2012/07/31 - 2012/08/02
90位(同エリア105件中)
ずーくさん
『高速鉄道に乗る旅』と銘打ってはいますが、実態は出張。旅行の本当の目的は当地で開催された国際会議への出席です。
長沙のある湖南省と言えば、その暑さ、辛い食べ物、そして毛沢東ゆかりの地などで知られていますが、古くからの鉄道の大動脈・京広線や、新しい大動脈・武広旅客専用線(高速鉄道)が通る交通の要衝でもあります。
2007年以来2度目の中国、そして初めての華南地方。短い滞在だったので観光らしい観光もできませんでしたが、仕事の合間を見つけて買い物をしたり、そして高速鉄道に乗ってみたり。気ままな一人旅をしてきました。仕事のことを書いてもしょうがないので、まずは長沙までの往路と市内の様子など。
■全日程■
●7/31(火):東京⇒(航空機)北京⇒(航空機)長沙
●8/01(水):長沙(国際会議出席)
●8/02(木):長沙(国際会議出席)
8/03(金):長沙⇒(高速鉄道)武漢⇒(高速鉄道)長沙
8/04(土):長沙⇒(航空機)北京⇒(航空機)東京
- 旅行の満足度
- 3.5
- ホテル
- 4.0
- グルメ
- 2.5
- 交通
- 4.0
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 10万円 - 15万円
- 交通手段
- 鉄道 高速・路線バス タクシー 徒歩
- 航空会社
- 中国国際航空
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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朝イチのリムジンバスに乗って、羽田空港国際線ターミナルに到着したのは6時半前。
ご覧の通りガランとしていますが、リムジンは国内線利用の方で結構埋まっていました。皆さん朝早いんですね…
羽田の国際線を利用するのは2度目ですが、新しいターミナルから出発するのは今回が初めて。自宅からだと成田より羽田の方が近いので、何かと便利になりました。羽田空港(東京国際空港) 空港
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前夜は準備で2時半就寝、そして当日朝は3時半起床。ギリギリまで準備してなかった自分も悪いんですが、たった1時間の睡眠、眠気が早くも限界です。
というわけで、早々にチェックインと出国審査を済ませ、その先にあるクレカのラウンジで一休み。ここには足を延ばせるソファ(完全に横になれるわけではないのですが)もあるので、仮眠するには良いかもしれません。
まだ朝7時前、まだ誰もいないラウンジでzzz…。羽田空港(東京国際空港) 空港
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最終目的地である長沙には、日本からの直行便は飛んでいません。なのでどこかで経由しなければならないのですが、今回はチケットの都合上北京を経由することに。スターアライアンスにこだわらなければ、上海経由や広州経由などと言った選択肢もあったでしょう。
まず搭乗するのは、8:30発の北京行きCA184便。初めて乗る中国国際航空です。
搭乗開始は出発40分前と結構早め。北京空港は慢性的に混雑していて遅延が常態化していることで知られていますが、少しでも早く出発して遅延を回避しようということでしょうか。
飛行機は目論見通り(?)定刻より早い8:20に出発。羽田空港(東京国際空港) 空港
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出発して1時間ほどで朝食タイム。
オムレツとビーフヌードルの選択でビーフヌードルをいただきます。ほんのりカレー味。 -
機種はA321型機。かつては全日空が国内線で飛ばしていましたが、現在は国内線では飛んでおらず、比較的レアな部類の機種になってしまいました。200人近く搭乗できるのですが通路が1本しかなく、乗り降りの際に通路が大渋滞してしまうのが玉にキズ。
折からの寝不足で、食事時以外はほぼ寝っぱなしのフライトでしたが、夢うつつにかなり揺れたような記憶があります。 -
何と定刻より30分以上も早い10:40に北京空港到着。もともとかなり余裕を持たせたスケジュール設定なのでしょう。天気はあいにくの雨、外気温は22度。今回長袖は持ってきておらず多少寒いくらいですが、北京にいる間だけの辛抱。
初めての北京空港は沖止め。タラップを降りるのは何年ぶりでしょうか。
ところで中国の空港と言えば、かつては写真撮影に対して厳しかったと記憶していますが、今回の旅行中では、係員に止められるでもなく、比較的自由に撮影ができました。コンパクトデジカメだったのが良かったのかもしれませんが…北京首都国際空港 (PEK) 空港
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広大な北京空港の第3ターミナルビル。新交通システムのような乗り物でターミナル内を移動。
次なるフライト、長沙行きが出発するのは到着した場所からかなり遠く、何とターミナルの本当の端っこ。移動だけでかなり体力を消耗してしまいます。北京首都国際空港 (PEK) 空港
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そんなアナタに救いの手が!
ここ北京空港にはターミナル内にこのようなリラックスベンチが置いてあります。とは言っても大量にあるわけではなく、どうやらターミナルの端っこにしか置かれていないようです。
ご覧の通り空いていたので、しばし横になって休憩。…と思っていたらいつの間にか寝落ちしてしまい、気付いたら搭乗が始まっていました。危ない危ない!北京首都国際空港 (PEK) 空港
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次なる便は長沙行きのCA1373便、これまたA321型機。深セン航空との共同運航便。
前述のとおり遅延の多い北京発着便にあって、このフライトは定刻5分前にドアクローズ、そして定刻ぴったりにプッシュバック。何という奇跡!誰の日頃の行いが良かったんだろう!
