イスファハン旅行記(ブログ) 一覧に戻る
1日目〜2日目<br /><br /> アメリカといろいろやりあっているイランですが、中国でオリンピックをやる今、さすがにアメリカが戦争しかけることはないだろうと思って行くことにした。<br /> 行けるときにいかないといけなくなるんだよねぇ、これが。<br /> しかし、原油高はどうにかならないのかなぁ、旅費が高くなってたまらん。といっても、ヨーロッパ行くよりは安くついてるんだけどね。<br /> 出発は七夕の夜なので、彦星に会いに行くのだと皆に言ってきた。<br /> 石油王に見初められてみたいもんだ(笑)<br /> 今回は(も?)、団体ツアーで一人参加。総人数は添乗員を入れて9人。私、最年少!<br /> 最高齢は、81歳のおじいちゃんだったかな。みんな、退職して、悠悠自適の人たちだ。<br /> いいな、年金暮らし。<br /> 飛行機は、5つ星サービスのエミュレーツ航空。産油国だけあって、なんだか豪華。<br /> そして、機内食がマジで美味いよ。<br /> 映画などは100本以上が自由に見れるんだけど、日本語で見れるのは10本くらいかなぁ。でも、ほかの飛行機会社に比べれはすごいよね。<br /> フライト時間は10時間で、ドバイ空港に到着。<br /> 1000人に一人、ポルシェがあたる籤があるらしいが、1万円もするので断念。お金ないもん。<br /> 4時間ほどの乗り継ぎ時間をへて、イランの首都テヘランへ。<br /> 3時間弱なのに、軽食が出る。<br /> 到着したのはお昼前くらい。<br /> イランでは、女性の服装規定には厳しく、顔と手と足以外は隠せということなので、長袖、長ズボン、頭は飛行機の中でスカーフを巻いて、首も隠す。<br /> うっとおしい。<br /> 我慢しつつ、3ヶ月前に竣工したばかいという新しい国際空港のトイレにいくと、イスラム風の和式。<br /> トイレットぺーパーはなく、ケツを洗うホースがあるだけ。<br /> みなさん、どうしてるんだ???<br /> ティシュは常に携帯しているので、問題はないけどさ、国際空港なら、洋式トイレも作ろうぜ。<br /> で、テヘラン観光となるわけだが、この町の高低差は1000mあるらしい。<br /> どれだけ傾斜きついの????(^^;<br /> まぁ、坂は多いけどね。<br /> 夕方には、バラで有名なシラーズにフライトなので、観光は一箇所だけ。<br /> 革命前(30〜40年くらい前?)まで使われていた王宮などがあるところへといく。<br /> 時間がちょうどお昼なので、ランチタイムなわけだが、食いっぱなしで気分悪いよ。<br /> 山の中腹にある、緑豊かなオープンテラスの店で、鱒料理。<br /> 海の魚はないみたいだな。<br /> 油であげて、香ばしかったが、半分ほど食べてダウン。<br /> 腹が苦しくて、ぼけーとしていたら、イラクから来ている黒いベールの女性集団に声を掛けられる。<br /> 日本人が珍しいのか、私たちを囲んで写真取り捲り。<br /> 話を聞くと、イラクの大臣のご一行らしい。<br /> えらい人・・・・なのかなぁ?<br /> そうこうしているうちに、デザートでプリン。<br /> 別腹ですよ、完食ですよ、おいしかったですよ。<br /> 食べ終わって、宮殿を見に行く。<br /> 緑色の外観で、ずばりグリーンパレス。<br /> 大きさは、部屋は広いけれど、7LDDKの2階建てって感じ。<br /> わりあい小さいけれど、中は豪華なシャンデリアやガラス張りの部屋、でかいペルシャじゅうたんなど、ふんだんに金をかけている内装であった。<br /> それにしても寝室が全面鏡張り(細かいガラス細工の壁)で、じかに布団しいて寝てたっていうんだから、王様も変な人だったんだなぁ。<br /> ここが終わると、次は、ホワイトパレス。<br /> 言わずもがな、まっしろな宮殿で、大きさは先ほどのものと同じ。<br /> 内装は落ち着いていて、でも豪華。<br /> 3番目の后のためにどうたらこうたらって、ガイドが言ってたかな。<br /> イランでは、4人まで嫁をもらうことができるけど、2人以降は、すでに嫁になっている人の許可がないといけないので、たいていは一人で終わるらしい。<br /> 観光を終えて国内線の空港へと向かう。<br /> 途中、スーパーによったけれど、すべてアラビア文字。現地の数字で書かれているので、価格がわからない。<br /> たとえていうなら、欧米の人に、難しいほうの漢数字で書いた値札を読めというものだ。<br /> わかるか、ぼけー。<br /> 事前に言ってくれれば、ガイドブックもって、どうにかするのにバスにおいてきたじゃんかよう。<br /> でも、何か買わないと出れなさそうなので、干しイチジクを買って出た。<br /> 3万5000リアル(350円くらい)って、安いのかなぁ。<br /> ちなみに、イランはインフレ真っ盛りなので、ものの値段が万単位。<br /> 水500mlは3000リアル(30円)、食事なんかは、数百万リアルくらい(500〜600円)<br /> とりえず、現地ガイドに言われるまま、20ドル分をリアルに変えたけれど、残りそう・・・・。<br /> 3ヶ月前まで国際線空港だった国内線空港にて晩御飯。<br /> 昼飯食ってから3時間くらいしかたってないよ(^^;<br /> 内容は、ケバブ。添えてあるのは、長細い米。<br /> おいしかった。<br /> そして、1時間ほどのフライトなのに、軽食が出てくるし・・・・。<br /> くえないちゅうねーん。<br /> 国際線の飛行機の中で、あまり眠れなかったので、やたら眠い。<br /> ホテルに着いたら、ぱたんQとねた。 <br /><br /><br />3日目<br /><br /> シラーズはバラが美しい町として有名で、イランではバラ水が日常的に使われている。<br /> お風呂に入れたり、化粧水とか、香り水的な感じでかな。<br /> 残念ながら、見ごろは5月から6月半ばであるが。<br /> 早めに目がさめたので、ホテルの外を散歩しようと思ったが、出口わからず。<br /> 昨日の夜は、駐車場から入ったからなぁ。<br /> しかたなく、集合時間までだらだらした。<br /> 午前中の観光は、イスラムのモスク、マスジュデ・バキュール。<br /> 青っぽいタイルが鮮やかなきれいな門で、中に入ると池のある中庭を取り囲んで、お祈りの部屋などがある。<br /> 17世紀のもので、ステンドグラスから差し込む光がきれいな部屋は、感動的だった。<br /> 次は、イスラム世界では、とても有名な詩人サアディーの霊廟を見に行く。<br /> ガイドさんは、イスラム世界を第3世界と呼んでいたが、第1世界、第2世界は何なんだろうな。<br /> 少し郊外に出ただけで、景色は岩山に変わる。<br /> イランの国土は広く、山もあれば、海辺の緑豊かな場所、岩が転がる荒野、砂漠などいろいろな場所がある。<br /> 砂漠のイメージだけど、それはごく一部らしい。<br /> サアディーの霊廟は綺麗に整えられた庭園の奥にあった。<br /> まぁ、どうでもいい。<br /> そこには、地下があり、ガナード(カナード?)の一部が見れた。<br /> 池みたいになっていて、鱒を飼っていた。大きくなったら、食うんだそうだ。<br /> 地上にある池では、いろんな国のコインが落ちていた。<br /> 入れたがるものなのか???<br /> そして、ようやくバラ園で有名なエラムガーデンへ。<br /> 王様の別荘だったところを革命後、シラーズ大学の植物専門部門の管理下にして、公開しているのだ。<br /> 緑豊かで、噴水もあって、よいところである。<br /> 戒律が厳しいはずなのに、手をつないでデートしている現地人カップルもいた。<br /> だいぶ緩くなっているらしい。時代かな。<br /> バラ園のバラは大半がしおれていたり、枯れていたりしたけれど、一部はまだ元気に咲いているのもあって、なかなかきれいだった。<br /> 最盛期は、かなり見ごたえがあっただろうね。<br /> それにしても、日なたは暑い。<br /> 40度くらいらしいけど、まぁ、湿気がないので、日本の暑さよりマシなような気がする。<br /> でも、このスカーフ、暑すぎorz<br /> ホテルの部屋以外では、脱いではいけないので、かなり辛い。<br /> そして午前中最後の観光は、バザール。<br /> 東西に長い一本道のバザールで、活気があってすごかった。<br /> 奥に行くと、お土産にいい雑貨を売っている一角があり、そこでフリータイム。<br /> 電卓を持ち出し、片言英語をしゃべりながら値段交渉。<br /> リアルだと桁が多くて、英語でいわれてもちんぷんかんぷんなんだよね。<br /> だいたい希望の値段どおりになったので、買う。<br /> 時間が余ったので、ちかくのソフトクリーム屋に行く。。<br /> 値段と注文方法がわからなかったので、とりあえず2万リアル札を出して、店員にソフトクリームを指差し、札を見せる。<br /> ちゃんとおつりもくれたけど、渡されたのはチョコミックス。<br /> バニラがよかったが、まぁ、贅沢は言うまい。<br /> 独特の味がしたが、不味くはなかった。<br /> ぼられているような気もするが、4000リアル(40円)だから、まぁいいか。<br /> 集合場所の手前で、ガイドを囲んでほかの人たちがたむろっていたので、何かと思えば、メロンという砂糖で煮詰めたような何かを試食していた。<br /> 駄菓子でいう、箸にねばっこいゼリーみたいな、飴みたいなものがついていて、オブラートで包まれているやつっぽい味がした。<br /> 私はいまいちだが、老人たちにはおおいに受けたらしく、こぞって買い込んでいた。、<br /> 1ドルだったせいもあるのかな。<br /> そして、昼食。<br /> チキンケバブであっさりしておいしかった。<br /> 午後からの観光は、世界遺産であるペルセポリスへ。<br /> アレキサンダー大王が攻め入った町でもあるらしい。(たぶん、そうだったように思う)<br /> 正式名称は、タフテジャムシードというらしい。ペルセポリスは、ペルシャのポリス(町)という意味らしい。<br /> ここは、ヨルダンのぺトラ、シリアのパルミラとならんで、中東の3Pといわれる。<br /> がっかり観光地とも言われているらしい(笑)<br /> 紀元前5世紀くらいの町なので、3Pの中では新しいほうかな。<br /> シラーズからここへは車で1時間程度。<br /> 途中で、歴代の王様の墓であるナグシェ・ロスタムによる。<br /> 岩肌に彫刻をして、穴をあけて、風葬(鳥葬)にした遺体を入れた場所である。<br /> 昔の交易路にそって作られてたそうな。<br /> 雨が降らず乾燥しているので、当時のままのレリーフが残っている。<br /> とはいっても、当時は緑もあり、水も豊富だったようだが・・・・。