2012/05/03 - 2012/05/05
208位(同エリア647件中)
迷子さん
とうとうアンガスも残り数日となりますた。
スコットランドって言うと・・・・・
ウィスキー!
バグパイプ
ロッホ(湖)にグレン(谷間)
キルトにタータンチェック
ネッシー?!
それらとは全然関係の無い
今回の旅でありますたが、
スコットランドの隠れた?一面を
探してのアチコチ散策も愉しかったでありますだ。
もしも、ピクトにちょっぴりでも
興味が湧いたら
是非、エディンバラーの国立博物館でも
ピクトの石達をご覧になって下さいませ<m(__)m>
- 旅行の満足度
- 5.0
- 同行者
- 家族旅行
- 交通手段
- レンタカー
- 旅行の手配内容
- 個別手配
PR
-
この日もちょっぴり国道を遠征で、
ダンディー市内の手前で適当に曲がり・・・
やっぱり途中で不安〜。
道を聞けば、奇跡のように
ドンピシャリのスーパーマーケットへの
最短コース!
買い物で結構な時間を潰し・・・・
結局又迷って辿り着いたカマスの十字架、
ここも私有地の中なんで
入ってもOKの許可は頂いたんすが
疲れてしまってカメラでズームインの
横着さでありますた〜。 -
横から眺めたカマスの森でやんす。
-
地図を頼りに
田舎道を進むと、
看板がありますた。
カーニュギーの
遺跡はこちらの方向・・・ -
と、振り返れば・・・
ひゃ〜!畑のド真ん中なんすね、
芽を出すたお豆さんを踏まないように〜・・・ -
そろりそろりと進むと
解説板もありやすた。
絵図で嘗ての様子が再現されてると
分かりやすくて助かりますな。 -
鉄器時代の集合住宅?!
家と通路と何かのスペースだったんだしょーかね。 -
近場にもう1箇所オードスティの
住居跡遺跡がありますた。
(ここも畑の真ん中だったっすョ)
大昔のここら辺は以外にも
人口密集地域だったんでありましょーか?! -
同じ様な作りであります。
-
これは・・・
線路の跡???まさかね。 -
程なく(途中で又ガーデンセンターに
おトイレ立ち寄りすますたが)
ダンディー市内に到着♪
さすが、アンガス1の都会ざんんす、
街中の駐車場はシッカリ有料で
御座いますた。
古い教会の塔の真横に
現代の看板?!
思いっきり不調和な感じなんすけど・・・。 -
古い建物が残ってる
一角も・・・。
因みに、
マーマレードは
ダンディー発祥のお品なんだって〜! -
何故か街中を行進する
ペンギンさんが〜!
ダンディーは南極探検とも
ご縁があるみたいっすね。
時間が無くて寄れなかったんすけど、
港の方には
彼の悲劇の南極探検スコット隊の
ディスカバリー号も
記念館となって展示繋留されてますだ。 -
そんで、町の中心の広場には、
こっちもダンディーの顔?!
デスパレーッテッド・ダンの旦那っす。
(漫画の主人公で好物は牛のパイ、
これがバスタブ程のでっかいパイなのだった)
この日は、なにやらエスニックな
ストール多く出店のマーケットが開催されてたっす。 -
おおぅ!
ここで出合った懐かし?の
バーンズ像!
