2012/05/16 - 2012/05/16
1704位(同エリア2788件中)
旅仁さん
下鴨神社へ葵祭・路頭の儀(行列)を見に行ってきました。
*今年は15日が雨天のため,16日に順延実施されました。
*写真の説明は,主に観覧席者に配布されたパンフレットから引用していますが,名前等に間違いがあるかもしれません(名前等のわかる表示類は一切ありませんでしたので)。
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[本列]
乗尻(のりじり)
*行列を先導する騎馬隊で左右各3騎。上賀茂神社の競馬会(くらべうまえ)の騎手 -
素襖(すおう)
*行列の先払い(藍色の竜の模様の衣・袴が素襖と呼ばれる) -
検非違使志(けびいしのさかん)
*検非違使庁の役人で、警察司法の担当 -
検非違使尉(けびいしのじょう)
*検非違使庁の役人で、警察司法の担当者,志より位は上 -
検非違使尉に随行する童女
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山城使(やましろつかい)
*山城介で国司庁の次官。この行列が御所を出るとすぐ洛外になり国司の所管に入るので警護の為に加わったものと考えられる -
御幣櫃(ごへいびつ)
*宮中から両神社へ納められる御幣物(ごへいぶつ)を入れた唐櫃 -
内蔵寮史生(くらりょうのししょう)
*御幣物を管理している内蔵寮の文官 -
内蔵寮史生
*両社(下鴨神社・上賀茂神社)に各1名が参向する -
走馬(そうめ)
*御馬(おうま)。両神社の神前で走らせ、神々にご覧に入れる馬 -
走馬
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馬寮使(めりょうつかい)
*走馬を司る左馬允(さまのじょう) -
馬寮使に随行する童女
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牛車(ぎっしゃ)
*俗に御所車といわれ、勅使の乗る車 -
綱を持つ牛童(うしわらわ)
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牛車につづく替え牛
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舞人(まいびと又はまいうど)
*東游(あづまあそび)を舞う武官 -
舞人
*6人の舞人がお供する -
勅使(ちょくし)
*天皇の使いで、行列中の最高位者 -
随身(ずいしん)
*高官の警護に当たる -
風流傘(ふりゅうがさ)
*大きな傘に紺布を張り、これに錦の帽額総(もこうふさ)などをかけわたし、上にさまざまの造花を盛ったもの -
陪従(べいじゅ又はばいじゅう)
*雅楽を奏する武官で両社の社頭で歌をうたい楽器を奏する役を勤める
*7人の陪従がお供する -
陪従と内蔵使(くらつかい)
*前が陪従、後ろが内蔵使
*内蔵使は内蔵寮の次官である。御祭文を俸持する役 -
風流傘
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風流傘に随行する童女
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[斎王代列]
斎院の女官たち -
命婦(みょうぶ)
*内侍司の中級の女官 -
女嬬(にょじゅ)
*内侍司に属し、食事をつかさどる女官 -
童女(わらわめ)と斎王代
*童女は行儀見習として奉仕する童女,めのわらわめとも云われた -
童女
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斎王代(さいおうだい)
*斎王は、平安時代には内親王が選ばれて祭に奉仕したものであるが、現在は未婚の市民女性から選ばれるで斎王代と称される。十二単衣(じゅうにひとえ)の大礼服装で、供奉者にかつがれた腰輿(およよ)という輿に乗って参向する
*腰輿は平安朝より牛車の下の乗り物として用いられた
*今年の斎王代を務めるのは「亀井 敦子」さん -
童女
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女嬬・采女・騎女の女官たち
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騎女(むなのりおんな)
*斎王付きの巫女(みかんこ、神事を司る女)で、騎馬で参向するのでその名がある,6騎の女丈夫采女 -
騎女
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騎女
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斎院の女官
*女別当・内侍・命婦でしようか?区別がわかりませんが,いずれも花笠をさしかけられているそうです
*女別当(おんなべっとう)は斎院の内侍以下を監督する役
*内侍(ないし)は上級を内侍のかみ、掌侍(ないしのじょう)ともいわれ、身分の高い家柄の女より採用される -
斎院の女官
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斎院の女官
*女嬬・采女でしようか?,いずれも花笠はさしかけられていないそうです
*采女(うねめ)は食事・供奉に奉仕した後宮の女官? -
采女
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蔵人所陪従(くらうどどころべいじゅう)
*斎院の物品、会計をつかさどる蔵人所の、雅楽を演奏する文官 -
牛車(ぎっしゃ)
*斎王の牛車で俗に女房車。斎院の女房(もっとも位の高い女官)が乗る -
牛車
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列の最後
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