<br /> 一番古いのは、紀元前6世紀〜紀元前5世紀くらいのもの。<br /> 次は、レリーフが3つほどあるナグシェ・ラジャブへ。<br /> まぁ、どうでもいい。遊牧民が悪さしたから崩れてるし。<br /> 今は、柵を設けて、泥棒対策と遊牧民対策しているようだ。<br /> そこから5分ほどでペルセポリス到着。<br /> でけーすげー。<br /> がっかり遺跡というけれど、紀元前5世紀から、そのまんまのものってすごいと思うよ。<br /> 崩れているとはいえ。<br /> 4時くらいだけど、日差しはきつい。<br /> けど、がんばるし!<br /> 中は12万ヘクタールで、東京ドーム何個分???<br /> とにかく広いので、全部の説明を聞いて回るのに2時間と少し。<br /> イランは怖い国と思われがちで、観光客が少なく、すいすい見れるのが良い感じだ。<br /> 有名なクセルクセス門は、壊れているけれど、その大きさなどから当時のすごさがわかるし、当時から崩れずにたっている柱は壮観だ。<br /> 像が崩れているのは、偶像崇拝を嫌うイスラム人に壊されたかららしい。ひどいね。<br /> 壁のレリーフもくっきりきれいに見れるし、すごい。<br /> 丘(岩山?)の上には、遺跡を見下ろすように、2つの墓が見える。<br /> フリータイム30分で、その丘の上に登る。<br /> 傾斜、きつ!!<br /> でも、登った甲斐があって、見晴らし最高!<br /> 夕日に照らされたペルセポリスはロマンだ(笑)<br /> そこで、携帯カメラを構えながら黄昏がれているイラン青年に声をかけ、記念写真をとってもらう。<br /> ふふふふ。<br /> 集合時間まで時間がないので、走る、走る。<br /> 明日の朝も1時間のフリータイムがあるので、もうひとつの墓のほうに行ってやるもんね!<br /> 今日の宿は、コテージ風の3つ星ホテル。<br /> バスタブないのはいいとして、トイレとの仕切りがカーテンだけって、下、びちょびちょになりません???<br /> 備え付けのサンダルあるけどさ、なんかいやだなぁ。<br /> 夕食は、ホテルで、ほうれん草の野菜煮込みシチューを食べる。<br /> いまいち。<br /> 見た目が緑のどろどろしたものだからかもしれない。<br /> 明日も気合入れてがんばらないといけないので、早々に寝る。<br /><br /><br />4日目<br /><br /> 9時間ぐらい寝たかなぁ。ぐっすりだ。<br /> シャワーを浴びて、荷物詰め。<br /> 毎回、ホテルが変わるから、面倒なんだよね。<br /> 午前中の観光は、ペルセポリスで1時間フリータイム。<br /> めいっぱい、時間を使うためにがんばって急ぐ。<br /> 昨日登った墓までいって、朝日を浴びた遺跡を見下ろす。<br /> ほかのツアー客で、足に自信がある人は上っていたけれど、足腰弱い老夫婦たちはフリータイムは要らぬとばかりに休憩していた。<br /> で、昨日、いけなかったもうひとつの墓へとレッツゴー。<br /> 同じツアーの人と一緒に向かう。<br /> ひーひーいいながら、岩だらけの斜面を歩き、途中、井戸だったところを発見。<br /> 2000年も経つと、気候とか変わるもんだねぇ。<br /> ようやく2つめの墓に到着。<br /> 町からは少し離れたところになるので、景観が変わるけど、見晴らしはいい。<br /> あまり観光客が訪れないようで、説明文はペルシャ語のみだった。<br /> 誰の墓か、さっぱりだ。<br /> レリーフはきれいだった。<br /> 昔は国教だったゾロアスター教の神様と王様が描かれていた。<br /> で、時間ぎりぎりなので、がんばって集合場所へ。<br /> なんか、全部見た!って達成感がいいよねぇ。<br /> 所々は修復されているけど、ほとんど当時のままだから、価値があるんだと思うよ。<br /> バスに戻って、首に巻いたスカーフを緩め、頭にスカーフを被せただけ状態にして、涼をとる。<br /> これがなければ、いいのになぁ。<br /> といっても、人目がなかったので、スカーフ半分脱いだ状態で墓まで上っていったけどねー。<br /> あとで調べると、アケメネス朝時代の王様の墓らしい。<br /> まぁ、そんなことはどうでもいい。(いいのかよ(^^;)<br /> 次は、1時間ほどバスに揺られて、パサルガダエという遺跡へ。<br /> 遺跡というよりは、のっぱらに、崩れた石が点在しているだけで、いまいち。<br /> 広いだけがとりえか?って感じ。<br /> ここは、ペルセポリスより昔の都・・・かな。紀元前5世紀半ばのもの。<br /> とりあえず、ちゃんと残っているのは、キュロス大王の墓くらい。<br /> ピラミッド型なのだが、イメージは高床式倉庫。<br /> それにしても、大王といわれると、カメハメハの歌のカメハメハ大王のイメージで、威厳を感じないなぁ。<br /> この墓は、攻め込んできたアレキサンダー大王に墓を暴かれそうになったが、それを予測していたため、ここには宝は入ってないよという碑文をのこしていたらしい。<br /> ので、アレキサンダー大王はそれを信じて暴かなかったけど、死んだ後、将軍の一人が開けてみたそうな。<br /> 何もなかったそうだ。<br /> で、遺体は現在、どこにも見当たらないから、腹いせにどっかに捨てられちゃったのかもしれないねぇ。<br /> これで午前の観光は終わって、次はゾロアスター教の聖地があるヤズドへ向かう。<br /> バスで4時間半ほど。<br /> 途中でご飯を食べて、岩だらけの砂漠をひた走る。<br /> ヤズドは典型的なオアシス都市として栄え、3000年前から町は存在し、シルクロードの重要な拠点であったらしい。<br /> なので、アレキサンダー大王もきたし、マルコポーロも立ち寄ったとか。<br /> 地平線まで岩だらけの荒野を見ながら、ようやくヤズド到着。<br /> 砂漠の町だけあって、あつい!!<br /> 湿気がないだけましだけど、じりじり焼かれる気分。<br /> 40度くらいかなぁ。<br /> まずは、金曜の寺院と呼ばれるモスクへ。<br /> 昔は、イランで一番高い建物だったといわれるミナレット(塔)があった。<br /> 青いタイルが鮮やか。<br /> イランは、世界ではマイナーなシーア派が多く、その人たちは、お祈りするときに前に小さな石を置いて、それに頭をつけるらしい。<br /> 土から生まれ、土に変に還るという教えなのかな。<br /> 次は、15世紀に作られた、わりと新しい建物を遠くから写真撮影。<br /> バザールとモスクの複合施設であるらしいが、時間がないので観光せず。<br /> 入って見学したのは、ゾロアスター教寺院で、1500年前から燃え続けている炎を見た。<br /> 胡桃や杏(だったかな?)の薪がよく燃えていいのだとか。<br /> 一番古くから燃えているのは、3000年前のものなんだそうだ。<br /> まぁ、異教徒には見せてもらえないんだろうがね。<br /> 最後に、ゾロアスター教の聖地、沈黙の塔へ。<br /> 2つの隣り合った岩山の上に、丸い大きな低めの塔があって、つい50年前まで、そこで風葬(鳥葬)を行っていたのだそうだ。<br /> 今は、衛生的な問題と町の拡大で、禁止されて土葬になっている。<br /> ふもとには、通夜のときに使う建物があって、全部、日干し煉瓦。<br /> 炎を神聖視する宗教なので、火を使ってはいけないのだそうだ。<br /> それにしても、5時過ぎたら涼しいなぁ。<br /> せっかく来たので、低い方(女性用)の塔へと登る。<br /> 足場の悪い急斜面をガイドと一緒に登る。<br /> 景色はよかったが、塔の中は床に丸い穴が開いているだけ。<br /> 同心円状に遺体を裸で並べ、鳥に食べてもらっていたらしい。<br /> で、骨だけになったら、真ん中の穴にいれて、そこがいっぱいになったら、溶液を入れて溶かすか何かしたそうだ。<br /> で、のんびりふもとに下りていって、1時間ほど。<br /> 下で待っていた、50代のおばちゃんが、聞いてー!と叫んだ。<br /> どうやら、フリータイムのこの時間に、下の遺跡(?)を見ていたら、少年2人に暗がりに引っ張り込まれそうになったんだとか。<br /> お尻触られたりしたので、暴れて逃げたそうだ。<br /> そのおばちゃん、ガイドが何も言わないのをいいことに、給食のおばさんのようにスカーフを三角巾被りして、耳も首も晒していたのが災いしたのだろう。<br /> きっと、普段、イラン女性では見られない姿にムラムラきたにちがいない(笑)<br /> イスラム世界で、女一人は、やっぱ危険だな、うん。<br /> 今日は、とにかく歩いて歩いて疲れた。<br /> ホテルは5つ星で、出来立てほやほやでぴかぴかだった。<br /> シーズンオフだからかな、いいホテルだ。<br /> ヤズドは蚊がいるようで、窓は開けないでねと注意書きがあった(英語でね)<br /> ここのホテルには売店があったので、ペルシャじゅうたんを見てみた。<br /> 玄関マットくらいの一部シルク製で、1枚60ドル。負けてもらって55ドル。<br /> ん〜、玄関マットで6000円かぁ、高いなぁ。<br /> まぁ、相場がわかったから、バザールででも、気に入ったものを買ってみようかな。<br /> 全部ウールで、5000円っていってたから、それくらいなら、お土産で帰るかな。<br /> 部屋は広いバスタブつきなので、バラの入浴剤を入れて、のんびり浸かった。<br /> 極楽極楽。<br /> <br /><br />5日目<br /><br /> のんびり朝風呂に浸かって、朝食でスイカを食べて8時に出発。<br /> ここから、4時間ほどかけて、イステファンという街へとむかう。<br /> ここは、ペルシャ黄金時代の中心地だったようで、世界の半分はここにある!と豪語していたとか。<br /> 世界の中心、宇宙の中心とみてきたが、世界の半分は初めてだな。<br /> もう半分はどこだろう。<br /> それにしても移動時間、暇だ。<br /> CNNニュースで、イランがミサイルどうたら言ってたようだが、撃ったのかな。<br /> 昼頃にようやく到着。<br /> なんだか有名らしいシェラザードレストランへ行く。<br /> やっぱりケバブ。<br /> 山羊と鱒だったなぁ。<br /> 食後はチャイ(紅茶)で、砂糖と一緒に鼈甲飴みたいなのもきた。<br /> イランでは、チャイをよく飲む。しかもストレートで。<br /> 砂糖は入れるんじゃなくて、齧るんだそうで。そうすると、砂糖の量が少なくてすむんだって。<br /> コーヒーはあまり飲まないらしい。<br /> 有名な店なのは本当らしく、いろんな国の人や現地人も子供づれできたりしてて、見てて面白かった。<br /> 食べ終わったあとは、増築を重ねているマスジャデ・ジャーメへ。