2012/08/26 - 2012/08/27
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ALPACAさん
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宮古島で過ごす夏休みのはずが台風接近で飛行機が欠航に Σ( ̄ロ ̄lll) ガビーン
ということで、急遽行き先変更。台風を避けるには、北へ行くしかないかなぁ〜と北のほうを調べていると、なにやら、この時期、新潟で大きなイベントが開催されているらしいことを聞きつけた。なになに、3年に1度の世界最大規模の国際芸術祭!?
おもしろそう!!なので新潟へ行ってきましたー!!
大地の芸術祭は、200の集落・760キロ平方メートルの越後妻有地域(新潟県十日町市・津南町)が舞台となります。44の国と地域、310組のアーティストが手掛けた約360点の作品がこの広大な大地に展示されています。
また、真夏の里山体験100の旅と称した100個の公式ツアーも用意されていて、ただ作品を展示するだけでなく、観客を迎える準備も万端。係の人たちは皆、笑顔で親切で最高のおもてなし。妻有の人たちと接っしていくうちに、アーティストのみならず、地元の人々の手によってこのイベントがつくりあげられていることを実感しました。この地域は、新しい地域づくりのあり方として注目されているそうです。
↓大地の芸術祭の里
http://www.echigo-tsumari.jp/
- 同行者
- カップル・夫婦
- 交通手段
- 自家用車
- 旅行の手配内容
- 個別手配
-
最初に向かったのは、松代エリアにある農舞台。
まずは、ここで作品鑑賞パスポート(3500円)を入手します。ここには、ミュージアムショップやレストランも併設されています。 -
D246 水神(高橋士郎)
農舞台にまきつく大きな蛇の作品。蛇の渦の中に入って写真をとってもらうといい写真になるかも。 -
D061 花咲ける妻有(草間彌生)
農舞台の敷地内には多くの作品が展示されています。なかでも、この丘の上に咲く大輪は、ひと際注目を集めていました。 -
D228 象(井原宏蕗)
農舞台では、里山アート動物園と称した数多くの動物作品を見ることができます。 -
D228 シマウマ(井原宏蕗)
芝生のエリアには、他にも、首のないトラや針金の羊など、おもしろい動物たちがいました。 -
D001 棚田(イリヤ&エミリア・カバコフ)
越後妻有の象徴的な風景である棚田に農家の人々の彫刻を配置し、前面の詩と重なるようになっています。里山風景と融合したアート。 -
D060 かまぼこ型倉庫プロジェクト(小沢剛)
この地域では、いたるところでこの形の倉庫を見ることができます。アーチ構造だと雪の重みにも負けないのかもね。 -
D240 着ぐるみ系(菊池咲)
農舞台のギャラリー内にある作品。部屋に入ってすぐのところにあるのでびっくりする。 -
D245 かみかくれ(大石麻央)
みんな後ろ向きで不気味。 -
D058 関係-黒板の教室(河口龍夫)
机も壁もすべて黒板の教室。 -
D237 歯ぎしりミックス(佐野美里)
こちらは、農舞台の出口付近にある作品。 -
D252 赤フン集合(関根哲男)
この作品は、過去に別の場所に展示した作品だそうです。今回は、赤フン集合ということで復活したらしいです。偶然、通りかかった関係者らしいおじさんが教えてくれました。 -
D006 かかしプロジェクト(大岩オスカール)
棚田に立つかかしは真っ赤。 -
D184 リバース・シティ(パスカル・マルティン・タイユー)
たくさんの鉛筆が吊るされていて、それぞれの鉛筆には国の名前が記されています。 -
D184 リバース・シティ(パスカル・マルティン・タイユー)
くしざしの刑(笑) -
D002 砦 61(クリスチャン・ラピ)
黒い木が密集した異様な光景。
ここからの駅を見下ろす景色が良かった。 -
農舞台周辺を満喫した後は、受付のおじさんに勧められた脱皮する家へと向かいました。写真は、車を停めた場所に立っていた家。古い家に写真が貼られていて、なんだかカッコイイ。
脱皮する家は・・・。正直、よくわかりませんでした(≧∇≦) なので省略。ごめんなさい。 -
星峠。
このあたりを訪れたのは、脱皮する家よりもむしろ、この風景を見たかったから。十日町市は、棚田が多く、ここに来るまでにもたくさん見られるのですが、ここからの風景が一番爽快! -
イチオシ
星峠。
大河ドラマ「天地人」のタイトルバックでも使われた風景です。この景色はずっと見ていられますね。 -
M039 津南のためのインスタレーション-つながり-地中でそっと暮らしているもの
ここの作品は、域活性化センター(もとは機織工場)で恒久的に展示されているようです。写真は、建物の外に置いてあった椅子とテーブル。これも作品かしら? -
M039 津南のためのインスタレーション-つながり-地中でそっと暮らしているもの
建物に入って最初のお部屋。それぞれの紐にはお悩みが書いてある紙と瓶が吊るされています。観客はお悩みへの回答を書いた紙を瓶に詰めていくというルールらしく、この作品を通じてコミュニケーションが生まれています。お悩みは小学校のこどもたちが書いたようなのですが・・・
「おもいやりってなんですか?」
(゚∇゚ ;)エッ!? 意外と奥が深いのね? -
M039 津南のためのインスタレーション-つながり-地中でそっと暮らしているもの
奥へと進むと暗くて幻想的なお部屋が。雑誌でもみた部屋。 -
イチオシ
M039 津南のためのインスタレーション-つながり-地中でそっと暮らしているもの
こちらの作品は、住民から集めたTシャツによるランプシェードで冬の中に息づく生命を表現したものだそうです。 -
