)は今回の最後のハイキングとなる。連日のハイキングで疲れも溜まってきているのでハードなコースは避けて、比較的楽に歩けそうなルートにする。エヴォレーヌからアルべ湖まで登り、あとはほとんどフラットな山道を進んでレ・ゾデールへ降りることにする。

スイス・ハイキングの旅 2012夏(13)  アルベ湖(Lac d’Arbey)

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2012/07/20 - 2012/07/20

338位(同エリア524件中)

3

27

ロク69

ロク69さん

7月20日(金)は今回の最後のハイキングとなる。連日のハイキングで疲れも溜まってきているのでハードなコースは避けて、比較的楽に歩けそうなルートにする。エヴォレーヌからアルべ湖まで登り、あとはほとんどフラットな山道を進んでレ・ゾデールへ降りることにする。

旅行の満足度
5.0
同行者
カップル・夫婦(シニア)
交通手段
高速・路線バス 徒歩
旅行の手配内容
個別手配
  • 天気は晴れ一部雲がある、7:15にアパートを出発。今日はバスに乗らず直接歩き始めるので、ちょっと得した気分だ。ラーナへ向かう道を進み橋を渡ったのちしばらくして左へコースを採る。傾斜のきつい樹林帯の中をジグザグに登っていく。見晴らしの良い場所では、背後にダン・ブランシュとヴェージヴィが朝のさわやかな空気の中に望まれる。斜めに差す光線がやわらかく景色をソフトなフィルターを通して見るようだ。

    天気は晴れ一部雲がある、7:15にアパートを出発。今日はバスに乗らず直接歩き始めるので、ちょっと得した気分だ。ラーナへ向かう道を進み橋を渡ったのちしばらくして左へコースを採る。傾斜のきつい樹林帯の中をジグザグに登っていく。見晴らしの良い場所では、背後にダン・ブランシュとヴェージヴィが朝のさわやかな空気の中に望まれる。斜めに差す光線がやわらかく景色をソフトなフィルターを通して見るようだ。

  • 樹林帯を抜けると明るい草原状の場所を進む。朝早い時間なので陽の中でも暑くない、ぐいぐい進むことができる。

    樹林帯を抜けると明るい草原状の場所を進む。朝早い時間なので陽の中でも暑くない、ぐいぐい進むことができる。

  • 1時間ほど歩いてくると左上に集落が見えてくる、きっとアルべだろうと思いながら進む。背後の山は、メル・ド・ラ・ネヴァ(Mel de la Neva、2758m)だろうか。空に漂う千切れた雲が何だか秋の風情のようだ。

    1時間ほど歩いてくると左上に集落が見えてくる、きっとアルべだろうと思いながら進む。背後の山は、メル・ド・ラ・ネヴァ(Mel de la Neva、2758m)だろうか。空に漂う千切れた雲が何だか秋の風情のようだ。

  • ほどなくロッジらしい建物の横を通る、きれいな花で飾られた感じの良い雰囲気を感じさせる。

    ほどなくロッジらしい建物の横を通る、きれいな花で飾られた感じの良い雰囲気を感じさせる。

  • 8:25にアルべ湖(Lac d’Arbey、1768m)に到着、出発から1時間10分だった。アルベは数えるほどの家々がある程度で、それらも密集していないのでとてものどかな印象がする。

    8:25にアルべ湖(Lac d’Arbey、1768m)に到着、出発から1時間10分だった。アルベは数えるほどの家々がある程度で、それらも密集していないのでとてものどかな印象がする。

  • 早速、ダン・ブランシュを眺める。

    早速、ダン・ブランシュを眺める。

  • アルベ湖は想像していたよりは随分小さな池だが、山々を写す風景は見事だ。池を登ってきた反対側まで回り込むと、ダン・ブランシュが湖面に美しく反映する。静かな湖面に山と雲の投影がまるで絵のようだ。

    アルベ湖は想像していたよりは随分小さな池だが、山々を写す風景は見事だ。池を登ってきた反対側まで回り込むと、ダン・ブランシュが湖面に美しく反映する。静かな湖面に山と雲の投影がまるで絵のようだ。