<br /> 8世紀から16世紀くらいまで、拡張を重ねていて、ここでは世界で一番美しい漆喰のレリーフがあった。<br /> イランイラク戦争のとき、ミサイルが一発、飛び込んできて、一部壊れた場所もあったとか。<br /> ここも、青のモザイクがきれいな場所だった。<br /> そばに小さなバザールがあったので、少しだけフリータイム。<br /> バザールが大嫌いという老夫婦は入り口で休憩。<br /> こういうのが旅の醍醐味だと思うんだけどね。<br /> お上品な旅がしたいのだろうか。<br /> そこでも、ソフトクリーム屋を発見したので、バナナミックスを買う。<br /> 2500リアル(25円)。シラーズではぼられていたのだろうか、やっぱり・・・・。<br /> 次は、17世紀に建てられたチェヘルソトゥン宮殿へ。<br /> 宮殿の入り口がガラス張りできんきらきらきら。<br /> こういうのすきねぇ、イラン人。<br /> 見学が終わって、集合場所で待っていたら、現地人に話し掛けられる。<br /> やたら話し掛けられ、きゃあきゃあいいながら、一緒に記念写真をとられる。<br /> 日本人が珍しいらしい。<br /> まるで、アイドル(笑)<br /> で、このあと、敷地内にあるチャイハネ(喫茶店)で、休憩。<br /> やっぱり日本人は珍しいのか、チラチラ見られ、写真とってもいいですかと言われる。<br /> 人気者だぜ(笑)<br /> 話を聞いてみると、チャイニーズやコーリャンは嫌いなんだとか。<br /> マナーが悪いからか、愛想がないからか。<br /> 次は、絨毯屋さんに連れて行かれる。<br /> ハンドメイドで、自然素材で染めているとのこと。<br /> ここで買って、日本で売れば2〜3倍の値段で売れるらしい。<br /> 使えば使うほど、骨董的価値もつき、絨毯を作る人間も少なくなっているから、価値はあがると説明される。<br /> 御託はいいんだけどなぁ。<br /> 玄関マットくらいの大きさの値段を聞いてみる。<br /> 20万円ですってよ、奥さん!?<br /> 絶句です。<br /> あまり凝ってないデザインでも、10万円。<br /> 論外です。<br /> でも、バザールが嫌いな老夫婦などは、買っていた。<br /> 人種が違うんだな、うん。<br /> 高すぎるので、目の保養と手触りを楽しんでいたら、店員の兄ちゃんが買わないの?と聞いてくる。<br /> お金ないの、といえば、僕、お金あるよ、どう?なんてナンパしてくる。<br /> 絨毯1枚のために、イランに嫁にくる気はないぞ(苦笑)<br /> そこを出て、今度は、町の真ん中を流れる川にかかるハジュ橋を見に行く。<br /> 16世紀のベージュ色の2階建ての石橋だ。<br /> 昔、王様は橋の真ん中で宴会を開いていたらしく、小さなテラスがあって、きれいな橋だが、残念ながら写真だけで終わる。<br /> 渡らせろよな、もう。<br /> 今日のホテルは4つ星ホテル。<br /> 夕食まで時間があったので、この近くのもうひとつの石橋、スィーオセ橋を見に行く。<br /> ツアーで一緒の人と2人でいったのだが、やっぱり日本人は珍しく、声をかけられる。<br /> この端は、アーチが33ある2階建てで、これもなかなか風情があってきれいだった。<br /> せっかくなので、橋を渡ってみることにした。<br /> やっぱり日本人は珍しく、ハローと声をかけてくる。<br /> 青年が、一緒に写真とって、言ってきたので、並んで写真をとろうとしたら、肩に腕をまわされた。<br /> まぁ、ケツ触らんだけ、我慢してやろう。<br /> そのあと、結婚してるの?とか声かけてくるので、一緒にいたおばちゃんが結婚しているといって、指輪を見せ、バイバイと言ったら、去っていった。<br /> その話をガイドさんにしたら、それで去ってくれてよかったねと言われた。<br /> イラン人の男性は、出会いの場が少ないらしく、ナンパはしつこいらしい。<br /> そんなに女に相手にされたいんかい(笑)<br /> で、夕食は、ご飯の中にお肉を入れた炊き込み風。<br /> サフランライスの上に、赤い小さな実を散らすので、まるでケーキのように見える。<br /> 私の口にはいまいちだった。<br /> 夕食後、スィーオセ橋のライトアップをみんなで見に行くというので、一緒に行く。<br /> 暗いせいか、あまり声はかけられなかったが、地元でも観光名所らしく、人手は多かった。<br /> まぁ、はっきりいって、昼間のほうがきれいだな、うん。<br /> 部屋はバスタブが小さく、浸かれかったので、ちょっと不満であった。<br /><br /><br /><br />6日目<br /><br /> 朝、出発まで時間があったので、2〜3km先のハジュ橋まで行くことにする。<br /> 昨日、満足に見れなかったのと、その途中にある石橋も見たいからだ。<br /> 人通りは少なかったので、一人出歩いていても声をかけられることはなく、快適にずんずん歩いていく。<br /> 川沿いにいくが、川は水量が少なく、淀んでいた。<br /> 今年の夏が暑いのか、温暖化の成果、例年より水嵩は低いらしい。<br /> それでも、イラン人にとっては、憩いの場。<br /> ハジュ橋までにある、素朴な石橋は、チュービー橋といって、ハジュ橋と同じ時代のもの。<br /> 1階建てのシンプルな石橋である。<br /> そこから、30分ほど歩いて、ハジュ橋へ。<br /> もしかして、2〜3kmと思ってたけど、5kmくらいあった???<br /> この橋は夏は王様の宴の場だったというだけあって、橋の両側の壁の内側に、モザイクがあってきれいだった。<br /> 真ん中のテラスの天井の赤っぽいタイルで装飾されていて綺麗だった。<br /> この橋の北側には、跨るとすぐに結婚できるというライオン像がある。<br /> どうみても、牛っぽいが(苦笑)<br /> そこには、結婚願望があるのか、中年親父がどどんと胡座をかいて座っていた。<br /> 橋は2階建てなので、川面に近い1階部分では、子供たちが水遊びしていた。<br /> まだ、朝ですが・・・・。<br /> で、時間がやばいので早々にホテルに戻れば、集合時間ぎりぎり。<br /> 以外に遠かったな。<br /> で、午後の観光、一発目は郊外にある、揺れるミナレット。<br /> 途中、遠めに、岩山の上にあるゾロアスター教の日干し煉瓦製の神殿をみつつ、1時間ほどで到着。<br /> ここは、誰かのお墓らしいが、ちゃんとガイドの話を聴いてなかったのでよくわかんない。<br /> 目玉は、ここのミナレットで、二本あるうちの片方によじ登って、揺らせば。もう片方もシンクロして勝手にゆれるんだそうだ。<br /> 1時間に1回のシュータイム(?)なので、それまで中で待っていると、学生集団や家族連れに、日本人だとばれる。<br /> きゃあきゃあいわれ、現地語で話し掛けられ、よくわからないけれど、やっぱり撮影大会が始まった。<br /> きれいなバラが咲いているところがあったので、わざわざ、そこに連れて行かれて、みんなと一緒に写真をぱちり。<br /> トイレに行く暇もないわと、一緒のツアーの人が苦笑していた。<br /> そうこうしているうちに、時間がきて、係りの人が、ほっそい塔に上る。<br /> で、かくかく揺らし始めるが、よくわからない。<br /> じーっと注意深く見れば、揺れているのが分かったそうだが、角度が悪かったのかわからなかった。<br /> まぁ、別にいいけど。<br /> で、また女子高生集団に囲まれそうになったので、退却。<br /> 今は、夏休みだから、観光している人が多いらしい。<br /> 次は、ラクダの骨に精密画を描く店に連れて行かれる。<br /> 2cm片で、5千円からって言われたら、興味も失せる。<br /> そんなお金があったら、次の旅行につぎ込むっての。<br /> 金持ちっぽい老夫婦は喜んで買っていた。<br /> 歩くのしんどいとか、料理の量が多くて食べられないとか、独特の味がしていやだとか文句が多い割りに、こういう買い物は元気で意欲的だなぁ。<br /> 買い物するなら、別の国ですればいいのに。<br /> 次は、イランでは珍しいキリスト教の教会へ。<br /> イスラム教徒がほとんどだが、ほかの宗教の人たちもいるにはいて、仲良くしているのだそうだ。<br /> シーア派は温厚なんだと。<br /> 16世紀に建てられたヴァンク教会は、アルメニア系といわれ、独特なのだそうだ。<br /> やっぱり、黄金装飾の派手な壁画の教会だった。<br /> 隣には、博物館が併設されていて、そこには世界最小の本(0.7g)があり、髪の毛に祈りの言葉を書いたものだとかいろいろあった。<br /> それから、オスマントルコの虐殺も展示されていて、生首を杭に刺されてさらされていたり、棚に並べていたり、首吊りを見世物みたいにしていたりする写真があった。<br /> 宗教戦争は怖いよなぁ。<br /> 異教徒は悪魔の手先だから、どんな酷いことしてもいいって考えてるんだもん。<br /> で、昼食を食べて、いったん、ホテルに戻って休憩。<br /> 夏場は、13時〜15時までは、シェスタで店も観光地も休みなんだそうだ。<br /> それに、今日は深夜にテヘランに移動だから、ジジババたちをねぎらってのことでもあるらしい。<br /> どっか、見に行こうかと思ったけれど、行って戻ってくるのは微妙な感じだったので、おとなしくシャワーを浴びてだらだら。<br /> 15時になって、観光再開。<br /> 世界の半分イマーム広場である。<br /> 世界3大広場であり、その中でもダントツで美しい広場である。<br /> ほかは、天安門と赤の広場であるらしい。<br /> ここは、真ん中に四角い池があり、それを取り囲むように宮殿やモスクなどがあって、四角い広場になっている。<br /> まずはアリカプ宮殿の見学。<br /> 16世紀に建てられた7階建ての高層建築。<br /> 残念ながら、最上階の音楽堂は修復中で非公開。<br /> すっごく素晴らしい部屋だと聞いていたのに、残念だ。<br /> ここはベージュ系のモザイクがきれいで、上に上る階段も黄色いタイルで装飾されていた。<br /> 3階の広いバルコニーには、真ん中に池があって、そこから眺める広場に眺めは壮観だ。<br /> 青いモザイクの屋根が美しいモスクが印象的。<br /> 遠くには、旅人たちが目印にしたというマスジュデ・アーリー塔が見えた。<br /> 次は宮殿を出て、真ん中の池を一周する馬車にのって遊覧。<br /> どう見ても2人乗りなのに、3人で乗れという。<br /> しかたなしに、私が後ろ向きで座ったが、なかなかスリリングだ。<br /> で、これが終わると、次は王族専用のモスクへ。<br /> 青いモザイクで飾られた入り口に目を見張り、中に入っても、鮮やかで精密な柄のモザイクの廊下が続く。