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 ウランバートルへ研究留学中の先輩”S教授”を訪ねて,お盆休みを利用したモンゴル旅行を企画しました。<br /> モンゴルは初めての訪問です。「地球の歩き方モンゴル」は買ったものの,ネット上でもモンゴルの情報が少ない上に,今回はS教授の現地友人が旅行社を経営していることから独自のツアーを企画して頂き”ガイドブックに出ていない場所を巡る旅”となったため,更に”事前研究が困難な旅”となりました。<br /> 私たち以外にも,S教授とその教え子ら6名,息子ら3名も同行する総勢12名に,現地ガイドで日本語達者なエリカさん,エギさん,ヨネちゃん,そして日本語不可のドライバーさんという大所帯ながら,和気藹々の旅行団となりました。それにしてもモンゴル人は”よく飲む!”<br /><br />★☆ 日 程 ☆★<br />8/11 福岡発NH6959便仁川経由KE867便ウランバートル着<br />     初めてのモンゴル<br />     ウランバートル市内「フラワーホテル」泊<br />8/12 ワゴン車2台に分乗し『ブルド近郊のゲルキャンプ』へ移動<br />     人生初の乗駱駝・馬乳酒・ゲル宿泊を体験<br />     ゲル泊<br />【ここまで前編】<br /><br />8/13 ハラホリンを経て『ウギー湖湖畔のゲルキャンプ』へ移動<br />     人生初の乗馬を体験・流星群観測会<br />     ゲル泊<br />8/14 旅行団を離脱してウランバートルへ戻り市内観光<br />     モンゴル伝統音楽の夕べ鑑賞<br />     ウランバートル発KE868便で仁川へ<br />8/15 ソウル市内立ち寄り<br />     仁川発NH6898便福岡へ

モンゴル・乗馬・乗駱駝,初めてづくしの夏休み旅(前編)

8いいね!

2012/08/11 - 2012/08/15

280位(同エリア550件中)

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56

黒猫ごんた

黒猫ごんたさん

 ウランバートルへ研究留学中の先輩”S教授”を訪ねて,お盆休みを利用したモンゴル旅行を企画しました。
 モンゴルは初めての訪問です。「地球の歩き方モンゴル」は買ったものの,ネット上でもモンゴルの情報が少ない上に,今回はS教授の現地友人が旅行社を経営していることから独自のツアーを企画して頂き”ガイドブックに出ていない場所を巡る旅”となったため,更に”事前研究が困難な旅”となりました。
 私たち以外にも,S教授とその教え子ら6名,息子ら3名も同行する総勢12名に,現地ガイドで日本語達者なエリカさん,エギさん,ヨネちゃん,そして日本語不可のドライバーさんという大所帯ながら,和気藹々の旅行団となりました。それにしてもモンゴル人は”よく飲む!”

★☆ 日 程 ☆★
8/11 福岡発NH6959便仁川経由KE867便ウランバートル着
     初めてのモンゴル
     ウランバートル市内「フラワーホテル」泊
8/12 ワゴン車2台に分乗し『ブルド近郊のゲルキャンプ』へ移動
     人生初の乗駱駝・馬乳酒・ゲル宿泊を体験
     ゲル泊
【ここまで前編】

8/13 ハラホリンを経て『ウギー湖湖畔のゲルキャンプ』へ移動
     人生初の乗馬を体験・流星群観測会
     ゲル泊
8/14 旅行団を離脱してウランバートルへ戻り市内観光
     モンゴル伝統音楽の夕べ鑑賞
     ウランバートル発KE868便で仁川へ
8/15 ソウル市内立ち寄り
     仁川発NH6898便福岡へ

旅行の満足度
4.0
観光
4.0
グルメ
3.0
交通
3.0
同行者
その他
一人あたり費用
10万円 - 15万円
交通手段
観光バス
航空会社
大韓航空 アシアナ航空
旅行の手配内容
個別手配
  •  8月11日午後4時20分福岡空港発NH6959便でまず仁川に向かいます。スタアラゴールドメンバーなのでラウンジクーポンが出ました。<br /> 福岡空港のANAラウンジは廃止されたため,同じ場所に出来た空港ラウンジ(ラウンジ福岡)が共用で利用出来るようです。飲食物はANAラウンジのときより良いかも…。

     8月11日午後4時20分福岡空港発NH6959便でまず仁川に向かいます。スタアラゴールドメンバーなのでラウンジクーポンが出ました。
     福岡空港のANAラウンジは廃止されたため,同じ場所に出来た空港ラウンジ(ラウンジ福岡)が共用で利用出来るようです。飲食物はANAラウンジのときより良いかも…。

  •  NH6959便はアシアナOZ133便のコードシェア便です。<br /> 機内食が美味しいと評判のアシアナ航空の搭乗は&quot;初めて&quot;です。但し,今回はたった1時間のフライトなので軽食だと思いますが。

     NH6959便はアシアナOZ133便のコードシェア便です。
     機内食が美味しいと評判のアシアナ航空の搭乗は"初めて"です。但し,今回はたった1時間のフライトなので軽食だと思いますが。

  •  仁川行き機内食は,やはりサンドイッチでした。(&gt;_&lt;)残念。<br /> フライト時間短いから,早く食べなきゃ着いちゃうよ!

