★父と行く！ヨーロッパ旅行回想記ノルウェー　ベルゲン急行に乗るの巻★

2008/05/01 - 2008/05/01

本社勤務になって、「最終週は絶対会社を休めない」状態の営業とは違い、やることをやっていればフレックスタイム♪な業務に浮かれて、定年をしてから海外旅行に目覚めた父をヨーロッパに連れていきました。最近ニコンさんのHPにアップしていた写真が幸いにも見つかったので、お腹の調子が悪くて海外に中々いけない父を思いながらの回想旅行記です。

せっかく北欧まで来たのでフィヨルドを見ようと、ノルウェイまで来ました。
ストックホルムの、自称シティーボーイアダモちゃん（私の親友）」には「そんなクソ田舎いく意味が分からない」と悪態をつかれましたが（笑）

しかしアダモちゃんと別れ、父の面倒を一人で見ないといけないし、歩き方はないし（機内に忘れた）ちょっと不安なノルウェーの回想記です。

エリア オスロ(ノルウェー)

オスロー着。歩き方を私がなくしてしまったため、父は不満足の大表明。
挽回すべく、街中を散策し情報集めに余念がない私。

しかしこの日は５月１日、メーデーのためほとんどの博物館もお店も閉まっていました。日本の祝日とは違うのね。ムンク博物館もクローズで、ムンクの絵を見ることができなかった・・・次いつ来るか分からないのに。

だんだん気温が上がってきて、暑くなった父は衣装替え。

祝日でも開いているらしい「ノルウエー民族博物館」に行くため、市庁舎までテクテク歩いてきました。

ここからフェリーに乗れるらしい（夏のみ）

とりあえず乗り物好きの父はフェリーに乗れてご機嫌が直った。
フェリーを降りて１５分くらい歩き、博物館着。

ゴールという村から運んできた木造教会。ノルウエーに古くから伝わる建築らしい。恐らくこの博物館の目玉的存在。

これは初めてみました。屋根から草の生えている建物！
農家の建物らしい。屋根に土をかぶせているから冬でも暖かいから
なのかな・・・

この後同じような建物をどこかの国で見たような・・思い出せないけど。
ご存知の方！教えてください！

昔ながらのパンを作る実演もしていました。
200円くらいで購入（たかがパンなのに高いよ！）

まーまー美味しかったです。半分以上、父に食べられてしまいましたが。

旧民家が立ち並んでいます。
しばしヴァイキング時代にタイムスリップした気分でプラプラお散歩。

ここの博物館、期待していた以上に楽しかった！
オスローを訪れた際は是非！

博物館からフェリーで市庁舎に戻り、そこからトラムに乗って
「ヴィーゲラン公園」へ到着。

数え切れない程の彫刻が並ぶ、広大な公園です。
そしてココは無料で入れるのです。

北欧ではお金を落としすぎたのでお財布に優しいわ！

多分、この公園で一番の人気者の「おこりんぼう」。怒っています。

自分に子供ができて、出てきたのがコンナ子だったらオカルトだわ。

公園の、ザ・シンボル　「モノリッテン」老若男女、何体もの人体が組み合わさって塔になっています。

天気が良いので、空の青さに彫刻の白が引き立ちます。

奇女？？

公園はピクニックをする家族やカップルで溢れていました。

ノルウェーは男同士のカップルも多くて、ラブラブで公園散歩を楽しんでいる姿もよく見ました。

みーんな幸せだったら、その形はどんなんでも良いんだなと思った
ヴィーゲラン公園でした。

公園の後、夕飯を食べにカール・ヨハン通りへ。私に似ないで潔癖症の父は（時間がないっちゅーのに）シャワーを浴びに一度ホテルに戻り、公園で待ち合わせ。今日一日、暑かったし、よく歩いたので念願のビールです。

しかーしこのビール高すぎ！なんと一杯1800円。なんでやねん！高すぎるやろ！ちょっと大きめだけどさぁ。

ということで、酒好き親子も流石に２杯ずつ飲んで退散・・・

＜翌日＞
翌日はオスロ発の「ベルゲン急行」に乗ります。朝、父不機嫌全開だったため、駅とかで写真を撮れなかったぁ。うちの父、「ザ・昭和の父」しかもB型。細かい事が色々気になるらしいんだけど、英語が話せないので外国では全部それを私にやらせようとする。やっぱね、男の人はO型が良いと思います。おっとりで寛容ま北海道人で、血液がO型の男の人が結婚するにはよいかと思います。