<br /> 奥は7階建てに匹敵するドームがあり、その天井までも鮮やかな青のモザイクで飾られている。<br /> フラッシュ禁止なので、きれいに写真が取れなくて残念だ。<br /> この地下は、王族の女性専用のお祈り場があったらしい。<br /> 飾り窓から差し込む光がタイルを反射してて、綺麗だった。<br /> そして、今度は民衆のためのモスクへ。<br /> ここも青いタイルで装飾されていて、中に入ると広い中庭が出迎えてくれる。<br /> ただ、中庭には暑さよけのテントが張られていて、壮麗な景色が台無しである。<br /> 広場を囲むように礼拝堂が四方に建ち、一番でかいのは7階建てくらいかぁ。<br /> そこは、よく反響するように作られていて、真ん中に立って、お札をはじけば、ものすごくはっきりと離れたところにいる人にも聞こえる。<br /> すげー。<br /> 壁の買う度やらなにやら計算し尽くされた結果らしい。<br /> そこで、ガイドさんが2曲ほど、現地の歌を披露してくれた。<br /> 拍手。<br /> それにしても、暑い。<br /> 水を飲もうと思ったら、ミネラルウォーターが空。<br /> しかたがないので、水のみ場で水を補充。<br /> イランの水は主に地下水で、日本の水よりおいしいのが自慢。<br /> うん、でも、水道水な感じの味がするんですけど、気のせい?<br /> もしくは、軟水硬水の違いの味かな。<br /> 写真をとるフリータイムが終わると、更紗の店に連れて行かれた。<br /> ハンドメイドで、自然素材の着色でうんぬんかんぬん。<br /> いくらかろいえば、1m四方の布で、40〜60ドル。<br /> う〜ん、買えなくはないけど、なんに使おうかなぁ。<br /> ベッドカバーにもなるとかいって大きいのも見せてくれるが、うち、ベッドじゃないしなぁ。<br /> 金持ちっぽい老夫婦が値切って買おうとしていた。<br /> ほんと、買い物だと元気だな。<br /> 買うものがないので、買わないで店を出た。<br /> そこから1時間ほどフリータイムとなったので、お土産屋を見て回る。<br /> 布製品、エナメル細工、タイルなどなど、いろいろある。<br /> 気になった柄の更紗があるので、値段を聞いてみたら、1m四方の布で4ドル。<br /> はぁ!?<br /> さっきの店の10分の1ですが!?<br /> 思わず買ってしまった(笑)<br /> ケミカル製(大量生産品)らしいが、こういうのでいいんだよ。<br /> 高級なもの勝手も仕方ないじゃん。<br /> あとはタイル屋を除く。<br /> 10cmのものが、2ドル〜8ドル。<br /> なかなか綺麗だったが、使い道がないので買わなかった。<br /> 同じツアーの人たちが欲しがっていたので、通訳して電卓を使って、値段を確かめてあげた。<br /> なんか10年ぶりくらいにマイ電卓が活躍しているぜ。<br /> あっという間にフリータイム終了。<br /> 夕食は、イラン風の店でということになった。<br /> 一段高くなったところにじゅうたんを敷き、そこにじかで座って、食べ物も床において食べる方式。<br /> ピクニックな感じである。<br /> そこで、メルヤーニだったかな、ナンにヤギのハンバーグを挟んだものがメイン料理であった。<br /> 勝手にサラダを入れて、丸めて、トルコケバブ風にして食べた。<br /> おいしかった。<br /> そして、日が暮れて、イマーム広場はしょぼいライトアップ。<br /> で、広場には、なぜかピクニックにきている現地人たち。<br /> さすがに暗くても人が多くて、すぐに日本人とばればれ。<br /> いろんな人に声をかけられる。<br /> イラクから観光にきた家族がいて、バグダッドからきたというので、危険な町じゃん!っていったら、今は安全だよといわれました。<br /> まぁ、のほほんと観光にきてるからねぇ。<br /> とにかくイラン人は人懐こく、幼稚園児くらいの女の子が、アリガトと叫びながら、日本人ツアー客に抱きつきまくっていた。<br /> 異国の人に大興奮らしい。<br /> めちゃめちゃ親日家ですなぁ、うざいくらいに。<br /> ようやく出発になって、バスのところまで行けば、渋滞。<br /> 土曜の夜なので、ピクニックにくるため、車を路駐しているのいが原因。<br /> のろのろとバスは移動して、空港へと向かう。<br /> テヘランまで1時間のフライト。<br /> ホテル到着は、深夜2時。<br /> 眠すぎる!!<br /> とにかく風呂だけは入って寝た。<br /><br /><br />7日目〜最終日<br /><br /> イラン最終日。<br /> あんまり寝てないのと、空気が乾燥しているせいで、喉が痛い。<br /> 首都テヘランには遺跡はないので、博物館めぐり。<br /> 国内最大の考古学博物館は、存外に狭い。<br /> けれど、収蔵物は紀元前6000年〜のものがある。<br /> ざすがメソポタミア文明。<br /> ハムラビ法典(目には目をのやつ)のレプリカがあった。<br /> 本物はルーブルにあるとかいてあったが、んなのあったかなぁ。記憶にないな。<br /> ペルセポリスにあった王の謁見のレリーフなど、すごいものがいっぱい。<br /> 16世紀ごろの塩漬けミイラいた。<br /> 37歳175cmB型だそうだ。何のために展示しているのかまでは解読できなかった。<br /> 英語、勉強しなくちゃだめだよな、ほんと。<br /> 次は、ガラス博物館。<br /> もともと王族のお姫様の家だったらしく、建物自体も素敵。<br /> 中は古い時代のものから現在のものまで展示していて、中には、奈良の正倉院にある瑠璃杯(?)と同じものがあった。<br /> つまり、大量生産品だったわけか、あれも。<br /> 一角には、涙壷が飾られていて、夫が戦争に言ってたりする間、これだけ泣いたのよって示すものらしい。<br /> 花瓶サイズのものもあって、どれだけ泣きくれてんだって感じだ。<br /> まぁ、水入れても気づかないかもしれないが。<br /> そして、最後のイラン料理。<br /> イラン民族風レストランで、壷シチューっぽいのを食べる。<br /> アブグシュト(シチュー)っていったかなぁ。チャイハネ限定の料理らしい。<br /> 筒型の陶器に、シチューが入っていて、まずはスープだけを器に入れて、具は専用すり棒でぐちょぐちょにして食べるんだそうな。<br /> ぐちょぐちょにしなくてもいいけど。<br /> トマト味で、ものすごくいろんなエキスが溶け込んでいてうまかった。<br /> 何をちぎって浮かべて食べるんだそうだ。<br /> 具はやぎの肉に豆に、じゃがいもに・・・といろいろ。<br /> これもおいしかった。<br /> うまうま。<br /> で、午後は国立銀行の地下にある宝物館へ。<br /> セキュリティが厳しくて、手荷物禁止、ボディチェックあり、X線検査あり。<br /> 中はなにかというと、革命前まであった王室の財宝を飾ってあるのだ。<br /> 宝石類は国のものという考えがあるので、王様たちは亡命する際、もっていけなかったのだそうで。<br /> で、中は、きらびやかな装飾品だらけ。<br /> なべの蓋まで、純金で、ルビーやエメラルドやダイヤで装飾されている。<br /> どでかい宝石が飾られたものがいっぱい。<br /> 王冠もふんだんにでかいダイヤなどが使われていて、すげーの一言。<br /> でもね、あまりにもいっぱいあるから、途中からガラス玉にしか見えません(苦笑)<br /> 一番、悪趣味だと思ったのは、地球儀。<br /> 海を大粒のエメラルドで飾り、大陸をルビーで、イランはダイヤで、金ぴかで作っているのだ。<br /> まず、大陸の形とかがわかんないから(^^;<br /> 有名な世界で一番でかいピンクダイヤもみたが、ガラスにしか見えないよ。<br /> 豪華絢爛なのだけれど、洗練さや繊細さはないなと思った。<br /> 台湾の故宮博物院の乾隆帝コレクションのほうが、価値があるんじゃないかと思うよ。<br /> これで、予定されていた観光は終わりだが、今夜のフライトまでは時間があるので、郊外の霊廟を見に行く。<br /> ガイドブックにも載っていないので、どこかわからないけれど(^^;<br /> そこでは、女性はチャドルという一枚布を頭からがばっと被って、体を覆わなければいけない。<br /> 入り口で貸してもらったのは、黒地に白の花柄。<br /> ここでは観光案内できないし、中では男女別の入り口で、中も別のルートがあるらしい。<br /> というわけで、女性は女性だけでレッツゴー。<br /> 中は、全面ガラス張りのきらきらモード。<br /> 当然、中は撮影禁止。<br /> 聖人の墓らしきものはあるが、何がなんだか。<br /> どう歩けばいいのかわからずまごついていたら、現地のおばぁちゃんが、無言で手招きし案内してくれた。<br /> いい人だ。<br /> で、とにかくわからないままに見て回った。<br /> きらきらしていてすごかったし、熱心にお祈りしている人もいたし、床に座り込んで休憩している人もいた。<br /> 出口で、ガイドさんと合流。<br /> 向こう側に行けば、写真取れる場所があるというので、いってみた。<br /> おー、入り口からガラス張りで輝いてるよ。<br /> 写真をとっていると、チャドルがずるずるずれていくし、邪魔。<br /> 格闘していると、通りすがりのお姉ちゃんが、着方を教えてくれた。<br /> 端っこのほうを腕にくぐらせればいいのだそうだ。<br /> で、それで、ガイドさんと合流したら、現地のおばちゃんに、かばんは斜めがけじゃなく、抱えるのがいいと教えてもらった。<br /> なんだか親切。<br /> それでも、まだまだ時間があるので、革命の立役者ホメイニー師の霊廟に行く。<br /> ここは、建設途中で、4つあるミナレットは黄金でできているのだそうだ。<br /> 全部、寄付。<br /> そこで、ホメイニー師の墓を見て、絨毯が敷いてあるだだっぴろい広間で、ぼへーと時間つぶし。<br /> 霊廟だというのに、子供たちがボール蹴って走り回っているよ。<br /> 外では、ピクニックしてるしな(苦笑)<br /> ほどよい時間になったので、空港へ。<br /> ここで、ガイドさんとはお別れ。<br /> 日本に帰ったら、この国は平和でいい国だといってねとお願いされた。<br /> まぁ、アメリカのでせいで、怖いイメージしかないもんなぁ。<br /> イランでは、さよならとは言わず、またね!というのが当たり前らしい。<br /> なので、またね!といって、別れて、出国した。<br /> 暑かったけれど、見所いっぱいで、治安もいいし、ご飯もおいしかったし、何よりイラン人の人懐っこさは面白かった。<br /> アメリカとのいざこざが解消して、落ち着いたら、また行くのもいいかと思った。<br />

