2012/07/13 - 2012/07/17
4位(同エリア32件中)
憲さん
洛陽まで来たので、ちょっと足を延ばして、嵩山にある少林寺と その帰りに洛陽市内白馬寺へ行ってきました。
嵩山少林寺−ここは少林寺拳法で有名なお寺ですが、また、禅宗の開祖達摩大師が修行したお寺です。
白馬寺 - 洛陽市の東方7キロメートルにあり、仏教が中国に伝えられてから最初にできたお寺です。
- 旅行の満足度
- 4.0
- 観光
- 4.5
- ホテル
- 4.0
- グルメ
- 3.0
- 交通
- 4.0
- 同行者
- その他
- 一人あたり費用
- 5万円 - 10万円
- 交通手段
- 観光バス 飛行機
- 航空会社
- 中国東方航空
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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-
嵩山(すうざん・Song Shan)少林景区
洛陽から少林寺までは、ホテルのカウンターでツアーを募集していたので、それに申し込んで行って来ました。
ホテルのカウンターの案内では、少林寺+玄奘故里+白馬寺+龍門石窟・・・と、いろいろのコースがあったのですが、観光シーズンを外れているせいか「少林寺+白馬寺」と「少林寺+龍門石窟」のコースしかありませんでした。
「少林寺+白馬寺」コースが335元、往復のバス代+ガイド料+拝観料+昼食代込みの値段が ちょっと高めな値段です。 -
嵩山(すうざん・Song Shan)少林景区の入り口
少林寺拳法の道士が迎えてくれました。
少林寺拳法開祖の宗道臣が自らの著作で、中国武術を習っていたとする寺だそうで、少林拳の発祥地です -
嵩山少林景区の案内図
ツアーの観光は、山岳信仰で禅宗発祥の地の少林寺境内や塔林を歩くことになる。
嵩山少林景区は、観光地化されていますので とても整備されています。
駐車場から、小林塔溝武術学校・武術館・少林寺・塔林・二祖庵…と続く道が出来ていて、遊歩道が続いています。
入場料100元
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嵩山は標高1440mの太室山と1512mの少室山からなっていて、少林寺はその山麓にあるので 海抜は高いようです。
洛陽から、ハイエースで1時間半ほどで着きましたが、後半はちょっとした山岳ドライブでした。 -
少林塔溝武術学校のグランド
少林寺と云えば 少林寺拳法ですよね。
広いグランドには、武術学校の生徒たちが 沢山の小グループに分かれて集まっていました。
拳法の段位によって、クラス分けされているのかな。
少林塔溝武術学校と書いてあるので、拳法を学ぶところで、お坊さんの修行道場とは違うのかな。 -
通路の下を小川が流れていて、危険防止の表示がしてあります。
漢字・英語・日本語・韓国語で書かれていました。
漢字と英語から言って、「河に下りる事を禁止する、安全に注意」ですよね。
日本語は、残念なことに意味不明。 -
拳法の生徒たちがやって来ました。
でも、胸には「功夫(かんふう)」と書いてあります。
少林寺拳法の修行僧ではないようです。
観光客かな? -
武術館
りっぱな武術館が有りましたが、今日の武術演技の公開は屋外のステージであり、中には入りませんでした。 -
武術館前の銅像
少林寺と言えば、何といっても少林拳、少林寺の僧徒は松林拳により唐の天下統一を助けたと言います -
外のステージで 少林寺拳法の武術演技が始まりました。
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手前のステージと 後にもステージが有り、まず最初は 上のステージで前転したりして 準備運動から始まりました。
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高校生ぐらいの年齢の中に、こんな小さな坊やも 演武しています。
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演武の一こま
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この子は 服が違うので 特別クラスの修行者かしら。
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イチオシ
小さい時から訓練しないと、こんな事が出来ない気がするけど。
これも、少林寺拳法の組み手の一つかな -
上のステージでは、金太郎の前掛けをした坊やが 演技?して通り過ぎました。
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高校生クラスの演技はやはり迫力が有ります。
目の前で 演技していますから。
20分もしたら、あっという間に終わってしまいました。 -
少林寺山門
少林寺拳法の演武が終わってから皆が移動するので、沢山の人です。 -
崇山の少室山の北麓に、495年(北魏大和19年)に創建された古刹
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527年 禅宗の開祖 達摩和尚がここで禅宗を開いたそうです。