(頭が切れちゃったけど・・・涙)
スコットランドの紙幣にもお顔が
印刷されてる位だからね。 -
イチオシ
バーンズさんの後ろには、
立派な建物の
マクナマス博物館&ギャラリー。
嬉しいことに
こちらも無料のありがたさ〜。 -
収蔵されてるピクト石を
拝みに来たであります。
こっちはシンプルな
三日月とV字にピクテッシュ・ビーストの
典型的なピクト柄っすね。 -
こっちは
もう少し凝った
装飾系?のお魚さん、
ナマズ〜゜・_・゜〜かな? -
ピクト石関連の他にも、
ヴィクトリアンな歴史関連から
自然史系の展示まで
一通り揃った博物館でありますた。
小さいけどショップとカフェも
御座います。 -
お腹も空いたんで、
近場のパブで遅いランチとなりますた。 -
折角アンガスに来たんで、
ステーキを注文すてみたっす。
これがアンガス牛かは・・・・・
分からねど、噛み応えのある
美味しいお肉ではありますた〜。
食後は、ショッピングモールで買い物
なんぞをして帰りますただョ。
(ここへ来て、迷子母が帰国日に関東で着る
半袖の服が欲しいと言い出しちゃったのだった) -
明けて翌日、
この日も国道を今度は東に向かい遠征っす。
途中で雨上がりの虹が出てたでやんすョ。 -
何処かの民家(っても立派なお屋敷風)の
玄関先にあった石。
多分、古代の立石じゃなくて
装飾用の石なんだと・・・。 -
ゆっくりとエスク河も流れてますだ。
-
地図に教会跡ってのが載ってたんで、
近くの高台
農家の畑へ登る道を行けば
対岸に廃墟の教会堂。
何だか絵になる風景でやんす。 -
イチオシ
そすて、予定の道を進むと、
モーフィーのスタンディング・ストーンに
御対面〜♪
以外にノッポさんで
3・4mも御座います。 -
海と河口が見えて来たでやんすョ。
-
鉄道の橋と並んでる
この橋を渡って暫く行くと・・・ -
東海岸に面すた
モントローズの町に到着。 -
ここらの町では
まだこの真赤な電話ボックスが
現役で何だか安心♪
やっぱ、こっちの方が
英国っぽくて素敵なだなぁと
思うであります。 -
教会の脇道を進んで・・・
-
イチオシ
振り返るとこんな
風景、これもいい感じ♪ -
こちらも
立派な作りの
モントローズ博物館。 -
ここのお宝は、
ピクトの石で
サムソン・ストーン。
旧約聖書のお話で
怪力サムソンがデリラに
力の元の髪の毛を剃られる
シーンが(見難いけど)右下に
彫られてますだ。
この場面はリンディスフアーンの
福音書(大英図書館で展示)からの
コピーなんだって。 -
後ろに彫られてるのは、
サムソンがロバの顎の骨で
大暴れしてる場面とか。 -
こちらのパネルには
ピクトの独特な
文様が解説されてますただ。
それぞれ
何を表したものかは
大体分かってるようっすが、
何の為に
この文様が組み合わされた石が
彼方此方に点在してるのか?
これはハッキリと解明されてないみたい。 -
他にも
この地域の歴史や
変わった刑罰の展示品とか、 -
スコットランドなんで?
ゴルフに関する展示やら、 -
港町なんで海洋関係とか、
小さいけど
コンパクトにまとまった
博物館で御座いますた。
(ここも無料で大変ありがたい) -
モントローズはやたら、
教会堂が多い町でありますただョ。 -
町の外側を走る鉄橋。
モントローズの北郊外には、結構有名な
元空軍基地の現在博物館があるんすね。
(有名なのは・・・「出る?!」名所だそうで) -
この日の午後はとっても大事な
お約束があったんで、
遅れないように車を飛ばすて・・・
(結局大部早く着いてすまった)
遣って来たのは
アブロースの北郊外の
セント・ヴィジーンでやんす。 -
駐車場もあって、結構
スコットレイルの列車が
行ったり来たりしてますだ。 -
周囲には、散策路も
整備されてて
ピクニックエリアもあるんで
お弁当持参で来ても
いい感じ〜。 -
へヘヘッ、ここへは
やっぱりね、ピクトの石目当てなんすね。
ここ数年はこの博物館は
改修工事で閉鎖中、毎年再開されるのを
チェックしつつ待ちわびていたでやんす。 -
ブロソックの小川を渡り、
元々この辺は8世から
ヴィジーン聖人を中心とすた
キリスト教の聖域だった
みたいでやんす。 -
マウンドの上には
現在の教区教会がありますた。
19世紀にここから
沢山のピクト石が発見されたんすね。 -
この何の変哲も無い
長屋の一角が博物館。
やっと再オープンされたものの、
今度は見学は要問い合わせになっちまい・・・
今回は普段は週末のみの予約開館を
頼み込んで見学出来るように
なったであります。
スコテッシュ・ヘリテイジさんありがとう!
嬉ぃ〜♪ -
期待に胸がドキドキ(^・^)
チョッと勇み足で
確認の電話までしちゃったり〜。
さぁ、貸切で見学よん! -
以外にスペースは小さかったっすが、
充実の30基の石達でやんす。
(破片のみってのもありますだが) -
当時から鹿は
身近な存在でモチーフになったんで
ありましょう。
実際、迷子達も何度か
森や田舎道で見掛けますただョ。 -
イチオシ
これなんかも、
もうピクト・オリジナルな
文様&動物が一杯! -
***************
ピクトとは??