イラン

2いいね!

2008/07/07 - 2008/07/14

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26

ひさこ

ひさこさん

1日目〜2日目

 アメリカといろいろやりあっているイランですが、中国でオリンピックをやる今、さすがにアメリカが戦争しかけることはないだろうと思って行くことにした。
 行けるときにいかないといけなくなるんだよねぇ、これが。
 しかし、原油高はどうにかならないのかなぁ、旅費が高くなってたまらん。といっても、ヨーロッパ行くよりは安くついてるんだけどね。
 出発は七夕の夜なので、彦星に会いに行くのだと皆に言ってきた。
 石油王に見初められてみたいもんだ(笑)
 今回は(も?)、団体ツアーで一人参加。総人数は添乗員を入れて9人。私、最年少!
 最高齢は、81歳のおじいちゃんだったかな。みんな、退職して、悠悠自適の人たちだ。
 いいな、年金暮らし。
 飛行機は、5つ星サービスのエミュレーツ航空。産油国だけあって、なんだか豪華。
 そして、機内食がマジで美味いよ。
 映画などは100本以上が自由に見れるんだけど、日本語で見れるのは10本くらいかなぁ。でも、ほかの飛行機会社に比べれはすごいよね。
 フライト時間は10時間で、ドバイ空港に到着。
 1000人に一人、ポルシェがあたる籤があるらしいが、1万円もするので断念。お金ないもん。
 4時間ほどの乗り継ぎ時間をへて、イランの首都テヘランへ。
 3時間弱なのに、軽食が出る。
 到着したのはお昼前くらい。
 イランでは、女性の服装規定には厳しく、顔と手と足以外は隠せということなので、長袖、長ズボン、頭は飛行機の中でスカーフを巻いて、首も隠す。
 うっとおしい。
 我慢しつつ、3ヶ月前に竣工したばかいという新しい国際空港のトイレにいくと、イスラム風の和式。
 トイレットぺーパーはなく、ケツを洗うホースがあるだけ。
 みなさん、どうしてるんだ???
 ティシュは常に携帯しているので、問題はないけどさ、国際空港なら、洋式トイレも作ろうぜ。
 で、テヘラン観光となるわけだが、この町の高低差は1000mあるらしい。
 どれだけ傾斜きついの????(^^;
 まぁ、坂は多いけどね。
 夕方には、バラで有名なシラーズにフライトなので、観光は一箇所だけ。
 革命前(30〜40年くらい前?)まで使われていた王宮などがあるところへといく。
 時間がちょうどお昼なので、ランチタイムなわけだが、食いっぱなしで気分悪いよ。
 山の中腹にある、緑豊かなオープンテラスの店で、鱒料理。
 海の魚はないみたいだな。
 油であげて、香ばしかったが、半分ほど食べてダウン。
 腹が苦しくて、ぼけーとしていたら、イラクから来ている黒いベールの女性集団に声を掛けられる。
 日本人が珍しいのか、私たちを囲んで写真取り捲り。
 話を聞くと、イラクの大臣のご一行らしい。
 えらい人・・・・なのかなぁ?
 そうこうしているうちに、デザートでプリン。
 別腹ですよ、完食ですよ、おいしかったですよ。
 食べ終わって、宮殿を見に行く。
 緑色の外観で、ずばりグリーンパレス。
 大きさは、部屋は広いけれど、7LDDKの2階建てって感じ。
 わりあい小さいけれど、中は豪華なシャンデリアやガラス張りの部屋、でかいペルシャじゅうたんなど、ふんだんに金をかけている内装であった。
 それにしても寝室が全面鏡張り(細かいガラス細工の壁)で、じかに布団しいて寝てたっていうんだから、王様も変な人だったんだなぁ。
 ここが終わると、次は、ホワイトパレス。
 言わずもがな、まっしろな宮殿で、大きさは先ほどのものと同じ。
 内装は落ち着いていて、でも豪華。
 3番目の后のためにどうたらこうたらって、ガイドが言ってたかな。
 イランでは、4人まで嫁をもらうことができるけど、2人以降は、すでに嫁になっている人の許可がないといけないので、たいていは一人で終わるらしい。
 観光を終えて国内線の空港へと向かう。
 途中、スーパーによったけれど、すべてアラビア文字。現地の数字で書かれているので、価格がわからない。
 たとえていうなら、欧米の人に、難しいほうの漢数字で書いた値札を読めというものだ。
 わかるか、ぼけー。
 事前に言ってくれれば、ガイドブックもって、どうにかするのにバスにおいてきたじゃんかよう。
 でも、何か買わないと出れなさそうなので、干しイチジクを買って出た。
 3万5000リアル(350円くらい)って、安いのかなぁ。
 ちなみに、イランはインフレ真っ盛りなので、ものの値段が万単位。
 水500mlは3000リアル(30円)、食事なんかは、数百万リアルくらい(500〜600円)
 とりえず、現地ガイドに言われるまま、20ドル分をリアルに変えたけれど、残りそう・・・・。
 3ヶ月前まで国際線空港だった国内線空港にて晩御飯。
 昼飯食ってから3時間くらいしかたってないよ(^^;
 内容は、ケバブ。添えてあるのは、長細い米。
 おいしかった。
 そして、1時間ほどのフライトなのに、軽食が出てくるし・・・・。
 くえないちゅうねーん。
 国際線の飛行機の中で、あまり眠れなかったので、やたら眠い。
 ホテルに着いたら、ぱたんQとねた。 


3日目

 シラーズはバラが美しい町として有名で、イランではバラ水が日常的に使われている。
 お風呂に入れたり、化粧水とか、香り水的な感じでかな。
 残念ながら、見ごろは5月から6月半ばであるが。
 早めに目がさめたので、ホテルの外を散歩しようと思ったが、出口わからず。
 昨日の夜は、駐車場から入ったからなぁ。
 しかたなく、集合時間までだらだらした。
 午前中の観光は、イスラムのモスク、マスジュデ・バキュール。
 青っぽいタイルが鮮やかなきれいな門で、中に入ると池のある中庭を取り囲んで、お祈りの部屋などがある。
 17世紀のもので、ステンドグラスから差し込む光がきれいな部屋は、感動的だった。
 次は、イスラム世界では、とても有名な詩人サアディーの霊廟を見に行く。
 ガイドさんは、イスラム世界を第3世界と呼んでいたが、第1世界、第2世界は何なんだろうな。
 少し郊外に出ただけで、景色は岩山に変わる。
 イランの国土は広く、山もあれば、海辺の緑豊かな場所、岩が転がる荒野、砂漠などいろいろな場所がある。
 砂漠のイメージだけど、それはごく一部らしい。
 サアディーの霊廟は綺麗に整えられた庭園の奥にあった。
 まぁ、どうでもいい。
 そこには、地下があり、ガナード(カナード?)の一部が見れた。
 池みたいになっていて、鱒を飼っていた。大きくなったら、食うんだそうだ。
 地上にある池では、いろんな国のコインが落ちていた。
 入れたがるものなのか???
 そして、ようやくバラ園で有名なエラムガーデンへ。
 王様の別荘だったところを革命後、シラーズ大学の植物専門部門の管理下にして、公開しているのだ。
 緑豊かで、噴水もあって、よいところである。
 戒律が厳しいはずなのに、手をつないでデートしている現地人カップルもいた。
 だいぶ緩くなっているらしい。時代かな。
 バラ園のバラは大半がしおれていたり、枯れていたりしたけれど、一部はまだ元気に咲いているのもあって、なかなかきれいだった。
 最盛期は、かなり見ごたえがあっただろうね。
 それにしても、日なたは暑い。
 40度くらいらしいけど、まぁ、湿気がないので、日本の暑さよりマシなような気がする。
 でも、このスカーフ、暑すぎorz
 ホテルの部屋以外では、脱いではいけないので、かなり辛い。
 そして午前中最後の観光は、バザール。
 東西に長い一本道のバザールで、活気があってすごかった。
 奥に行くと、お土産にいい雑貨を売っている一角があり、そこでフリータイム。
 電卓を持ち出し、片言英語をしゃべりながら値段交渉。
 リアルだと桁が多くて、英語でいわれてもちんぷんかんぷんなんだよね。
 だいたい希望の値段どおりになったので、買う。
 時間が余ったので、ちかくのソフトクリーム屋に行く。。
 値段と注文方法がわからなかったので、とりあえず2万リアル札を出して、店員にソフトクリームを指差し、札を見せる。
 ちゃんとおつりもくれたけど、渡されたのはチョコミックス。
 バニラがよかったが、まぁ、贅沢は言うまい。
 独特の味がしたが、不味くはなかった。
 ぼられているような気もするが、4000リアル(40円)だから、まぁいいか。
 集合場所の手前で、ガイドを囲んでほかの人たちがたむろっていたので、何かと思えば、メロンという砂糖で煮詰めたような何かを試食していた。
 駄菓子でいう、箸にねばっこいゼリーみたいな、飴みたいなものがついていて、オブラートで包まれているやつっぽい味がした。
 私はいまいちだが、老人たちにはおおいに受けたらしく、こぞって買い込んでいた。、
 1ドルだったせいもあるのかな。
 そして、昼食。
 チキンケバブであっさりしておいしかった。
 午後からの観光は、世界遺産であるペルセポリスへ。
 アレキサンダー大王が攻め入った町でもあるらしい。(たぶん、そうだったように思う)
 正式名称は、タフテジャムシードというらしい。ペルセポリスは、ペルシャのポリス(町)という意味らしい。
 ここは、ヨルダンのぺトラ、シリアのパルミラとならんで、中東の3Pといわれる。
 がっかり観光地とも言われているらしい(笑)
 紀元前5世紀くらいの町なので、3Pの中では新しいほうかな。
 シラーズからここへは車で1時間程度。
 途中で、歴代の王様の墓であるナグシェ・ロスタムによる。
 岩肌に彫刻をして、穴をあけて、風葬(鳥葬)にした遺体を入れた場所である。
 昔の交易路にそって作られてたそうな。
 雨が降らず乾燥しているので、当時のままのレリーフが残っている。
 とはいっても、当時は緑もあり、水も豊富だったようだが・・・・。
 一番古いのは、紀元前6世紀〜紀元前5世紀くらいのもの。
 次は、レリーフが3つほどあるナグシェ・ラジャブへ。
 まぁ、どうでもいい。遊牧民が悪さしたから崩れてるし。
 今は、柵を設けて、泥棒対策と遊牧民対策しているようだ。
 そこから5分ほどでペルセポリス到着。
 でけーすげー。
 がっかり遺跡というけれど、紀元前5世紀から、そのまんまのものってすごいと思うよ。
 崩れているとはいえ。
 4時くらいだけど、日差しはきつい。
 けど、がんばるし!
 中は12万ヘクタールで、東京ドーム何個分???
 とにかく広いので、全部の説明を聞いて回るのに2時間と少し。
 イランは怖い国と思われがちで、観光客が少なく、すいすい見れるのが良い感じだ。
 有名なクセルクセス門は、壊れているけれど、その大きさなどから当時のすごさがわかるし、当時から崩れずにたっている柱は壮観だ。
 像が崩れているのは、偶像崇拝を嫌うイスラム人に壊されたかららしい。ひどいね。
 壁のレリーフもくっきりきれいに見れるし、すごい。
 丘(岩山?)の上には、遺跡を見下ろすように、2つの墓が見える。
 フリータイム30分で、その丘の上に登る。
 傾斜、きつ!!
 でも、登った甲斐があって、見晴らし最高!
 夕日に照らされたペルセポリスはロマンだ(笑)
 そこで、携帯カメラを構えながら黄昏がれているイラン青年に声をかけ、記念写真をとってもらう。
 ふふふふ。
 集合時間まで時間がないので、走る、走る。
 明日の朝も1時間のフリータイムがあるので、もうひとつの墓のほうに行ってやるもんね!
 今日の宿は、コテージ風の3つ星ホテル。
 バスタブないのはいいとして、トイレとの仕切りがカーテンだけって、下、びちょびちょになりません???
 備え付けのサンダルあるけどさ、なんかいやだなぁ。
 夕食は、ホテルで、ほうれん草の野菜煮込みシチューを食べる。
 いまいち。
 見た目が緑のどろどろしたものだからかもしれない。
 明日も気合入れてがんばらないといけないので、早々に寝る。


