《シリーズ台湾新発見！》4月☆台南☆【國立臺灣歴史博物館】で笑って泣いて怒った？！

2012/04/06 - 2012/04/06

2011年10月29日にオープンしたばかりの【國立臺灣歴史博物館】、2012年10月末まで入場無料というので行ってきた。

展示内容も真面目なだけでなくて、笑えるし、施設も満点だったけど。。。交通のことについて、博物館スタッフとちょっとけんかしてしまった。詳しくは旅行記最後で。

これから行こうと思っている方には、台南駅か永康駅からタクシーをお薦めしますよ。ただ、この博物館の存在を知らない市民も多く、タクシーの運ちゃん（台湾語）も知らないかもしれないので、博物館名だけでなく、住所も伝えたほうが無難。


（追記）
この場合の交通って日本語でなんていうんだっけって、ずーーっと考えてたんですけど、「アクセス」ですね。

エリア 台南(台湾)

• 旅行の満足度: 5.0
• 観光: 5.0
• 交通: 2.5

周りは開発中で、何もない。
台南市安南區長和路一段250號（長和路與慶和路）

私をニヤニヤさせるこの本屋さん。いつかここに私の研究成果の書籍を！

あの時の台湾

おおお〜なんと美しい島だ！美麗島だ！フォルモ〜サ〜！！

スペイン人が台湾にキタ〜

俺の流し目、決まってるだろ〜

原住民と外来者。うん。

手元に御光が。。。

官：納税が足りないんだ！
民：拜託〜〜お代官様〜

なんかリアル。

お、あそこに見えるのは。。。大爆笑エリアへの入り口。

これ！！！！！見つけたとき大笑いしてしまった！！！白い服のひと、そのポーズと表情、いったいどうしたの！

うーーん、誰かに似てるんだよなぁ

妙にリアル

お手伝い偉いね。

きゃ〜〜〜〜見せ過ぎ！！！

拝んでおこう。

背景が気になる。謎の建造物。

あ、さっきのおばぁちゃんとお孫さん！

と、となりの人恐い。。

ほらほら、ごちそうが並んでいるよ！

フォルモサのウーロン茶はいかがかね？

国で待つ娘にと思ってね、買ったんだよ、この緑色の犬のぬいぐるみを。

ふふふ、質素にみせかけて、儲けてまっせ。

そろそろ19世紀末の話をしましょうか。

幻の「臺灣民主國」

私の小学校には居なかった金次郎君。

高砂ビール。お伴はバナナ。

一家総出で参観中。

ラン・ダイワン

時代の渦が。。。

在台日本人としてこのエリアから目をそらしては行けないと思った。

ここから戦後。「我要説國語不説方言」

「今夜は家に帰らない」



って。。。。。。

この写真の皮肉さわかります？

「万年国会」と「万年議員」
ずっと改選がなかったので、おじいちゃんになってもそのまま万年議員。緊張感もなく、ついには議会で眠ってしまっていたという写真。まだ生きてます。万年議員ってつまり晩年議員だよねっていうはなし。

いよいよ民主化が本格化していく。

これは20年前も今もかわらない。

展示を見つめる台湾民衆の背中を撮ってみた。

レトロポスター＆グッズ

未来の話をしましょう、未来の話を

府城とは台南のこと

くわえ煙草で逃走中。というか、これ非常口の意匠のパクリでは。。。！

以上。

以下、愚痴が含まれます。本気で博物館までの行き方及び注意点を知りたいかた以外、スルーしてもらって構いません。


【交通について】
これは博物館のオフィシャルサイトの「交通」にリンクされていたバスの時刻表。
2ヶ月前に更新されたばかりの時刻表だし、信じるよねこれ。よし、行きは11:30！帰りは17:15だ！


いつもなら、バイクだったり、友達の車だったりあるけど、今回はバスに乗りたい気分だった。

実際に駅のバス停にあった、時刻表。平日12:40とのこと。。。。仕方ないので家にもどって1時間つぶす。

駅のバス停にあった路線図。

これは、博物館に到着したときに念のため撮った帰り方向のバス停（ちなみに終点・始発）。小さく時刻表が載っているでチェックすると16:35と18:50。サイトでチェックしたのと違うが、早めに出発されたとしても16:20から待てば乗れるだろう。


博物館入り口で帰りのバスの時間を教えてというと、係が取り出したメモはサイトと同じものだった。「サイトの時刻表と実際の時刻表が違うこと把握してる？少なくとも博物館出発のバスの時刻だけでも知っといたほうがいいよ」と伝えると「バスの時刻表は市が管理しているから関係ない、要求は市へ」と言う。


そのあとサービスカウンターでも同様の質問をすると同じ答え。「あのね、みんなバイクがあるわけじゃないんだよ。国立の博物館なんでしょ。オープンして半年経つんでしょう。外国人とか遠くから台湾の歴史に興味があってくる人もいるんだよ。私は自分の研究分野でもあるしもっといろんなひとに来てもらいやすい環境作ってほしいっていう期待があるの、バスを増やせとかじゃなくてただ正確な情報を提供してってことよ、今度から改善できるようにして」と言っても「バスは市の管轄だから」の一点張り。


で、16:20から待った。17:15すぎまで、一時間以上、バス停で！バスは来ない。待てど暮らせど一向に来ない。もう意地だった。それで17:30に、近くを巡回してたスタッフを捕まえて、「こうであぁで、それで結局バスこないんだけど！」と訴えると「いつも乗る人が少ないから、バス会社が間引きしたんだろう。そもそもここに自力でくるのがおかしい。普通はバイクかツアーバスだ。友達に迎えにきてもらうか、タクシーで帰りな」と優しい口調だったけど、納得がいかないロジック。。。いや友達に電話して迎えをお願いするのは簡単だけどなんか、悔しい。思わず台湾語でいらだちを表す言葉を発してしまった。

「じゃぁ、タクシー代だしてもらえるの？」と きくと無理だと言う。結局見知らぬ優しい参観者さんのバイクの後ろに載せてもらって、バスがたくさん走っているバス停まで送ってもらった。


展示内容はいいのにね。台南大好きで、いろんな「台南ルール」を理解しているはずの私でも、思いがけない程のスタッフの誠意の無さと、グダグダ交通でどーーーーと疲れた。そのあと友人たちと約束していた焼き肉会ではマッコリがよく進んだ(笑)


最後まで目を通してくださりありがとうございました。参観者の多い休日は、バスも真面目に運転するそうですが、誰も責任を持ってくれないので、お金の有る方はぜひタクシーに乗ってくださいね。