(メチャクチャ端折って解説すよー?!その3)
5世紀頃にアイルランド北部から
渡ってきたスコット族ってのが
後に西部地域(主に現在のアーガイル地方)を
制服?ってかダルリアダ王国ってのを作っちゃって、
その際に同じアイルランドから遣って来た
コロンバ聖人
(アイオナ島に僧院を作ったり、ネス湖の
モンスターにヤキを入れたと言われる人物)
の到来を以て、スコットランドの東側も
キリスト教が入り込んだんすね。
各地に残ってたピクトの族長達も
次第にキリスト教に改宗。
(それで、ピクトの石にも十字架なんかが
刻まれるように・・・) -
イチオシ
キリスト教の影響が大きかったのか?
その後はピクトも西のダルリアダに
飲み込まれ・・・
歴史の彼方に消えて行ったのでありましょうか。
スコットランド自体が歴史をみれば
中でゴタゴタ、やっとこ纏まったと思えば
今度は対イングランドの歴史だしね。
何しろ、ピクトの民は自分達ではなんにも記録や記述が
残って無いそうで
謎の多い人達なんすね〜。
本格的に学術調査され出したのも
そんなに古くからでもないみたいだしね。 -
貸切見学だったんんで、解説もじっくり聞けて
この石なんかは、製作過程で
右から左の順序で進んでいたのではないか?
と、彫りの出来具合から推測されるそうっす。
学芸員さんのお話だと、
初期のシンプルな文様から
北方スカンジナビアとの繋がりもあるのでは?
と、あちらのスターブ木造教会に施されてる
装飾とも共通点が多そうだってことでしただ。
(見たことがある方には分かるかな?) -
う〜ん、旅の最後に
凄いコレクションが拝めて
非常に感動&感激で
御座いますた。 -
心も満足でノンビリと
帰り道を走りますだ。
相変わらずの菜の花一杯の
春のアンガスであります。 -
遠くに見えるのが
幹線国道A90号線、
平日なんでトラックや配送車が多いでやんす。
このまま真っ直ぐだとアバディーンの町、
南へはダンディー、パースと連なって
M90号線と成りエディンバラへ〜、
あんまり途中で立ち寄る観光客さん達は
いないんだろな・・・勿体無いなぁ〜。 -
こちらはマイナーな田舎道を行けば、
途中に真赤な電話ボックスと
子羊ちゃんズの幼稚園?! -
夕暮れに宿に戻れば、
こちらは野兎天国となってますた。
毎日出て来るんだけど、
すばしっこくって
中々写真に撮れなかったのだ。 -
相変わらず、裏の放牧場では
今日も仲良く一緒の
タロ&ジロでありますた。
こいつ等どうしてるかなぁ?
きっと今も一緒に居るんだろな。 -
アンガス最後の夜も月夜でありますただ。
(手持ちで夜景撮影はブレブレよん・・・涙)
あっ!と
言う間の1週間だったっすが、
アンガスは予想以上に素敵なところで
御座いますた。 -
早起きすて、お弁当もバッチリ準備!
途中でもう1箇所寄れなかったのが残念っすが、
これにて一旦デンマークへ戻りやす。
アンガスの全部に
ありがとう〜♪
思いで深い旅になったであります。
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この旅行記へのコメント (2)
-
- ちょめたんさん 2012/08/29 17:54:35
- アンガスのマクナマス博物館も可愛いだすな〜!
- 田舎道がまた何とも言えない風情だすね 石も一段とさえるだすね
無事生息していただすか!良かった具合でも悪いのかと思っただすよ具合の悪いのは愛車だしたか!娘も10年使った車がついに壊れかかってミラなんとかって言うのに替えたみたいだすでも被害がこちらにも少々降りかかって来ただす(ノω・、)。。。航空券は買って置かないと10月にはまた燃油上がりそうだすね 油断も隙もない毎日だすね!!
- 迷子さん からの返信 2012/08/31 10:57:36
- RE: アンガスのマクナマス博物館も可愛いだすな〜!
- 御訪問ありがとうねーっ!感謝m(__)m
マクナマス博物館は
昔は何の建物だったんだしょーね?
正面側はお城風でちょっとお洒落な感じですた。
まぁ、娘さんのお車も?!
来月、新しい車がやって来るんすが
今度はアッシの方がガタ来ちゃいますたぁ〜^_^;
オリンピックの頃から寝違えた肩が
全然元に戻んない・・・益々痛み出しちゃって、
月明けにはこっちが整形外科でメンテナンスが
必要みたいになってますだ。
ああ、歳を食うと機械も人間も大変どすなぁ〜。
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