4日目

 9時間ぐらい寝たかなぁ。ぐっすりだ。
 シャワーを浴びて、荷物詰め。
 毎回、ホテルが変わるから、面倒なんだよね。
 午前中の観光は、ペルセポリスで1時間フリータイム。
 めいっぱい、時間を使うためにがんばって急ぐ。
 昨日登った墓までいって、朝日を浴びた遺跡を見下ろす。
 ほかのツアー客で、足に自信がある人は上っていたけれど、足腰弱い老夫婦たちはフリータイムは要らぬとばかりに休憩していた。
 で、昨日、いけなかったもうひとつの墓へとレッツゴー。
 同じツアーの人と一緒に向かう。
 ひーひーいいながら、岩だらけの斜面を歩き、途中、井戸だったところを発見。
 2000年も経つと、気候とか変わるもんだねぇ。
 ようやく2つめの墓に到着。
 町からは少し離れたところになるので、景観が変わるけど、見晴らしはいい。
 あまり観光客が訪れないようで、説明文はペルシャ語のみだった。
 誰の墓か、さっぱりだ。
 レリーフはきれいだった。
 昔は国教だったゾロアスター教の神様と王様が描かれていた。
 で、時間ぎりぎりなので、がんばって集合場所へ。
 なんか、全部見た!って達成感がいいよねぇ。
 所々は修復されているけど、ほとんど当時のままだから、価値があるんだと思うよ。
 バスに戻って、首に巻いたスカーフを緩め、頭にスカーフを被せただけ状態にして、涼をとる。
 これがなければ、いいのになぁ。
 といっても、人目がなかったので、スカーフ半分脱いだ状態で墓まで上っていったけどねー。
 あとで調べると、アケメネス朝時代の王様の墓らしい。
 まぁ、そんなことはどうでもいい。(いいのかよ(^^;)
 次は、1時間ほどバスに揺られて、パサルガダエという遺跡へ。
 遺跡というよりは、のっぱらに、崩れた石が点在しているだけで、いまいち。
 広いだけがとりえか?って感じ。
 ここは、ペルセポリスより昔の都・・・かな。紀元前5世紀半ばのもの。
 とりあえず、ちゃんと残っているのは、キュロス大王の墓くらい。
 ピラミッド型なのだが、イメージは高床式倉庫。
 それにしても、大王といわれると、カメハメハの歌のカメハメハ大王のイメージで、威厳を感じないなぁ。
 この墓は、攻め込んできたアレキサンダー大王に墓を暴かれそうになったが、それを予測していたため、ここには宝は入ってないよという碑文をのこしていたらしい。
 ので、アレキサンダー大王はそれを信じて暴かなかったけど、死んだ後、将軍の一人が開けてみたそうな。
 何もなかったそうだ。
 で、遺体は現在、どこにも見当たらないから、腹いせにどっかに捨てられちゃったのかもしれないねぇ。
 これで午前の観光は終わって、次はゾロアスター教の聖地があるヤズドへ向かう。
 バスで4時間半ほど。
 途中でご飯を食べて、岩だらけの砂漠をひた走る。
 ヤズドは典型的なオアシス都市として栄え、3000年前から町は存在し、シルクロードの重要な拠点であったらしい。
 なので、アレキサンダー大王もきたし、マルコポーロも立ち寄ったとか。
 地平線まで岩だらけの荒野を見ながら、ようやくヤズド到着。
 砂漠の町だけあって、あつい!!
 湿気がないだけましだけど、じりじり焼かれる気分。
 40度くらいかなぁ。
 まずは、金曜の寺院と呼ばれるモスクへ。
 昔は、イランで一番高い建物だったといわれるミナレット(塔)があった。
 青いタイルが鮮やか。
 イランは、世界ではマイナーなシーア派が多く、その人たちは、お祈りするときに前に小さな石を置いて、それに頭をつけるらしい。
 土から生まれ、土に変に還るという教えなのかな。
 次は、15世紀に作られた、わりと新しい建物を遠くから写真撮影。
 バザールとモスクの複合施設であるらしいが、時間がないので観光せず。
 入って見学したのは、ゾロアスター教寺院で、1500年前から燃え続けている炎を見た。
 胡桃や杏(だったかな?)の薪がよく燃えていいのだとか。
 一番古くから燃えているのは、3000年前のものなんだそうだ。
 まぁ、異教徒には見せてもらえないんだろうがね。
 最後に、ゾロアスター教の聖地、沈黙の塔へ。
 2つの隣り合った岩山の上に、丸い大きな低めの塔があって、つい50年前まで、そこで風葬(鳥葬)を行っていたのだそうだ。
 今は、衛生的な問題と町の拡大で、禁止されて土葬になっている。
 ふもとには、通夜のときに使う建物があって、全部、日干し煉瓦。
 炎を神聖視する宗教なので、火を使ってはいけないのだそうだ。
 それにしても、5時過ぎたら涼しいなぁ。
 せっかく来たので、低い方(女性用)の塔へと登る。
 足場の悪い急斜面をガイドと一緒に登る。
 景色はよかったが、塔の中は床に丸い穴が開いているだけ。
 同心円状に遺体を裸で並べ、鳥に食べてもらっていたらしい。
 で、骨だけになったら、真ん中の穴にいれて、そこがいっぱいになったら、溶液を入れて溶かすか何かしたそうだ。
 で、のんびりふもとに下りていって、1時間ほど。
 下で待っていた、50代のおばちゃんが、聞いてー!と叫んだ。
 どうやら、フリータイムのこの時間に、下の遺跡(?)を見ていたら、少年2人に暗がりに引っ張り込まれそうになったんだとか。
 お尻触られたりしたので、暴れて逃げたそうだ。
 そのおばちゃん、ガイドが何も言わないのをいいことに、給食のおばさんのようにスカーフを三角巾被りして、耳も首も晒していたのが災いしたのだろう。
 きっと、普段、イラン女性では見られない姿にムラムラきたにちがいない(笑)
 イスラム世界で、女一人は、やっぱ危険だな、うん。
 今日は、とにかく歩いて歩いて疲れた。
 ホテルは5つ星で、出来立てほやほやでぴかぴかだった。
 シーズンオフだからかな、いいホテルだ。
 ヤズドは蚊がいるようで、窓は開けないでねと注意書きがあった(英語でね)
 ここのホテルには売店があったので、ペルシャじゅうたんを見てみた。
 玄関マットくらいの一部シルク製で、1枚60ドル。負けてもらって55ドル。
 ん〜、玄関マットで6000円かぁ、高いなぁ。
 まぁ、相場がわかったから、バザールででも、気に入ったものを買ってみようかな。
 全部ウールで、5000円っていってたから、それくらいなら、お土産で帰るかな。
 部屋は広いバスタブつきなので、バラの入浴剤を入れて、のんびり浸かった。
 極楽極楽。
 