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とても大きな鐘楼です
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大雄宝澱
日本語の案内が有りました。
1928年に壊され 1985年に再建されたと記載されていますので、文化大革命の以前に壊されたようです。
今見ている少林寺は 再建されて30年ぐらいです。
文化遺産の遺跡めぐりをしていますが、再建されたてどこも新しい感じがします。 -
大雄宝澱
大きな寺院です。 -
ご本尊
金ぴかです -
達磨和尚の石碑も有りました。
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少林寺の大伽藍の案内です。
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少林寺蔵経閣
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こちらが 鼓楼
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次は 塔林です。
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聖人の墓に敬意を表して「林」と名付けられているようです。
「林」のつくお墓は孔林と関林しかないと何処かの本で読んだけど、ここのおhkも「林」が付いています。
「孔林:孔子のお墓」、「関林:関羽公のお墓」 -
孔林も 関林も 円墳ですが、ここは 多宝塔です。
いろいろな形の塔が並んでいます。 -
タイの仏塔見たいのも有りました。
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道はこのようによく整備されています。
気持ちのいい散策が出来ますが、残念ながら、ツアーはここまでで、遅い昼食に向かいました。
昼食は近くの食堂で、山菜中心の中国式円卓を囲んだ昼食でしたが、20元払えという。ツアーの代金に含まれているはずとひと悶着。
結局・ホテルのフロントに確認して昼飯台こみと云うことになりました。
中国のツアーは、バス・現地案内とそれぞれ違う人にバトンタッチするし、ツアーのバッチをくれるでもないので、ちょっと不安で、ガイドのそばを離れないようにしています。
置いてかれたら 大変だから。 -
昼食後、ツアーの客は白馬寺に行く6名と、残りの20名は龍門石窟へと別れました。
少林寺と龍門石窟を一日観光は ちょっときつい。龍門石窟は西山石窟だけをみるツアーと思います。
少林寺から1時間ぐらいで、白馬寺に到着。
入場料50元 -
【白馬寺】
白馬寺 - 洛陽市の東方7キロメートルにあり、仏教が中国に伝えられてから最初にできた寺である。
中国仏教の発祥の地。
西暦68年(後漢)の創建、後漢の明帝が使節団を西域に派遣し、帰国後この白馬寺を建てたという。 -
使節団を西域に派遣し、帰国の時に高僧が白馬に乗ってきたことから「白馬寺」の名前が付いたそうです。
山門脇には 白馬の石像が有りました。 -
山門前に きれいな蓮池がありました。
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亀がいます。
7月の曇りの日とはいえ、30度を超えているのにだいじょうぶかな。
気持ち良さそうに泳いでいましたが。
白馬寺の伽藍に行く前に、この白馬寺で現存する一番古い建物の斎雲塔に向いました。 -
斎雲塔
1175年に建てられた、13層高さ35mの木造建築。
釈迦舎利塔と、扉に書いてあります。
木造と書いてありますけど、見た感じは、煉瓦を積み重ねたように見えます。
西安の大雁塔は652年創建ですので、この塔は大雁塔よりも新しく、大きさも小さいです。
中には、入れません。
この塔は、白馬寺伽藍とは別の 東側にありますので、次に行く方は注意して下さい。
白馬寺へ行ったけど、斎雲塔はなかったと言わないように。 -
斎雲塔に行く途中に 「西遊記」の三蔵法師のモデルとなった玄奘三蔵(602〜664年)の銅像が有りました。
玄奘法師の故郷は、洛陽市街から東南40kmにあるそうですし、この白馬寺で修業したそうです。 -
白馬寺の伽藍に入りました。
中国で一番古いお寺ですが、いまは、再建された建物が並びます。 -
宝物館の中に有った地図ですが、赤い所がこの白馬寺。
この白馬寺の東に、後漢・三国志時代の洛陽の市街の説明が有りました。
現在の洛陽市は、白馬寺の西側7kmですので、洛陽と言っても 後漢・三国時代の洛陽と、唐の時代の洛陽は全然場所が違うようです。 -
白馬寺の天王殿
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天王殿のご本尊は大黒様。
中国のお寺のご本尊に、大黒さんも多いですね。
仏教伝来の初めてのお寺。
お釈迦様じゃないんだ。
白馬寺の見学は 1時間しかなくて 駆け足で見て来ました。
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