     仁川行き機内食は,やはりサンドイッチでした。(>_<)残念。
     フライト時間短いから,早く食べなきゃ着いちゃうよ!

  •  仁川に到着予定の25分前です。搭乗機左下前方にKALのジャンボが見えたのでついつい撮ってしまいました。

     仁川に到着予定の25分前です。搭乗機左下前方にKALのジャンボが見えたのでついつい撮ってしまいました。

  •  仁川到着です。NH6959便の到着したターミナルは,旅客ターミナルではなく搭乗棟だったので,旅客ターミナルまでシャトルトレインで移動します。<br /> 仁川国際空港は2度目です。前回はツアーでの参加だったので空港内の移動を考える必要もなく,当然仁川でのトランジットも”初めて”なのでちょっとだけ心配していました。しかし,案内は分かり易いし日本語標記もされているんですね。心配無用です。

     仁川到着です。NH6959便の到着したターミナルは,旅客ターミナルではなく搭乗棟だったので,旅客ターミナルまでシャトルトレインで移動します。
     仁川国際空港は2度目です。前回はツアーでの参加だったので空港内の移動を考える必要もなく,当然仁川でのトランジットも”初めて”なのでちょっとだけ心配していました。しかし,案内は分かり易いし日本語標記もされているんですね。心配無用です。

  •  到着したときに停車していたシャトルトレインは混雑していたので,乗り継ぎの時間もあるし見送って次に乗ることにしました。そんなに待たされません。

     到着したときに停車していたシャトルトレインは混雑していたので,乗り継ぎの時間もあるし見送って次に乗ることにしました。そんなに待たされません。

  •  それにしても仁川空港はでっかいです。乗り継ぎのセキュリティゲートでは「Eチケットしか持たない状態でも良いのか?」とドキドキでしたが無問題。更に,歩いて…歩いて…ようやく辿り着いたところは乗り継ぎカウンターBです。KALラウンジの向かい側になります。

     それにしても仁川空港はでっかいです。乗り継ぎのセキュリティゲートでは「Eチケットしか持たない状態でも良いのか?」とドキドキでしたが無問題。更に,歩いて…歩いて…ようやく辿り着いたところは乗り継ぎカウンターBです。KALラウンジの向かい側になります。

  •  乗り継ぎカウンターで仁川からウランバートル行きKE867便の搭乗券と引き替えです。すでに到着してから30分以上経過しています。疲れたあ〜(-_-)<br /> 疲れのせいで,スカイチームゴールドメンバーなんだから右端の優先カウンターを利用出来ることも失念し,一般の列に並んでしまいました。まっ,良いか。

     乗り継ぎカウンターで仁川からウランバートル行きKE867便の搭乗券と引き替えです。すでに到着してから30分以上経過しています。疲れたあ〜(-_-)
     疲れのせいで,スカイチームゴールドメンバーなんだから右端の優先カウンターを利用出来ることも失念し,一般の列に並んでしまいました。まっ,良いか。

  •  KE867便のチケットを受け取り,スカイチーム・エリート・プラスの恩典で同行者1名までKALラウンジを利用出来ます。<br /> ここのラウンジは窓も広くて”良い感じ”です。食べ物は種類が少なくてちょっと物足りない感じですが,約1時間の滞在時間で寅さんは韓国ビールをたくさん飲めて幸せそうです。

     KE867便のチケットを受け取り,スカイチーム・エリート・プラスの恩典で同行者1名までKALラウンジを利用出来ます。
     ここのラウンジは窓も広くて”良い感じ”です。食べ物は種類が少なくてちょっと物足りない感じですが,約1時間の滞在時間で寅さんは韓国ビールをたくさん飲めて幸せそうです。

  •  ウランバートル行きの出発ゲートは23番です。搭乗開始時刻の出発約30分前にゲート前まで来たところ,な,な,なんと「30分遅れ」ですって。ウランバートル空港にはS教授が迎えに来てくれているのに…どうしよう。<br /><br /> 余談ですが,このゲートでは写真左扉が上位クラスやメンバーの優先入口で右扉がエコノミークラスの入口なのですが,同時にチェックインが始まり,扉の向こうで合流します。優先搭乗の意味がない(-_-)

