カザフ＆ウズベク＆ちょびっと韓国６～カザフ世界遺産編～

2012/04/26 - 2012/05/06

今回、カザフスタンで唯一訪れることになった世界遺産がコジャ・アフメド・ヤサウィー廟。旅行記読んでると一様に「大したことない」って言われているけどいいのだ。一応行くのだ。

今回の旅路
４月26日　成田→ソウル→アルマティ　
４月27日　アルマティ　
４月28日　アルマティ　
４月29日　アルマティ→チャリンキャニオン→アルマティ　
４月30日　アルマティ→寝台列車泊　　
５月１日　トルキスタン　★ｲﾏｺｺ　→シムケント
５月２日　シムケント→タシケント
５月３日　タシケント→ヌクス→モイナク→ヌクス
５月４日　ヌクス→タシケント→機内泊
５月５日　ソウル
５月６日　ソウル→成田

エリア その他の都市(カザフスタン)

• 旅行の満足度: 3.0

• 同行者: 友人
• 一人あたり費用: 15万円 - 20万円
• 交通手段: 鉄道 高速・路線バス
• 旅行の手配内容: 個別手配

朝焼けの草原。目が覚めても、寝る前と同じ景色が広がっていた。

トイレに行きたくて部屋を出たが、なぜかトイレが閉まっている。使用中？車掌さんに何か言われたがカザフ語だったので全くわからず、暫く部屋に戻らずに待っていると駅に着いた。そうか、乗降の時間は閉めてるのね。そして乗ってきたお兄さんがチケットの見方わからなかったみたいで「俺の部屋どこ？」と尋ねられるという…私に聞くな。

先ほど何か言っていた車掌さんに呼び止められ、車掌室でコーヒー（激甘）とお菓子をご馳走になった。ついでに隣の部屋でカメラを充電させてもらう。車掌さんはこの長い旅路を終点まで２人態勢で勤務してるらしく、車掌室と休憩室を交互に利用してるみたい。

車掌さんは45歳、この電車の終点であるアクトベの出身。お前顔がカザフ人ぽいから、カザフ人と結婚したら真のカザフ人になれるぞと言われた(笑)。

やがてトルキスタンが近づいてきた。さっきの車掌さんが布団を片付けろーと呼びに来る。一晩を共にしたマラートさん＆サラさんともお別れ。２人は荷物を運ぶのを手伝ってくれて、駅のホームでキス＆ハグでお別れした。いつか２人の住むクズルオルダへも行ってみたいなあ。

さて、まずは荷物を預かってくれるところを探さないと。

英語とロシア語で荷物〜荷物〜言っているとスタッフらしき方が駅構内の奥の方にある預かり所へ連れてってくれた。若いお姉さんは英語そこそこ喋れる。おばちゃんのスタッフにはなぜか「フランス語話せる？ボンジュ〜ル」って言われた。何か私が会う人はロシア語話者＝フランス語話者であることが多い。なんでだろ？言語的には似てなそうなのにな。

駅前にはタクシーの客引きもいるけど、迷わずボロルートカ（友人命名）で行きます。20番のマルシュが中央バザールを通って廟まで行く。

マルシュルートカ、ドアに紐つけて運転手が引っ張れるというアナログ自動ドア(笑)

現地の人の顔つき＆服装がアルマティとは違う。ウズベキスタンに近いような。

マルシュルートカはしばらく広い通りを走っていたが、右に曲がったところで停車。前方に青いドームが見える。ああ、あれだあ。

近づいてみる。雲一つない空と草原の間にたたずむヤサウィー廟。去年のウズベクを思い出す。気候も似ている。乾燥しててとにかく暑い。

門から中へ。

長い通路を通って、廟へ。

中は撮影禁止なので写真はないですが、修復工事が終わってない中で敬虔なムスリムが熱心に祈りを捧げていた。女性はスカーフ着用必須（持ってなければ入り口でレンタルできる）。

クジャクと記念撮影とか、よくわかんないラクダのヌイグルミとかもあり。

廟全体図。

それにしても、聖地のはずなのに何やら爆音で音楽が聞こえてくる。向かい側の学校っぽいところから聞こえてくるが…。

音のする方へ近づいてみる。

ラクダと記念撮影とか。

そう、この日はカザフ民族統一の日という祝日なので、お祭りが開かれていたのだった。

暑いので、アイス買ってみた。アスタナアイス！

これが爆音の根源。民族音楽ぽい曲とかダンスとかが披露されていた。

トイレに行きたかったので隣にあるホテル「ヤシ」で借りることに。…が、「泊まらないの？でも。トイレだけ使いたいの？」とちょっと嫌がられた…。

再び廟へ戻る。こちらは裏側。ウズベク・ブルーと同じ。それもそのはず、ティムールさんの命で建てられたそう。

帰りのマルシュルートカは来た通りから一本隔てた小さな通りに来る。去年ウズベキスタンでよく見かけた中国製のストッカーが。やっぱりアルマティにいた時と違ってウズベキスタンにいるような感じがする。

一度駅まで戻って荷物を取り、再びマルシュに乗ってバザールじへ。このモデルさん日本人みたいね。

メロメン発見！前にＮＨＫで紹介されてたカザフの若手コーラスグループ。

歩○方はバスターミナルのことを「右手にある」と表現してるんだけど右手ってどこから見て右手なのさ。それらしきところが見つからないので人に聞くことに。

この門を越えた先のようです。アルマティはロシア語優勢だったけど、ここトルキスタンではぜんぜん聞こえてこない。現地の人は容赦なくカザフ語（ウズベク語かもしれないけど）で話しかけてくるが、こちらがロシア語で返すとロシア語に切り替えてくれるかんじ。

この建物の裏がバスターミナル。

シムケント行きはどこー？と聞いて、ターミナルにある小さな小屋でチケット買って乗り込む。

バスはエアコン動かずしめきりでめっちゃ暑い。通路挟んで隣にいた小学校高学年〜中学生くらいの女の子が「どこから来たの？」と興味津々に話しかけてくれて可愛かった。アジアっぽいのっぺりした顔立ちなのに色素は全部薄くて不思議だったなあ。

３〜４時間ほど暑さに耐えてシムケントへ。このバス、シムケント＆タシケント行きだったんだけど、なんだ？結局祝日でも国境開いていたのかしら…？