  • 湖面だけを狙って撮ってみた。

    湖面だけを狙って撮ってみた。

  • 十字架とダン・ブランシュ、やはりエランの谷の盟主はこの山だろう。

    十字架とダン・ブランシュ、やはりエランの谷の盟主はこの山だろう。

  • 10分間の休憩も終わり出発する(8:35)、その前にもう一度アルベ湖と山々を眺めておこう。

    10分間の休憩も終わり出発する(8:35)、その前にもう一度アルベ湖と山々を眺めておこう。

  • 歩き始めると左手下方にエヴォレーヌの村が見えてくる。村の半分はまだ陽があたっておらず、教会も影の中にある。

    歩き始めると左手下方にエヴォレーヌの村が見えてくる。村の半分はまだ陽があたっておらず、教会も影の中にある。

  • 進む左前方には、常にダン・ブランシュが見えている。正三角形に近い風格と安定感が素晴らしい。

    進む左前方には、常にダン・ブランシュが見えている。正三角形に近い風格と安定感が素晴らしい。

  • 谷を隔てて、左にはポアント・ドゥ・ツァテ(Pointe du Tsate、3078m)、その右の鞍部は先日登ったツァテのコルが見えている。

    谷を隔てて、左にはポアント・ドゥ・ツァテ(Pointe du Tsate、3078m)、その右の鞍部は先日登ったツァテのコルが見えている。

  • エヴォレーヌの村が左後方になって来た、陽のあたる部分も増えて教会も明るい陽光の下になっている。

    エヴォレーヌの村が左後方になって来た、陽のあたる部分も増えて教会も明るい陽光の下になっている。

  • 前方のアローラ方面にはプティ・モンコロンが見えてきた。なかなか見ることが少ないこの山が、このあたりから眺められてちょっとうれしかった。左のモン・コロンは、ちょう手前のラ・マーヤ(La Maya、3040m)に重なって左右のピークの一部だけしか見えない。

    前方のアローラ方面にはプティ・モンコロンが見えてきた。なかなか見ることが少ないこの山が、このあたりから眺められてちょっとうれしかった。左のモン・コロンは、ちょう手前のラ・マーヤ(La Maya、3040m)に重なって左右のピークの一部だけしか見えない。

  • 同上の拡大、折り重なる山々の奥に見えるプティ・コロンは控えめで謙虚な佇まいで眺める人を見つめているようだ。その右手前の山塊はこれも先日歩いたピエース氷河横のヴィベ(Vuibe)だろう。

    同上の拡大、折り重なる山々の奥に見えるプティ・コロンは控えめで謙虚な佇まいで眺める人を見つめているようだ。その右手前の山塊はこれも先日歩いたピエース氷河横のヴィベ(Vuibe)だろう。

  • 途中の集落ラ・ジェット(La Giette、1770m)に着いた、数えるほどの家々の暮らしを思う。きっと自然と共存しこころ豊かな生活があるのだろう。ダン・ブランシュの周りには雲が集まりだしてきた。

    途中の集落ラ・ジェット(La Giette、1770m)に着いた、数えるほどの家々の暮らしを思う。きっと自然と共存しこころ豊かな生活があるのだろう。ダン・ブランシュの周りには雲が集まりだしてきた。

  • ラ・ジェットを過ぎて振り返ると、斜面に張り付いたような家々が美しい。背後の左の山はサスネール、右の鞍部はトランのコル、遠方の斜面の集落はヴィラだろう。千切ったような雲の小さな塊りが浮かんでいる。

    ラ・ジェットを過ぎて振り返ると、斜面に張り付いたような家々が美しい。背後の左の山はサスネール、右の鞍部はトランのコル、遠方の斜面の集落はヴィラだろう。千切ったような雲の小さな塊りが浮かんでいる。

  • 前方左には、レ・ゾデールの村を見下ろすようなヴェージヴィの山々が近い。奥にはダン・ブランシュがひと際高い。

    前方左には、レ・ゾデールの村を見下ろすようなヴェージヴィの山々が近い。奥にはダン・ブランシュがひと際高い。

  • ダン・ブランシュの左側の山々、中央の鋭い2つのピークは、右がポアント・ド・ムルティ(Pointe de Mourti3564m)、左がツァ・ド・ラノ(Tsa de l’Ano、3368m)、その左の下り始める前の最後のピークは、ポアント・ド・モアリ(Pointe de Moiry、3303m)だ。逆の右側の比較的大きいピークはポアント・ド・ブリコラ(左、Pointe de Bricora、3658m)とグラン・コルニエ(右)だ。かつてモアリ谷から眺めた山々を反対側から見ていることになる。空に広がる雲の様子が秋の風情を感じさせるようだ。