     ウランバートル行きの出発ゲートは23番です。搭乗開始時刻の出発約30分前にゲート前まで来たところ,な,な,なんと「30分遅れ」ですって。ウランバートル空港にはS教授が迎えに来てくれているのに…どうしよう。

     余談ですが,このゲートでは写真左扉が上位クラスやメンバーの優先入口で右扉がエコノミークラスの入口なのですが,同時にチェックインが始まり,扉の向こうで合流します。優先搭乗の意味がない(-_-)

  •  出発遅延の表示を見て動揺したものの,じっと待つしかありません。搭乗待ちロビーに座ってぼんやり眺めた植物は,な,な,なんと「とうがらし」じゃありませんか。韓国らしいなあ(^o^)「食べられるのかなあ」とは寅さんの弁。

     出発遅延の表示を見て動揺したものの,じっと待つしかありません。搭乗待ちロビーに座ってぼんやり眺めた植物は,な,な,なんと「とうがらし」じゃありませんか。韓国らしいなあ(^o^)「食べられるのかなあ」とは寅さんの弁。

  •  よくわからないけど,当初30分遅れの予定から遅れは10分に短縮され,20時頃無事出発しました。テレビ画面の飛行ルート図は,はじめまっすぐ直線でウランバートルに向かう線が表示されていましたが,さすがに北朝鮮上空は避けて飛びます(ホッ)。

     よくわからないけど,当初30分遅れの予定から遅れは10分に短縮され,20時頃無事出発しました。テレビ画面の飛行ルート図は,はじめまっすぐ直線でウランバートルに向かう線が表示されていましたが,さすがに北朝鮮上空は避けて飛びます(ホッ)。

  •  エコノミーの機内食です。ビーフとポークとシーフードから選ぶようですが,僕は「ポーク」にしました。ポークはプルコギです。味はイマイチですが完食しました。

     エコノミーの機内食です。ビーフとポークとシーフードから選ぶようですが,僕は「ポーク」にしました。ポークはプルコギです。味はイマイチですが完食しました。

  •  寅さんは「シーフード」にしましたが,食感や味付けが口に合わなかったようです。半分以上残していましたが,僕は『ラウンジでのビールの飲み過ぎのせいじゃないかな…』と疑っています。ちなみに左上の白い物体は豆腐です。ポン酢のようなつけだれで食べます。

     寅さんは「シーフード」にしましたが,食感や味付けが口に合わなかったようです。半分以上残していましたが,僕は『ラウンジでのビールの飲み過ぎのせいじゃないかな…』と疑っています。ちなみに左上の白い物体は豆腐です。ポン酢のようなつけだれで食べます。

  •  只今22時10分です。時差が1時間あるので約3時間のフライトです。約10分の出発遅れでしたが更に遅れて20分以上の遅れで到着しそうです。<br /> こんなルートで飛んできました。

     只今22時10分です。時差が1時間あるので約3時間のフライトです。約10分の出発遅れでしたが更に遅れて20分以上の遅れで到着しそうです。
     こんなルートで飛んできました。

  •  チンギス・ハーン空港は,バゲージレーンが一つしかない小さな空港なのですが,やたら金属探知機があり,入国手続はゆっくりだし,優先のはずの手荷物が何故か一番最後(ロスバケか?と心配)になり,迎えに来てくれたS教授と現地ガイドのエリカさん(男性)をずいぶんお待たせしてしまいました。急ぎ足で市内に移動したため空港の写真はありません。<br /> S教授の計らいで,ホテルに入る前に”不思議な装飾感覚の街”を象徴するスフバートル広場に来ました。すでに午前0時ですが,政府宮殿はまだライトアップされています。

     チンギス・ハーン空港は,バゲージレーンが一つしかない小さな空港なのですが,やたら金属探知機があり,入国手続はゆっくりだし,優先のはずの手荷物が何故か一番最後(ロスバケか?と心配)になり,迎えに来てくれたS教授と現地ガイドのエリカさん(男性)をずいぶんお待たせしてしまいました。急ぎ足で市内に移動したため空港の写真はありません。
     S教授の計らいで,ホテルに入る前に”不思議な装飾感覚の街”を象徴するスフバートル広場に来ました。すでに午前0時ですが,政府宮殿はまだライトアップされています。

  •  スフバートル広場の西側にある市庁舎のライトアップです。う〜ん,緑って……。市庁舎の左手にある中央郵便局や手形交換所も不思議なライトアップがこの時間まで点灯しています。確かに日本人には??かも。

