2012/04/28 - 2012/04/29
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Johnny Asia Travellerさん
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インドの祝日(5/1 May Day)に有休をくっつけて、3泊5日でヨルダンへ。
「中東」「イスラム」というと、日本人にはちょっと辛気臭いイメージがあるが、ヨルダン人は陽気で人懐っこく、しかも皆めちゃめちゃ親切だった。
アラブ料理もなかなか美味かったし、想像以上にいい国で中東にハマったかも?
アンマンからバスを乗り継ぎ、最後は白タクに乗って、世界遺産ワディ・ラム保護区へ。
時間が遅かったのでどうなることかと心配したが、無事にベドウィンキャンプに泊まることができた。
光も音も無い砂漠で見た星空と、4WDで砂漠を爆走して目にした素晴らしい景色は一生忘れることはないだろう。
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 5.0
- ホテル
- 5.0
- グルメ
- 5.0
- 交通
- 4.0
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 1万円 - 3万円
- 交通手段
- 高速・路線バス タクシー
- 旅行の手配内容
- 個別手配
PR
-
腹ごしらえを済ませ、南部行きのバスターミナルであるムジャンマ・ジャヌーブまでタクシーで移動(メーターで3ディナール=約335円)。
ワディ・ラム行きのバスがどれかわからなかったのだが、マイクロバスのドライバーが10ディナール(約1130円)でワディ・ラムに行くというので、ちょっと怪しげだったが誘われるがままに乗ることに。イスラム教徒は、旅人には親切にするというコーランの教えに従うはずだから、まぁ大丈夫だろう(笑)
途中、何故か小さなバスターミナルのようなところで降ろされ、別のバスに乗せられる。別料金が取られないか確認したら大丈夫とのこと。うーん、この仕組みようわからん。しかし、待てど暮らせどバスが発車しない。時間の無駄じゃー!ワディ・ラムに日没までに着きたいのに大丈夫かな・・・?
結局、1時間ほど待たされ、ようやく出発。別料金を取られることもなかった。 -
バスは延々デザートハイウェイを南下していく。
だんだん砂漠が多くなってきて、ところどころで砂嵐も発生していた。 -
日本では見ることのない景色なので眺めているだけで楽しい。
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岩山と砂漠ばっかり。
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途中に停まったガソリンスタンドで、何故か乗客の一人がジュースを買って渡してくれた。言葉は全く通じないのに笑顔で渡してくれて、めっちゃ感激。やはり、イスラム教徒は旅人に優しい^^
5時間ほどかけて、ようやくワディ・ラムへ向かう分岐点までやってきた。この時点で既に夕方6時半。幸い、まだ明るいが早くワディ・ラムのビジターセンターに向かわねば!
ラッキーなことに一台白タクが停まっていたので、5ディナール(約560円)で手を打ち、ワディ・ラムへ行ってもらうことにした。 -
このジジイ、頭から白い布を被り、まさにイスラム教徒のアラブ人!というビン・ラディン的な外見で日本人的にはちょっと威圧されるのだが、めっちゃ陽気で車の中でもずっとカタコトで何かしゃべっては一人で笑っていた(笑)。
途中、車がパンクしてしまい、必死に直すジジイ。時間が無いのにぃ〜! -
夕暮れの砂漠。
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ジジイ、頑張れ!
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途中、反対方向からやってきた車。
ヨルダン人の子どもがかわいい。 -
ようやくタイヤ交換が終わり、再びワディ・ラムへ向けて出発。
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何とか7時にビジターセンターへ到着。
こんな時間だし飛び込みなので、ベドウィンキャンプが出来るか不安だったが、いいところが空いているとのこと。やったー!
