2012/06/14 - 2012/06/17
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cyangoさん
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現地時間6月14日(木)19:00。
ホテルにチェックイン後、すぐに向かった先は「サル・プレイエル(Salle Pleyel)」。
海外に行っているにもかかわらず「本場で本物の音楽に触れる」機会がなかなかありませんでした。
今回はほぼ100%自分でプランニング出来た事、Classictic.comという海外のクラシックコンサート専用予約サイトがあった事で実現できました。
サル・プレイエルへはホテルから地下鉄を1回乗り換えて約30分。
その名の通り、ショパンが愛したピアノ会社が所有していたコンサートホール。
現在はパリ管弦楽団とフランス放送フィルハーモニー管弦楽団のフランチャイズホールになっています。
ウィキによると何度も改装を繰り返して今のホールになっているとの事。
この日の演奏曲目は、「プロコフィエフ・ピアノ協奏曲第2番」&スクリャービン・交響曲第3番」。
ピアノはボリス・ベレゾフスキー(ロシア)、キリル・ペトレンコ(ロシア)指揮パリ管弦楽団。
個人的に近代クラシックは苦手です。
曲の主旋律も解りづらく感じるし、曲の進行が予想できない曲ばかり。
事前に購入した同曲のCDを何回聞いても「よーわからん」状態でした(ま、シロウトということで)。
でも、生で聞いたらビックリでした。感動でした。素晴らしい!
CDやFM放送では絶対に聞き取れないホールの響きや楽曲のニュアンス・・・。
「あ〜そうか、後期ロマン派以降はこうやってホールの中での響きや共鳴、演奏者の息づかいまでも音符の中に入っているんだ・・・」
特に「プロコフィエフ・ピアノ協奏曲第2番」の最後の5分間は(ここを中心に3回もアンコール)圧巻でした。
時差ぼけが吹っ飛んでしまいました。
ステージが近いし、響きも最高!そしてお客様が最高!
パリ管弦楽団(に限らず有名なオーケストラ)が来日すると、日本でのお客様は超丁寧に聞き入ります。というか畏まって聞きます。
でも地元パリでは「自分たちのオーケストラ」という感じで、とてもフレンドリーに期待している感じなのです。(日本で例えれば阪神タイガースの応援団みたいな感じ?)
会場直後(19:30)は客席もガラガラで「これは人気の無いプログラムなのかな?」と不安に思っていたら、開演5分前には満席。
仕事帰りのカップルや自宅の夕食準備を終えた主婦・老夫婦と思しき方達で埋め尽くされました。
演奏を終えたピアニストのボリス・ベレゾフスキーは、後半は客席で交響曲に聞き入っているし。
世界有数のオーケストラが市民の後押しもあって成り立っている、市民生活の一部になっている、という事を肌で感じる事が出来ました。
悲しいかな、日本にこの文化が完全に根付くにはもう暫く時間がかかるかな?
もしまた欧州を訪れる機会に恵まれたら、やっぱりクラシックコンサートは観たくなる。
そんな夜でした。
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 5.0
- ホテル
- 4.0
- ショッピング
- 4.0
- 交通
- 5.0
- 同行者
- 社員・団体旅行
- 一人あたり費用
- 30万円 - 50万円
- 交通手段
- 鉄道 観光バス タクシー
- 航空会社
- JAL
- 旅行の手配内容
- その他
- 利用旅行会社
- 内外航空サービス
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