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現地時間6月14日(木)19:00。<br />ホテルにチェックイン後、すぐに向かった先は「サル・プレイエル(Salle Pleyel)」。<br /><br />海外に行っているにもかかわらず「本場で本物の音楽に触れる」機会がなかなかありませんでした。<br /><br />今回はほぼ100%自分でプランニング出来た事、Classictic.comという海外のクラシックコンサート専用予約サイトがあった事で実現できました。<br /><br />サル・プレイエルへはホテルから地下鉄を1回乗り換えて約30分。<br /><br />その名の通り、ショパンが愛したピアノ会社が所有していたコンサートホール。<br />現在はパリ管弦楽団とフランス放送フィルハーモニー管弦楽団のフランチャイズホールになっています。<br />ウィキによると何度も改装を繰り返して今のホールになっているとの事。<br /><br />この日の演奏曲目は、「プロコフィエフ・ピアノ協奏曲第2番」&amp;スクリャービン・交響曲第3番」。<br />ピアノはボリス・ベレゾフスキー(ロシア)、キリル・ペトレンコ(ロシア)指揮パリ管弦楽団。<br /><br />個人的に近代クラシックは苦手です。<br />曲の主旋律も解りづらく感じるし、曲の進行が予想できない曲ばかり。<br />事前に購入した同曲のCDを何回聞いても「よーわからん」状態でした(ま、シロウトということで)。<br /><br />でも、生で聞いたらビックリでした。感動でした。素晴らしい!<br /><br />CDやFM放送では絶対に聞き取れないホールの響きや楽曲のニュアンス・・・。<br />「あ〜そうか、後期ロマン派以降はこうやってホールの中での響きや共鳴、演奏者の息づかいまでも音符の中に入っているんだ・・・」<br /><br />特に「プロコフィエフ・ピアノ協奏曲第2番」の最後の5分間は(ここを中心に3回もアンコール)圧巻でした。<br />時差ぼけが吹っ飛んでしまいました。<br /><br />ステージが近いし、響きも最高!そしてお客様が最高!<br /><br />パリ管弦楽団(に限らず有名なオーケストラ)が来日すると、日本でのお客様は超丁寧に聞き入ります。というか畏まって聞きます。<br /><br />でも地元パリでは「自分たちのオーケストラ」という感じで、とてもフレンドリーに期待している感じなのです。(日本で例えれば阪神タイガースの応援団みたいな感じ?)<br /><br />会場直後(19:30)は客席もガラガラで「これは人気の無いプログラムなのかな?」と不安に思っていたら、開演5分前には満席。<br />仕事帰りのカップルや自宅の夕食準備を終えた主婦・老夫婦と思しき方達で埋め尽くされました。<br /><br />演奏を終えたピアニストのボリス・ベレゾフスキーは、後半は客席で交響曲に聞き入っているし。<br /><br />世界有数のオーケストラが市民の後押しもあって成り立っている、市民生活の一部になっている、という事を肌で感じる事が出来ました。<br /><br />悲しいかな、日本にこの文化が完全に根付くにはもう暫く時間がかかるかな?<br /><br />もしまた欧州を訪れる機会に恵まれたら、やっぱりクラシックコンサートは観たくなる。<br />そんな夜でした。

France & U.K 2012 (サル・プレイエル)

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2012/06/14 - 2012/06/17

13360位(同エリア17021件中)

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cyangoさん

現地時間6月14日(木)19:00。
ホテルにチェックイン後、すぐに向かった先は「サル・プレイエル(Salle Pleyel)」。

海外に行っているにもかかわらず「本場で本物の音楽に触れる」機会がなかなかありませんでした。

今回はほぼ100%自分でプランニング出来た事、Classictic.comという海外のクラシックコンサート専用予約サイトがあった事で実現できました。

サル・プレイエルへはホテルから地下鉄を1回乗り換えて約30分。

その名の通り、ショパンが愛したピアノ会社が所有していたコンサートホール。
現在はパリ管弦楽団とフランス放送フィルハーモニー管弦楽団のフランチャイズホールになっています。
ウィキによると何度も改装を繰り返して今のホールになっているとの事。

この日の演奏曲目は、「プロコフィエフ・ピアノ協奏曲第2番」&スクリャービン・交響曲第3番」。
ピアノはボリス・ベレゾフスキー(ロシア)、キリル・ペトレンコ(ロシア)指揮パリ管弦楽団。

個人的に近代クラシックは苦手です。
曲の主旋律も解りづらく感じるし、曲の進行が予想できない曲ばかり。
事前に購入した同曲のCDを何回聞いても「よーわからん」状態でした(ま、シロウトということで)。

でも、生で聞いたらビックリでした。感動でした。素晴らしい!

CDやFM放送では絶対に聞き取れないホールの響きや楽曲のニュアンス・・・。
「あ〜そうか、後期ロマン派以降はこうやってホールの中での響きや共鳴、演奏者の息づかいまでも音符の中に入っているんだ・・・」

特に「プロコフィエフ・ピアノ協奏曲第2番」の最後の5分間は(ここを中心に3回もアンコール)圧巻でした。
時差ぼけが吹っ飛んでしまいました。

ステージが近いし、響きも最高!そしてお客様が最高!

パリ管弦楽団(に限らず有名なオーケストラ)が来日すると、日本でのお客様は超丁寧に聞き入ります。というか畏まって聞きます。

でも地元パリでは「自分たちのオーケストラ」という感じで、とてもフレンドリーに期待している感じなのです。(日本で例えれば阪神タイガースの応援団みたいな感じ?)

会場直後(19:30)は客席もガラガラで「これは人気の無いプログラムなのかな?」と不安に思っていたら、開演5分前には満席。
仕事帰りのカップルや自宅の夕食準備を終えた主婦・老夫婦と思しき方達で埋め尽くされました。

演奏を終えたピアニストのボリス・ベレゾフスキーは、後半は客席で交響曲に聞き入っているし。

世界有数のオーケストラが市民の後押しもあって成り立っている、市民生活の一部になっている、という事を肌で感じる事が出来ました。

悲しいかな、日本にこの文化が完全に根付くにはもう暫く時間がかかるかな?

もしまた欧州を訪れる機会に恵まれたら、やっぱりクラシックコンサートは観たくなる。
そんな夜でした。

旅行の満足度
5.0
観光
5.0
ホテル
4.0
ショッピング
4.0
交通
5.0
同行者
社員・団体旅行
一人あたり費用
30万円 - 50万円
交通手段
鉄道 観光バス タクシー
航空会社
JAL
旅行の手配内容
その他
利用旅行会社
内外航空サービス

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