5日目

 のんびり朝風呂に浸かって、朝食でスイカを食べて8時に出発。
 ここから、4時間ほどかけて、イステファンという街へとむかう。
 ここは、ペルシャ黄金時代の中心地だったようで、世界の半分はここにある!と豪語していたとか。
 世界の中心、宇宙の中心とみてきたが、世界の半分は初めてだな。
 もう半分はどこだろう。
 それにしても移動時間、暇だ。
 CNNニュースで、イランがミサイルどうたら言ってたようだが、撃ったのかな。
 昼頃にようやく到着。
 なんだか有名らしいシェラザードレストランへ行く。
 やっぱりケバブ。
 山羊と鱒だったなぁ。
 食後はチャイ(紅茶)で、砂糖と一緒に鼈甲飴みたいなのもきた。
 イランでは、チャイをよく飲む。しかもストレートで。
 砂糖は入れるんじゃなくて、齧るんだそうで。そうすると、砂糖の量が少なくてすむんだって。
 コーヒーはあまり飲まないらしい。
 有名な店なのは本当らしく、いろんな国の人や現地人も子供づれできたりしてて、見てて面白かった。
 食べ終わったあとは、増築を重ねているマスジャデ・ジャーメへ。
 8世紀から16世紀くらいまで、拡張を重ねていて、ここでは世界で一番美しい漆喰のレリーフがあった。
 イランイラク戦争のとき、ミサイルが一発、飛び込んできて、一部壊れた場所もあったとか。
 ここも、青のモザイクがきれいな場所だった。
 そばに小さなバザールがあったので、少しだけフリータイム。
 バザールが大嫌いという老夫婦は入り口で休憩。
 こういうのが旅の醍醐味だと思うんだけどね。
 お上品な旅がしたいのだろうか。
 そこでも、ソフトクリーム屋を発見したので、バナナミックスを買う。
 2500リアル(25円)。シラーズではぼられていたのだろうか、やっぱり・・・・。
 次は、17世紀に建てられたチェヘルソトゥン宮殿へ。
 宮殿の入り口がガラス張りできんきらきらきら。
 こういうのすきねぇ、イラン人。
 見学が終わって、集合場所で待っていたら、現地人に話し掛けられる。
 やたら話し掛けられ、きゃあきゃあいいながら、一緒に記念写真をとられる。
 日本人が珍しいらしい。
 まるで、アイドル(笑)
 で、このあと、敷地内にあるチャイハネ(喫茶店)で、休憩。
 やっぱり日本人は珍しいのか、チラチラ見られ、写真とってもいいですかと言われる。
 人気者だぜ(笑)
 話を聞いてみると、チャイニーズやコーリャンは嫌いなんだとか。
 マナーが悪いからか、愛想がないからか。
 次は、絨毯屋さんに連れて行かれる。
 ハンドメイドで、自然素材で染めているとのこと。
 ここで買って、日本で売れば2〜3倍の値段で売れるらしい。
 使えば使うほど、骨董的価値もつき、絨毯を作る人間も少なくなっているから、価値はあがると説明される。
 御託はいいんだけどなぁ。
 玄関マットくらいの大きさの値段を聞いてみる。
 20万円ですってよ、奥さん!?
 絶句です。
 あまり凝ってないデザインでも、10万円。
 論外です。
 でも、バザールが嫌いな老夫婦などは、買っていた。
 人種が違うんだな、うん。
 高すぎるので、目の保養と手触りを楽しんでいたら、店員の兄ちゃんが買わないの?と聞いてくる。
 お金ないの、といえば、僕、お金あるよ、どう?なんてナンパしてくる。
 絨毯1枚のために、イランに嫁にくる気はないぞ(苦笑)
 そこを出て、今度は、町の真ん中を流れる川にかかるハジュ橋を見に行く。
 16世紀のベージュ色の2階建ての石橋だ。
 昔、王様は橋の真ん中で宴会を開いていたらしく、小さなテラスがあって、きれいな橋だが、残念ながら写真だけで終わる。
 渡らせろよな、もう。
 今日のホテルは4つ星ホテル。
 夕食まで時間があったので、この近くのもうひとつの石橋、スィーオセ橋を見に行く。
 ツアーで一緒の人と2人でいったのだが、やっぱり日本人は珍しく、声をかけられる。
 この端は、アーチが33ある2階建てで、これもなかなか風情があってきれいだった。
 せっかくなので、橋を渡ってみることにした。
 やっぱり日本人は珍しく、ハローと声をかけてくる。
 青年が、一緒に写真とって、言ってきたので、並んで写真をとろうとしたら、肩に腕をまわされた。
 まぁ、ケツ触らんだけ、我慢してやろう。
 そのあと、結婚してるの?とか声かけてくるので、一緒にいたおばちゃんが結婚しているといって、指輪を見せ、バイバイと言ったら、去っていった。
 その話をガイドさんにしたら、それで去ってくれてよかったねと言われた。
 イラン人の男性は、出会いの場が少ないらしく、ナンパはしつこいらしい。
 そんなに女に相手にされたいんかい(笑)
 で、夕食は、ご飯の中にお肉を入れた炊き込み風。
 サフランライスの上に、赤い小さな実を散らすので、まるでケーキのように見える。
 私の口にはいまいちだった。
 夕食後、スィーオセ橋のライトアップをみんなで見に行くというので、一緒に行く。
 暗いせいか、あまり声はかけられなかったが、地元でも観光名所らしく、人手は多かった。
 まぁ、はっきりいって、昼間のほうがきれいだな、うん。
 部屋はバスタブが小さく、浸かれかったので、ちょっと不満であった。



6日目

 朝、出発まで時間があったので、2〜3km先のハジュ橋まで行くことにする。
 昨日、満足に見れなかったのと、その途中にある石橋も見たいからだ。
 人通りは少なかったので、一人出歩いていても声をかけられることはなく、快適にずんずん歩いていく。
 川沿いにいくが、川は水量が少なく、淀んでいた。
 今年の夏が暑いのか、温暖化の成果、例年より水嵩は低いらしい。
 それでも、イラン人にとっては、憩いの場。
 ハジュ橋までにある、素朴な石橋は、チュービー橋といって、ハジュ橋と同じ時代のもの。
 1階建てのシンプルな石橋である。
 そこから、30分ほど歩いて、ハジュ橋へ。
 もしかして、2〜3kmと思ってたけど、5kmくらいあった???
 この橋は夏は王様の宴の場だったというだけあって、橋の両側の壁の内側に、モザイクがあってきれいだった。
 真ん中のテラスの天井の赤っぽいタイルで装飾されていて綺麗だった。
 この橋の北側には、跨るとすぐに結婚できるというライオン像がある。
 どうみても、牛っぽいが(苦笑)
 そこには、結婚願望があるのか、中年親父がどどんと胡座をかいて座っていた。
 橋は2階建てなので、川面に近い1階部分では、子供たちが水遊びしていた。
 まだ、朝ですが・・・・。
 で、時間がやばいので早々にホテルに戻れば、集合時間ぎりぎり。
 以外に遠かったな。
 で、午後の観光、一発目は郊外にある、揺れるミナレット。
 途中、遠めに、岩山の上にあるゾロアスター教の日干し煉瓦製の神殿をみつつ、1時間ほどで到着。
 ここは、誰かのお墓らしいが、ちゃんとガイドの話を聴いてなかったのでよくわかんない。
 目玉は、ここのミナレットで、二本あるうちの片方によじ登って、揺らせば。もう片方もシンクロして勝手にゆれるんだそうだ。
 1時間に1回のシュータイム(?)なので、それまで中で待っていると、学生集団や家族連れに、日本人だとばれる。
 きゃあきゃあいわれ、現地語で話し掛けられ、よくわからないけれど、やっぱり撮影大会が始まった。
 きれいなバラが咲いているところがあったので、わざわざ、そこに連れて行かれて、みんなと一緒に写真をぱちり。
 トイレに行く暇もないわと、一緒のツアーの人が苦笑していた。
 そうこうしているうちに、時間がきて、係りの人が、ほっそい塔に上る。
 で、かくかく揺らし始めるが、よくわからない。
 じーっと注意深く見れば、揺れているのが分かったそうだが、角度が悪かったのかわからなかった。
 まぁ、別にいいけど。
 で、また女子高生集団に囲まれそうになったので、退却。
 今は、夏休みだから、観光している人が多いらしい。
 次は、ラクダの骨に精密画を描く店に連れて行かれる。
 2cm片で、5千円からって言われたら、興味も失せる。
 そんなお金があったら、次の旅行につぎ込むっての。
 金持ちっぽい老夫婦は喜んで買っていた。
 歩くのしんどいとか、料理の量が多くて食べられないとか、独特の味がしていやだとか文句が多い割りに、こういう買い物は元気で意欲的だなぁ。
 買い物するなら、別の国ですればいいのに。
 次は、イランでは珍しいキリスト教の教会へ。
 イスラム教徒がほとんどだが、ほかの宗教の人たちもいるにはいて、仲良くしているのだそうだ。
 シーア派は温厚なんだと。
 16世紀に建てられたヴァンク教会は、アルメニア系といわれ、独特なのだそうだ。
 やっぱり、黄金装飾の派手な壁画の教会だった。
 隣には、博物館が併設されていて、そこには世界最小の本(0.7g)があり、髪の毛に祈りの言葉を書いたものだとかいろいろあった。
 それから、オスマントルコの虐殺も展示されていて、生首を杭に刺されてさらされていたり、棚に並べていたり、首吊りを見世物みたいにしていたりする写真があった。
 宗教戦争は怖いよなぁ。
 異教徒は悪魔の手先だから、どんな酷いことしてもいいって考えてるんだもん。
 で、昼食を食べて、いったん、ホテルに戻って休憩。
 夏場は、13時〜15時までは、シェスタで店も観光地も休みなんだそうだ。
 それに、今日は深夜にテヘランに移動だから、ジジババたちをねぎらってのことでもあるらしい。
 どっか、見に行こうかと思ったけれど、行って戻ってくるのは微妙な感じだったので、おとなしくシャワーを浴びてだらだら。
 15時になって、観光再開。
 世界の半分イマーム広場である。
 世界3大広場であり、その中でもダントツで美しい広場である。
 ほかは、天安門と赤の広場であるらしい。
 ここは、真ん中に四角い池があり、それを取り囲むように宮殿やモスクなどがあって、四角い広場になっている。
 まずはアリカプ宮殿の見学。
 16世紀に建てられた7階建ての高層建築。
 残念ながら、最上階の音楽堂は修復中で非公開。
 すっごく素晴らしい部屋だと聞いていたのに、残念だ。
 ここはベージュ系のモザイクがきれいで、上に上る階段も黄色いタイルで装飾されていた。
 3階の広いバルコニーには、真ん中に池があって、そこから眺める広場に眺めは壮観だ。
 青いモザイクの屋根が美しいモスクが印象的。
 遠くには、旅人たちが目印にしたというマスジュデ・アーリー塔が見えた。
 次は宮殿を出て、真ん中の池を一周する馬車にのって遊覧。
 どう見ても2人乗りなのに、3人で乗れという。
 しかたなしに、私が後ろ向きで座ったが、なかなかスリリングだ。
 で、これが終わると、次は王族専用のモスクへ。
 青いモザイクで飾られた入り口に目を見張り、中に入っても、鮮やかで精密な柄のモザイクの廊下が続く。
 奥は7階建てに匹敵するドームがあり、その天井までも鮮やかな青のモザイクで飾られている。
 フラッシュ禁止なので、きれいに写真が取れなくて残念だ。
 この地下は、王族の女性専用のお祈り場があったらしい。
 飾り窓から差し込む光がタイルを反射してて、綺麗だった。
 そして、今度は民衆のためのモスクへ。
 ここも青いタイルで装飾されていて、中に入ると広い中庭が出迎えてくれる。
 ただ、中庭には暑さよけのテントが張られていて、壮麗な景色が台無しである。
 広場を囲むように礼拝堂が四方に建ち、一番でかいのは7階建てくらいかぁ。
 そこは、よく反響するように作られていて、真ん中に立って、お札をはじけば、ものすごくはっきりと離れたところにいる人にも聞こえる。
 すげー。
 壁の買う度やらなにやら計算し尽くされた結果らしい。
 そこで、ガイドさんが2曲ほど、現地の歌を披露してくれた。
 拍手。
 それにしても、暑い。
 水を飲もうと思ったら、ミネラルウォーターが空。
 しかたがないので、水のみ場で水を補充。
 イランの水は主に地下水で、日本の水よりおいしいのが自慢。
 うん、でも、水道水な感じの味がするんですけど、気のせい?
 もしくは、軟水硬水の違いの味かな。
 写真をとるフリータイムが終わると、更紗の店に連れて行かれた。
 ハンドメイドで、自然素材の着色でうんぬんかんぬん。
 いくらかろいえば、1m四方の布で、40〜60ドル。
 う〜ん、買えなくはないけど、なんに使おうかなぁ。
 ベッドカバーにもなるとかいって大きいのも見せてくれるが、うち、ベッドじゃないしなぁ。
 金持ちっぽい老夫婦が値切って買おうとしていた。
 ほんと、買い物だと元気だな。
 買うものがないので、買わないで店を出た。
 そこから1時間ほどフリータイムとなったので、お土産屋を見て回る。
 布製品、エナメル細工、タイルなどなど、いろいろある。
 気になった柄の更紗があるので、値段を聞いてみたら、1m四方の布で4ドル。
 はぁ!?
 さっきの店の10分の1ですが!?
 思わず買ってしまった(笑)
 ケミカル製(大量生産品)らしいが、こういうのでいいんだよ。
 高級なもの勝手も仕方ないじゃん。
 あとはタイル屋を除く。
 10cmのものが、2ドル〜8ドル。
 なかなか綺麗だったが、使い道がないので買わなかった。
 同じツアーの人たちが欲しがっていたので、通訳して電卓を使って、値段を確かめてあげた。
 なんか10年ぶりくらいにマイ電卓が活躍しているぜ。
 あっという間にフリータイム終了。
 夕食は、イラン風の店でということになった。
 一段高くなったところにじゅうたんを敷き、そこにじかで座って、食べ物も床において食べる方式。
 ピクニックな感じである。
 そこで、メルヤーニだったかな、ナンにヤギのハンバーグを挟んだものがメイン料理であった。
 勝手にサラダを入れて、丸めて、トルコケバブ風にして食べた。
 おいしかった。
 そして、日が暮れて、イマーム広場はしょぼいライトアップ。
 で、広場には、なぜかピクニックにきている現地人たち。
 さすがに暗くても人が多くて、すぐに日本人とばればれ。
 いろんな人に声をかけられる。
 イラクから観光にきた家族がいて、バグダッドからきたというので、危険な町じゃん!っていったら、今は安全だよといわれました。
 まぁ、のほほんと観光にきてるからねぇ。
 とにかくイラン人は人懐こく、幼稚園児くらいの女の子が、アリガトと叫びながら、日本人ツアー客に抱きつきまくっていた。
 異国の人に大興奮らしい。
 めちゃめちゃ親日家ですなぁ、うざいくらいに。
 ようやく出発になって、バスのところまで行けば、渋滞。
 土曜の夜なので、ピクニックにくるため、車を路駐しているのいが原因。
 のろのろとバスは移動して、空港へと向かう。
 テヘランまで1時間のフライト。
 ホテル到着は、深夜2時。
 眠すぎる!!
 とにかく風呂だけは入って寝た。


