橿原市昆虫館

2012/08/07 - 2012/08/07

虫好きの息子を一度連れて行ってやりたいと思っていましたが
先日やっと行ってきました、橿原市昆虫館。

遠いとはいえ同じ県内なので
行こうと思えばいつでも行けるのですが…

公共交通機関を利用すると、
八木駅から橿原市のコミバスで所要30分！
当然、運転本数も少ないでしょう。

では車で、となると、ワタクシ知らない道を走るのは
えらい緊張するので、できれば避けたい。

悩んだ結果、思い切って車で行ってきました。
案の定、合計３回、道に迷いましたが
息子がとても喜んだので、頑張って行ってよかったと思いました。

エリア 橿原(奈良)

自宅から約１時間半かかって目的地に到着。
この炎天下、レンタサイクルで回っている親子も
いるようです。

入館しようと思ったら
いきなり外壁にカブト発見！
これで息子のテンション急上昇！

チケット売り場の上の壁にも巨大ムシいろいろ！

巨大タマムシ
巨大テントウムシ
巨大…なんだこりゃ？

市立の施設であるせいか
受付はこ〜んなにこぢんまりしていました。

タイムトンネルらしきものをくぐって
展示室に向かいます。
雰囲気がなんとなく水族館っぽい。

これをくぐった先には化石が展示されていました。

トンボになった息子。

このトンボに頭を突っ込むと
「複眼」を疑似体験できます。

わ〜でかい！

と思って撮影しましたが
画像になってしまうと大きさがちっともわかりませんね。

「ゴライアスオオツノハナムグリ」アフリカ大陸にいるそうです。
体長10cm近かったような…。
「ゴライアス」＝「ゴリアテ」の英語読み。

さっき受付の上にいたのはコイツだ！

「バイオリンムシ」…って、
ほんと、体の形がバイオリン！
マレーシアで採集したようです。

「オオルリアゲハ」（パプアニューギニア）。

ブルーがきれいですね〜。

父のブラジル土産でこういう青いチョウチョが
いっぱい収まったプレートが部屋に飾ってあったのを
思い出しました。
父は昔、船の試運転で日本からブラジルまで
行ったことがあります。

イマドキの子どもたちの人気者、
「ヘラクレスオオカブト」。

しかし、こういう外来種が平気で販売されて
いるなんてことが、なぜ許されているんだろう？

「奈良県のレッドデータ昆虫」

ここにいるいずれも見たことがありません。
私が参加している里山保全団体では
現在「カンアオイ」を植えて
ギフチョウがやってくるのを待っています。
古老の話によると、かつてはその里山にもいたそうなのです。

ルーミスシジミの標本。
だいぶ傷んでいるようです。

かつては奈良春日山原始林が有名な生息地で
国の天然記念物にも指定されましたが、
昭和40年ごろに春日山では絶滅したそうです。

生息地の北上が確認されているチョウ。
ってことは、もともとは南方系だったんですかね。

「ツマグロヒョウモン」はお庭によく来ます。
「イシガケチョウ」は数年前に里山で１頭だけ
　確認されました。私も見てみたい。
「ヒメアカタテハ」は注意して探せば里山にいると
　思います。

