ちょっと微妙な時期の韓国ソウル（2012/8）　とんすけ　de PON !（その２ ソウルうろうろ）

2012/08/23 - 2012/08/27

折り返し地点の３日目です。
この日は江南地区を中心に回ってみました。

お洒落＆高級な街ということで、楽しみにしていましたが、お店を回るだけでも結構時間がかかり、暑さも加わってちょっと疲れました。

ショッピングはいまひとつでしたが、食べ物の美味しいお店が多くて、高級住宅街だなぁと思いました。もちろんお値段もお高めですが･･･。

エリア ソウル(韓国)

• 旅行の満足度: 4.0
• 観光: 3.5
• ホテル: 4.0
• グルメ: 4.5
• ショッピング: 3.0
• 交通: 4.0

３日目の朝食は、広蔵市場の「元祖」麻薬キンパを目指しました。

ホテルから清渓川沿いに歩いていけばよいだけなので、すぐわかりました。

朝早かったのですが、結構なお店がすでに営業中でした。

「元祖」麻薬キンパのお店は、衣料品のお店の通路で営業していました。
赤い看板が目印です。

初めてのキンパです。
日本ののり巻きと似て非なるものですが、のりとごま油とにんじん、おしんこがうまくマッチしていて美味しかったです。

わさび醤油ではなく、からし醤油で食べるのも、なかなかよかったです。
二人前でしたが、結構な量で、お稲荷さんを食べることができませんでした。
残念！

西２ゲートから入ったのですが、最初はこんな感じの衣料品のお店ばかりでした。

この辺りは食料品関係のお店が多くなってきて、もう少し先に行くと屋台が沢山出ていました。
本当はこの屋台のエリアで、麦のピピンバや緑豆のチジミなんかを食べたかったのですが、麻薬キンパの食べすぎで、断念しました。

朝食＆広蔵市場の探索も終わったので、次なる目的地の江南地区を目指しました。

やっぱり、ドアにもたれかかって落ちてしまう人がいるんでしょうか？

最初の目的地は、狎鴎亭駅です。

途中の駅で、この看板を見た親が、
勉強頑張れと言いました。

入学ではないので、入口に行くくらいなら誰でも大丈夫かと･･･。

二つ前の駅

ひとつ前の駅。

父が、降りる駅を絶対間違えないだろうとおやじギャグを言いました。

下品だ！

狎鴎亭駅に降りると、なぜか美容整形の看板が多く目に留まりました。

韓国では美容整形する人が多いと聞きましたが、

ここまで変わるというのは

ちょっと

こわいですね！

年をとったときに後遺症はないんでしょうか？

いろいろバラエティに富んでます。

ここまで

あっけらかんと宣伝しているのを見ると

美容整形に対するちょっとした後ろめたさはなくなるような気はしますが･･･。

どうなんでしょうか？

ちょっと暑かったので、現代百貨店の五階にあるミルタプ（Meal Top）でピンスを頂くことになりました。
ちょっと高級そうなデパートでした。

クラシカルでおしゃれな雰囲気のお店です。

いつも混んでるらしいそうなんですが、開店直後のせいか、まだ余り人がおらずゆっくりピンスを味わえました。

ミルクピンスとクァイルピンス

タンパッチュッを注文しました。

いずれも上品な甘さでした。

お会計は前払いでしたが、初日の明洞餃子、２日目の河東館も前払いでしたので、前払いが一般的なんでしょうか？

そういえば、まだ焼肉を食べていないということで、近くにある焼肉屋さんを検索してみました。
ポドシッタンというお店が近そうだということで、昼食に行ってみました。
「ポド食堂(ぶどう食堂)」という意味だそうですが、ちょっとお洒落な雰囲気です。

デジカルビとサムギョプルを注文しました。
炭火で焼いてくれます。

デジカルビは骨付きでした。
結構な量です。

表面が焼けたらはさみで細かく切って、中まで火が通るようにします。

やわらかくて、たれのよく染込んだ美味しいお肉でした。

付け合せもおいしく、特に水キムチがイケました。

でもなぜか生野菜がついていませんでした･･･。

サムギョプルは炭火であぶられて落ちる油の焼けるにおいが食欲をそそります。

「コリアンスタイルの生ニンニクを挑戦しないのですか？」とお店の人に聞かれ、ひとかけら挑戦しましたが、生ニンニクはちょっときつかったです。

お店の人は笑いながら、「では焼いて食べてください。」とニンニクを焼いてくれました。

このお店は、豚だけでなく、牛もおいてありました。
牛も食べれべよかったかなぁとちょっと後悔です。

満腹になったところで、カロスキルにショッピングに行きました･･･
が、あれ、こんな感じ？想像していたよりこじんまりまとまった感じの街で、表参道のようなイメージをしていた我が家の想像とは違うものでした。

ここのお店はお洒落な感じで、マリメッコなんかはうわーという感じでしたが、結局何も買わずに終わってしまいました。

ちょっと不完全燃焼だったので、ギャレリアというソウルでも屈指という高級百貨店に行ってみました。

本当はタクシーを使ったほうが楽だとは思いましたが、お腹をすかせるために、歩いてみました。

いやぁ遠かったです。
この百貨店は、逆に高級すぎて、我が家には高嶺の花でした。

夕食は、旅行前からここだけははずせないと家族の間でも一致していたお店、又来屋（ウレオッ）に行きました。

混む時間を避けようと６時前には到着していましたが、店内はすでにほぼ満席状態でした。

かろうじて、空いた席に滑り込むことが出来て、夕食となりました。
名物のプルコギと冷麺を注文しました。

結構広い店内で、シックな雰囲気です。

プルコギというとすき焼きみたいなイメージをしていましたが、ここは銅製の網みたいなものにお肉を載せて焼くというものでした。

たれと肉汁が、下にある溝みたいなところにたまっていくのですが、ここに冷麺の替え玉をいれて、このたれと肉汁を吸わせて食べるのが通だということを聞いていたので、替え玉を注文したら、「えっ、麺だけ？」みたいな顔を店員さんにされましたが、事情を説明すると、「あーあー」という感じで持ってきてくれました。

というわけで、麺を投入！

お肉は非常に柔らかく、たれもくどくなく、あっという間に食べてしまいました。

付け合せも美味しく、とくに浅漬けのキムチがはじめての食感で気に入りました。

冷麺が登場です。
平壌式冷麺だそうで、
食べる前に、お店の人がはさみで長い麺を切ってくれますが、麺にそば粉が入っているようで、日本でよく食べる噛み切れないような麺ではなく、食べやすい麺なので、切ってもらわなくても大丈夫かなぁという感じでした。
スープは上品ですが、濃厚な牛を感じさせる味でした。

ゆで卵は入っていませんが、申告すれば入れてくれるそうです。

スイカがついてきました。
ソウルで食べた、最初で最後のスイカでした。

スイカ好きとしては、ポイントが高くなります、このお店！

日も暮れて、涼しくなってきたので、仁寺洞のほうへ行ってみました。

土曜の夜なので、沢山の人が繰り出していました。

伝統工芸品などを扱うお店が多く、路地裏に一歩入ると、韓国風の民家っぽい佇まいのお店もあり、ぶらぶら歩くのにはよい街でした。

ですが、ここでも興味をそそるようなものが特になく、お買い物もせずにホテルに戻ってきました。

部屋に戻って、現代百貨店のデパチカで買った小ぶりなマカロンを夜食代わりに食べました。

意外にちゃんとした美味しいマカロンでびっくりしました。

というわけで、充実しているのかしていないのかわからないような３日目が終了しました。

to be continued･･･