世界遺産の街　パフォス

2012/02/01 - 2012/02/01

かつてキプロスの首都として栄えた場所　
貴重な歴史的文化遺産が多く残されている　　
そのため街全体が世界遺産に登録されている　

パフォスの街はふたつにわかれている　
旧パフォス　カト・パフォスには　
２〜４世紀頃のローマ貴族の館が建ち並び　
ギリシャ神話を題材としたモザイク画が　
新パフォス　パノ・パフォスには　
紀元前３世紀から紀元前２世紀の　
巨大な地下墓地跡が残る　　

エリア パフォス(キプロス)

• 旅行の満足度: 4.5

パフォスの街は
キプロス島の西部　豊かな自然がひろがるエリア　
地中海が目の前です

旧パフォス　カト・パフォスの案内

パフォスのモザイクを見に行きます

壁に飾られたモザイクのレプリカ

ディオニソスの家へ

遺跡跡

　奥に建物内に保護された家があります

ディオニソスの家

　２世紀の裕福なローマ人の家
　発掘は１９６２年
　ギリシャ神話を題材にした床モチーフが
　大量の残されている
　酒神ディオニソス（バッカス）の
　モザイクが多く発掘された屋敷跡　

保護のため
通路が組まれています

ムフロンのモザイク

　１ｃ、２ｃ、５ｃコインに描かれている
　キプロス固有種の野生のヒツジ

ネコちゃんも見学

たくさんの西洋人グループの合間を
何とか入れてもらって見学

ディオニソスに
ワインの作り方を教わったイカリウスが
ワインの革袋を満載した牛車を引き
人々にワインをふるまっている

写真中央部分で
緩やかに曲線を描いたような段ができているのは
地震により地盤がずれたためだそうです

１２マスあるのは
１２か月を意味すると言っていたような

ナルキッソスのモザイク

　水面に映る自分の姿を見つめている

周囲には遺跡が

地中海も見える

突然の雨

遠くに虹が見えました

雨があがってくれるといいのだけれど

移動して

途中にあった
オスマン時代の入浴施設跡
ハマムかな

聖キリヤキ教会

　４世紀末　キプロスいのちの大聖堂
　フリソポリティッサが建てられたと言うが
　７世紀のアラブ人に襲撃ですべて壊されたと言う

建物のわきに

聖パウロの柱

　使徒パウロが縛られムチで打たれたと言う
　話が伝わる円柱
　柱にある碑文には
　パウロがのちにムチ打ちの刑を命令しローマ提督を
　キリスト教に改宗させたと記されている

　仕切りがされていて
　近づくことはできませんでした

デンマーク王がここで挙式をあげたと言う記念碑

パフォス城

　ビザンティン時代から城塞が築かれ
　ヴェネチア人が修復して使用していた
　しかしオスマン軍が攻め行ったときに破壊されている
　現存する城塞は、古い城を建材にして
　同じ場所に建てられたもの

　イギリス統治時代
　塩の倉庫として利用されていた

王族の墓へ
　
　１９７７年から発掘調査が行われ
　現在１１の墓が発掘されている
　さらなる発掘作業が続けれられている

全体図

ウエスタン・ネクロポリスと呼ばれる
中世の時代には、自宅として使う人が現れ
また１９世紀には盗賊が

一見、何もないように見えて

のぞいてみると
下に柱がならんでいる

ドーリア様式

円柱になっていないのは
途中で放棄？されたのだろうか

地下へ行ってみます

奥に墓室？が続いている

暗いのでフラッシュを使いました

人生は死後も続くと考えられ
墓は住まいとしてつくられている

死後も生前と同じように生活できるよう
使用人も同じ墓に入ったと言う

いくつかの墓が点在している

地下にたくさんに部屋がつくられている

正方形に彫られた墓

この労力が
単純にすごいと思ってしまう

すぐそばに地中海

まだ発掘されていない墓があるのだろう

海岸線を走る

何かがやってきそうな夕暮れ