     スフバートル広場の西側にある市庁舎のライトアップです。う〜ん,緑って……。市庁舎の左手にある中央郵便局や手形交換所も不思議なライトアップがこの時間まで点灯しています。確かに日本人には??かも。

  •  0時半頃ホテルに到着しました。今夜のお宿は,日系の「フラワーホテル」です。スフバートル広場から5分ぐらいで着きました。日本人のツアー利用も多いらしく,翌朝の朝食会場では多くの日本人を見かけました。<br /> 部屋はリビングとバスルームと寝室に分かれています。室内は清潔そうですが,リビングの中央の床が一部ぎしぎし鳴るので気になりました。

     0時半頃ホテルに到着しました。今夜のお宿は,日系の「フラワーホテル」です。スフバートル広場から5分ぐらいで着きました。日本人のツアー利用も多いらしく,翌朝の朝食会場では多くの日本人を見かけました。
     部屋はリビングとバスルームと寝室に分かれています。室内は清潔そうですが,リビングの中央の床が一部ぎしぎし鳴るので気になりました。

  •  アメニティはこんな感じです。シャンプー・バスジェル・石鹸・歯ブラシです。まあ十分でしょう。お風呂場のお湯の出も文句なしですが,ウランバートル市内は今夏の長雨の影響で市内を循環するお湯の配管が破損し,断水ならぬ断湯が続いている地域もあるそうです。ホテルによっては断湯の影響があるらしいですよ。<br />

     アメニティはこんな感じです。シャンプー・バスジェル・石鹸・歯ブラシです。まあ十分でしょう。お風呂場のお湯の出も文句なしですが,ウランバートル市内は今夏の長雨の影響で市内を循環するお湯の配管が破損し,断水ならぬ断湯が続いている地域もあるそうです。ホテルによっては断湯の影響があるらしいですよ。

  •  冷蔵庫にはあまり冷えていないけどビールが数種類ありました。寅さんが見逃すはずがありません。左が”初めて”飲むモンゴルビールです。味はライト系ですね。

     冷蔵庫にはあまり冷えていないけどビールが数種類ありました。寅さんが見逃すはずがありません。左が”初めて”飲むモンゴルビールです。味はライト系ですね。

  •  8月12日朝6時半です。<br /> 部屋からの眺めその1(正面右斜め上方)です。<br /> 窓を開けると,8月とはいえ朝の気温が10度を下回る日も多くあるというモンゴルの空気は清々しく,昨日までの酷暑が嘘のようです。今朝の気温も12〜3度かなあ。気持ち良い〜(^^)/

     8月12日朝6時半です。
     部屋からの眺めその1(正面右斜め上方)です。
     窓を開けると,8月とはいえ朝の気温が10度を下回る日も多くあるというモンゴルの空気は清々しく,昨日までの酷暑が嘘のようです。今朝の気温も12〜3度かなあ。気持ち良い〜(^^)/

  •  部屋からの眺めその2(真正面)です。我々の部屋は2階で,正面にはホテルに隣接する低層アパートがすぐ近くに見えます。住宅地の中にあるホテルなんでしょうね。これも乱開発の影響なのでしょうか。

     部屋からの眺めその2(真正面)です。我々の部屋は2階で,正面にはホテルに隣接する低層アパートがすぐ近くに見えます。住宅地の中にあるホテルなんでしょうね。これも乱開発の影響なのでしょうか。

  •  ホテル1階のレストランで朝食を食べた後ホテル前に出てみました。これがホテルの前面です。左に見える建物が我々の部屋がある西棟で,右手にはレストランなどがある東棟が建っています。

     ホテル1階のレストランで朝食を食べた後ホテル前に出てみました。これがホテルの前面です。左に見える建物が我々の部屋がある西棟で,右手にはレストランなどがある東棟が建っています。

  •  ホテル敷地内にゲルを発見。駐車場の奥にガーデンハブがあったんですね。昨夜は到着が遅かったから利用出来ず残念です。

     ホテル敷地内にゲルを発見。駐車場の奥にガーデンハブがあったんですね。昨夜は到着が遅かったから利用出来ず残念です。

  •  朝9時,私たち一行を乗せた2台のワゴン車は,一路300キロ先のブルドを目指して出発しました。<br /> 車窓の風景その1(スフバートル広場前)です。公園の樹木の向こうには,昨夜不思議なライトアップで迎えてくれた市庁舎が見えます。