M039 津南のためのインスタレーション-つながり-地中でそっと暮らしているもの
部屋の奥はハンガーで埋め尽くされた壁が光と闇を表現しています。 -
M039 津南のためのインスタレーション-つながり-地中でそっと暮らしているもの
2階は明るい部屋。ナイロン糸にハンガーが吊るされています。 -
M039 津南のためのインスタレーション-つながり-地中でそっと暮らしているもの
部屋に飾られてた4枚の絵。ではなく、これは窓です。
作品とは関係ないけど、ここでもらったスイートコーンがとっても甘くておいしかった!! -
イチオシ
N028 たくさんの失われた窓のために(内海昭子)
想像よりずっと大きくてびっくり。窓からは清津川と周りの山々を眺めることができます。たくさんの失われた窓というのが何を指しているのか気になる・・・。 -
T155 再構築(行武治美)
たくさんの鏡で覆われた家。それぞれの鏡は形も向きもバラバラ。立つ場所によって自分が写りこむ鏡が異なって面白い。 -
T155 再構築(行武治美)
家の中にもこんなにたくさんの鏡が! -
イチオシ
田園風景
再構築の周辺は田園風景がすごいきれい! -
イチオシ
T173 鉢&田島征三・絵本と木の実の美術館(田島征三)
ここは、廃校になった小学校を絵本作家の田島征三氏が美術館として復活させました。この美術館は、廃校になる前の学校を再現しようとしたものらしく、カラフルなオブジェは、生徒や先生または学校に住み着くお化けを表しているそうです。 -
T173 鉢&田島征三・絵本と木の実の美術館(田島征三)
道楽神さまかな? -
T173 鉢&田島征三・絵本と木の実の美術館(田島征三)
こちらは小学校に住み着くお化け。 -
T173 鉢&田島征三・絵本と木の実の美術館(田島征三)
廃校時の3人の生徒。いきいきとしています。 -
T173 鉢&田島征三・絵本と木の実の美術館(田島征三)
黒板には、うみさき先生と書かれています。最後の担任の先生でしょうか? -
T173 鉢&田島征三・絵本と木の実の美術館(田島征三)
太鼓の部屋。自転車を漕ぐと人形が太鼓をたたく仕掛けです。すごいうるさいけど、おもしろい! -
T173 鉢&田島征三・絵本と木の実の美術館(田島征三)
廊下。にぎやかでいいですね。 -
T173 鉢&田島征三・絵本と木の実の美術館(田島征三)
外にあるバッタ。ここのバッタの頭に水がたまると、ししおどしのように首が上下し、ワイヤーでつながった体育館の中の人形を動かしています。
鉢というのは、このあたりの集落の名前だそうです。廃校になっても、美術館として、その当時の活気を残していく鉢の人々のパワーを感じます。 -
T249 どうらくオルガン ちちんぷいぷい〜道楽神さまと子どもたち〜(田島征三 + 松本雅隆)
美術館のすぐとなりにある作品。触るとなるオルガンなどおもしろい楽器がたくさんあります。外観はハウルの動く城を連想しちゃいますね。 -
T231 No Man's Land(クリスチャン・ボルタンスキー)
こちらは、越後妻有里山現代美術館[キナーレ]で展示中の作品。 -
T231 No Man's Land(クリスチャン・ボルタンスキー)
建物に入るとすぐ目に入るのが、この中庭に埋め尽くされた古着の山。ものすごい迫力です。古着の山の頂上では、クレーンが古着を掴んだり離したり、常に動いています。 -
T227 浮遊(カルロス・ガライコア)
T225 POWERLESS STRUCTURES, FIG. 429(エルムグリーン&ドラッグセット)
建物の2階には、銀紙が舞う透明なボックスや不安定に積み重ねられた白い箱などのいくつかの作品が展示されています。 -
イチオシ
T229 Rolling Cylinder, 2012(カールステン・へラー)
こちらも2階に展示されている作品。トリコロールカラーの壁が回り続けています。床屋さんにある、あの筒の中にいるような感じ!? -
こちらは、カフェ。
-
K080 越後妻有レインボーハット2012(関口恒男)
つづいてやってきたのは、ナカゴグリーンパーク。こちらの作品は、水の中に沈めた鏡を日光に反射させ虹色の光を映し出している作品。
水に触って水面を揺らすと光も揺れるおもしろい作品。普通の鏡でもこの虹色はつくれるのですかね? -
K002 時空(斎藤義重)
ナカゴグリーンパークのシンボルとなっている作品。 -
K003 レイチェル・カーソンに捧ぐ 〜4つの小さな物語(藤原吉志子)
神殿、鳥男、ロバ、ウサギの4つからなる作品。 -
K003 レイチェル・カーソンに捧ぐ 〜4つの小さな物語(藤原吉志子)
ウサギの格好をした二宮金次郎? -
K023 グリーンヴィラ(たほりつこ)
火、水、農、藝、天神の象形文字を刻んだ地上絵だそうですが、これ、大きすぎて、どこから見てもすべてを見れないんですけど・・・。飛ぶしかない? -
今回お世話になったのは、越後湯沢駅の前にある「HATAGO井仙」というお宿。
越後妻有からは、ちょっと遠いのですが、急遽決まった旅行なのでしょうがない。でも、ここの旅館は最高でした。お風呂、部屋、料理、接客、どれも文句なしで気持ちよく過ごせました。また泊まりたいと思える旅館でした。 -
お部屋はこんな感じ。茶室があるのがオシャレ。でも使いようがない・・・。
-
料理はとってもおいしかった。
夕食はコースとなっていてコシヒカリもお代わり自由でおなかいっぱい。
写真は朝食、朝食もすごいボリュームでした。
お昼御飯用に、越後湯沢駅の「雪ん洞」で買った「爆弾おにぎり」を手に越後湯沢を後にしました。
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