サッカーJ１リーグ・清水エスパルスの１０００得点・記念ゴールなるか！

2012/07/07 - 2012/07/07

サッカーJ１リーグの清水エスパルスが、チーム創設２０周年を迎えあと１点で１０００得点となる記念ゴールを見たいため、ホーム・グランドの「アウトソーシング・日本平スタジアム」へ、清水エスパルスVS川崎フロンターレ戦のサッカー観戦に行く。
本日は、午後６時試合開始ですが、まだ陽も高い４時に自転車で出かける。

ところが、試合はエスパルスが優勢に押し気味で展開するも、得点なしの＜０−０＞のスコアレス・ドローで期待はずれの結果でした。どうも岡崎選手がドイツへ、他の好選手が国内チームへ移籍して以来、チームの得点力、決定力の不足が否めず残念な結果でした。

でも本日は、グランドでの２０周年記念イベント、試合展開中のサポーターの応援合戦などを、ビールを飲みながら見物してストレス解消をはかりました。

エリア 清水(静岡)

• 同行者: カップル・夫婦（シニア）
• 交通手段: 徒歩

ｱｳﾄｿｰｼﾝｸﾞ･日本平スタジアムは、観光地・日本平の山麓にあります。

スタジアム名は、静岡市に本社のあるアウトソーシング社のネーミングライツ（命名権 ）とパートナーシップ契約締結により名付けられました。
（略称：アウスタ日本平）

サポーターは、街中から歩いて来る方も多い。

我が家からは、暑い中スタジアムまで自転車で行く。

清水エスパルスのＰＲ看板。

チーム名・Ｓ?PULSE の、＜エス：S＞は静岡・清水・サッカーの頭文字で、＜パルス：PULSE＞は英語で心臓の鼓動を意味します。

同じユニフォーム姿の家族連れのエスパルス・サポーター。

熱心な家族連れサポーターは、チーム・カラーと同じオレンジ色のポロシャツを着て気合を入れます。

バック・スタンドの指定席に入る。

エスパルス「創設２０周年記念イベント」のお知らせ看板。
２０年前、このスタジアムの完成オープニング記念試合を観戦した記憶が、よみがえりました。

当時、ヴェルディ川崎の中心選手の三浦知良氏（静岡市出身）も観戦に訪れていました。

本日は午後４時でも、陽はまだ高く、とても暑い。

照明設備の支柱の向こうに、伊豆の山々と駿河湾の海の一部が見えます。

応援チアリーダーが、サポーターを盛り上げるためダンス・パフォーマンス。

熱心なオレンジ軍団のサポーターは、午後６時試合開始にもかかわらず、すでにお昼すぎから集結して気勢を上げる。
Ｊリーグ開設の理念は、地元に密着した地域スポーツの振興ですが、エスパルスは、その目的と役割を達成しているものと思います。

もともと、当地では子どもサッカー、県内高校サッカー界では有力校が3校あり、ただ今人気のなでしこ女子サッカーの草分け的存在のチーム・「清水第八スポーツクラブ」がありました。

清水第八スポーツクラブは、全国女子サッカー選手権大会において、1981年に初優勝を果たし、以後圧倒的な強さで第8回大会まで7連覇を達成しました。

右端には、アフシン・ゴトビ監督の似顔絵。

同監督は、イランで生まれアメリカで育ち、ニック・ネームは
Lion　Heart。

東側スタンドには、川崎フロンターレのサポーターが集結してきました。

両チームのサポーター席は、対面上に離れて配置されサポーター同士の接触による、無用な乱闘が起きないように配慮されています。

ピッチ上のグリーンの芝生は、マス目（濃いｸﾞﾘｰﾝとその他ｿﾞｰﾝ)に整然と刈られ、選手にとって攻防面の守備位置が確認しやすい。

オフィシャル・グッズの専門ショップ。

チームは、１９９２年７月４日に創設され「２０周年記念イベント」で盛り上がる。

試合まえの選手記念撮影。
２０周年記念セレモニーにおいて、かって清水エスパルス・チームに在籍した前監督・長谷川健太、ＭＦ・澤登正朗の両氏も挨拶を行いました。

長谷川選手 … 元日本代表、エスパルス選手?監督
澤登　選手 … 元日本代表、’93年新人王受賞

相変わらず、気勢を上げるサポーター。
＜ ファン投票による２０年間で最強のベストイレブン ＞
ｴｽﾊﾟﾙｽ･ｸﾗﾌﾞの公式サイトによる受付 … 延べ８６,０７６票