     朝9時,私たち一行を乗せた2台のワゴン車は,一路300キロ先のブルドを目指して出発しました。
     車窓の風景その1(スフバートル広場前)です。公園の樹木の向こうには,昨夜不思議なライトアップで迎えてくれた市庁舎が見えます。

  •  車窓の風景その2です。<br /> エンフタイヴァン(平和)大通りを西に進みます。<br /> 通勤時間のようです。モンゴル全土で道路事情が悪いらしいですが,ウランバートル市内でも長雨の影響もあり舗装がはげてでこぼこになった道路だらけです。更に加えて,寒い土地なので圧倒的に4輪自動車が多く,信号機は少なく,くぼみを避ける自動車が気ままに蛇行運転をするので,ますます混乱が加わっています。

     車窓の風景その2です。
     エンフタイヴァン(平和)大通りを西に進みます。
     通勤時間のようです。モンゴル全土で道路事情が悪いらしいですが,ウランバートル市内でも長雨の影響もあり舗装がはげてでこぼこになった道路だらけです。更に加えて,寒い土地なので圧倒的に4輪自動車が多く,信号機は少なく,くぼみを避ける自動車が気ままに蛇行運転をするので,ますます混乱が加わっています。

  •  車窓の風景その3です。<br /> モンゴルでは日本車の人気が高いそうです。真冬は氷点下40度にもなる極寒の土地で故障が少ないことが一番の理由だと。ただし,中古車が中心らしいですが。たしかに行き交う自動車は日本車,特にトヨタが多いです。

     車窓の風景その3です。
     モンゴルでは日本車の人気が高いそうです。真冬は氷点下40度にもなる極寒の土地で故障が少ないことが一番の理由だと。ただし,中古車が中心らしいですが。たしかに行き交う自動車は日本車,特にトヨタが多いです。

  •  30分ほど走ったところでスーパーマーケットに立ち寄りました。今夜の水やビールの買い出しです。店内は食品・日用品・電化製品など様々な商品が充実していて,日本のスーパーと比較しても遜色ありません。ビールロング缶が60円…寅さんの目がキラリ(^^;)

     30分ほど走ったところでスーパーマーケットに立ち寄りました。今夜の水やビールの買い出しです。店内は食品・日用品・電化製品など様々な商品が充実していて,日本のスーパーと比較しても遜色ありません。ビールロング缶が60円…寅さんの目がキラリ(^^;)

  •  車窓の風景その4(郊外)です。<br /> 約50分走ってきて,高い建物がなくなり,所々に観光用ではないゲルが見られるようになりました。自分ちの区画を塀で囲んでいる家も見受けられるようになり,家畜を飼うための遊牧民の冬の家などの施設かなと思っていましたが,実は,民主化後の2003年に施行された土地所有法の影響で占有区域を明示する必要からこのような姿が増えてきたらしいです。

     車窓の風景その4(郊外)です。
     約50分走ってきて,高い建物がなくなり,所々に観光用ではないゲルが見られるようになりました。自分ちの区画を塀で囲んでいる家も見受けられるようになり,家畜を飼うための遊牧民の冬の家などの施設かなと思っていましたが,実は,民主化後の2003年に施行された土地所有法の影響で占有区域を明示する必要からこのような姿が増えてきたらしいです。

  •  車窓の風景その5です。<br /> こんな水たまりのある道路が幹線路なんですよ。道路事情たるや…<br /> フェンスの向こうに見える新しそうな建設機械の一団に言ってやりたい「仕事しろ!」

     車窓の風景その5です。
     こんな水たまりのある道路が幹線路なんですよ。道路事情たるや…
     フェンスの向こうに見える新しそうな建設機械の一団に言ってやりたい「仕事しろ!」

  •  出発から約1時間。ウランバートルの西に拡がる草原に出てきました。「いかにもモンゴル」という風景です。最初こそ「おおっ」「すご〜」と感動していましたが,こんな風景ばかりずっと続くと見飽きてきます(&gt;_&lt;)

     出発から約1時間。ウランバートルの西に拡がる草原に出てきました。「いかにもモンゴル」という風景です。最初こそ「おおっ」「すご〜」と感動していましたが,こんな風景ばかりずっと続くと見飽きてきます(>_<)

  •  放牧する羊を追う遊牧民です。モンゴルの馬はサラブレッドなど西洋馬に比較すると小さく,性格もおとなしいと言うか臆病なんだそうですよ。

     放牧する羊を追う遊牧民です。モンゴルの馬はサラブレッドなど西洋馬に比較すると小さく,性格もおとなしいと言うか臆病なんだそうですよ。

  •  車窓からの風景その6(草原の道路)です。<br /> モンゴルでは舗装された道路以外にも,草原の中に作られた(たぶん地図にはない)道路が多数存在します。草原道路は,路面が荒れると通行する人が新たな道を開拓し,少しずつ移動します。4WDが必要になるわけです。