外国のクワガタ。ニジイロクワガタ。

キラキラのボディーがきれいでした。
でもヤマトタマムシも決して負けていないと思います。

生きているヘラクレスオオカブト。
ツノ、邪魔そう…。

生息地ではこれがブーンと飛んできて
人間と衝突してツノが刺さったりするとかしないとか…。

でかいナナフシ。10ｃｍくらいはありました。
本州でみるナナフシと比べると、太い！

水生昆虫。
水槽のカドに頭を突っ込んだようになっていますが
ゲンゴロウ２匹です。

ゲンゴロウって結構大きいんですね。

息子が捕りたがっている、タガメ。
うちの周辺は田舎ですが、
それでもめったにいないそうです。

放蝶温室。

数年前までは、「チョウって粉っぽくてイヤ」と
思っていましたが、里山にかかわるようになって
１８０度方向転換、私はこの放蝶温室を
一番楽しみにしていました。

バナナの…花？

温室内では主に沖縄地方のチョウがたくさん飛んでいます。

「オオゴマダラ」

通路の横には小さな「川」や「滝」もあり
滝がマイブームの息子にはツボだったようです。

赤いヒモがだらり〜ん…
その名も「ベニヒモノキ」だそうです。

屋上に出たところから見えた風景。
うちがある生駒方面ははるかかなたの空の下。

屋上にはカブト小屋があり
自由にさわれるようになっています。

また温室に戻ってきました。

うっすら紫を帯びたこのチョウ、
すごくきれいだった！
「リュウキュウアサギマダラ」

温室内にはこういうチョウが飛んでいます。

スジグロカバマダラ。

白とオレンジの翅のツマベニチョウも
とてもきれいでしたが、
何しろいつもヒラヒラしているので
うまく撮影できませんでした。

外見はミヤマクワガタですが
それよりはるかにデカイ！
「ヨーロッパミヤマクワガタ」です。

で、こちらがミヤマクワガタ。
巨大です。壁に設置された模型です。

息子の希望により最初の部屋に戻って
さわれるものを触りまくっていました。
特にこのカマキリが気に入ったようで…。
左右のハンドルをグルグル回すと
カマが上下に動く仕掛け。

館内には食事するスペースがなく、
周囲にレストランや売店もないので
お昼は持参して近くの公園などで食べるのがよいようです。
私たちは入館前に手持ちの「ぱりんこ」やアメを食べて
お腹を持たせ、１時半ごろ昆虫館を出て
帰り道途中のコンビニでおにぎりを食べました。

そしてやっぱり道を間違えつつ、帰還しました。

　　　　　　　　　　　　　　　　　オワリ

この旅行記へのコメント （6）

• コクリコさん 2012/09/20 20:26:19

  これやってみたい!

  かとくみさん、こんばんは〜
  
  私、これ一番やってみたい。
  トンボになりかわって複眼で見てみたいです!
  かとくみさんもやりましたか?
  どういうふうに見えるんだろう。
  
  玉虫色のクワガタが次に興味あり。
  
  

  かとくみさん からの返信 2012/09/20 21:19:22

  RE: これやってみたい!

  こんばんは！
  ご訪問＆投票＆書き込み、ありがとうございます！
  
  トンボのめがね♪…というより目玉、
  もちろんやりましたよ！
  要するにやっぱりい〜っぱい画像ができるわけですが
  どれも鮮明ではないので、なんか全体的にぼやけて見えたと思います。
  （もうはっきり覚えていない…）
  
  玉虫色のクワガタ、きれいですよ！
  シューも欲しがっていましたが
  ウチとしては却下。外国のものは飼わせないのです。
  美しさでは日本のタマムシも決して引けを取らないので
  タマムシ飼ってるでしょ！と納得させます。
  

  コクリコさん からの返信 2012/09/21 15:49:20

  RE: RE: これやってみたい!

  > 要するにやっぱりい〜っぱい画像ができるわけですが
  > どれも鮮明ではないので、なんか全体的にぼやけて見えたと思います。
  > （もうはっきり覚えていない…）
  
  ふーむ、トンボの見る世界ってぼやけているんだ。
  
  > 玉虫色のクワガタ、きれいですよ！
  > シューも欲しがっていましたが
  > ウチとしては却下。外国のものは飼わせないのです。
  > 美しさでは日本のタマムシも決して引けを取らないので
  > タマムシ飼ってるでしょ！と納得させます。
  
  却下したということは、日本で外国のクワガタ飼うことができるのですか!?
  そうそう玉虫厨子にできそうな(残酷でしたね) 玉虫、かとくみ家にいるのでしたね。
  日本の玉虫じたいが珍しいですよね。
  

  かとくみさん からの返信 2012/09/21 20:50:12

  RE: RE: RE: これやってみたい!

  > 却下したということは、日本で外国のクワガタ飼うことができるのですか!?
  
  できます。もう今では外国産のクワガタ、カブトはホームセンターで
  お手頃価格でいっぱい売っているわけですよ。
  生態系がどうのって言われる割には
  こういうものの販売が許されていることが
  私には解せません。
  
  > そうそう玉虫厨子にできそうな(残酷でしたね) 玉虫、かとくみ家にいるのでしたね。
  > 日本の玉虫じたいが珍しいですよね。
  
  そうですね、タマムシを見たことない人も多いと思います。
  私が出入りしている里山では珍しくないのですが…。
  タマムシは飼うのが難しくて、今年は１週間で死んでしまいました。
  でも、うちでの飼育記録を更新しましたよ！

• 義臣さん 2012/08/16 08:59:17

  大きくなって

  大きくなって可愛くなって
  
  好奇心も、、頼もしい
  
  　　　　　　　　　　　　　　義臣

  かとくみさん からの返信 2012/08/16 12:45:21

  RE: 大きくなって

  ありがとうございます。
  虫が大好きで、家の中に何が何匹いることやら…
  私も実は好きなので親子で楽しんでいます。