浙江2★諸葛八卦村★当たるも八卦当たらぬも八卦…諸葛孔明の子孫が暮らす八卦村へ

2012/06/16 - 2012/06/17

大雨の日に行っちゃいました、
住民の大部分が諸葛孔明の子孫といわれる、
あの八卦村へ！！

八卦村は、昔は高隆村という名前だったそうですが、
住民の大部分が諸葛孔明の子孫ということで、
今は諸葛八卦村と呼ばれています。

陰陽の形をした池「鐘池」を中心に、村の建築が
「八陣図」の並びをしています。
村の大部分の建築は清の時代の古民居。

とても不思議な八卦村にいざ出発★


★★　杭州＆諸葛八卦村　旅行記　6/16〜17　★★
浙江1★杭州★夕暮れの西湖と蕭敬騰「有一種精神叫蕭敬騰」杭州演唱会
http://4travel.jp/traveler/blue_tropical_fish/album/10683337/

浙江2★諸葛八卦村★当たるも八卦当たらぬも八卦…諸葛孔明の子孫が暮らす八卦村へ
http://4travel.jp/traveler/blue_tropical_fish/album/10683508/

エリア 中国

• 旅行の満足度: 3.5
• 観光: 4.0
• 交通: 2.0

• 同行者: 一人旅
• 交通手段: 鉄道 高速・路線バス タクシー 徒歩
• 旅行の手配内容: 個別手配

あまり寝ていませんが、ホテル前からタクシーに乗って7時45分、バスターミナルに到着。

○　杭州南バスターミナル

チケット買います！

ネットで調べたところによると蘭渓まで行って、そこからミニバスに乗り換えて行く、ということでしたが、窓口で聞いてみたら、諸葛鎮行きのバスがあるとのこと。

無事チケットをゲット。

8時40分発の諸葛行きです。58元＋保険1元

バスの待合室

あれれ？蘭渓行きじゃないですか！！

心配になって運転手のおじさんに聞いたら、八卦村を通るとのこと。ほっとしてバスに乗り込みました。

3時間かかってやっと到着！！思ったより遠いです。

途中、めちゃくちゃ田舎の景色だったんで、八卦村を通り過ぎちゃったかと思って焦りました。

入場料80元

買わなくても村には入れます。ただ、展示のある建物に入るためには入場券が必要です。

ふと近くにある食堂みたいなところをのぞいたら、村民のおじいさんたちが麻雀に興じていました…

雨にぬれた石畳。

こういうところだったら雨の旅も悪くないかなと思う。

○　寿春堂

○　大経堂

明代後期に、高隆諸葛氏のために建てられた建築。「良い統治者になれなければ、良い医者になれ」というのが諸葛家の先祖代々からの家訓であり、諸葛家伝統の漢方文化を継承発展させてきました。今はここにその漢方文化をあらわす漢方薬が展示されています。

奥に数名パラソルの下に座っているおじさんたちが見えました。きっと土産物なんかを売っているのだろうなぁと思っていたのですが…

机には諸葛孔明の子孫の何代目…とかかれています。さすが諸葛孔明の子孫が住民のほとんどを占めるといわれる八卦村、土産物店なんかよりこういう占いの方が説得力があります。

○　雍睦堂

科挙に合格した諸葛家の人々を紹介しています。

こちらは「一科三挙人」の様子をあらわしたものです。

清乾隆53年、蘭渓県で3名の科挙合格者がでました。その3名全員が諸葛村の村民だったそうです。

雨足が強くなってきました。

○　警察局址

1918年に建てられた諸葛警察局址。蘭渓県警察局の郷鎮派出機構でした。もともとは建物が2棟と平屋が数軒、中央には会議兼尋問室、事務所などがありました。このほか拘留所が2棟と生活用に使われていた建物がありました。解放後は、民家として使われました。現在は外壁のみが以前の面影を残しています。

いい感じだなぁと思って写真を撮ろうとしたら中からおばさん登場でびっくり。

村の中心にある鐘池を探したのですが見つかりません。ここかなぁと思って歩いてきましたが、陰陽の形をしていません。

結局、通りがかった村民のおじさんに聞いて、何となく場所がわかりました。

そして…★

○　鐘池

角度がないのでわかりにくいですが、陰陽の形をしているのがわかりますか？

3年間行きたいといい続けて、遠かったので今まで来る機会がありませんでしたが、今回頑張ってここまで来てよかったです。

雨は降っていて大変でしたが、こういう町並みはかえって雨が降っていた方が風情があっていい、と個人的には思うし…満足です★

○　大公堂

元代に建てられた、江南唯一の武侯公記念堂です。諸葛家一族は毎年旧暦4月14日（諸葛孔明が誕生した日）のお祝いや家族の重要なイベントはここで行われています。高隆諸葛氏族の重要な祭事にも使われています。

