第55回東京高円寺阿波おどり 　～迫力の踊りは本場の雰囲気がそのままです

2011/08/27 - 2011/08/27

2012年の第56回東京高円寺阿波おどりは、今年も、8月25日（土）26日（日）に行われる予定です。これに先立って、昨年の阿波踊りの様子をレポートします。

エリア 高円寺(東京)

早い時間に来たつもりが、高円寺の駅前から、もう相当に混んでいまして。通りの両側は、かなりの人垣。

高円寺駅 駅

何とか場所を確保し、待つことしばし。
人が動き始めました。

太鼓を肩から提げた男たちが威勢よく太鼓を響かせます。ドロドロ、ドロドロ。これは、腹の底から、揺さぶられますね。一気に雰囲気が盛り上がります。

場が盛り上がったところで、主役の踊り手がやってきます。

阿波踊りの独特の衣装。
赤や

青の衣装は、

涼しげでもあり、

踊りの調子に合わせて、

軽快です。

阿波踊りは、連というチームに分かれています。

それぞれが、スタートのところから、いろんな趣向を加えます。

踊り手の衣装の組み合わせに、男踊りや女踊りの変化も面白いです。

ひょうきんな男踊りも、

くだけただけではない。

何年もかかって、

踊りの芸を磨きに磨いた

研鑽の跡のようなものが感じられます。

そこに、また女踊り。

動きをあわせて、艶っぽいです。

それそれ。踊れや踊れ〜。

別の連。また太鼓から始まります。

子供も入った踊りは

賑やかで

みんなで踊るといった

楽しい雰囲気が

いっぱいです。

ちょっと、たよりなげにも見えますが、

ここから、

また、りっぱな踊り手が育っていくんでしょう。

女性の集団は密集しての踊り。指先まで神経が行き届いて、見せますねえ。

えっさ、えっさの掛け声も、うっとりするような魅力があります。

それをいったん冷ますような男踊り。

こっちも、ちゃんと見てくれよ〜。
腰の動きは、鍛え上げたもの。体全体がしなってます。

また、別のチームです。

少しづつ、

動きも違うような。
ただ、いずれにしても、揃えて見せるのがポイントです。

若い集団がやってきました。

一人一人が

練習の成果を披露したいという気持ちが前面に出ています。

そして、これに続く、

女踊りが、しっとりと場をまとめます。

また、男踊り。
これはちょうちんを持って、

うごきの切れで勝負です。

一方で、この若い踊り手たちも

やっぱり一人一人が

主役を張って、対抗します。

そして、また

女性の集団。
踊りの変化があって、飽きさせません。

以下も

こうした連の競演。

この連は黄色の衣装が

アクセントになって、

印象的です。

この連は、

鐘がすごい。

カンカン、

カンカン。叩きまくり。

踊り手も、

負けじと踊りまくり。

まだ、ぎこちない踊り手もいますが、

鐘の音に励まされて

えっさえっさ。

このチームも太鼓から。

ドロドロ、ドロドロ。

女性の踊り手が

すぐに続きます。

こちらの衣装は

ピンクに藍。

藍のアクセントが

よく効いています。

これはオーソドックスなタイプ。

踊りをしっかり見せています。指先の動きがとてもきれいです。

こちらは

少人数での踊り。

全体に変化をつける役割です。

若手の集団。

まだ、動きがちょっと揃いませんが、

勢いで、どんどん踊っていきます。それそれ。
二時間以上は見てたでしょうか。足ががくがく。この辺で退散します。

さて、これは、最後に高円寺の駅のホームから。
通りをいっぱいに使っての様子が手に取るように眺めれました。でも、あんまり見すぎてホームから落ちないように、気をつけましょう。

高円寺駅 駅