春の「吉水園かえる祭り」・・・安芸太田町

2012/06/02 - 2012/06/02

　　「第８回かえるまつり」・・・安芸太田町

　６月２日に安芸太田町の太田川交流館をメイン会場として、「第８回吉水園かえるまつり」が開かれたので行ってきた。

　名勝「吉水園」については、昨年１１月１４日にマイページ、”加計・「吉水園」と「五サー市」を訪ねて”というタイトルで投稿してあるので、ご承知のことと思う。

　そこのページでも書かせてもらったが、「吉水園」は毎年５月上旬から６月下旬にかけて「森青蛙・モリアオガエル」の産卵が見られることでもよく知られている。

　この「吉水園のモリアオガエル」は県の天然記念物に指定されており、「モリアオガエル」の産卵を身近で見ることができる大変珍しい庭園なのだ。

　ここ安芸太田町は毎年この時期になると、吉水園の一般公開に合わせて「かえるまつり」を開催している。

　昨年の１１月に紅葉の吉水園を訪れて以来、半年が経過。「モリアオガエル」の産卵を見るために再び訪れることにした。

　メイン会場の太田川交流館前では、かえる太鼓、ダンス、県警音楽隊、神楽などの催し物が開かれ、近郊からやってきた見物客が屋台村などで買い物をしながら「まつり」を楽しんでいた。

　まつり会場を後にして、お目当ての吉水園へ行ってみることにした。この日は天気が良すぎて日差しも強い。

　このところ雨も少ないので、目指すモリアオガエルの卵塊がほとんど見られず残念！
　
　
　「森青蛙・モリアオガエル」について

　「モリアオガエル」は、水辺の樹上に産卵するという奇妙な習性をもつ青蛙の一種で、池の上に張り出した樹の枝にソフトボールくらいの直径１０〜１５センチほどの真っ白い泡状の塊が沢山ぶら下がっている。その数ざっと１４０〜１６０個くらいできるというが、この日はほんの数個しか見られず。

　その卵塊１個の中におよそ２００〜３００個ほどの卵が産み付けられており、それが１週間くらいで孵化（ふか）してオタマジャクシに、それは泡とともに池の中に落ちて幼蛙は２ヶ月後に裏の森に入っていくという。

　樹の枝の卵塊は蛇に狙われ、池に落ちたものはイモリが待ち伏せているからオタマジャクシが、「天敵」から生き延びて蛙として巣立つのはごく少数ということになる。


　　吉水園の公式ＨＰをご覧あれ・・

　　　http://yoshimizuen.com/index.html



　

エリア 三段峡・安芸太田・北広島(広島)

• 同行者: 一人旅
• 交通手段: 自家用車

　「第８回かえるまつり」のポスター

　　会場正面ゲート

　　メイン会場にて

　　吉水園へ移動・・・

　　今日は日差しが強い、

　　

　　卵塊は期待できず・・

　　吉水園の東屋で・・

　　あいにく卵塊が少ない・・

　　やっと見つけた・・

　これがモリアオガエルの卵塊・・・直径およそ１４ｃｍくらい

　この一個の中に２００〜３００個の卵が産み付けられている・・

　この卵塊は、別名「延命の小袋」と言われている

　　これも以前の写真から

　　これがモリアオガエルだ！

　　

　これは以前の写真・・

　このように数十個もの卵堺が見られるが、今回は数個しか見られず・・　

　休憩所

　いつもお邪魔する、「懐かしの小物屋」さん

　ここにもカエルが・・

　加計のメイン通りにある饅頭屋さん・・・

　

　名物、鮎最中が有名・・

　　町から少し離れたところにある安芸太田町交流センター

　　ここで「加計隅屋鉄山絵巻」展があった・・

　「加計隅屋鉄山絵巻」のパンフから・・

　　「加計隅屋鉄山絵巻」は、江戸時代のたたら製鉄を描いた絵巻で、

　　たたら鍛冶屋での作業や炭焼きの様子そこで働く人々を描いた絵巻物である。

　　撮影できなかったが、ロビーに複製があったので撮らせて頂く・・