![天気予報がうまく外れて晴れとなった週末、わが町では二年に一度の大イベント・ユーゲントフェストが開催されました。<br /><br />ユーゲントフェスト?直訳すると「若者の祭」・・・?<br />夫や友人に尋ねても「ユーゲントフェストだよ!」とわけのわからない答えが返ってくるのみです。<br /><br />テレビでちらっと紹介していたのを見た感じでは、女の子は白いワンピース、男の子はネクタイといった正装でメインストリートを行進し、そののちテーブルといすが並べられた広い場所で、皆で食事(といってもソーセージ的なもの)をするという・・・<br /><br />(´・д・`)やっぱりわからん。<br /><br />とにかく子供メインのイベントだということは分かりました。<br />地元の新聞には数日前からタイムテーブルが載った立派なパンフが挟み込まれ、いやがおうにも気分が盛り上がります。<br />友人は、パレードの途上にあるレストランのテラス席を家族分予約するなど、えらい気合が入っていました。<br />なんかわくわくする~](https://cdn.4travel.jp/img/thumbnails/imk/travelogue_album/10/67/74/650x_10677406.jpg?updated_at=1339101046)
2012/06/01 - 2012/06/02
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kawakoさん
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天気予報がうまく外れて晴れとなった週末、わが町では二年に一度の大イベント・ユーゲントフェストが開催されました。
ユーゲントフェスト?直訳すると「若者の祭」・・・?
夫や友人に尋ねても「ユーゲントフェストだよ!」とわけのわからない答えが返ってくるのみです。
テレビでちらっと紹介していたのを見た感じでは、女の子は白いワンピース、男の子はネクタイといった正装でメインストリートを行進し、そののちテーブルといすが並べられた広い場所で、皆で食事(といってもソーセージ的なもの)をするという・・・
(´・д・`)やっぱりわからん。
とにかく子供メインのイベントだということは分かりました。
地元の新聞には数日前からタイムテーブルが載った立派なパンフが挟み込まれ、いやがおうにも気分が盛り上がります。
友人は、パレードの途上にあるレストランのテラス席を家族分予約するなど、えらい気合が入っていました。
なんかわくわくする~
- 同行者
- カップル・夫婦
- 交通手段
- 徒歩
-
木曜の朝、町の広場のあたりでは、なにやら作業が始まっています。
-
普段は駐車場の場所に、ぱっつんぱっつんにテントが広げられています!
-
午後通りがかったらだいぶ組みあがっていました。
Σ(゚∀゚)あ、ルナパークだ! -
そして金曜の夕方、うちの前の道に突如子供が大量発生!
-
なんじゃこりゃ!?ハーメルンの笛吹き男みたい!
子供だけでなく大人(多分保護者)も大勢歩いています。
どうやら明日のパレードの予行練習に向かうようです。 -
そして午後6時・・・突然轟音が!
-
夫が言うには、ユーゲントフェストの開催を知らせる大砲の音だそうです。
こんなことするなんて知らんかったわwww
慌ててカメラを構えましたが、時すでに遅し。
(Т∧Т)君にとっては常識でも、私には未知なんだよ〜 -
6時半ごろからやわやわと散歩に出かけたら、まだ子供たちが大勢ホールの前にいました。
明日の予行演習はうまくいったのかな? -
おわっ!なんじゃこの人ごみは・・・
通行止めになった町の広場から、重低音が響いてきます。 -
路上に仮設のステージが作られていて、すでに何かイベントの真っ最中。
スイスでも「アメリカン・アイドル」もどきのオーディション番組が大流行中なので、この小さなステージでも、そのようなことをしていました。 -
普段はありえないくらい、みっしりと人で埋まった広場の端にベンチの空きを見つけて、しばし賑やかしさを楽しみました。
-
ステージから流れるロックな音楽にあわせて、子供が踊っています。
-
すぐそばの川では、町のボートクラブが子供たちを乗せて舟を走らせていました。
こういうのを見ると、ユーゲントフェストって大人が子供をおもてなしするイベントなのかな?と思います。 -
夜の7時です。
-
広場はさらに人でギューギューです。
ビックリしたのは子供がメッチャ多いことです。
夫に言うと「ユーゲントフェストなんだから当たり前だよ」と言われました。 -
-
ステージではアルプホルンを演奏中。
やっとスイスっぽくなったな〜(´∀`) -
広場にはいくつも食べ物の屋台が出ていました。
町のメッツゲライ(肉屋)も屋台を出してソーセージを売っています。
店主の奥様、ハイジがせっせせっせと焼いていますが追いつかないようで列が全然減りません。 -
子供が大量に来ているので、ルナパークは大盛況。