村を一望できる場所に来ました！

お天気が悪いのが残念ですけど…

○　天一堂

清の同治年間に建てられた建築で、もともとは諸葛孔明から47代目の諸葛棠斎が創設した薬局でした。

当たるも八卦当たらぬも八卦の八卦食堂…。

こんなところに像があったとは。

このあと、1時50分ごろ、行きに乗ったバスのおっちゃんのバスに乗って、再び杭州へ。バスの本数が少ないと思ったので、雨の中とおりかかるバスを必死に見てました。無事に乗れてよかったです。結局2時間位しか村にいなかったので、バスに乗った途端、運転手のおっちゃんから「こんな短い時間でよかったのか？」と聞かれました…笑

杭州駅付近でバスを下ろしてもらい、バスを乗り換えて杭州駅へ。

5時15分、駅に到着。

G7324　杭州18：00→上海虹橋

本当は上海駅のほうが家に近いですが、ちょうどこの時間帯に虹橋駅行きしかなかったので、虹橋行きに乗りました。

7時に虹橋駅に到着。

虹橋駅

地下鉄で移動…

この旅行記へのコメント （2）

• アルデバランさん 2012/06/30 07:21:33

  諸葛八卦村経由蘭渓行き！

  熱帯魚様　こんにちわ
  諸葛八卦村、行かれたんですね。
  
  今月のＡＮＡの機内誌「翼の王国」で建徳の特集をやっており
  古鎮「新葉」の写真もありました。
  それを見てまた諸葛村、行ってみたいなあと思っていたところです。
  というのも前回、諸葛村を訪れた時に「上塘」ほとりの古街飯店の主人徐さんと親しくなり「ここよりもっとピャオリャン」と彼が言う近くの新葉に一緒に行く約束をしたからです。
  
  前々回は上海から金華まで列車、さらにバスで蘭渓経由。
  前回はバスで杭州南駅から蘭渓行きで蘭渓泊でしたが、確かに蘭渓から諸葛村は戻る感じでした…
  諸葛村を通る蘭渓行きの杭州南駅発のバスがあるとは知りませんでした…
  前回行ったときは暗くてしかも爆睡していたので気がつきませんでしたが、やはり通ったのかも。
  おかげさまで、これは今年中に行かなくっちゃ…と決意も新たにしました。
  
  しかし、3年間も思い続けて、実際に行ったとなると感無量でしょうね…
  

  熱帯魚さん からの返信 2012/07/06 22:08:46

  RE: 諸葛八卦村経由蘭渓行き！

  アルデバランさん
  
  こんばんは！
  コメントどうもありがとうございます！
  
  諸葛八卦村行ってきましたよ。
  上海から行くと遠いですね、かなり。
  泊まりで杭州から行く機会があったから杭州から
  日帰りでいけましたが、上海からだったら無理でしたね。
  
  そうですか、新葉という古鎮もあるんですね。
  一緒に行かれる約束をしたからには行かないとですね！
  どんなところだったか行かれたら写真見せてくださいね。
  
  杭州から諸葛鎮を通って、蘭渓に行く道は新しくできたようですよ。
  途中、高速道路ができて、アクセスしやすくなった、
  と中国のサイトに書いてありました。
  ほかのサイトには、蘭渓に行ってから、諸葛行きのミニバス
  に乗り換えていく、と書かれていたので、
  結局バスで行くには蘭渓まで行かなくちゃいけないのかと
  思っていたのですが、たまたまバスターミナルに着いたとき
  バスの時刻表を見たら「諸葛」という名前があったので
  窓口に聞いて、諸葛行きのバスがあると知りました。
  まあ結局は杭州南〜諸葛〜蘭渓のバスだったんですけど、
  杭州から1本でいけたのは楽でした。
  
  雨だからいくのやめようかと思いましたが、
  雨だからこそ見られた景色があり、
  それもなかなかよかったと自己満足しました…笑
  今度はもっとゆっくりと1泊2日くらいで行きたいものです。
  
  それでは！