マラッカ

2012/06/24 - 2012/06/24

クアラルンプールからの日帰りでマラッカへ。マレー鉄道に乗ってタンピン駅まで2時間15分、さらに車で40分と、車なら2時間で到着するところを天然ゴムやヤシのプランテーション農園を眺めながらのんびり鉄道旅。

エリア マラッカ(マレーシア)

• 旅行の満足度: 4.0
• 観光: 4.0
• グルメ: 3.0
• 交通: 4.0

• 同行者: 乳幼児連れ家族旅行
• 一人あたり費用: 1万円 - 3万円
• 交通手段: 鉄道 観光バス 徒歩
• 旅行の手配内容: 個別手配

前日にムルデカ・スクエアで準備の真っ最中だったクアラルンプール国際マラソン。暑い日中ではなく早朝のスタートだったようで、まだ暗い朝6時にはもう走っている人を見かけた。

前日に見学した白亜のムーア様式、クアラルンプール駅とは対照的に、近代的なターミナル駅のクアラルンプール・セントラル駅。北はタイ、南はシンガポールまで続く。

マレー鉄道の列車の中。プラス15RM(約380円)で1等車に。かろうじてリクライニング・シートといった感じ。

1等車の乗客には水とパウンドケーキが配られる。

車窓からの眺めはヤシのプランテーションが続く。

3駅目、2時間15分かけてようやくタンピン駅に到着。

プラセバンという駅名も併用されている。マラッカへの最寄り駅といっても、少し離れていて、ここから車で約40分。

まだ電化されておらずディーゼル機関車。

出発と同時に真っ黒な煙が煙突からモクモクと出てくる。

電線がないので線路の先も見通しがよく、さっぱりとした風景。

とても小さなタンピン駅の外観

切符売り場もこじんまりとしている。

小さな駅でもイスラム国家らしく礼拝のための部屋がある。

昼食はマレー系と中国系が入り混じったニョニャ料理。

ココナッツのカキ氷にパンダン?の葉のゼリーがのったデザート、「チェンドル」

いよいよマラッカの歴史地区へ。ポルトガル総督が建造した要塞、サンチャゴ砦。

マラッカ王国の宮殿を再現した「スルタン・パレス」。

サンチャゴ砦に埋め込まれたプレート。1511年に築かれたと。

サンチャゴ砦の上部。

セント・ポール協会へ向かう階段の途中から見下ろしたサンチャゴ砦。

小高い丘の上に建つセント・ポール協会からマラッカの海を眺める。

セント・ポール協会の内部。イエズス会の紋章もある。

破壊と再建が繰り返され、今は廃墟のままでポルトガル人の墓石だけが残る。

何かの美術館らしいけど忘れた。

海の方にはマラッカ・タワーと巨大なポルトガル船（ミュージアム）のレプリカが見える。

セント・ポール教会の前に建つ鐘楼。

白亜のフランシスコ・ザビエル像。ザビエルはここから日本へ布教にきたと。右手は嵐で無くなったと。

なぜか昔の消防車が飾られている。

地名の由来となったという「マラッカの木」。王がここで休んだときに何とかかんとかで・・・。

オランダ広場にはプロテスタントのキリスト教会、時計塔、噴水やオランダ総督の公邸などが並ぶ。オランダ統治時代は白かったものをイギリス時代に塗り替えられたと。

1886年に建てられた時計塔。

広場にはジャコウネコの像がたくさん。

オランダ広場の噴水は1904年にできた。

「ババ・ニョニャ・ヘリテージ」前の細い道路は日曜日ということもあってか大渋滞。

中国系とマレー系の混血、プラナカンの歴史と文化。

中国寺院の青雲亭は1646年に建立された当時のままだと。

写真を撮ってもいいよとポーズをとるお坊さん。

金柑はお供え用なので取らないでくださいと。

口の中に入っている玉を触ると縁起がよいと。

青雲亭は屋根の装飾が素晴らしいと。

トゥカン・エマス通りは青雲亭の他にイスラム寺院とヒンドゥー寺院が並んでいるところから「ハーモニー通り」と呼ばれている。

伝統的なショップハウスが並ぶハン・ジェバット通りはジョンカー・ストリートと呼ばれている。

ポルトガル村からの眺め。マラッカの海は遠くにタンカーが行き交う。

ホテルの前には大砲のレプリカ。海水浴向けではないようだ。

暑いのか、椰子の木の上でやたら甲高い声で鳴いていた鳥。これからクアラルンプールへ戻ります。