このメリーゴーラウンド、凄い速度で回っているのですが、今朝部品を組み立てたんだよな〜と思うと余計怖くみえます。 -
観覧車は大人気!順番待ちの人たちがギッシリ立っています。
-
これ、乗り降りのときは係りの人が、人力であのかごを一つづつ動かして、手で支えながら乗客を乗せたりおろしたりしてるんですよ〜
-
しかもこのかご、乗客が動いて回せるらしく、でんぐり返しみたいにグルグル回転しているのもありました。
-
そして本番の土曜日。
今日は朝から子供たちが、学年ごとに何かのイベントに参加し、お昼を皆で食べたりしたようです。
私たちは12時半頃からまた広場に繰り出しました。
(^q^)目的はブラートブルスト(グリルソーセージ)です! -
町の小さな広場にぎっしりと大きなテントが建てられています。
この中で屋台で買ったものを食べることが出来るように、テーブルといすが置かれています。 -
昨日の喧騒がうそのよう。
今日は大人たちがノンビリと木陰でビールやワインを楽しんでいます。 -
噴水では子供がなにやらいたずら中〜
-
ルナパークは開店休業状態。
-
お店の人も退屈そうでした。
-
さすがに日向は暑いので、日陰の席を探してからメニュー拝見〜
どれどれ・・・ -
まずはフィッシュ・クヌスペリ(魚のフリット)でワインを一杯。
ん〜揚げたてはウマイ(^q^)♪ -
今日は地元のビッグバンドがジャズの演奏を始めました。
(´∀`)いい感じです。 -
そして肉屋のハイジが焼いたブラートブルストを(^q^)
ただのブルスト(ソーセージ)でなく「消防署のブルスト」だそうです。
チリが入ってスパイシーな味付けです。 -
ちょっと場所を変えて(といっても歩いて1分)今度は・・・
-
ケバブ〜(^q^)
スイスにはトルコから働きに来ている人たちが大勢住んでいるので、ケバブは大変メジャーな食べ物です。
ふちのパンを食べてしまってから写真を撮ったので、変な形に・・・すいません。 -
今日のようなイベントの日は、スイス国旗・州の旗・町の旗の三点セットがあちこちに飾られていますね〜
この後夕方のパレードまで時間があるので、一旦ウチに帰りました -
そして夕方4時半。いよいよパレードの始まりです!
向こうのほうから太鼓の音が聞こえてきます。 -
あれ?子供じゃないぞ (゚Д゚)
-
と思っていたら、後ろからカラフルな子供たちがやってきました。
Σ(゚Д゚) 服が白くない!
白いドレス姿の子供たちが歩いてくると思っていたのでビックリしました。 -
赤衣服を着た子供のグループの後からオレンジ、黄色と続きます。
どうやら学年ごとに色分けされているようです。
引率の先生たちも服の色を合わせていました。 -
黄色組は先生が一番目立っていました。
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さらに緑、青と続きます。
-
赤・オレンジ・黄色・緑・青・紫・・・
あぁ!虹ですね〜(゚∀゚ )
日本では虹は七色ですが、国によって色の数が違うんですよ。 -
まだあどけなさの残る紫組の後から・・・
-
今度は違うテーマの服装の子供たちが歩いてきました。
後で分かったのですが、farbig=カラフルが今回のパレードのテーマだったようです。 -
イチオシ
カメラに気付いてポーズをとってくれました。
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-
沿道にはわが子の写真を撮る父兄が待ち構えています。
パパ・ママの顔を見つけて、子供が笑顔になります。 -
また違うバンドが演奏しながら行進してきました。
素敵な服ですが、暑そう〜(;´Д`) -
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一人だけ、民族衣装のお姉さんがいました。
ニコニコ微笑みながら歩いています。きっと何百枚と撮られたんだろうなぁ〜 -
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Σ(゚∀゚)お!白い服の女の子が出てきました。
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白い服も手作りのようですね〜
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イチオシ
(´∀`)かわいい〜
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女の子の服装に比べ、男の子は簡単なものです。
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なぜ弓・・・?
パレードする子供たちの年齢が上がってきたあたりから、テーマがよくわからなくなっていきました。 -
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天使?