…と思っていたら、プッシュバックが終わってから何と1時間の待機。見事遅延便と化したのでした。誰の日頃の行いが悪かったんだろう!北京首都国際空港 (PEK) 空港
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出発して30分過ぎ、国内線ですがしっかりした食事タイム。
チキンビーフンという言葉が聞き取れたのでそれにしました。後で周囲を見回してみた感じ、もう一つはポークと白米だったようです。 -
定刻より40分遅れて長沙到着。暑さで有名な湖南省、午後4時過ぎとは言え外気温33度というアナウンスに早速うんざり。
出席する会議のスタッフに出迎えていただき、ここから宿泊場所&会議開催場所のホテルまでタクシーで移動します。フロントガラスにヒビが入ったタクシー、運転席と後部座席との間には金網が張られていてびっくり。
空港から市内までは目安100元と聞いていたのですが、ホテルが郊外にありちょっと遠かったため120元でした。長沙黄花国際空港 (CSX) 空港
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宿泊したのは、長沙市中心部から南へ20分ほどの所にある長沙和一大酒店(Hollyear Hotel)。なかなかどこのホテル予約サイトにも出てきません。Google Mapで見ても工事中だったので、比較的新しいホテルなのでしょうか。
チェックイン時、私の名前が予約リストにないとのことで多少慌てましたが、最終的には部屋を確保できました。海外でこれは焦ります…。
(後日、このホテルを予約した中国の代理店から『ホテル利用の記録が届きました』とメールがあったので、恐らく代理店のミスではなく、フロントがよくチェックしていなかったということだったのでしょう…)都心から離れてはいますが快適でした by ずーくさん長沙和一大酒店 ホテル
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13階のデラックスルーム。ツインルームの1人使用!どこのお偉いさんでしょうか。日本ではなかなかできません。
テレビはCCTVなど中国の放送のみ、ネット接続無料、冷蔵庫なし、各種アメニティ類は全て有料、朝食込みで、4泊1,112元(約\14,000)也。シャワーの湯量が多少心もとなく感じましたが、綺麗で良いお部屋でした。都心から離れてはいますが快適でした by ずーくさん長沙和一大酒店 ホテル
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そうは言いつつ最近物騒な世の中ですから、戸締りだけはしっかりしたいものです。
Go to sleep before you locked the door。
そうですね。鍵を閉める前に寝ろ…って、え??都心から離れてはいますが快適でした by ずーくさん長沙和一大酒店 ホテル
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部屋の南向きの窓から眺めた、韶山南路という大通り。
中国と言えば自転車のイメージが強いかも知れませんが、ここ長沙では自転車はほとんど見かけず、代わりにバイクやスクーターが行き交っていました。
そしてこの車の多さ。モータリゼーションは確実に進んでいます。都心から離れてはいますが快適でした by ずーくさん長沙和一大酒店 ホテル
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毎日の朝食は1階のレストランで。
バイキング形式で色んな料理が並んでいるのですが、辛い料理の多い湖南省、辛い物が大の苦手な私は迂闊に手が出せず、辛くなさそうなチャーハンと水餃子、そしてオレンジジュースが定番メニュー。都心から離れてはいますが快適でした by ずーくさん長沙和一大酒店 ホテル
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昼食は通常付いていませんが、今回参加した会議の出席者にはこれまたバイキングの昼食が提供されました。
メニューは朝食と多少異なりますが、肉多め。物はためしで料理をいくつか少量ずついただいてみたのですが、どれも辛い(涙)白米が天国のように感じられます。
そして右側の鶏スープ。これは美味でした。 -
ホテルの近くにあった大学のキャンパス。
日本にも昔鉄道学園がありましたが、ここ中国では今でも鉄道はかなりメジャーな学問分野だそうです。 -
会議の合間を縫って市内見学。路線バスに乗り市中心部へ向かいます。
路線バスは非冷房車が1乗車1元、冷房車が1乗車2元。バス停には系統番号とルートだけが記載してあり、時刻表は掲示されていませんが、どの系統も数分置きに走っているようです。
バスは1回乗るまでに勇気がいりますが、1度勝手がわかってしまえば、かなり便利な乗り物と言えそうです。 -
滋賀県の方々にはおなじみ平和堂。滋賀県と湖南省が姉妹提携を結んでいることが縁でこちらに造られたそうです。
ここ長沙の平和堂はデパートのような風格ですが、地下には食品売り場があり、日本の食材も買えるので有難い限り。お土産探しにも良いかもしれません。
1階に見えるのは星巴克珈琲。読めますね? -
近くにあった味千ラーメン。そう言えば北京の空港にもありました。
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肯徳基(読めなくてもヒゲメガネのオッサンの絵で分かる)は1人旅の強い味方。
滞在時はちょうどロンドンオリンピックの開催中。テレビでは多くのチャンネルで中国選手の活躍を伝えていました。本来ならば夜更かしせずに寝るべきところなのですが、オリンピックのおかげで連日2時就寝。結局現地でも寝不足は解消されないのでした。
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長沙和一大酒店
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旅行記グループ 2012年7-8月長沙
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