     車窓からの風景その6(草原の道路)です。
     モンゴルでは舗装された道路以外にも,草原の中に作られた(たぶん地図にはない)道路が多数存在します。草原道路は,路面が荒れると通行する人が新たな道を開拓し,少しずつ移動します。4WDが必要になるわけです。

  •  日本人ツアー客の一団と遭遇しました。現地ガイドのエリカさん,エギさんが言葉を交わしていますが,この方々は乗馬を楽しみにここへ頻繁に訪れているお客さんらしく,20キロとか30キロの遠乗りをするそうです。先ほどウランバートル市内のスーパーマーケットで購入した水やビールの一部は彼らに持ってきたものでした。

     日本人ツアー客の一団と遭遇しました。現地ガイドのエリカさん,エギさんが言葉を交わしていますが,この方々は乗馬を楽しみにここへ頻繁に訪れているお客さんらしく,20キロとか30キロの遠乗りをするそうです。先ほどウランバートル市内のスーパーマーケットで購入した水やビールの一部は彼らに持ってきたものでした。

  •  日本人乗馬ツアーの方々が泊まっているキャンプです。ここをベースにしてホーストレッキングを楽しんでいるようです。我々もしばしトイレ休憩を取りました。

     日本人乗馬ツアーの方々が泊まっているキャンプです。ここをベースにしてホーストレッキングを楽しんでいるようです。我々もしばしトイレ休憩を取りました。

  •  ウランバートル出発から約3時間が経過し,お昼ごはんを取ることにしました。300キロの道中にドライブインやレストランのある街はなく,道路から外れて丘に登り,眺めの良い場所に車を止めてハイキング気分でランチをいただきます。

     ウランバートル出発から約3時間が経過し,お昼ごはんを取ることにしました。300キロの道中にドライブインやレストランのある街はなく,道路から外れて丘に登り,眺めの良い場所に車を止めてハイキング気分でランチをいただきます。

  •  ランチは唐揚げ弁当…美味しかったのですが,見た目も味も日本的です。

     ランチは唐揚げ弁当…美味しかったのですが,見た目も味も日本的です。

  •  お弁当は日本的ですが,食べている場所が雄大なモンゴルの平原ですから,大満足。<br /> 前方へ続く道路が見えますか?これから進む方向です。目的地は見えません。あっ,それからエギさんが『女性の方々は,4〜5分行ったところにおトイレ出来る場所がありますから』と説明しましたが,実は,この道路沿いの左右に小高い盛り土がされている場所が女子トイレがわりでした。つまり,公衆トイレなんてないのです。草原の旅は女子を逞しくする!!

     お弁当は日本的ですが,食べている場所が雄大なモンゴルの平原ですから,大満足。
     前方へ続く道路が見えますか?これから進む方向です。目的地は見えません。あっ,それからエギさんが『女性の方々は,4〜5分行ったところにおトイレ出来る場所がありますから』と説明しましたが,実は,この道路沿いの左右に小高い盛り土がされている場所が女子トイレがわりでした。つまり,公衆トイレなんてないのです。草原の旅は女子を逞しくする!!

  •  午後3時前に本日の宿営地に到着です。<br /> 「Khogno Khan」マウンテンキャンプという名前です。<br /> 場所の説明が難しいので,グーグルアースでご覧下さい。緯度と経度は次のとおりです。検索のジャンプの欄に「47°24&#39;22.12&quot;  103°40&#39;21.20&quot;」をコピペすれば…ジャンプ!

     午後3時前に本日の宿営地に到着です。
     「Khogno Khan」マウンテンキャンプという名前です。
     場所の説明が難しいので,グーグルアースでご覧下さい。緯度と経度は次のとおりです。検索のジャンプの欄に「47°24'22.12"  103°40'21.20"」をコピペすれば…ジャンプ!