7日目〜最終日

 イラン最終日。
 あんまり寝てないのと、空気が乾燥しているせいで、喉が痛い。
 首都テヘランには遺跡はないので、博物館めぐり。
 国内最大の考古学博物館は、存外に狭い。
 けれど、収蔵物は紀元前6000年〜のものがある。
 ざすがメソポタミア文明。
 ハムラビ法典(目には目をのやつ)のレプリカがあった。
 本物はルーブルにあるとかいてあったが、んなのあったかなぁ。記憶にないな。
 ペルセポリスにあった王の謁見のレリーフなど、すごいものがいっぱい。
 16世紀ごろの塩漬けミイラいた。
 37歳175cmB型だそうだ。何のために展示しているのかまでは解読できなかった。
 英語、勉強しなくちゃだめだよな、ほんと。
 次は、ガラス博物館。
 もともと王族のお姫様の家だったらしく、建物自体も素敵。
 中は古い時代のものから現在のものまで展示していて、中には、奈良の正倉院にある瑠璃杯(?)と同じものがあった。
 つまり、大量生産品だったわけか、あれも。
 一角には、涙壷が飾られていて、夫が戦争に言ってたりする間、これだけ泣いたのよって示すものらしい。
 花瓶サイズのものもあって、どれだけ泣きくれてんだって感じだ。
 まぁ、水入れても気づかないかもしれないが。
 そして、最後のイラン料理。
 イラン民族風レストランで、壷シチューっぽいのを食べる。
 アブグシュト(シチュー)っていったかなぁ。チャイハネ限定の料理らしい。
 筒型の陶器に、シチューが入っていて、まずはスープだけを器に入れて、具は専用すり棒でぐちょぐちょにして食べるんだそうな。
 ぐちょぐちょにしなくてもいいけど。
 トマト味で、ものすごくいろんなエキスが溶け込んでいてうまかった。
 何をちぎって浮かべて食べるんだそうだ。
 具はやぎの肉に豆に、じゃがいもに・・・といろいろ。
 これもおいしかった。
 うまうま。
 で、午後は国立銀行の地下にある宝物館へ。
 セキュリティが厳しくて、手荷物禁止、ボディチェックあり、X線検査あり。
 中はなにかというと、革命前まであった王室の財宝を飾ってあるのだ。
 宝石類は国のものという考えがあるので、王様たちは亡命する際、もっていけなかったのだそうで。
 で、中は、きらびやかな装飾品だらけ。
 なべの蓋まで、純金で、ルビーやエメラルドやダイヤで装飾されている。
 どでかい宝石が飾られたものがいっぱい。
 王冠もふんだんにでかいダイヤなどが使われていて、すげーの一言。
 でもね、あまりにもいっぱいあるから、途中からガラス玉にしか見えません(苦笑)
 一番、悪趣味だと思ったのは、地球儀。
 海を大粒のエメラルドで飾り、大陸をルビーで、イランはダイヤで、金ぴかで作っているのだ。
 まず、大陸の形とかがわかんないから(^^;
 有名な世界で一番でかいピンクダイヤもみたが、ガラスにしか見えないよ。
 豪華絢爛なのだけれど、洗練さや繊細さはないなと思った。
 台湾の故宮博物院の乾隆帝コレクションのほうが、価値があるんじゃないかと思うよ。
 これで、予定されていた観光は終わりだが、今夜のフライトまでは時間があるので、郊外の霊廟を見に行く。
 ガイドブックにも載っていないので、どこかわからないけれど(^^;
 そこでは、女性はチャドルという一枚布を頭からがばっと被って、体を覆わなければいけない。
 入り口で貸してもらったのは、黒地に白の花柄。
 ここでは観光案内できないし、中では男女別の入り口で、中も別のルートがあるらしい。
 というわけで、女性は女性だけでレッツゴー。
 中は、全面ガラス張りのきらきらモード。
 当然、中は撮影禁止。
 聖人の墓らしきものはあるが、何がなんだか。
 どう歩けばいいのかわからずまごついていたら、現地のおばぁちゃんが、無言で手招きし案内してくれた。
 いい人だ。
 で、とにかくわからないままに見て回った。
 きらきらしていてすごかったし、熱心にお祈りしている人もいたし、床に座り込んで休憩している人もいた。
 出口で、ガイドさんと合流。
 向こう側に行けば、写真取れる場所があるというので、いってみた。
 おー、入り口からガラス張りで輝いてるよ。
 写真をとっていると、チャドルがずるずるずれていくし、邪魔。
 格闘していると、通りすがりのお姉ちゃんが、着方を教えてくれた。
 端っこのほうを腕にくぐらせればいいのだそうだ。
 で、それで、ガイドさんと合流したら、現地のおばちゃんに、かばんは斜めがけじゃなく、抱えるのがいいと教えてもらった。
 なんだか親切。
 それでも、まだまだ時間があるので、革命の立役者ホメイニー師の霊廟に行く。
 ここは、建設途中で、4つあるミナレットは黄金でできているのだそうだ。
 全部、寄付。
 そこで、ホメイニー師の墓を見て、絨毯が敷いてあるだだっぴろい広間で、ぼへーと時間つぶし。
 霊廟だというのに、子供たちがボール蹴って走り回っているよ。
 外では、ピクニックしてるしな(苦笑)
 ほどよい時間になったので、空港へ。
 ここで、ガイドさんとはお別れ。
 日本に帰ったら、この国は平和でいい国だといってねとお願いされた。
 まぁ、アメリカのでせいで、怖いイメージしかないもんなぁ。
 イランでは、さよならとは言わず、またね!というのが当たり前らしい。
 なので、またね!といって、別れて、出国した。
 暑かったけれど、見所いっぱいで、治安もいいし、ご飯もおいしかったし、何よりイラン人の人懐っこさは面白かった。
 アメリカとのいざこざが解消して、落ち着いたら、また行くのもいいかと思った。

  • テヘランにあるグリーンパレスと呼ばれる王宮。

    テヘランにあるグリーンパレスと呼ばれる王宮。

  • ガラス張りの部屋

    ガラス張りの部屋

  • エラムガーデン

    エラムガーデン

  • シラーズのバラ。

    シラーズのバラ。

  • シラーズのモスク

    シラーズのモスク

  • 世界で一番きれいな(?)漆喰でできたレリーフ

    世界で一番きれいな(?)漆喰でできたレリーフ

  • 今から2000年前のレリーフ。

    今から2000年前のレリーフ。

  • 世界の半分といわれた、イマーム広場

    世界の半分といわれた、イマーム広場

  • 庶民用のモスク

    庶民用のモスク

  • 王様専用のモスク

    王様専用のモスク

  • アリカプ宮殿の階段

    アリカプ宮殿の階段

  • 15世紀ごろの石橋、ハジュ橋

    15世紀ごろの石橋、ハジュ橋

  • ペルセポリス

    ペルセポリス

  • 当時(紀元前5世紀)のレリーフ

    当時(紀元前5世紀)のレリーフ

  • ヤズドの沈黙の塔。

    ヤズドの沈黙の塔。

  • どっかの教会

    どっかの教会

  • ゾロアスター教の神様

    ゾロアスター教の神様

  • チャイハネ(喫茶店)

    チャイハネ(喫茶店)

  • チャイハネでしか食べられないアブグシュト。<br /><br />めちゃ美味!!!!

    チャイハネでしか食べられないアブグシュト。

    めちゃ美味!!!!

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