＜監督＞ 　アルディレス ( 96?98 ) 96年・ ﾅﾋﾞｽｺ杯優勝
　　　　　　 　ﾍｯﾄﾞｺｰﾁ・ 長谷川健太
＜選手＞
ＦＷ　　・ 岡崎慎司　・長谷川健太
ＭＦ　 　・オリバ　　　・澤登正朗　・大榎克己　・伊東輝悦
ＤＦ　 　・森岡隆三　 ・斉藤俊秀　・堀池巧　　 ・市川大祐
ＧＫ　 　・真田雅則（故人） 控えGK・シジマール( 93? 95 )

観客席に、応援の大きな旗を広げる。
わが母校（高校：校風＝文武両道・質実剛健、校訓＝金剛の意志）は、Ｊリーグ界に数多くの選手、監督を輩出しています。

＜ おもなＯＢ選手 ＞　敬称略
･杉山隆一（元日本代表、'68年ﾒｷｼｺ五輪・銅ﾒﾀﾞﾘｽﾄ）　　　　　　　　　　
･長澤和明（元ジュビロ磐田監督、元日本代表、ﾀﾚﾝﾄ長澤　まさみさんの父）
･反町康治（元ベルマーレ平塚､ 元日本代表、北京五輪日本代表監督）
･長谷川健太（元清水エスパルス 元日本代表、元清水エスパルス監督）
･大榎克己（元清水エスパルス 元日本代表、元早大蹴球部監督）
･堀池 巧 （元清水エスパルス、元日本代表）
･武田修宏（元東京ヴェルディ1969、 元日本代表）
･相馬直樹（元鹿島アントラーズ、元川崎フロンターレ監督、元日本代表・'98 WC出場）
･斉藤俊秀（藤枝MYFC 元日本代表・'98WC登録ﾒﾝﾊﾞｰ）
･西澤明訓（元セレッソ大阪 元日本代表・'02WC出場）
･高原直泰（清水エスパルス 元日本代表・'06WC出場）
･内田篤人（シャルケ・現日本代表・'10WCﾒﾝﾊﾞｰ）

エスパルス・チームの試合前の練習。

このような練習のパフォーマンスも、観客に対する選手たちの見せ場です。

フロンターレ・チームの試合前の軽い練習。

＜Ｓ?PULSE FOREVER＞ の巨大な横断幕。
この旗の布端を持つ、何百人ものサポーターの協力により、観客へのパフォーマンスは成り立っています。

☆ 清水エスパルス 2012シーズン・クラブスローガン

「それは、すべての始まり、すべての根源
　そして同時に、最高位を意味するもの」

試合前に、グランドへ散水したため観客席に涼風が吹く。

芝生はメンテナンスがとても良いので、ピッチ状態は最高のコンディションでした。
芝生の手入れは、Jリーグのサッカー場の中でもＡクラスです。

グランドには、清水エスパルス・オフィシャル・チアリーダー・ORANGE WAVE が一列に整列する。

チアリーダーが再び登場して、試合の雰囲気を盛り上げる。

サポーターが、手に持つカラー・ボードで＜ ２０th ＞（20周年）と人文字を描く。

スタジアム周辺は、次第に日が暮れてきました。

チアリーダーが、メイン・スタンドに向かい応援パフォーマンスのダンスをショーアップする。

チーム創設２０周年記念のパフォーマンス。

エスパルスは、前半戦あと少しで得点のシーン。

試合展開は、エスパルスが優勢に押していましたが、ゴールに迫るチャンスは決定機が
２度だけ。

相手チームのフリーキック。

後半戦の試合終了真近かの攻防シーン。

試合結果は、スコアレス・ドローとなりました。

試合終盤に、一生懸命応援するサポーターたち。

エスパルスは、ＳＨ９本、ＣＫ６本打つも無得点。

一方フロンターレは、ＳＨ４本、ＣＫ４本打つも無得点。

ボード上の画面に、かって在籍した選手紹介。

ドイツ・ブンデスリーガ・VfBシュツットガルトへ移籍したFW「岡崎選手」が居れば、もう少し得点力と決定力があったのに…

本日の試合結果 ⇒ ０?０ と無得点のドロー。

試合後のゴトビ監督のコメントは …
（チームが２ヵ月間勝利なしのため）
「日照りが続き、農家が渇きを心配しているようだ」とコメントしてゴール欠乏症を嘆きました。

かって、日本代表監督・オシム氏には「オシム語録」があるように、とくに外国人監督のコメントには、ものの例え、言い回し、発想（哲学）に興味深いものがあります。

日本平スタジアムの収容人数２０，２９９人に対して、本日の来場者数は１４，１３３人と７割の入りでした。