北欧２か国｢涼」と「癒」を求める7日間の旅 vol.10=4日目pm 世界最古の大規模野外博物館・スカンセン=

2012/07/29 - 2012/08/04

すぽくろ恒例夏休みの旅！
2012年は北欧2か国（フィンランドとスウェーデン）へ行きました。

4日目の午後。
ヴァーサ博物館を見学後、スカンセン野外博物館へ行きました。

スカンセン野外博物館は、
野外展示としては世界最古の歴史を持つ博物館。
訪問前から楽しみにしていました☆

エリア ストックホルム(スウェーデン)

• 旅行の満足度: 4.5
• 観光: 4.5
• グルメ: 4.5
• ショッピング: 4.0
• 交通: 4.5

• 交通手段: 鉄道 高速・路線バス 徒歩
• 航空会社: フィンランド航空

16:30
ヴァーサ博物館、予想以上の見応え。
予定時刻をオーパーしてしまいました。
トラムに乗って、スカンセンへdash!!

*スカンセン野外博物館*
入場料：140SEK
【ストックホルムカード提示で無料】
http://www.skansen.se/en/

入場受付で地図を渡され、スタッフに
「ほとんどの施設が17時で閉まりますので、
こちらを先にまわったほうがいいですよ。」
と親切に教えてくださりました☆

しかし開園時間は22時までなのに･･･
17時で多くの施設が閉まってしまうとは残念。

長いエスカレータを上り、地図とにらめっこしながら丘の上へ。

*SKANSEN MAP*
http://www.skansen.se/en/artikel/map-skansen
*PDF
http://www.skansen.se/en/artikel/print-your-own-skansen-map

まずは機械工場の･･･

機械音で賑やかな内部の見学や

ガラス工場の様子を拝見。
ガラス工場ではスタッフがガラス製品を製作していました。
販売コーナーもあり、購入することができます。

スカンセン野外博物館は、
1891年に民俗学者アットゥール・ハセーリウスによって創設されました。

彼はストックホルム生まれ。
スウェーデンの田舎地方を旅した時に、
地方の生活が工業化へと急激に変化していることを実感。
当時は、アメリカへの移民が多い時代だったこともありました。
「このままではスウェーデンの伝統や生活文化が失われてしまう」と危機感を持ち、
古着や家具、生活用品をコレクションし、博物館をつくられたそうです。

その後、彼の気持ちは、モノだけでなく、
風景から生き物までも後世に伝えたいというものになります。

地方の家屋の移築などを行い、
ついに世界初の野外博物館、スカンセンを誕生させたそうです。

なるほど。
日本の明治村などのルーツもここにあったのね。

それにしてもこの風景！
本当にその時代にタイムスリップしているかのようです。

家屋の中の様子はこんな感じ。

外の風景、建物だけでなく、
インテリア、生活用品という細部まで忠実に再現。

ひとつひとつに見ごたえあります。

そして家の外では
当時の衣装をまとったおばちゃんたちが談笑していました。
住人まで再現･･･

毎日ここにいるんでしょうけど、自然すぎます!!（汗）

こちらは学校だそうです。

うん、教室。わかりやすいですね。

隣の宿直室では、教員扮するスタッフが
コーヒーを淹れていました。

続いては農場。

住居、

キッチンなどを見学することができました。

この博物館では、
スウェーデン各地から移築された、
様々な時代・地域の代表的な家屋・農場など160点以上を展示されています。

こちらには風車がありました。

こちらの農場では･･･

羊でしょうか?!木陰で休んでおります。

なるほど、これが生き物展示。
といっても柵があるようで無いような状態。
自由に過ごしています。

こちらは村役場。
やっぱり役場は閉まるのが早いのね。

リス？？あっという間に草むらへ。。

教会は辛うじて見学できましたが、
建物内写真撮影不可でした。

建物内で写真撮影NGのところが何か所かありますので、
注意が必要です。

さて、中央にあるマーケットストリートを通り抜け...

こちらの農場へ。

民族衣装をまとったスタッフが説明していました。
（スウェーデン語でわからず、長くなりそうだったので退散。。）

その隣にも農場!!