ここから更に四駆に乗って、砂漠を走っていくらしい。とりあえずひと安心(^。^)
夕食、朝食、翌日の砂漠4WD爆走ツアー付で確か85ディナール(約9500円) -
ビジターセンターから真っ暗な砂漠を南へ走っていく。途中、ラム村の集落を通過し、更に車は漆黒の闇へ。
「遊牧民のキャンプ」というイメージから、単にテントと簡易な料理があるだけと思っていたので、到着したキャンプに着いてビックリ!テントと言っても三角の小さなものじゃなく、中にはちゃんとマットレスと掛け布団もあるし、トイレは水洗だし、シャワーもあるしで、想像以上に素晴らしいところだった。
後でネットを色々見てみると、日本からのツアーだとビジターセンター手前だけで終わってしまうようなインチキツアーも多いらしいので、飛び込みにもかかわらず本当にラッキーだったなと。
キャンプ前のところに、夕方から砂に埋めて蒸し焼きしていた料理があるということで、これが今日の夕食になる模様。 -
ジャーン。
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ランプの光の中での夕食。いいね、こういうのも。
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イチオシ
アラブパンだけでなく、ご飯もあったので日本人には嬉しい。
どれもめっちゃ美味しいのだが、食べきれないくらいのすさまじい量。
もう入りません・・・ -
全く光も音も無い中で見る月。
生まれて初めての経験。
古代の人たちと同じ状況で眺める月は、また格別だった。 -
朝6時前に起床。
キャンプの裏は岩山になっている。早速登ってみよう。 -
すげーーー
まさに絶景。
苦労して、ここまで来た甲斐ありやわ。
動画
http://youtu.be/ossSPz1_jiY -
下に見えるのが今回泊まったベドウィンキャンプ。
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イチオシ
だんだん明るくなってきた。
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砂漠をバックにパチリ。
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景色が非現実的過ぎて、今自分がいつの時代のどこにいるのかわからなくなってしまうような錯覚に陥る。
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巨大な岩山
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イチオシ
朝ごはんの時間。
見た目は地味だが、かなり美味かった。
左は少し甘みのある豆のペースト?を固めたような感じで、真ん中上部のものは何か不明だが、右上のオイルと一緒にアラブパンで食べると激うまだった。
一緒に飲むベドウィンティー(シャイ)も独特の風味でクセになる味。 -
実はビジターセンターで受付をしてくれたのが、このベドウィンの兄ちゃん。
その時はTシャツにジーンズという姿だったが、ここではベドウィン衣装を身にまとい、雰囲気を出してくれている。英語も上手でなかなか面白かった。 -
ここが泊まったテント。
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中はこんな感じ。
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さて、四駆ツアーに出よう。
先ほどのベドウィン兄ちゃんの運転で砂漠を爆走する。
気分はすっかりアラビアのローレンス。テーマ曲が頭に鳴り響く。
動画
http://youtu.be/ZiOfCq8_mlo -
イチオシ
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自然が作り出したこの壮大な景色。
ほんまにすごいわ。 -
まずはハザリ峡谷に到着。
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細い峡谷の中を進んでいく。
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ナバテア人が残した碑文。
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ラクダに乗る人間?
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2000年以上も前に描かれた壁画が今もなお残っているというのが凄い。
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ハザリ峡谷を後にし、サンド・デューン(砂丘)へ向かう。
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サンド・デューンに到着。
ここだけ、ちょっとした砂山のようになっている。 -
イチオシ
サンド・デューンから見たハザリ峡谷。
4WDのCMに使えそうな景色(笑)。 -
キメの細かいサラサラの砂で、サンダルで歩いても全然足に砂がくっつかない。
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何の虫の足跡。
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次はロレンスの泉。
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これは映画「アラビアのロレンス」撮影のために作られたものらしく、実際にロレンスが使った泉はもっと岩山の奥の方にあるらしい。
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女性のベドウィン。
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砂漠といえばラクダ。
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ラクダの行進。
2時間ツアーのはずだったが、1時間半で終了。まだ時間があるので、「知恵の七柱」など他にも少し周りたいと依頼したが、何故か通じず(通じないフリ?)。時間に関係なく、この3ヶ所がデフォルトなのかも知れない。ペトラへの移動を早めにしておきたかったので、深追いせず諦めることに。こんなに素晴らしい場所だとは思っていなかったので、今度はもっとゆっくり滞在したいな。
ペトラまではベドウィン兄ちゃんの知り合いの車を手配してもらったが、チャーターのため、50ディナール(約5600円)よりは下がらなかった。でも、ドライバーのおっちゃんはいい感じの人だったし、ペトラの適当な宿まで連れて行ってもらえるから、ヨシとしよう(後でネットで調べると、50ディナールはかなり良心的な価格のようだ)。
(世界遺産&映画ロケ地ペトラ編に続く)
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旅行記グループ 中東のイメージが変わる?ヨルダン縦断の旅
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