B型は身勝手だしマイペースすぎるからダメだな。と偉そうにいう私もB型だが。

ベルゲン急行、どんどん上に上がっていきます。途中からは雪景色に。歩くスキーを楽しんでいる人達がたくさんいました。

付き添いで来ているらしいワンちゃん。外国の犬って感じです。

ミュルダールでフロム鉄道に乗り替え、フィヨルドに降ります。途中で5分間停ったフォースの滝。

フィヨルドまで降りてきました。これこそノルウエーという感じの景色です。明日はここから舟にのって、フィヨルドクルーズです。

今日のお宿はココ。ここにホテルは２つしかないみたい。もう１つの方が有名らしいのですが、予約が一杯だったので。

でもここのホテルも素敵でした。ここのレストランで、一人旅をしている日本人男性が地球の歩き方を読んでいるのを発見して、一晩借りることに成功！歩き方がないと心細いのよねぇ。

翌日、ベランダから写真を撮って欲しいという（我侭な）父のために、外に出てパシャリ。空気がキレイで気持ちのよい朝でした。

今日フィヨルドクルーズ♪
写真は荷物が盗まれないようにチェーンでスーツケースをくくりつけている父。マメです。

しかしこのマメが災いして、フェリーを降りる！というときに暗証番号がわからなくなって、アタフタした父。本人は年のせいにしていたけれど。

途中、ポツン、ポツンと小さい村が見えます。こんなところに住んでいたら船しか交通手段ないんだろうに。

鏡のような湖面を船は進んでいきます。

あまりにキレイな景色の中だと、忙しい日本での生活が嘘のように感じます。乗客は思い思いの時間を過ごします。

途中滝に立ち寄ります。

豪快です！運がよければこの滝の水を飲むことができるそう。
今回は残念でした。

どこの国でも船にはカモメがつきものです。

ちょうどポケットにパンが入っていたので、カモメに餌をあげてみます。
可愛いい（＞＜）

外国ではカモメに餌をあげるのが珍しいのか、餌をあげた私は英雄となりみんなが「すごいわね」と声をかけてくれます（笑）特に団体旅行中の韓国人のおじちゃん、おばちゃんのアイドル状態で、「一緒に写真をとって」攻撃にあいました。何故？？

さぁ、VOSSに到着です。３時間程のクルージングでした。

私達はソグネフィヨルドのみでしたが、ホテルで会った日本人男性は他のフィヨルドも回るらしい。羨ましいけど、こんな物価が高い国にこれ以上いたら破産しちゃうしな。　彼とはメルアドの交換をして次回はロンドンで会おうと約束し、ここでサヨナラです。

バスの時間まで１時間近くあったので、近くのお土産屋さんをブラブラ。ショップの前にあるトロール人形です。こんな顔しているけど、ノルウエーでは妖精さんです。見慣れてくると可愛く感じて（←旅行中によく陥りやすい罠）　３０００円近く払って小さいトロールをかってしまいました。

会社のデスクに飾ってたけど、「気持ち悪い」呼ばわりされていましたが・・お庭に飾ったらよいのかも♪

この左側の建物はホテルらしいです。こんな周りに何もないところで泊まる人なんているのかな？

時間になりバスが来たのでバスに乗り込み、最寄りの駅へ、更にそこから電車に乗ってベルゲンの街へと来ました。

ベルゲンでは飛行機まで２時間くらいあるので、荷物をロッカーに預けてベルゲン観光♪と思いましたが、ロッカーが分かりにくいところにあったのと、空港行きのバス停がすごく分かりづいらいところにあり、探すのに大変苦労して１時間ほどロスしました。

日本と比べて看板も適当だし、人も適当なんだもん（笑）

とりあえず港だけでも見ようと、進んでいくと見事な桜が！今年は本当にたくさんの桜が見られて贅沢だな。

何とかブリッゲンについて、ここでタイムアップ！ガイドブックの写真そのままの中性的眺め。ベルゲンは見所も多いので、もう一泊くらいした方がよかったかも。

この後駅まで戻り、分かりづいら空港行きのバスに乗り、ノルウェー航空からロンドン（３０００円くらいでした。やすっ。物価高いくせに）そこからライアン航空でダブリンへと飛びました。ツアーでは絶対ない、適当スケジュールです（笑）ノルウエーは素敵な国だけど、物価高すぎ！強力なスポンサーまたはパトロンができたらまた来ます！それ以外は無理！！