白でおめかし、お出迎えの半夏生と曽爾高原

2012/07/08 - 2012/07/08

宇陀郡御杖村神末の原田の谷と呼ばれる谷間の約４ヘクタールにハンゲショウの群生地があり、「半夏生園」として整備されている。
半夏生は「半化粧」とも書き七十二候の一つ「半夏生」のころ葉の表面が白くお化粧をしたようになるドクダミ科の植物。
一面に白くおめかしをした半夏生が我々をお出迎え。来週にまつりが予定されているそうだが、今日は訪れる人もなく、梅雨時の鬱陶しさを忘れさせる爽やかな色合いを二人っきりでゆっくりと楽しんだ。
この後は曽爾高原へ向かう。曽爾高原はススキが有名だが、ススキの季節以外にも湿原に咲く野草などが自生している。この日はお亀池周辺の湿原にミズチドリや野生は珍しいヒメユリ、草原にはカキラン、オカトラノオなどが咲きたくさんの蝶々も飛び交っていた。草原は爽やかな風が吹き抜けて梅雨の中休みの一時を楽しんだ。
最後に近くの曽爾高原ファームガーデンで地ビールをお土産にゲット、帰路に就いた。

エリア 室生・宇陀(奈良)

• 同行者: カップル・夫婦（シニア）
• 一人あたり費用: 1万円未満
• 交通手段: 私鉄

御杖神社ご神木「上津江杉」

御杖神社拝殿

神社境内のユキノシタ

半夏生園入口

半夏生園

半夏生

半夏生の花

ホタルブクロ

ドクダミ

ネジバナ

曽爾高原

ホタルブクロ

オカトラノオ

ベニシジミ

スジグロシロチョウ

モンシロチョウ

ヒョウモンチョウ

アザミ

ウツボグサ

カキラン

ミズチドリ

めったに見られないヒメユリ