荒涼としたトンガリロの大地　ＮＺドライブ紀行 2012.05 vol.12

2012/04/30 - 2012/04/30

ロトアイラ湖から国道47号をしばらく南下すると眼前にトンガリロの山並みと荒涼とした大地が広がります。ＮＺの放牧地の景色とガラッと雰囲気が変わって、人間の手が加えられていない自然な景色が楽しめます。

一つ前の旅行記でも記述しましたが、本来ならこの辺りもヨーロッパからの移民によって放牧地に変えられていた可能性もありましたが、当時のマオリの首長が彼らの聖地であるトンガリロの土地を国に寄進して、国の管理下に置くことで、乱開発を免れています。

火山が造り出した荒涼とした大地の風景は自然の厳しさを伝えると共に先人の土地を守る想いが伝わってきます。

エリア トンガリロ国立公園周辺(ニュージーランド)

• 旅行の満足度: 5.0
• 観光: 5.0

• 同行者: カップル・夫婦
• 一人あたり費用: 1万円未満
• 交通手段: レンタカー
• 旅行の手配内容: 個別手配

ロトアイラ湖を後にして、トンガリロ方面へ向かいます。道の両脇には森林が広がってました。

森を抜けると牧草地に２頭の馬がいました。寒いためか、馬がマントを羽織ってました。

馬は見渡す限り、２頭しかいませんでした。

近くの草を馬に与えてます。馬や羊がいると必ずそうするのはお約束のようです。

先ほどいたロトアイラ湖が遠方に見えました。

トンガリロの大地は高い木が無く、荒涼とした風景が広がっていました。遠くに見えるのはトンガリロ山。

200年ほど前の噴火の記録が残る最も古い時期から70回以上の噴火を繰り返しているトンガリロ山。今は穏やかな状態です。

道がずっとまっすぐ続いています。左側の山はルアペフ山。

車の通りも少なく、路肩に駐車して周りの景色を撮影。

ルアペフ山。

山頂付近には既に雪が薄っすらと積もってました。この山の周辺では映画『ロード・オブ・ザ・リング』のロケ地にもなったそうです。