  •  駐車場から先は徒歩です。徒歩と言ってもゲルまで1〜2分ですがね。宿泊用のゲルが約30棟ほど,大きく二つのかたまりで設置されています。ゲルの後ろには大きな岩山がそびえています。

     駐車場から先は徒歩です。徒歩と言ってもゲルまで1〜2分ですがね。宿泊用のゲルが約30棟ほど,大きく二つのかたまりで設置されています。ゲルの後ろには大きな岩山がそびえています。

  •  私たち二人は9号棟です。女子3人が8号棟,男子4人が13号棟とだいたい近くになりました。実は,ゲルは,中にいても外の音がよく聞こえます。周囲が静かな早朝,13号棟の男子の賑やかな話し声がよく響きました(^_^;)

     私たち二人は9号棟です。女子3人が8号棟,男子4人が13号棟とだいたい近くになりました。実は,ゲルは,中にいても外の音がよく聞こえます。周囲が静かな早朝,13号棟の男子の賑やかな話し声がよく響きました(^_^;)

  •  ゲル内部その1です。<br /> 中央に薪ストーブがあり,左右にベッド,奥にテーブル,と言う配置です。テーブルにカップはありますが,ポットなどはないのでお湯を食堂棟までもらいに行かなければなりません。ここのゲルは電気は引かれていませんので,奥のテーブルにローソクが1本置いてあります。

     ゲル内部その1です。
     中央に薪ストーブがあり,左右にベッド,奥にテーブル,と言う配置です。テーブルにカップはありますが,ポットなどはないのでお湯を食堂棟までもらいに行かなければなりません。ここのゲルは電気は引かれていませんので,奥のテーブルにローソクが1本置いてあります。

  •  ゲルの内部その2です。<br /> 当然窓はなく,室内灯もなく,天井の一部が開閉式になっていて,昼間は明かり取りに明けられています。ここのゲルはカバーは付いていないので,雨が降れば当然閉めますが,翌日のゲルではビニールカバーが付けられていました。いろいろあるみたいですね。<br />

     ゲルの内部その2です。
     当然窓はなく,室内灯もなく,天井の一部が開閉式になっていて,昼間は明かり取りに明けられています。ここのゲルはカバーは付いていないので,雨が降れば当然閉めますが,翌日のゲルではビニールカバーが付けられていました。いろいろあるみたいですね。

  •  後背の岩山に登ってみました。全景がよく見えます。<br /> 寅さんマークのゲルが我々,リンゴマークが女子,みかんマークが男子,そして,左上のプレッツェルマークのゲルが食堂で,その左の普通の建物がトイレシャワー棟です。

     後背の岩山に登ってみました。全景がよく見えます。
     寅さんマークのゲルが我々,リンゴマークが女子,みかんマークが男子,そして,左上のプレッツェルマークのゲルが食堂で,その左の普通の建物がトイレシャワー棟です。

  •  ゲルキャンプのトイレの写真が一枚だけありましたのでご紹介します。簡易水洗式の普通のトイレですが,扉が変わっていて,足もとは20?ぐらい開いていますので,利用中かどうかすぐわかります。<br /> シャワーは同じ建物内にありますが,お湯の出は悪く,時間制限もあるので,どうしても入りたい方は水風呂を覚悟して下さい。

     ゲルキャンプのトイレの写真が一枚だけありましたのでご紹介します。簡易水洗式の普通のトイレですが,扉が変わっていて,足もとは20?ぐらい開いていますので,利用中かどうかすぐわかります。
     シャワーは同じ建物内にありますが,お湯の出は悪く,時間制限もあるので,どうしても入りたい方は水風呂を覚悟して下さい。

  •  ゲルキャンプ到着後約2時間ほど長距離ドライブの疲れを取り,午後4時半過ぎに再始動です。目指すは”初めて”のラクダライドです。<br /> ラクダに乗る場所は,本日の宿営地から車で5分程度の場所にあり,既に人数分のラクダが待機していました。こんなに間近でラクダを見るのは初めてです。本性はわかりませんが,動きはスローでおとなしそうな様子をしています。さあ,1人ずつ呼ばれて乗ります。

     ゲルキャンプ到着後約2時間ほど長距離ドライブの疲れを取り,午後4時半過ぎに再始動です。目指すは”初めて”のラクダライドです。
     ラクダに乗る場所は,本日の宿営地から車で5分程度の場所にあり,既に人数分のラクダが待機していました。こんなに間近でラクダを見るのは初めてです。本性はわかりませんが,動きはスローでおとなしそうな様子をしています。さあ,1人ずつ呼ばれて乗ります。

  •  ラクダは乗るとき四つ足を折りたたんで「伏せ」をしてくれるのですが,立ち上がるときが大変です。立ち上がる衝撃で前のめりに落ちそうになる女子もいましたが,女子チーム全員無事乗駱駝しました。

     ラクダは乗るとき四つ足を折りたたんで「伏せ」をしてくれるのですが,立ち上がるときが大変です。立ち上がる衝撃で前のめりに落ちそうになる女子もいましたが,女子チーム全員無事乗駱駝しました。