    ダン・ブランシュの左側の山々、中央の鋭い2つのピークは、右がポアント・ド・ムルティ(Pointe de Mourti3564m)、左がツァ・ド・ラノ(Tsa de l’Ano、3368m)、その左の下り始める前の最後のピークは、ポアント・ド・モアリ(Pointe de Moiry、3303m)だ。逆の右側の比較的大きいピークはポアント・ド・ブリコラ(左、Pointe de Bricora、3658m)とグラン・コルニエ(右)だ。かつてモアリ谷から眺めた山々を反対側から見ていることになる。空に広がる雲の様子が秋の風情を感じさせるようだ。

  • 上の拡大、山々の名前を入れてみた。

    上の拡大、山々の名前を入れてみた。

  • 終点のレ・ゾデールに近づくと、ツァテのコルが正面に見えてくる。コース途中の牧農小屋の屋根が光っているのも分かる。こうして歩いたルートを別の角度から眺めるのはとても感慨深いものだと思う。

    終点のレ・ゾデールに近づくと、ツァテのコルが正面に見えてくる。コース途中の牧農小屋の屋根が光っているのも分かる。こうして歩いたルートを別の角度から眺めるのはとても感慨深いものだと思う。

  • コル付近のズームアップ、周りの地形の様子やコル近くにある奇岩までもはっきりと見えている。

    コル付近のズームアップ、周りの地形の様子やコル近くにある奇岩までもはっきりと見えている。

  • 一軒の小屋を過ぎるとあとは降るだけとなり、草深い道をどんどん進む。

    一軒の小屋を過ぎるとあとは降るだけとなり、草深い道をどんどん進む。

  • 途中で見かけた美しい花、名前は知らないが傍を通る人々をじっと見つめているのだろうか。♪「野に咲く花の名前は知らな〜い、だけど野に咲く花が好き」(寺山修司:詩、加藤和彦:曲)と歌が出てくる。<br />レ・ゾデールのバス停には10:10に到着、出発から2時間55分(休憩10分、実動2時間45分)経過している。アパートには11時前に帰着、すぐに昼食を済ませ午後は帰りの荷物整理をすることにした。

    途中で見かけた美しい花、名前は知らないが傍を通る人々をじっと見つめているのだろうか。♪「野に咲く花の名前は知らな〜い、だけど野に咲く花が好き」(寺山修司:詩、加藤和彦:曲)と歌が出てくる。
    レ・ゾデールのバス停には10:10に到着、出発から2時間55分(休憩10分、実動2時間45分)経過している。アパートには11時前に帰着、すぐに昼食を済ませ午後は帰りの荷物整理をすることにした。

  • スイス最後の夜の食事は、骨付きラム肉のタマネギ炒め、サバ缶のジャガイモの煮物、トマト味のパスタ、サラダ、ビール、赤ワインとなった。今回の食材の新発見は、この骨付きラム肉だ。スープ、カレー、炒め物にしてとてもよいコクのダシが出る。

    スイス最後の夜の食事は、骨付きラム肉のタマネギ炒め、サバ缶のジャガイモの煮物、トマト味のパスタ、サラダ、ビール、赤ワインとなった。今回の食材の新発見は、この骨付きラム肉だ。スープ、カレー、炒め物にしてとてもよいコクのダシが出る。

  • 本日の標高差は登り430m、降り320mだった。<br />今回も無事に13回のハイキングを終わり、また美味しい食事とワインを楽しみことができてとても思い出深い18日間となった。特に今年は、山小屋に3回泊まって多くの人と触れ合い、そこから受けることができたインパクトは新たな経験として大切にしたいと思っている。

    本日の標高差は登り430m、降り320mだった。
    今回も無事に13回のハイキングを終わり、また美味しい食事とワインを楽しみことができてとても思い出深い18日間となった。特に今年は、山小屋に3回泊まって多くの人と触れ合い、そこから受けることができたインパクトは新たな経験として大切にしたいと思っている。

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この旅行記へのコメント (3)

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  • ilovesouthtyrolさん 2012/09/16 19:14:56
    読了しました。すばらしい!
    こんにちは。
    ロク69さんの旅行記、読了しました。

