<br />　　宇根山天文台で金星の太陽面通過を観察した後、珍しい花との出会いがあった。<br /><br />　三原市久井町は、”岩海”で有名なところだが、その岩海の近くに”宇根山天文台”がある。<br /><br />　久井の岩海は以前にマイページでも取り上げたことがあるが、宇根山天文台は二度目の訪問になる。<br /><br />　６月６日は、金星が太陽面を通過するというので、日本全国では先の金冠日食に続き大きな話題となり、天空を仰ぎ見た人も多かったことだろう。<br /><br />　早いもので、あれからひと月が経過した。<br /><br />　宇根山天文台の天体望遠鏡で金星の移動を見せていただいた帰途、久井町内を走っていたら珍しい花との出会いがあった。もっとも珍しいと思ったのは、自分だけかもしれないが・・・<br /><br />　花の名前には大変疎く、悲しいかなその花を見ても何という名前の花かさっぱりわからなかった。周りの人に尋ねればいいのだが、今更いい歳をしてこの花は何かと聞くわけにもいかない。<br /><br />　そこでネット検索してみることにした。検索項目は、<br /><br />　”球状の花　/ 茎が長い / 紫色 / 春から初夏にかけて咲く花　”等の条件を入力して検索したら、あったあった！<br /><br />　その花は、”アリウム・Allium”という花と判明！<br /><br />　他人に聞かないで、自分で花の名を調べてわかったときの喜びは何ともいえないものである。<br /><br />　このアリウムという花の原産地はヨーロッパ。北アメリカ、北アフリカ、アジアなどで、開花期は４月〜７月であること、草丈は２０ｃｍから１２０ｃｍであること、アリウムの仲間は３００種もあり、タマネギやにんにく、ラッキョ、ネギやワケギの仲間に入るらしい、主に生け花などに利用されているようだ。<br /><br />　いやーこの歳になるまで知りませんでした。それだけこの辺りでは珍しい花なんですが、久井町のとある農家の庭先で出会ったという訳・・・<br /><br />　金星の太陽面通過を見るために久井の天文台まで行かなかったら、この花との出会いはなかったであろう・・<br />

宇根山天文台へ、帰途花畑発見・・・

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2012/06/06 - 2012/06/06

136位(同エリア338件中)

#その他

Elliott-7さん

　
　　宇根山天文台で金星の太陽面通過を観察した後、珍しい花との出会いがあった。

　三原市久井町は、”岩海”で有名なところだが、その岩海の近くに”宇根山天文台”がある。

　久井の岩海は以前にマイページでも取り上げたことがあるが、宇根山天文台は二度目の訪問になる。

　６月６日は、金星が太陽面を通過するというので、日本全国では先の金冠日食に続き大きな話題となり、天空を仰ぎ見た人も多かったことだろう。

　早いもので、あれからひと月が経過した。

　宇根山天文台の天体望遠鏡で金星の移動を見せていただいた帰途、久井町内を走っていたら珍しい花との出会いがあった。もっとも珍しいと思ったのは、自分だけかもしれないが・・・

　花の名前には大変疎く、悲しいかなその花を見ても何という名前の花かさっぱりわからなかった。周りの人に尋ねればいいのだが、今更いい歳をしてこの花は何かと聞くわけにもいかない。

　そこでネット検索してみることにした。検索項目は、

　”球状の花　/ 茎が長い / 紫色 / 春から初夏にかけて咲く花　”等の条件を入力して検索したら、あったあった！

　その花は、”アリウム・Allium”という花と判明！

　他人に聞かないで、自分で花の名を調べてわかったときの喜びは何ともいえないものである。

　このアリウムという花の原産地はヨーロッパ。北アメリカ、北アフリカ、アジアなどで、開花期は４月〜７月であること、草丈は２０ｃｍから１２０ｃｍであること、アリウムの仲間は３００種もあり、タマネギやにんにく、ラッキョ、ネギやワケギの仲間に入るらしい、主に生け花などに利用されているようだ。

　いやーこの歳になるまで知りませんでした。それだけこの辺りでは珍しい花なんですが、久井町のとある農家の庭先で出会ったという訳・・・

　金星の太陽面通過を見るために久井の天文台まで行かなかったら、この花との出会いはなかったであろう・・

エリア

三原(広島)

同行者: 一人旅

交通手段: 自家用車

標高６９９メートルの備南最高峰，宇根山に立つ天文台です。

６０ｃｍの大型反射望遠鏡や，１５ｃｍ屈折望遠鏡，プラネタリウムなどガ設置されている。

　　　標　高：　６８７．５ｍ
　　　北　緯：　３４度３２分
　　　東　経：１３３度　４分
　　１５ｃｍ屈折望遠鏡も・・
　これが、６０ｃｍ反射望遠鏡（ニュートン・カセグレン式）
　　　この辺りでは大きな天体望遠鏡だ、

　　天体望遠鏡を直接覗くのではなく、白い紙に投影した太陽面を見る・・
　　周辺から見学者がやってきた・・
　　地元のＴＶカメラも取材にやってきていた・・

　階下のプラネタリウムで天文台の台長さんから解説があった・・

　「太陽と地球の間に月が入って皆既日食現象が起こるのです。月が遠くか近くかによって、皆既日食か金冠日食の違いとなる・・・云々」なるほど・・　
　太陽系の説明・・

　土星と木星がひときわ大きいことがよくわかる・・　

　水・金・地・火・木・土・天・海・冥と覚えたものだが、海・冥が、冥・海になったり、今では冥王星は小惑星として太陽系から除外されたとか・・・
　この八つの惑星が太陽の周りをグルグル廻っているんですなー

　地球は一日に一回自転しながら３６５日かけて太陽の周りを廻っているんですなー

　当たり前のことが、台長さんの解説でよくわかる、
　　金星の動きと満ち欠けの説明・・

　　明けの明星と宵の明星の違いについての解説が・・

　　明けの明星・・明け方に東の空に輝く金星

　　宵の明星・・日没後西の空に輝く金星

　　　
　「久井」という町は三原市に編入されるまでは、御調郡久井町であったが、この小さな町に天文台を設置したことは驚きである！
　
　当時の人口は、５５００人、久井高等学校もあったが２０１０年に廃校となっている。

　　　・・・天文台ドーム・・

　折角だから一枚だけアップしておこう・・

　金星が太陽の前面を黒い点となって通過する様子が見られる極めて珍しい現象で、天気が良ければ日本全国で見られた。

　右の黒い点が金星で、中の小さな黒い点は太陽の黒点、

　これは、投影画像なので左右が逆である・・午前１０時半頃
　
　時の経過とともに、刻々と金星が移動していくのがわかった。
　

　
　　係りの人が、金星の移動経過を模写している、
　　帰途、久井町で花畑が・・
　この時期ここを通ったことがなかった・・
　見事な花畑に車を止める・・