  •  9名全員が駱駝上の人となりました。引率は1人ですが,どうするかと言えば…基本は縦一列になり,前の駱駝のこぶに次の駱駝の手綱を結び,それを繰り返していきます。途中でその手綱がほどけるハプニングもありましたが,ほどけてしまうと前の駱駝から引っ張られないのでその場に立ち止まってしまいます。暴走はしないので安心です。

     9名全員が駱駝上の人となりました。引率は1人ですが,どうするかと言えば…基本は縦一列になり,前の駱駝のこぶに次の駱駝の手綱を結び,それを繰り返していきます。途中でその手綱がほどけるハプニングもありましたが,ほどけてしまうと前の駱駝から引っ張られないのでその場に立ち止まってしまいます。暴走はしないので安心です。

  •  僕のパートナー。かわいくはない(-_-)

     僕のパートナー。かわいくはない(-_-)

  •  丘を下って砂丘方面へ進みます。駱駝の背は結構高いので視界も開けて楽しいのですが,大きく揺れます。これで走り出したら即落下です。

     丘を下って砂丘方面へ進みます。駱駝の背は結構高いので視界も開けて楽しいのですが,大きく揺れます。これで走り出したら即落下です。

  •  スタートしてから40分前後歩き回りました。歩みがゆっくりなので総移動距離としては2〜3キロぐらいでしょうか。楽しかったです。

     スタートしてから40分前後歩き回りました。歩みがゆっくりなので総移動距離としては2〜3キロぐらいでしょうか。楽しかったです。

  •  午後7時になりました。緯度が高いのでこの時期は午後9時前まで明るいそうで,午後7時だとこんな感じです。<br /> キャンプ内のレストランゲルで夕食です。いろんな国の方々が集まってきます。

     午後7時になりました。緯度が高いのでこの時期は午後9時前まで明るいそうで,午後7時だとこんな感じです。
     キャンプ内のレストランゲルで夕食です。いろんな国の方々が集まってきます。

  •  ゲルの内部は当然広いです。6人掛けテーブルが6〜8台ほど設置してあります。奥につながる通路があり,奥は厨房のようです。まあ,言えば前方後円墳のような形ですかね。<br /> そうそう,ここだけは電灯もあります。

     ゲルの内部は当然広いです。6人掛けテーブルが6〜8台ほど設置してあります。奥につながる通路があり,奥は厨房のようです。まあ,言えば前方後円墳のような形ですかね。
     そうそう,ここだけは電灯もあります。

  •  食事は質素です。これ以外にパンや飲物がありましたが,私たちは持ち込みの「ビール」「アルヒ(モンゴルのウオッカ)」「馬乳酒」で賑やかに宴会です。それにしてもモンゴル人はよく飲む!

     食事は質素です。これ以外にパンや飲物がありましたが,私たちは持ち込みの「ビール」「アルヒ(モンゴルのウオッカ)」「馬乳酒」で賑やかに宴会です。それにしてもモンゴル人はよく飲む!

  •  食事を中断してロンドンオリンピック観戦です。テーブルが並ぶゲル部分から奥の厨房へ続く通路の途中にテレビがあり,この日ボクシングでモンゴル選手が金メダルをかけて決勝に登場するということでガイドさん達と一緒に応援しました。結果は残念でしたが,盛り上がったなあ。

     食事を中断してロンドンオリンピック観戦です。テーブルが並ぶゲル部分から奥の厨房へ続く通路の途中にテレビがあり,この日ボクシングでモンゴル選手が金メダルをかけて決勝に登場するということでガイドさん達と一緒に応援しました。結果は残念でしたが,盛り上がったなあ。

  •  ボクシング決勝の余韻も手伝い,賑やかな宴会は続きます。自分のゲルに戻っても寒いし,暗いし。<br /> ガイドさんの知り合いが追加で持ってきてくれた馬乳酒の注がれたどんぶりが回されます…。アルヒ(ウオッカ)のボトルも3本ぐらい開きました。同行者は若者が多いので,勢いで飲んでいますが,ここは標高も1200メートルを超える高地ですからちょっとは酔いも早いのでしょうか。<br /><br />翌朝の醜態が……(&gt;_&lt;)<br /><br />−−後編に続く−−

     ボクシング決勝の余韻も手伝い,賑やかな宴会は続きます。自分のゲルに戻っても寒いし,暗いし。
     ガイドさんの知り合いが追加で持ってきてくれた馬乳酒の注がれたどんぶりが回されます…。アルヒ(ウオッカ)のボトルも3本ぐらい開きました。同行者は若者が多いので,勢いで飲んでいますが,ここは標高も1200メートルを超える高地ですからちょっとは酔いも早いのでしょうか。

    翌朝の醜態が……(>_<)

    −−後編に続く−−

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