農場多いなー農場博士になれるかも知れない。。

住居部分の様子･･･
「おっ！例の小さいベッドだ。スタッフもいるし、聞いてみよう」
というわけで、疑問に思っていたことを聞いてみました。

すぽくろ「すみません、このベッド小さいのですが子ども用なのですか？」
スタッフ「いいえ、大人用です。昔、ヨーロッパでは"横になって寝るのは死者だけ"と言われ、座った状態で寝る習慣がありました。今は普通に横になって寝ますけどね。」

なるほど、そういうことだったのか!!
旅の前半、ハメーンリンナのシベリウス生家でも同じような
小さなベッドをみて、疑問に思っていたのでスッキリしました♪

*ハメーンリンナ旅行記（シベリウス生家での疑問）*
http://4travel.jp/traveler/sportcross/album/10698611/

こちら、サーミ族の住居。
コタと呼ばれる移動式住居です。

残念ながら閉まっていました。。

動物ゾーンにはトナカイ、

山羊、

ヒグマ、

オオヤマネコ、

羊、

馬に、

イノシシまで。

歴史あり、動物ありのスカンセン。
幅広い世代の方が楽しむことができますね♪

次回はゆっくり、しっかり訪れてみたいです。

18:30
博物館内をかけ足で見学しました♪
広い敷地内をよく歩き回ったので、

ここの売店で売っていた
コーヒーとクッキーでブレイクタイム☆

その後、ミュージアムショップで買い物しました。

歩いていたら･･･
反省会やっていました。

コスチュームがこれなので、反省会というか寄合って感じ。。

スカンセン野外博物館の後はこちらへ。

*スカンセン水族館*
入場料：100SEK
【ストックホルムカード提示で無料】

入場すると･･･
ワオキツネザルがお出迎え〜♪

ワオキツネザルだけに、ウワーォ☆

こんなに近くで見ることができます!!

私、この子よりはしゃいでいたかもしれません（笑）

ここにはヒヒやミニ猿、

ゴムホースかと思ったヘビや･･･

ワニまでいました♪

これは、裸ネズミかな。

あれ、水族館なのに･･･と思っていたら

ちゃんとありました、水槽。

水槽には熱帯魚もいました。
北欧の方、きっと熱帯魚珍しいことでしょうね。

水族館というより･･･（略）･･･


でもでも！スカンセン水族館。
規模は小さいのですが、楽しめました♪

スカンセンの観光はこれでおしまい。

スカンセンを出ると･･･レトロなトラムがお出迎え。
でもこれには乗れず、別のトラムに乗りました。

トラムで景色を眺めていると･･･
水辺に浮かぶレストラン?!

気になったので、思わず最寄りの駅で下車しました。

*STRANDRYGGAN*
http://www.strandbryggan.se/

エビとゆで卵をトーストに乗せたものをおつまみに、ワイン♪

それから、これが食べたくなりました。
ハンバーガー。

いずれもおいしくいただきました♪

そして･･･食べていると、カモが寄ってきました。
きっと食事に来た人がエサを与えるのでしょうね。

でも、私はお腹が空いていたので、
エサは与える余裕はありませんでした（笑）

おっ。気球が飛んでいます。
気持ちよさそうです♪

そうそう。
ストックホルムは高層ビルがないので、
街を眼下に望める、
世界的にも珍しい気球ツアーを楽しむことができます。


*Hot air ballooning*
http://www.visitstockholm.com/en/To-Do/Attractions/hot-air-ballooning-/973

なお、気球は風のない夕方に飛ばしているそうです。

さて、夕食を楽しんだ後は、おとなしく宿に戻りました。

この旅行記へのコメント （2）

• 潮来メジロさん 2012/12/28 23:52:31

  マガモのエクリプスですね。ヾ(^o^)

  sportcrossさん、こんばんは！　ヾ(^o^)
  
  > そして･･･食べていると、カモが寄ってきました。
  > きっと食事に来た人がエサを与えるのでしょうね。
  >
  > でも、私はお腹が空いていたので、
  > エサは与える余裕はありませんでした（笑）
  
  この鴨さん、マガモ(真鴨)のオスのエクリプスです。
  エクリプスとは、非生殖羽の事です。
  マガモのオスは、冬季には頭部がきれいな青色をしていますが、繁殖シーズンが終わると目立つ色は外敵にも発見されやすいので、メスに似た地味な色に換羽します。
  日本でも、秋にマガモが渡ってきた直後などには、まだエクリプスの状態の鴨も見られます。
  
  ではまた・・・。(^o^)／~~~
  　　（潮来メジロ）
  

• sate8さん 2012/11/12 19:07:06

  本日の一枚に

  sportcrossさん、こんばんは。
  新着お知らせメール [2012/11/08]で、この旅行記の表紙の写真が、
  本日の一枚になっていました。
  
  ゴミ箱にこのメールを捨てる瞬間、sportcrossさんのお名前が目に入って、
  ゴミ箱から、拾い上げて、参りました。
  
  村の寄り合い封の反省会の風景良いですね。
  なんだか、和みます。