    すばらしい山行記録ですね。実に参考になります。
    ヴァリスとベルナーオーバーラントは暫く行っていないのですが、また行ってみたくなりました。
    やはりエラン谷とアニヴィエ谷はすばらしですね。
    エラン谷ではアローラの Hotel du Glacier に2度滞在しました。(ロク69さんの旅行記に写真があり、とてもなつかしい!)
    食事が美味しく、スイスにしては宿泊料の高くない宿でした(アウトバスの部屋)。
    アニヴィエ谷のジナールでは Les Bouquetins というホテルに滞在しました。小綺麗な宿でしたが、宿代・食事代が高くこちらは失敗でした。
    ジナールは再訪するつもりです。ロク69さんの旅行記、大いに参考にさせていただきます。

    私は一人旅が殆どなので、アパートではなくホテル滞在です。
    ロク69さんの仰る「生活しながら旅行を楽しむ」という形のスタイルは羨ましい。
    朝食の時間など簡単に調節できるでしょうね。

    食べること(と、お酒を飲むこと)がお好きなようですね。
    私も好きです。
    アルプスの山小屋ではつい飲んでしまいますね。
    日本の山小屋と違ってそんなに高くないし、雰囲気が良いので。
    (尤も、最近、日本の山小屋には行っていませんが。)
    山小屋の食事ではグラーシュス−プが一番好きです。
    これまでに食べたグラーシュス−プで一番美味しかったのは、チロルの Oberbergtalにある Franz Senn Hutte で食べたものです。

    10月の山行計画、ロク69さんの「スイス、2008秋のハイキングの旅」を参考に進めています。
    Finnair 利用。安くて早くて安全なので気に入っています。食事は最低ですが。
    クローテン1泊、ツェルマット3泊、グリンデルワルト4泊、チューリッヒ1泊です。(最後のチューリッヒ泊はチューリッヒ歌劇場でオペラを観るためです。)
    こんなに短期間のアルプス行は初めてです。

    ホテルも予約しました。
    ツェルマットは Hotel Admiral、グリンデルワルトは Bel-Air Eden です。
    (昔行った時は、ツェルマットもグリンデルワルトも、飛びこみでホテルを決めました。)
    ツェルマットの「朝焼け見学の展望場所」、私の泊まるホテルから近いようなので行ってみたいと思います

    歩いてみたい所としては、
    ウンターロートホルンからツェルマットへ、シルトホルンからミューレンへ、フィルストからシーニゲプラッテなどです。
    天候と積雪の状態で判断したいと思います。

    長くなりました。
    お気づきの点がございましたら、ぜひ教えていただきたいと思います。

    ilovesouthtyrol

    ロク69

    ロク69さん からの返信 2012/09/17 16:48:19
    大変多くの投票を感謝しています。
    ilovesouthtyrolさん

    先日は、思いもかけぬ多数の投票をいただきありがとうございました。
    自分記録としてまとめているものが、お役に立つのは望外の喜びです。

    チナール、エヴォレーヌは、人も少なくのどかなアルプスの情緒を残す良い村だと思っています。またそこから歩いて登れる数々のルートは自然を満喫する素晴らしいものが多いと思います。
    秋のスイスは、夏とは違う落ち着いた静けさが良いと思います。華やかさはないけれどこころに染み入る風情があるようです。天候も落ち着いてるときが多いと思います。

    我が家もオペラ大好きでかつてのウィーン(2007)では、シュターツオパーとフォルクスオパーの経験をいたしました。チューリヒは、トーンハレ楽団のレコードを良く聴きました。
    山と音楽とワイン、至福の時間をすごされることを祈っています。

    ロク69

    ロク69さん からの返信 2012/09/18 07:53:57
    RE: 読了しました。すばらしい!
    ilovesouthtyrolさん

    先日は、思いもかけぬ多数の投票をいただきありがとうございました。
    自分記録としてまとめているものが、お役に立つのは望外の喜びです。

    チナール、エヴォレーヌは、人も少なくのどかなアルプスの情緒を残す良い村だと思っています。またそこから歩いて登れる数々のルートは自然を満喫する素晴らしいものが多いと思います。
    秋のスイスは、夏とは違う落ち着いた静けさが良いと思います。華やかさはないけれどこころに染み入る風情があるようです。天候も落ち着いてるときが多いと思います。

    我が家もオペラ大好きでかつてのウィーン(2007)では、シュターツオパーとフォルクスオパーの経験をいたしました。チューリヒは、トーンハレ楽団のレコードを良く聴きました。
    山と音楽とワイン、至福の時間をすごされることを祈っています。


    ロク69より

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