2012/08/17 - 2012/08/17
1750位(同エリア4779件中)
luguさん
北タイにはいくつかの温泉がある。
旅行者としてチェンマイを訪れていた時は、こんな暑い国で温泉なんて・・・、と思い敬遠していたが、いざ住み始めてみると、近くに温泉があるということは、この土地をとても魅力的なものにしている、と思うようになった。
チェンマイではサンカムペーン温泉とその近くにあるルン・アルン温泉が有名(ガイドブックに載っているという程度の)だが、今回は我が家から一番近いドイ・サケット温泉に行ってみた。
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チェンマイ市内から118号線をチェンライ方面に北上すると15Kmほどのところに、山の頂に寺院のあるドイ・サケットという町がある。小さな静かな町で、ヨーロッパ人にも人気があるらしい。
ネットで「ドイ・サケット温泉」があることを知り、この町に行って誰かに尋ねればわかるだろうと思って出かけたが、聞く人聞く人、サンカンペーン温泉は知っていてもドイ・サケット温泉を知っている人に出会えなかった。
改めてネットで詳しく下調べをして、後日出直した。
ドイ・サケットの町から118号線をさらに10Kmほど行った山間にこのような案内板があった。 -
ひなびた温泉と聞いて期待していたが、期待以上だった。
タイ人は基本的にシャワーで、浴槽に浸かる習慣がない。
その上、多くの人は未だにホットシャワーでなく水シャワーだから、温泉というものに対する考え方が日本人とは大きく違うようだ。 -
ドイ・サケット温泉と書いてある(?)
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何だか日本のひなびた温泉に来たような気分になれた。
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しもた屋風の家屋。
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ここに家族風呂のような浴室が2部屋ある。
僕が来た時、隣に入っていたのは日本人だった。
彼は車をこの建物に横付けしていて、温泉に入り終わったら、汗が引くまでしばらく涼んでから車に乗って帰って行った。
きっとチェンマイに住んでいる人なんだろう。 -
その家族風呂。
露天風呂とはいかないが、竹で囲まれたちょっとした露天がある。
きっと日本人が設計したのだろう。
入浴料は30分単位になっていて、30分一人80バーツ(210円)。
30分経ったら一度出ないといけないようだ。
それ以上にすると、きっと温泉の入り方を知らないタイ人はのぼせてしまうのだろう。
浴槽は客が変わる度にお湯が入れ替えられ、意外と清潔だった。 -
こちらは完全な個室で窓もない。
30分40バーツ。
この時は老僧が何人か利用していた。 -
温泉に付き物のお土産屋もあった。
さすがにこけしは無かったが、花入れなど、竹細工が多い。 -
こちらも温泉の定番、健康グッズ。
マッサージの施設もあり、温泉に入ったあと、2時間たっぷりタイマッサージをした。 -
温泉たまごも・・・
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マッサージの後、食堂でランチ。
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周りは山に囲まれた畑や田んぼだからか、近所で取れた野菜や果物も売っていた。
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奥には露天風呂のようなものもあるのだが、入っているのは人ではなく、たけのこ。
たけのこをズダ袋に入れ、温泉で茹でていた。 -
見ていると近所の農家が車で大量のたけのこを運び込み、茹であがったたけのこを持ち帰っていた。
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マッサージの後、このタケノコをお土産に少しもらった。
帰って食べてみたが、苦みもなく美味しく出来上がっていた。 -
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ゆっくりランチをした後、隣の喫茶店でコーヒーを・・・
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何もかも手作りの感じだ。
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正面が田んぼになっているカウンターで・・・
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マッサージの時も日本人に会ったし、この喫茶店でも日本人に会った。
まるで日本人のためにあるような施設だと思った。
またもう少し寒くなったら訪れよう。
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