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テーマ「ヒッピー」
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ヒッピーなだけに裸足で歩く子もいました。
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テーマ「ゴシック」
もういっぱしの女性です。 -
「ゴシック」
なかなかセクシーな女の子たちに比べ、男子はこんなもんです。 -
???
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この子達のグループは「トゥルム!トゥルム!」と言いながら歩いています。
トゥルム=塔です。町の紋章にちなんでるのかな? -
鉛筆かな?
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この子たちは手に絵の具を持っていて、それをお互いにかけあっていました。
(´д`;)あぶねぇwww -
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また楽隊が行進してきました。
さすがに足並みがきれいに揃ってます。 -
町のホールで方向転換したパレードがまた戻ってきました。
この絵は、最後には色を塗り終わって完成したそうですよ。 -
天使と悪魔。なかなか決まってます。
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“ゴシックガールズ”がまた通り過ぎます。
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まだやってるし。
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私もパレードを追って移動します。
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町の広場は凄い人ごみです。
突然前のほうから歓声が・・・パレードの子供たちが持っていた風船を空に放ちました。 -
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さらにパレードを追って橋の上に来ました。
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パレードは川沿いの道を進んで・・・
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中央の建物は小学校、ここがパレードのゴールでした。
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夜になってもまだまだ人ごみが減りません。
むしろ増えてきたかな?
肉屋のハイジの屋台もこの盛況ぶり。かなりの儲けになったみたいです。 -
この観覧車、KAMIKAZE/カミカゼって名前なんですね〜今頃気付きました。
たしかに観覧車と思えぬ回転ぐあいで、なかなかハードな乗り物のようでした。
この夜は、ステージではDJショーもあって、夜中の二時までいろいろ続いたみたいです。
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この旅行記へのコメント (4)
-
- ハリーさん 2012/06/09 13:45:10
- たのしそう!
- kawakoさん、こんにちは。
楽しそう!
子供が生き生きしている。
子供が団結してお祭りを作り上げて、
街中で楽しんでいる感じ、素敵です。
天気も良くて、ワインもハイジのソーセージも美味しそうで…
空が青くて緑がきれいで…
あ〜〜〜〜!
またスイスに行きたい!
- kawakoさん からの返信 2012/06/12 20:59:22
- RE: たのしそう!
- 日曜祝日は店も閉店、テレビも面白くないヨーロッパでは、こういった週末のイベントは貴重で、子供も大人もみんな一生懸命楽しみます。
私の住むアールブルクは人口3400人程度の小さな自治体なのですが、この週末は周辺自治体からもたくさんの人たちが遊びに来たようで、えらいいっぱいでしたね。
肉屋のハイジ(決まり文句は「ハイジだけど山には住んでいないわよ〜」)は、実はお金持ち!
ここから車で15分ほどのところに、デカイ家と広い庭をもっています。
(庭には羊や馬などがうろついているので、もう牧場みたいなもん?)
そして極めつけは競走馬!
Junior/ユニオという名の馬なのですが、なかなか優秀なようで、レースでもいい成績らしいです。
そろそろ優雅な種馬生活にはいるのかな?まだまだ稼ぎそうですね。
-
- bergkristerさん 2012/06/09 10:20:01
- その街の本物の姿を見て
- kawakoさま
先般貴女様の投稿「クリスマス」でZofingenという街を初めて知りました。
お書きいただいた記事から本物のスイス、日常のスイスが浮かんできました。普通の観光旅行では知ることのできない情報は本当に貴重です。
有難うございました。
Vielen, vielen Dank !!
bergkrister
- kawakoさん からの返信 2012/06/11 06:02:16
- RE: その街の本物の姿を見て
- 日本人の知っているクリスマスは、アメリカのクリスマスであって、ヨーロッパのクリスマスは国ごとに様子が違います。
スイスでは州によってカソリックとプロテスタントに分かれているのですが、キリスト教の祭りがそれぞれ違っているので祝日も違います。
こんなに小さな国なのですが、住んでみるとその多様性に驚かされます。
そして、少しは均そうという気がひとっつもないことにも驚かされます。
面白い点ではあるのですが、私のような外国人にとっては時に厄介な点でもあります。
一番困るのは“言葉”です。
スイスには各地に強い方言があり、そもそもスイス・ドイツ語という、標準ドイツ語からは遠く離れた言葉を使っているので、私のようなドイツ語学習者にはほぼ理解不能です。
どのくらい違うかというと、ドイツ人用にスイスドイツ語を教える講座があるほどです。
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